特別編 〖 一番〗
放課後-
遼「さて、帰るか」
友達A「おーい!遼ー!一緒に帰ろうぜー?」
遼「わるい!姉と帰る約束だから。」
友達A「だとおもった。ヘイヘイ。」
と言いながら手を振って帰っていった。
さて、姉を迎えに行くか。3年の教室へ-
???「お、お前のことが好きだ!」
ん?と気になってみてみると見知らぬ男が姉貴に、告白していた……。よく見たら結構身長も、あって結構カッコイイ……。
奈々「気持ちは嬉しい。」
ズキッ。
え?なんで俺。胸が痛んだんだ?
奈々「でも、わたしには大切な人がいる。だからお前とは付き合うことは出来ない。」
え?好きな人?それって……。いや、そりゃそうだ。あれだけ可愛かったら好きな人くらいできる。なのになんなんだ?この気持ちは。
???「くっそぉぉぉ!」
男は叫んで去っていった。
奈々「ふぅ……。おい、いつまでそこにいるんだ?」
遼「!?」
遼「気づいてたの?」
奈々「そりゃあな。」
遼「姉さん、好きな人いるの?」
奈々「? なんで?」
遼「だって。大切な人って……?」
奈々「む?あ。あぁ!その話か。」
遼「……。」
奈々「お前のことだよ。私はお前の事が好きだ。まったくさみしそうな顔をするなよ、私がお前にメロメロなの知ってるクセに♡それとも嫉妬か?」
遼「そ、そんなわけねぇだろ!ただ、その……気になっただけだよ。」
奈々「可愛いなぁホント。お前以外に好きになる奴がいるかよ。ば~か♡」
と優しくおでこにデコピンされた。それが不覚にも可愛く思えた。
遼「そっか。ごめん。こんな質問して。」
奈々「いいよ別に。ただ、ヤキモチやいた遼は可愛かったなぁ!そっかそっか♪そこまで私のことを思っててくれたのかぁ♪」
遼「ちげぇよ!ったく。さっさと帰ろえぜ姉貴!」
奈々「そんなに怒らなくてもいいだろぉ?」
遼「怒ってません!」
奈々「絶対怒ってるって!」
遼「怒ってねぇから!」
奈々「ほらぁ!おこってるじゃーん?」
そうして夜はすぎていくのだった。
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前に書いた小説の改良版です。特別編をサンプルとして使います。コメントを貰う、閲覧者が100人こえたら続きを書いていきます。よろしくお願いします。