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バンダイ製1/72Aウイングスターファイターです。モデルグラフィックス7月号に作例として掲載されたものです。劇中Aウイングのプロップは2種類製作されておりキット化されたのは写真が多数残っている赤い塗り分けにはみだし部分がある機体(エグゼクターに突っ込む機体)です。今回はもう1機の赤い塗り分けにはみ出しが無くデス・スター2内に突入する機体を再現しました。右尾翼にダメージがある状態の写真もあり、プロップ同様ダメージの有無両方の状態にできるようにしています。考証に関してはプロップ研究家のキャベツ太郎氏にご協力いただきました。
電飾ですがエンジンノズル内のパーツが透明に成形されており容易にLEDを仕込めます。電球色の5mm砲弾型LEDを内蔵し、コクピット内は3mmLEDをコンソール前に空間を作って挿入、0.25mm光ファイバーを引いてあります。
パイロットは腕パーツをX-WINGパイロットの立像から持ってきて操縦桿を握らせました。よく議論になるパイロットの大きさですが、こちらのプロップはパイロットが小さいのでキットのものを使う方がよいと思います。
この機体固有の改造点としてはインテイクの後端内のパーツB4、B6の改造があります。B6下部の三角のパーツ2つを削り取り0.2mm真鍮線をV字型に貼ります。B4は両側の団子虫状パーツは使用するので削ぎ取り、中央部分はV8エンジンのパーツのようなので1/144ファルコン胴体にあるV8エンジンのモールドを削ぎ取って移植しました。
機首先端の白いパーツB1とB7は先端が太くなっているので、機首部を細く削り込むとプロップにより近づきます。砲身パーツB9が若干太いので砲身の白い部分を1.5mmの真鍮パイプ、赤い部分をキットのパーツを削って2.3mmに細めたものを組み合わせました。各部にある小さめの弾痕表現はヒートペンで着弾部周辺が捲れ上がるようにしています。
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