マックスファクトリー1/72キットです。

ストレートに組めば設定画どおりになりますが、 30年以上前に描かれたアニメのクルマです。
小さい頃には何とも思わなかったことが、なまじクルマ道楽を趣味にしたこともあり、
無駄に詳しくなったぶん、いろいろと気になることが多いので手を入れることにしました。

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まずタイヤがどう見ても下位カテゴリーのフォーミュラーのスリックにしか見えません
フェンダーからはみ出ているのも気持ち悪いので1mmほど幅を狭くして
プラ板の細切りを貼って簡単なパターンのブロックを作り
左右1本ずつ作った上で複製して数を揃えています。
設定画に忠実といえばそれまでですが、タカラ1/48SAKでは簡単なパターンが入っていました。
しかしマックスときたらソルティックであれだけ余計なアレンジをしておいて
こういうところに気が回らないあたりに相変わらずの愛の無さを感じます。

斜めの棒1本だけでタイヤを繋いでいる脚周りが理解できなかったので
サスペンションとして最低限これだけはいるだろうという構造にアレンジしました。
タイヤを細くしただけではフェンダーに収まらなかったので、車軸をカットして根元を削りました。

車体後部にフェンダーがないのも何だか怖いので追加。
テールランプが見当たらないので自作してフェンダー後部に取り付けました。
あまりにもショボすぎるステアリングはプラ材で作り直し。
シフトレバーを追加。サイドブレーキは足踏みでしょう、多分(笑)。
ミラーのステーは削り込んで細く、アンテナは金属線で作り直し。
ナンバープレートとマフラーのタイコと牽引フックを追加。
といったメニューでアウトラインは変えずに精度を上げる方向でいじってみました。

あのJ・ロックさんがドロドロのクルマに乗るわけないので汚しは控えめに。

サブメカの充実がダグラムの魅力、小粒ながら嬉しいアイテムでした。

しかしホイールベース1.8mでトレッド2mって、
こんなストラトスより危ないクルマ、誰が運転するんでしょう？
最大登坂能力72°ってのも超兵器すぎてたまりません(笑)。