天空ソード&マジックワールド。
「ここだよねムサシ君」
「ああ、冒険して一通りクリアしたら次はコースター制覇ってとこかな」
やってきたのは宮本久司とアンネ・フライベルクだ。
アイーダの酒場で久司は袴と刀を、アンネは踊り子の衣装を身にまといダンジョンへと繰り出す。
次々とダンジョンをクリアしていく久司とアンネのそばに不穏な影が忍び寄る。
スライムちょうちんとスライムぬいだ。
「ふっふっふ、美少女接近…セリアンスロゥピィじゃないのは残念だがそれでも美少女とくれば襲い甲斐があるというものw」
「そうと決まれば早速…だな?」
「危ない!!」
「え!?」
久司の声に振り向くアンネの頭上からスライムちょうちん、下からスライムぬいが襲い掛かってくる!
「きゃあ!何なのこいつら!」
必死に振りほどこうとするも、アンネの身体にしつこくまとわりついていく2体のスライム。
その特殊効果により徐々に踊り子のドレスが解け始めた。このままアンネが敵の手に落ちてしまうかに思われたまさに次の瞬間だった。
「…っ!!」
「「ギャアーーーーーーッ!!!」」
アンネが強く拳を握り、目を見開いた瞬間、強烈な電撃が2体のスライムを襲った。
今まで明かされてこなかったことだが、アンネは雷魔法の使い手であり、スライムへの対処法も心得ていたのである。
「ふぅ、ふぅったくこの変態スライムども…!さ、行こムサシ君!」
「は、はぁ…(女の子って怖い…)」
強烈な電撃にしびれて身動きが取れない2体のスライムを足で踏みつけ、2、3回つま先で踏みにじると、
アンネは久司の手を引きそのまま次のセクションへと向かったのであった。
…その日の晩、居酒屋あい。
「ちくしょう!ちくしょう!あんなに強いなんて聞いてねえよぉ!」
「強いのもそうだけどもう少し悶えてくれたっていいじゃんか……おかわり!」
「…二人とも、気持ちはわかるけどちょっと飲みすぎよ」
ちゃんちゃん。
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ピンチにしようものなら返り討ち。それがアンネw
ムサシ君:http://www.tinami.com/view/789726
アンネ:http://www.tinami.com/view/739789
スライムぬい:http://www.tinami.com/view/827722
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