No.841818 FE 蒼炎の軌跡 -異界の旅人-支配人さん 2016-04-10 23:51:13 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1622 閲覧ユーザー数:1289 |
クリミア王都メリエル
―レイside-
アイクの剣がアシュナードを貫き、狂王は騎竜の上に崩れ落ちるが…
「…我が敗れる、か。く、くくくくくくく…だが、まだだ。まだ…お前たちの力を見尽くしておらぬ」
「…何をする気だ?」
「今こそ、これを使う時ぞ…」
そう言いながら奴が手に持ったものは…!
「まさか!」
「アイク、離れろ!」
手にしたメダリオンの力が解放され、奴の身体を癒し、より強靭に進化させる
近くにいた俺とアイクは解放の衝撃で吹き飛ばされた
「逃げろっ!逃げるんだ、皆!!」
「…ふしゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………良い心地だ・・…」
「メダリオンを手にして…まだ正気を…?」
「オイオイ、メダリオンの力を使いこなしてやがるのか…?」
「くくくくくくく………参る…」
手近にいたアイクに振り下ろされた凶剣はすんでのところで俺が突きだした剣に受け止められ、弾かれた。
「レイ!」
「アイク、このままでは勝てない。他の部隊に回っている王たちをここに呼びよせるんだ!」
「しかし、今から伝令を送っても、数分はかかるぞ!?」
「俺が時間を稼ぐ!今のうちに体勢を立て直しな!」
「な!?それではお前が!」
先の攻防で今のメンバーで奴の鎧を貫けるのはアイクの持つラグネル、ナーシルのブレスしかない。だが、王たちの力なら貫ける可能性はある。
「お兄ちゃん!私も…」
「ダメだミスト、アイクを乗せて離れてろ。巻き込まれるぞ!」
「で、でも!」
「早く!心配するな、必ず帰る」
「…絶対だよ?教えてほしいことも、お話したいことも一杯、一杯あるんだからね!?絶対だよ!?」
「レイ、傷を癒したらすぐに戻る。死ぬなよ?」
俺達に近づいたミストの馬にアイクが乗ると、避難した本隊へと合流するべく離れて行った。
「……やれやれ、こりゃ帰らないとお説教コースだな」
「…最後のおしゃべりは終わったか?」
「律儀だねえ。会話してる最中に攻撃してこないなんて」
「会話の最中にも我の隙を狙っておったではないか。さぁ、邪魔ものはいなくなった。貴様の力をもっと見せてみよ!」
「は、逝けよ狂王。お前を生かしておいても、碌な事にはならねえからな!シャインセイバー、ダークブリンガー!」
剣を構える狂王を囲むように何十本もの聖剣と魔剣を召喚し、己も弾丸のように飛び出す。
狂王を落し、この戦乱を終わらせるために
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おかしいな…ポケモンの方を書いていたはずなのに・・・