(リクエスト壱)
「起きろ、北郷」
その声で呑気に眠っていた一刀は夢の世界から引き戻され、不機嫌そうに身体を起こした。
「もう着いたのか?」
「何を寝ぼけている。まだ出発したばかりだろうが」
「そうだったけ?」
心底呆れて一刀を見下ろしているのは雪蓮でも蓮華でもなく、あの思春だった。
他には誰もいなかった。
「まだ眠いんだけど」
簡単な造りの寝台から出ようとせず、逆に身体を沈ませていく。
豪快な欠伸を一つすると、殺気を含んだ視線をぶつけてくる思春に僅かに怯みながらも手招きして呼び寄せた。
「何だ?」
顔を近づけると、不意に一刀の両手が伸びて彼女を抱き寄せる。
「き、貴様…………!?」
文句を言う前に唇を塞がれてしまった思春。
力強く握っていた拳も、その力が弱まっていく。
二人がキスをするのは何もこれが初めてというわけではなかった。
一刀と雪蓮が新婚旅行から帰ってきた後、呉の国内では連日の婚儀があった。
蓮華から始まり、冥琳を初めとする呉の重臣達、小蓮、月、詠、恋、音々音、華雄、美羽、七乃、悠里、京、真雪、それに旅を共にした三人娘が次々と一刀の側室になっていった。
世の男が羨ましいと思うほどのハーレムを完成させてしまった一刀。
そして最後に残ったのは思春だけだった。
頑として側室になることを拒んでいた思春だったが、主命によりほぼ強制的な側室にさせられた。
だが、側室になっただけで、これまで一度たりとも一刀と寝台を共にすることは無かった。
それが急に寝台を共にして、彼女が女になったのかには理由があった。
ある日、蓮華に従って山越に同調する賊を討伐した時、思春の武器である、鈴音が長い戦によって疲労しついに根元から折れてしまった。
蓮華を守るはずの自分が、その武器を失ったことに人知れず気落ちしていた。
当然、蓮華も新しい武器を与えようとしたが、思春は感謝をして受け取ったが鈴音を失った穴を埋めることはできなかった。
そして彼女としては珍しく酒を浴びるように飲んで、たまたま通りかかった一刀に八つ当たりをした。
思春はあることないことを一刀にぶつけていき、最後に鈴音を失った自分は蓮華の役に立てなくなったと涙した。
いつもは毅然としており、隙など見せることのなかった思春に一刀は彼女を抱きしめて、優しく唇を重ねた。
怒ることなく彼のなすがままに思春は抱かれた。
唇を離すと一刀は、しばらくの間、自分に付き合って欲しいと思春に言うと彼女も素直に頷いた。
一刀は冥琳が引退した後に大都督に任じられ、その政務の合間を見つけては街へ思春を連れ出し、気晴らしにいろんなところに行った。
だが彼女の心は晴れることがなかったため、一刀は折れた鈴音を貸して欲しいと頼んだ。
「どうするつもりだ?」
「一月か二月ほど貸してもらうだけでいいんだけど、ダメかな?」
「理由を言え」
いくら折れたからといっても思春にとっては大切な物には変わりなかった。
「俺ができる限りのことをしてみるよ」
折れた剣が元に戻ることはないはずだと思春は思っていた。
だから何をしても無駄だと何度も言ったが、一刀は決して諦めなかった。
「失くしたらただでは済まさないぞ」
最後には脅されながらも一刀は鈴音を預かることができた。
それから二月ほどして、一刀は庭でぼんやりとしていた思春を捕まえて執務室に連れて行った。
「まず初めに謝っておくよ。すまん」
そう言って机の上に置いてあった木箱を開けて見せると、そこには鈴音の無残な姿があった。
「北郷…………貴様は何をした?」
信じられない光景に殺気を漂わせ始める思春。
「これはどういうことだ?」
理由次第では拳で殴りつけるつもりだった思春に一刀は視線をそらして、別の長い木箱を出してきた。
「これぐらいしか俺には無理だったよ」
思春に蓋を開けるように言うと、彼女は殺気を抑えることなくその蓋を開けた。
「これは……」
そこにあったのはまぎれもない鈴音だった。
ただし、鞘から抜かれた刀身は以前のものより短くなっていた。
「本当ならば元の長さの方がよかったんだけど、どこの鍛冶屋に聞いても無理だって言われてね、仕方なくこの長さにしたんだ」
短くなった刀身を鍛えなおして以前よりも強度をもたして欲しいという一刀の無理な願いを聞いた鍛冶屋が、長い時間をかけて作り上げた一品だった。
「本当にすまん」
これ以上ないぐらいに両手をあわせて謝る一刀を他所に、思春は短くなった鈴音を手に取った。
久しぶりに握った愛刀をかざしている思春から殺気が消えていった。
「思春…………?」
「北郷」
「は、はい」
勢いよく鈴音を振り下ろし、それを鞘に収めていく。
「今夜は暇か?」
「今夜?そうだな、今日は政務を片付けた後、今度の三国会議に出席する準備ぐらいだよ」
呉の大都督としての初の大仕事を蓮華から任された一刀。
ほぼ毎日のように寝台には誰かと一緒にいたが、さすがに出発前には各自、自重をしているらしく、この二、三日は一人で眠っていた。
「そうか」
それだけを言い残して鈴音を置いて執務室を出て行った。
一刀は鞘に納まった鈴音が気に入ってもらえなかったのかと思い、自分の力の無さに嘆いた。
だがそんな彼の心配もその夜には綺麗さっぱり消えていた。
一通りの準備を済ませて執務室の隣続きの部屋で休もうと寝台に入ろうとした時、思春がいつになく戸惑いながらやってきた。
「蓮華様が貴様と寝台を共にしろとおっしゃったのだ」
後日、蓮華にそれを聞いた時、彼女はそんなことを一言も言っていないと一刀は教えられた。
灯りを消した中で思春は寝台に入り、一刀へ自分から口付けを交わしていった。
久しぶりに誰かと共に過ごすということで、一刀もいつしか我慢できなくなり、二人は朝まで肌を重ねあった。
眠りから覚めた一刀が目にしたのは初めて見る思春の穏やかな寝顔だった。
束ねていた髪も解かれて、長い髪が垂れていた。
(冗談抜きで今の思春、可愛いなあ)
そして夜通し交わったことを思い出した一刀は思春を抱きしめると、彼女は目を覚ました。
「お、おはよう、思春」
「…………」
意識がまだはっきりしていない思春は寝ぼけ眼で一刀を見る。
「…………もう少し寝かせろ」
再び眠りについていく思春は、一刀の背中に手を回していた。
その日から思春は暇な時は一刀の手伝いをするようになったため、三国会議に赴く彼の護衛を蓮華から申し付けられた。
いつものように主命だから仕方ないといったものではなく、
「わかりました」
と短く受けただけだった。
それには蓮華と一刀を驚かせた。
そんなことがあって、船で出発してからというもの、思春は片時も一刀から離れることはなく、常に護衛の任を果たしていた。
昨晩も護衛だと言いながらも寝台を共にした。
当然、二人は朝まで求め合ったために一刀は眠気がまったくとれなかった。
それに対して、思春は疲れを感じさせていなかった。
いつも硬い表情が一刀と二人っきりのときは柔らかくなっていた。
「でも思春とこうして船旅っていうのもいいもんだな」
「遊びに行くのではないぞ」
「わかっているって。でも、着くまでまだまだ日にちあるんだし楽しまないとな」
一刀の言葉に思春はため息を漏らす。
護衛の任につきながらも傍にいることに何の抵抗もなくなっていた思春。
「まったく、私まで側室になるとは思いもしなかった」
「主命だなんていうなら俺から蓮華に言うけど?」
「いや、今は別にかまわない」
あれほど嫌悪感があった相手に自分からその身を捧げたことに思春は少しの後悔もなかった。
「北郷」
「なに?」
身体を摺り寄せていく思春を抱きしめる一刀。
「…………お前はこうやって蓮華様を誘惑したのだな」
「誘惑って…………」
「蓮華様が幸せそうな笑顔をするようになったのもお前のせいだ」
思春は思った。
自分では付き従うことしかできなかった。
一刀は心から蓮華を支え、幸せにしてくれている。
どこかで嫉妬している自分がいた。
だから常に一刀に対してどこか一線を引いていた。
「私はこれまでもこれからも蓮華様を支えていく。それが私の役目だ」
「うん。蓮華だって思春がいてくれないと困るよ」
「だが、今はお前の護衛をしなければならない」
昨晩を思い出すかのように一刀は思春を強く抱きしめていく。
「まったく。あれだけしたのにまだ足りないのか?」
「少し寝たら回復した」
性欲が強すぎるだろうと思春は思った。
すでに冥琳が懐妊していることが知れ渡り、一刀にとって第二子が産まれる。
「次は蓮華様だな」
「どうだろうな」
こればかりは一刀もわからなかった。
「雪蓮様もすっかり母親になられた」
「そうだな」
日々、ゆっくりと成長していく我が子に雪蓮はたっぷりの愛情を注いでいた。
「北郷」
「うん?」
「私にも子を宿したいか?」
思春の問いに一刀は頷いた。
「俺は思春にも雪蓮や冥琳と同じように幸せになってほしいよ」
「幸せか…………」
蓮華が幸せであれば自分も同じように幸せだと今まで思っていた思春だが、初めて抱かれたときから、それが妙な違和感となって彼女の中に広がっていた。
(私にとって蓮華様が幸せならそれでいいと思っていた…………)
だが、蓮華から初めて女として抱かれた時の感想を聞かれた思春は顔を真っ赤にしていた。
いつもの冷静さがまったくなく激しく動揺している姿に蓮華は、
「よかったわね」
と笑顔と共に祝福された。
それがどういう意味なのか、わからなかった思春だったが何度か一刀と共に眠っていると、何となく蓮華を支えているときとは違い、気を自然と抜いていることに気づいた。
初めはそれではまずいと思っていたが、一刀に抱かれるとただの女になっている自分がいて、何もかもを彼に委ねていた。
「北郷」
「なに?」
「此度の役目が終わって戻ったら子を宿せ」
「宿せって俺が産むんじゃあないんだけど?」
「当たり前だ。私に宿せと言っているんだ」
自分でも恥ずかしいことを言っていると自覚していながらも、自然とこぼれ出る言葉を止めることはできなかった。
「いいよ。思春にも産んでほしい」
「まったく、雪蓮様の言うとおり、お前は呉の種馬だな」
「無節操で悪うございました」
二人はお互いの顔を見て笑った。
「北郷」
「なに?」
「私は今でも蓮華様を第一に考えている」
「うん」
それは彼女が甘寧興覇である所以なのだと一刀もわかっていた。
「だからこれからもお前よりも蓮華様を守る」
「うん」
「だが、こうしてお前と二人でいるときはお前のことを考え、お前のことを守る」
主命ではなく自分の意志で決めた思春。
「だから私といるときは、蓮華様や雪蓮様よりも私を見ろ」
敬愛する主君よりも自分を見てほしい。
今までの思春であれば口が裂けても言うことのない言葉を、この時は何の躊躇もなく一刀に言えた。
「じゃあ、思春」
「何だ?」
「愛しているよ」
初めて言われた愛の告白に思春は顔が紅くなっていくのがわかり、それを見せまいと一刀の胸に顔を埋めていく。
「まったく……お前という奴は」
思春はそんな彼に静かに抱かれた。
夜になり、一刀は夜着に着替えて船上に出ていた。
その傍らには髪をおろした思春が立っていた。
風に任せて長江を上っていく船。
夜空には月が浮かび、夜の航路に灯りをもたらしていた。
「何度見ても、船からの月は綺麗だな」
雪蓮と新婚旅行に出かけたときも始めは船だった。
「私はもう見慣れてしまった」
思春はそれほど感傷に浸ってはいなかったが、一刀と同じように月を見上げていた。
雑音がほとんどない船上。
一刀は彼女の方を何度か見て、それから肩にゆっくりと手を伸ばしていく。
それに気づいた思春は振り払うことなく肩を抱かれた。
「私は他人から見れば卑しい江賊上がりだ。それでも蓮華様や雪蓮様は家臣にしてくださった」
昔を思い出すように思春は自分のこれまでのことを一刀に話した。
初めはただ江賊というだけで忌み嫌われ、ほとんどの者が敬遠していた思春を蓮華はいつも優しく声をかけていた。
それを良しとしない者が蓮華に思春と仲良くなるのはやめるようにと言っていたことを知った彼女は、一度は呉を去ろうとした。
それでも蓮華は彼女を突き放すことはしなかった。
思春はなぜ自分にそれほどまでに温情をかけるのか、ある時、聞いてみた。
「貴女はどうして私のような者を受け入れるのですか?」
乱世の中でその甘さゆえに命を失うこともあった。
自分がその気になれば何時裏切り、その命を狙うことも考えられるはずだった。
蓮華は驚きつつも、こう言った。
「だって今の貴女は孫家の大切な家臣なのよ?どうして拒絶しなければいけないの?」
江賊としての自分ではなく孫呉の家臣と言ってくれた蓮華に思春は返す言葉がなかった。
その恩義に報いるために思春は必死になって孫家、特に蓮華のために戦い抜いた。
そして明命と共に親衛隊に任じられたとき、よりいっそう忠誠を捧げ、周りからもようやく認められるようになった。
「私にとって蓮華様はすべてだった」
思春は十分すぎるほど恩を受け、それ以上の忠義を貫いていた。
だが、そこへ現れた天の御遣いと称される北郷一刀は、今までの誰よりもあっさりと思春を一人の女と見ていた。
蓮華と同じように扱われることに対しても殺意を何度も抱いたこともあった。
それと同時に自分の頭のどこかに無意識に彼を見ていた。
蓮華と一緒にいるとき、彼女よりも一刀のほうを見ていた自分に愕然とした。
「全てはお前のせいだ」
思春は一刀を睨みつけるが、そこに殺気は全くこもっていなかった。
あるのは多少の呆れと笑み。
「鈴音を失った私を励ましてくれたのもお前と蓮華様だった。蓮華様は代わりの剣を、お前は鈴音を再び私に与えてくれた」
蓮華からもらった剣は自分の屋敷に置いてあり、短くなった鈴音は身につけていた。
「北郷」
「なんだ?」
「私のような女を側室にして嬉しいか?」
もしどこかで遠慮することでもあるのならば、この場で今までのことはなかったことにしようと思春は思った。
「思春はどうなんだ?」
「質問をしているのは私のほうだ」
「う~~~~~ん」
なぜか悩み始める一刀。
それを見て彼女は心のどこかで諦めていた。
「俺の答えは初めから決まっているんだけど、言わないとダメ?」
「ダメだ。さもないとこの場で斬るぞ」
脅しをかける思春は一刀の手を払いのけて腰に差している鈴音に手をかける。
「仕方ないなあ~……」
一刀は頭を掻き、そして何も言わずに彼女を抱きしめた。
「なっ……」
鈴音から手を離した思春に一刀は軽い口付けをした。
「これが俺の答え…………ってことでいいかな?」
「…………」
呆然としている思春。
「今度は思春の番だぞ。本当に俺の側室なんかでいいのか?」
一刀からすれば思春は髪を下ろせば十分、魅力的な女性だと思っていた。
普段は任務があるために髪を束ねているが、個人的な意見としては今の方が気に入っていた。
「答えを聞きたいか?」
「当たり前だ。俺だって答えたんだからな」
「ならこれが私の答えだ」
そう言って思春は一刀に口付けをした。
さっきよりも深く、身体ごと一刀を包み込んでいく。
「これが私の答えだ。文句あるか?」
「……いや、全然」
一刀は短く答え、もう一度、口付けをした。
お互いの両手は離さないようにしっかり背中にまわしていた。
唇を離すと思春は夜空に浮かぶ月を見上げた。
「今日も寝かさないから覚悟しておけ」
「マジか?」
「当然だ。昨日は私が先に眠ってしまったが、今日はお前を先に寝かせてやる」
寝顔を見られたことを気にしていた思春はそのお返しをするつもりだった。
「それに子を宿してもらわなければな」
いつしか好意をもつようになっていた男に全てを委ねる思春。
「だが先に宿すのは蓮華様だからな。そこは間違えるな」
「無理言わないでくれ」
「天の御遣いならばそれぐらいできて当然だ」
無茶苦茶なことを言われながらも一刀は苦笑するだけだった。
船内の都督用の部屋に戻った二人は手加減などすることのないほど求め合い、ようやく落ち着いたのは空が明け始めようとした頃だった。
寝台の上では一刀に寄り添うようにして眠っている思春と、そんな彼女の長い髪を優しく撫でている一刀がいた。
「これで三連勝かな?」
結局、今回も先に眠ってしまったのは思春の方だった。
起きればまたリベンジをしてくるのかなあと思っていた一刀はふと、机の上に置かれている鈴音を見つけた。
自分の独断で短くしてしまった鈴音を思春は文句を言うことなく、いつも持っていてくれることが嬉しかった。
「すまないな。大切な剣をあんな姿にして」
本心ではやはり元に戻せなかったことが悔しくて堪らなかった。
だからこそ感謝をされることはないと思っていた。
「北郷」
目を覚ましたのか思春は彼の名前を呼ぶ。
「起こしたか?」
「お前が気にすることではない」
「え?」
さっきの独り言を聞かれたのかと思い少し焦る一刀。
「お前は私にもう一度、自分の意味を思い出させてくれた。だからお前が気にすることはない」
「でも、俺は…………」
「ならこういえばいいか?ありがとう、北郷」
初めて一刀に感謝の言葉を言う思春。
「私は本当に感謝している。どんな形になっても鈴音は変わらない」
ゆっくりと瞼を開けて一刀を見るその表情は満たされたものがあった。
「あれはお前が私に与えてくれた大切な物だ。だから私もお前に大切な物を与えた」
「思春の大切な物?」
彼女自身をもらったこと以外で何かもらったのかと思い出す一刀だが、何もでてこなかった。
そんな彼を見て思春は呆れながらもきちんと答えた。
「わからないか?私の大切な物は蓮華様と同じぐらい、お前のことが好きだという気持ちだ」
思春は一刀に不意打ちの口付けをした。
そして唇を離して初めて一刀に本当の笑顔を見せながらこう言った。
「私を女にした責任はきっちりと取ってもらうからな、一刀」
思春は北郷ではなく一刀と言ってもう一度、口付けをした。
「ああ、俺の生涯をかけて責任を持つよ、思春」
二人は再び時間をかけてお互いを求めていった。
そして数ヵ月後、呉に戻ってからしばらくして、冥琳は無事に出産し、蓮華が懐妊、それに続いて思春も懐妊したことで、とりあえず一刀は怒られずにすんだ。
(座談)
水無月:というわけでリクエスト第一弾をお送りいたしました~。
一刀 :まさか一番初めに思春だとは思わなかっただろう?
水無月:ですね。でも個人的には凄く書きやすかったですよ。
一刀 :それにしても女の子って髪型一つでイメージが変わるよな。
水無月:そうですね~。
雪蓮 :あら、それじゃあ私も髪型変えたらもっと好きになってくれる?
一刀 :雪蓮は変えなくても十分すぎるほど魅力的だよ♪
雪蓮 :あら、嬉しいわね♪
水無月:はいはい、そこの二人。ここでイチャイチャしないの。
思春 :まったく困った二人だ。
水無月:と言いつつも思春も雪蓮さんみたいに一刀と「チリ~~~~~ン」ヒィッ!(逃亡)
雪蓮 :あら、いなくなっちゃった。仕方ないわね。次回もリクエストSSよ。
一刀 :暑いけど頑張ってもらうか。
思春 :頑張らなければ頸を跳ね飛ばすだけだ。
水無月:シクシク……(ノω`)
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今回から以前からお知らせしていたリクエストSSに入ります。
今回は第一回ということでsion様からのリクエストです。
あと総合ランキング三位(7/13日)になれました。ヽ(*´▽`)ノ
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