ガレージKOU。
「ふぅー…やっぱりな…」
この店の主である相模コウは、ベッドから起き上がる大宙あおいを見ながらつぶやいた。
「やっぱりって…何がですか?」
「いやほら、なんか金属反応がお前の体内から出てただろ?もしやと思って調べたけどやっぱりだったか」
「いや、だからやっぱりって何が…」
と、あおいが言いかけたその時。
「あおいちゃん。最近自分の身体に関して何か変わったことなかったか?」
「そうですねー…なんか最近身体に磁石がくっついちゃうんですよね。こうピタッて」
と、あおいは近くに置いてあった磁石を腕に近づける。
するとどうだろう。
磁石はあおいの右手を離れ、金属音を立てて左腕にくっついてしまった。
「一ついいかい…最近ショーゴ君とよろしくやってるらしいけど、それが原因なんじゃないか?」
「えーっと、それってつまり…」
「そう、一応レントゲンも撮ってみたんだが…お前の身体はどんどん機械化してるってことだ」
その言葉を聞いた瞬間、硬直するあおい。
(やべ…流石にこれはショックだったか!?)
コウが慌て始めたその時、あおいから返ってきたのはとんでもない答えだった…。
「ってことはショーゴ君とおそろになれるってことですよね!やったぁ!わたしトイランド人と同じ身体になるんだぁ…///」
「お、おいおいおい…」
別の意味で冷や汗だらだらのコウなのであった。
…あおいが去って数分後。
『…そっかぁ、ショーゴ君ってば、あおいちゃんとよろしくやっちゃったか…』
「いや、やっちゃったって何をだヴィーボさんや」
『…あのね、トイランド人の男の子が他の星の女の子とアレするとね…』
「な、なんだよ…」
『…相手の身体も
「…恐ろしいなオイ…。でもまぁ、本人は喜んでるみたいだしいいんじゃないか?」
『いいのかなぁ…。はぁ、一国の王族として責任感じちゃうよ…』
電話の向こうで、なんだか気が重くなってしまったヴィーボなのであった。
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これ http://imagis.jp/photo/disp/60204 の後日談的な。
Nさんごめんなさい!やってしまいました!!
あおい:http://www.tinami.com/view/781666
ショーゴ(名前だけ):http://www.tinami.com/view/798293
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