No.830116

英雄伝説~焔の軌跡~ リメイク 改訂版

soranoさん

外伝~狂戦士との激闘~

2016-02-11 18:10:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:816   閲覧ユーザー数:765

 

~エレボニア帝国南部・廃村~

 

「こいつに耐えられるかあっ!?破滅のグランヴァニッシュ!!」

戦闘開始早々バルバトスが手を地面に叩きつけるとヨシュア達の地面から広範囲の衝撃波が発生した瞬間3人は散開して回避し

「スカラーガンナー!!」

ソフィは両手に光子を凝縮させた後凝縮させた光子で砲撃し

「ぶるあああっ!!」

バルバトスは斧を地面に叩きつけて衝撃波を発生させて自分に襲い掛かる光子の砲弾を防いだが

「幻影刃!そこだっ!!」

「ぬうっ!?」

ジューダスが側面から電光石火の速さで斬撃をバルバトスに叩き込むと同時に駆け抜けた後振り返って再び電光石火の速さで突きをバルバトスの脇腹に叩き込みながら元の位置に戻り

「朧ッ!!」

ヨシュアはバルバトスの背後に現れて斬撃を叩きこもうとした。しかしその時バルバトスは振り向き

「俺の背後に立つんじゃねえ!」

「なっ!うわあっ!?」

ヨシュアの首筋を掴んで空高くへと放り投げ

「灼熱のバーンストライク!!」

「くはっ!?」

短時間で詠唱を終えて放り投げたヨシュアの頭上から炎の弾丸を降り注がせ、ダメージを受けたヨシュアは空中で受け身を取って地面に着地し

「光よ集え、全治の輝きを持ちて、彼の者を救え!キュア!!」

「世話を焼かせるな!―――ヒール!!」

そこにソフィとジューダスがそれぞれ片手から光を放つとヨシュアが負った傷が塞がり始めた。

 

「回復だと?貧弱すぎるわ!」

するとその時片手に暗黒の魔力を溜め込んだバルバトスが魔力を解き放ち

「断罪のエクセキューション!!」

ソフィの上空と地面に暗黒の魔法陣が現れ

「光護陣!!」

ソフィが光子による結界を展開させると同時に魔法陣から凄まじい威力の暗黒の衝撃波が発生し、ソフィは光子の結界を展開して敵が放った術を防いでいた!

(坊ちゃん、準備完了です!)

「覚悟はできたか!?」

バルバトスが術を発動する瞬間、剣の柄にはめられてあるレンズのエネルギーを溜め終わったジューダスは上空へと跳躍した。すると異空間から暗黒の槍が現れ

「デモンズランス・ゼロ!!」

ジューダスは異空間から現れた暗黒の槍をバルバトス目掛けて放ち、自分に襲い掛かる暗黒の槍に気付いたバルバトスは側面に跳躍して回避しようとしたが、暗黒の槍が地面に叩きつけられた瞬間、ドーム型の暗黒のエネルギーと、同時に発生した無数の暗黒のエネルギーの球体がバルバトスを襲い、バルバトスに傷を作った。

 

「シェルスロー!!」

「セイッ!ファイアボルト!!」

そして追撃するようにソフィは跳躍してバルバトスの頭上から無数の光子の短剣を投擲し、ヨシュアは駆動時間が短いアーツによって発生した火炎弾を放ち、光子の短剣と火炎弾はバルバトスに命中したが

「いつまで術に頼るか!エアプレッシャー!!」

バルバトスは怯まず魔力を込めた手を地面に叩きつけた。するとヨシュアの足元に重力がかかりはじめ

「!!」

「絶望のシリングフォール!!」

足元の異変に気付いたヨシュアが後ろへと跳躍した瞬間、ヨシュアがいた場所に無数の岩石が降り注いだ!

 

「オォォォ………!」

そしてバルバトスは斧に膨大な闘気を溜め込み

「微塵に砕けろぉ!ジェノサイドブレイバー―――――ッ!!」

極太の闘気のエネルギーをジューダスに向けて放ち

「当たるかっ!」

ジューダスは大きく側面に跳躍して回避した。ジューダスが回避したエネルギーは廃村の家に命中し、エネルギーが命中した家は大きな音をたてながら木端微塵になった!

「絶影!!」

「ぬうっ!?」

そこにヨシュアが電光石火の速さでバルバトスの脇腹に双剣を叩きつけ、同時にソフィがバルバトスに突撃し、両手から獅子の姿をした闘気の衝撃波を放った。

「獅子戦吼!!」

「ぬるいっ!」

ソフィが繰り出した獅子の衝撃波を斧で防いだバルバトスは斧に闘気による炎を纏わせ

「轟炎斬!!」

ソフィに向かって斬撃を叩き込み

「アストラルベルト!!」

対するソフィは膨大な光子を剣と化させて袈裟斬りを放って攻撃を相殺した!

「斬空断!!」

攻撃を相殺されたバルバトスは斧で斬り上げ攻撃を放つと共に風を起こした。

「せいっ!ブルーインパクト!!」

その時ヨシュアが発動したアーツによってバルバトスの地面の下から水柱が発生してバルバトスにダメージを与えると共にバルバトスの身体を水浸しにし

「輝け―――穿光!!」

バルバトスが斬り上げ攻撃を行うと同時に上空に跳躍して回避したソフィは全身から光子エネルギーのレーザーを解き放ってバルバトスに命中させた。

「ぬああああああっ!?」

全身びしょ濡れになっていた影響で上空から襲い掛かってきた電撃も宿っていた光子エネルギーに感電したバルバトスは悲鳴を上げ、そこにヨシュアとジューダス、ソフィが同時に攻撃を仕掛けた!

 

「双連撃!双針乱舞!!」

ヨシュアは双剣で斬り付けた後双剣で縦横無尽に斬り刻み攻撃を放ち

「旋幻舞!烈孔斬滅!!」

ソフィは舞うように手刀を回転させ、切り裂いた後空中から蹴りを見舞っての連続攻撃へと連携し

「月閃光!まだだっ!―――崩龍斬光剣!消えろっ!!」

ジューダスは剣で三日月を描いで斬り上げた剣を戻して斬り返した後飛び上がって横薙ぎに一閃し、更に空中を”Z”の文字をなぞるように疾走してバルバトスに次々と斬撃を叩き込み、バルバトスは3人の集中攻撃によってどんどん傷ついていった!

「ハハハハハッ!面白くなってきたなあ!?ポイゾニック・フィールド!!」

3人の攻撃を受け続けていたバルバトスは全身に魔力を溜め込んで地面から瘴気を噴出させ

「「「!!」」」

噴き出す瘴気に気付いた3人は後ろへと跳躍して回避したが

「グッ!?毒か……!」

3人の中で連続攻撃を一番長く叩きこみ、更に毒を防ぐ装飾品を装備せずに一足遅れて回避したヨシュアは瘴気の一部を身体に受けて毒状態になり

「せいっ!」

懐から解毒薬を取り出したヨシュアは解毒薬を飲んで身体の毒状態を回復した。

 

「馬鹿がっ!奴の前で迂闊にアイテムを使えば――――」

それを見たジューダスが血相を変えて声を上げて言いかけたその時!

「アイテムなぞ使ってんじゃ……」

「な―――くはっ!?」

なんとバルバトスが一瞬でヨシュアの前に現れてヨシュアの首筋を掴んでヨシュアを地面に叩きつけて足で何度も踏みつけた後膨大な闘気を込めた斧を構え

「ねえぇぇぇぇええええっ!!」

斬り上げ攻撃を放ってヨシュアを空高くへと吹っ飛ばした!

「うああああああっ!?クッ……!?」

身体を袈裟斬りに斬られたヨシュアは斬られた部分から大量の血を噴出させながらも空中で受け身を取って地面に着地をしたが、ダメージの影響で動きが鈍くなった。

 

「カタストロフィ!!」

その時ソフィ全身全霊をかけた超高速での襲撃をバルバトスに叩き込んだ!

「ぬうっ!?」

超高速での襲撃によって一瞬で全身に怒涛の攻撃を叩き込まれたバルバトスが呻いたその時!

「爪竜連牙斬!!」

ジューダスが流れるような動きで次々と剣と小剣による斬撃をバルバトスに叩き込み

「千裂虚光閃!!」

剣と小剣で怒涛の連続突きを繰り出し

「斬り刻む・………遅いッ!魔人千裂衝!!」

目にも見えぬスピードの斬撃を次々とバルバトスの全身に叩き込み

「まだだっ!魔人滅殺闇!!」

後ろへと跳躍した後暗黒の闘気を纏った剣を地面に叩きつけた。すると暗黒の鎖がバルバトスを拘束し、膨大な闘気によって光の剣と化した剣を構えたジューダスが攻撃を仕掛けた!

 

「交わらざりし命に、今もたらされん刹那の奇跡!」

 

チガチヲコバム ココロガココロヲクダク

 

「時を経て………ここに融合せし未来への胎動!」

「―――行くよ!せい!はあ!」

ジューダスが光の剣と小剣による斬撃をバルバトスに叩き込んでいるとヨシュアがバルバトスの背後から現れた後斬撃を叩き込み、更にジューダスが離れた瞬間にバルバトスの正面に現れた後再び斬撃を叩き込んだ後上空へと跳躍し

 

キセキハオトズレナイ ユメナド… ソコニハソンザイシナイノダカラ……

 

「義聖剣ッ!!」

「断骨剣っ!!」

闘気の光の剣と小剣でバルバトスの身体をズタズタにしたジューダスが両手持ちにした光の剣をバルバトスに叩き込んだその時、バルバトスの真上から落下するヨシュアは双剣で十字架の斬撃バルバトスの身体に刻んだ!

 

アラガウカ!

 

するとその時、真空の刃が発生してバルバトスを切り刻み

「僕は……過去を断ち切る。散れ、真神煉獄刹!!」

小剣でバルバトスを斬り上げたジューダスは強烈な突きと共に突撃してバルバトスの身体に強烈な突きを叩きこんだ!

「ぬああああああっ!?」

強烈な突きを叩きこまれたバルバトスは吹っ飛ばされて廃屋を貫いて崩壊させた後地面に叩きつけられた。

「解放します!穿て裂閃!無限の拳閃!蒼空を駆けよ!」

その瞬間ソフィは無数の光子を放つと同時に自身も光子となって超高速でバルバトスに怒涛の攻撃を叩き込んだ後最後に姿を現すと同時に強烈なアッパーでバルバトスを上空へと打ち上げながら跳躍した!

「ゼロ・ディゾルヴァー!!」

「ガアアアアアアアアアアアアッ!?こ、こいつらぁ………!」

ソフィの我が身をかけた最終秘技であるSクラフト―――ゼロ・ディゾルヴァーをまともに受けたバルバトスは悲鳴を上げて地面に叩き付けられた後立ち上がろうとしたがすぐに地面に跪いた!

 

 


 
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