No.82249

真・恋姫†無双外史 ~侍女長降臨~

ティリさん

勢いで書いちゃったorz しかも転用おおいし。。。
とりあえず書いちゃったものはしかたないので載せてみる。要望が多ければ続きも書こうかな~とか
主人公はオリジナルですのでイヤって人は素通りしてください
ではでは~♪

2009-07-03 13:41:39 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10754   閲覧ユーザー数:8951

 

「…………ったぁ~……」

全身を包む痛みに思わず眉をしかめた

突然目の前が真っ暗になっちゃって、それで・・・

………あれ? 何であたし、目の前が真っ暗になったんだっけ?

「あれぇ?」

あ、声は出るんだ。よかったぁ。手とか足とか背中にもなんか固い感触があるから身体は大丈夫っぽいかな。

「え~~~っと、確か・・・休日で、いつもみたく鍛冶屋に修行頼みに行ったら・・・もう教えることは何も無いって言われて」

そだ、それで、炊事・家事・護身術・医術・商売術・生産術・集金術……(後、パソゲで学んだ寝術)を自分的基準値を満たしたから、晴れてメイドとして職に就ける! って思ったら、今の日本にメイドを雇えるお金持ちは少なくって

「そうだよね・・・日本で本気でメイドしようなんて、可笑しいんだよね・・・」

なんかもう、この世界に絶望した! みたいな感じなんだよね。っと、今はそうじゃないや。家に帰り着いた覚えも、まして布団に入った覚えも無いのに、目を瞑ってる場合じゃないよね。

そしてゆっくりと目をひらいて…………………

「ええぇーーーーーーーーーーーーーー!? すぅ~ ええぇぇーーーーーーーーーーーー!?」

2回叫びましたよ奥さん!? いや、待とうよ、何コレ地球はまあるいんだ~見たいな地平線と遠くの山々は!?

「しかも誰もいないし!?」

街中でこんな独り言は可笑しい人の代名詞でしょっ。ってか、人がいないとこんなに寂しいものなのね。。。

ぎゅ~~~~~

「・・・いはい(痛い)ゆへひゃないんらねぇ(夢じゃないんだねぇ)」

痛覚を認識してから、頬をつねった手を離す。 っと、待って。目を開けたら見知らぬ荒野に針のような山々がそびえてって、思いっきりデジャヴ(?)なんですけどっ。確か恋姫†無双ってゲームだったっけ、アレの通りなら…

「よう嬢ちゃん、こんなところで道にでも迷ったのかい?」

やっぱり。チビなのとデブなのとアニキさん的な人が話しかけてきた。

でも、あたしの場合、あのゲームと違う点が一点ある。それはあたしが見目麗しい(自分で言うな)女性だということだっ

「こんな荒野を女性一人で歩くのは危ないすよ」

「近くの邑まで、送るんだな」

下品な笑いをにじませながらあたしに触ろうとするなっ! と思ったら体が勝手に動いて触ろうとした手を思いっきりはたいちゃった

「あ・・・」

「こんガキ…優しくしてりゃ付け上がりやがって、せっかくでけぇ盗みがうまくいって優しく手ほどきしてやる予定だったが、気が変わった。おめぇら、力ずくでヤンぞ!」

「へいっ」

「だな」

わわわ、ヤバイヤバイヤバイ。人間身の危険を感じると体すくむって言うけどホントなんだなぁとか思いながら武器になるような所持品が無いか確認する

コイン…ダメ、三国時代に来たからには日本のお金は職人芸(※実際は大量生産ですw)だから、高く売れるんだからこんなザコ相手に羅漢銭で消費するにはもったいないっ。却下

腕時計…拳にはめ変える時間が勿体無いから却下っ

後は…えーっと、鍵、アンチョコ、携帯、筆記用具、耳かき、マイチョップスティック…あ~っどれも勿体無くて使えないっ。えーと、えーと、あとは…あ、このは…

「待ていっ」

「だ、誰だっ!」

「たった一人の少女相手に、三人がかりで襲いかかるなどと……その所行、言語道断!

 そんな外道の貴様らに名乗る名前など、ない!」

 

ヒュン シュパッ

 

声と同時に風きり音が鳴り、次の瞬間三人のうち一人は膝を折り、その場に崩れ落ちていた。凄い…あたしでもなんとか見えるくらいの速さだ。でも音は二つ…ってことは

「な……っ! 何だコイツ? ぐはぁっ!」

潰れたような無様な叫びを上げて、チビなのが吹っ飛んだ。流石だ…一刀はこんなのを間近で見てたんだ…。でも、趙雲さんが来たってことは、真の魏√、なんだろうなぁ。曹操さんかぁ・・・貞操の危機?

「なんだなんだ。所詮は弱者をいたぶることしか出来ん三下か?」

「くっ……おい、お前ら! 逃げるぞっ!」

「へ、へえ……」

「だ、だな……」

「逃がすものかっ」

そう言うとものすごい速さで4人は視界から消えた…って、趙雲さんはともかく、あの三下も実はなかなか早いのかあ。

 

 

「大丈夫ですか~?」

「うん、なんとか・・・」

ホント、危機一髪って感じだったぁ

「傷は……大したことは無いな。立てるか?」

「へ? …あ」

あたし、いつの間にか座り込んでたんだ…力、入んないや

「腰、抜けちゃったみたい。あははっ」

「そうですか。では手を」

と言って手を出してくれるのは…確か鼻血の郭嘉さんで、もう一人がのんびり程昱ちゃんだよね。まだ真名は許してもらって無いから、プレイ時のようにうかつに言わないようにしないと・・・

「あ、ありがとう」

「風、包帯は?」

「もうないですよー。こないだ、稟ちゃんが全部使っちゃったじゃないですかー」

「…そうだったっけ?」

「あー大丈夫です、一応、自前のがありますから…それに、そこまでの怪我じゃないですし」

「そうですか? ならいいですけどー」

「やれやれ。すまん、逃げられた」

「お帰りなさい。…盗賊さんたち、馬でも使ってたんですか~?」

「うむ。同じ二本足なら負ける気はせんが、倍の数で挑まれてはな」

「まぁ、追い払えただけでも十分ですよー」

「それにしても災難でしたね。このあたりは盗賊は比較的少ない地域なんですが…」

あ、やっぱりそうなんだ。

「それにしても、あなたのような少女を一人でこんなところを歩かせるなんて…酷い雇い主ですね」

「や、雇い主?」

って、あぁ…そーいやメイド服のままだったっけ。ってかなんであたしメイド服なんだろ?一刀は制服だったのに…この外史の製作者の趣味?

「おや、貴族か豪族の方に仕えているのではー?」

「ううん、今から雇い主を探すところ。まずは形からってね」

「そうですかー。でも、こんなところを一人で歩いていると危ないですよー」

「そうだな、先ほどのような輩にまた会うとも限らん」

「そうですね。そこで提案なのですが、私たちと一緒に来ませんか?」

あ、アレ?ゲームと違う…あ、メイド服(侍女服)だから警戒されて無いんだ。雇われ前って言っちゃったし。ん~…

「ううん、やめておく。あたしまで庇って戦うの…え~っと」

と、まだ自己紹介されてないんだっけ。真名で呼ぶわけにもいかないしなぁ…

「ん?あぁ、私は趙雲という」

「あ、すいません。えっと、趙雲さん一人で三人も庇いながら戦うのはキツイでしょうし…それに、あそこに見える刺史さんと接触して、うまくいけば雇ってもらえる、かも…」

ちょっと苦しい言い訳だけど、やっぱり旅より黄巾討伐とか、反董卓連合でいろいろやりたいし、ね。

「そうか…では後は刺史殿に任せるとしようか」

「ですね。では、私たちはあまり関わりたくないのでこれで」

「・・・・・・・・・・」

よし、なんとか納得してくれたかな…? って、程昱ちゃん? どうしてそんなにじーっと見るかな;;

「風? どうしたの? 行くわよ」

「わかりましたー」

「あ、待って。 えと、名前だけでも、教えてもらえないかな?」

「そういえば教えてませんでしたね。程立といいますー」

「今は戯志才と名乗っております」

「程立ちゃんに、戯志才さんだね。あと趙雲さんも。ありがとうっ! また、今度会ったらお礼するからっ」

「期待しないで待っておこう」

「ではでは~♪」

趙雲さんが笑いながらそう答えて三人は去っていった。ってか、ゲームエフェクトでも無いのに、なんで皆立ち去るのが一瞬なのかな? もうあんなに遠いし。やっぱ育ちの違いは歩く早さにも影響するのかなぁ

 

 

ドドドドドドドドドドドド

 

周囲を取り囲むのは、騎馬の群れ。騎馬兵だよ騎馬兵。生騎馬兵。

しっかし、多いよねぇ…現代っ子(あたし含む)が見たらほんっと…言葉が出ないや。

「華琳さま、こやつは…」

「・・・・・・・・・」

「華琳さま?」

いや、顔を赤くして口をあけて呆けられても困るんだけど…

「え、えぇ。どうやら違うようね。連中は年かさの中年男だと聞いたわ」

「どうしましょう。どうやらどこかの侍女のようですが…」

「あ、あの~…」

ちょっと怖いけど、頑張って声をかけれたっ! コレでもうこの世に悔いは大有りだよっ。まだ始まってもいないしっ。

「なぁに」

ひゃあっ、そこで猫なで声にならないでっ、寒気がしちゃうからっ。・・・主に貞操の危機感から。

「えっと、あたしを仕えさせて「いいわよ」もら…え……」

即答ですかっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・続く?

 

 

あとがきみたいなもの~

 

えと、初めまして、ティリっていいます

真恋姫を発売日に知り合いに「発売したよ~」って教えてもらった次の日にあわてて市内まで出て購入して(大きな市まで出ないとPCゲーム売ってないのは、地方の悲しいところだよぉ)、年越しは恋姫で過ごしましたw って、それももう半年前なんだよねぇ・・・

で、プレイ後に主人公をオリキャラで、ココをこう立ち回ったらかっこいいなぁ、とかココとココをリンクさせるとどうなるのかなぁとか妄想にふけってるわけですが、皆さんが書いてるのを読んだりとかしてると、自分も対抗して出したくなったり?w

でも、いつも思い浮かべるのは場面場面ばかりで、開始や繋ぎがどうしてもできない。。。

そんな時に、悪魔のささやきが

「自分で作れないなら、模倣すればいいじゃない★」

というわけで、表現を借りさせてもらいました♪

一応、主人公が一刀と違って女性なので、キャラ口調で書いてるだけで随分と違う印象かなぁと思います。…多分、きっと…だと思う;;

※最初2pが抜き出しすぎだと言われたので削除しました。

とりあえずここまで書いた時点で恥ずかしさで手が止まってしまったので、皆さんの声援があれば、続きを投稿するかも!? です^^;

では、またどこかで会える日があるかも? ノシ

 

 
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