No.813604

ダンジョンに出会いを求めず神様と日常を過ごそうとするのはまちがっているのだろうか

ネメシスさん

嘘あらすじ兼簡単設定です。
ストーリーは思い浮かばないのに、こういう設定とかはふと頭の中に浮かんでくる始末。
基本短編屋な私の悪いところなのだろうな……。

久しぶりの"誰か続きを書いてくれることを希望"タグ認定の作品です。

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2015-11-14 12:38:40 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2293   閲覧ユーザー数:2247

○物語のあらすじ

 

「この村は穏やかなのはいいけど、毎日忙しく働いてそこそこの金でつつましく生活するのはつまらない。

大きな偉業を残したいわけじゃない、いい女をたくさん侍らせてハーレム作りたいわけじゃない。そんなもの面倒なだけだ。

嫁さんなんてできなくてもいい、周りから称賛されなくたって構わない。

俺の夢はたった一つ……一獲千金!

あの有名な迷宮都市で一発当てる! そして老後はだらだらと豪遊生活だ!」

 

田舎の村で生まれたオルトは17歳のある日、村を出て冒険者たちの夢と出会いの物語が紡がれる迷宮都市オラリオにやってくる。

オルトは初めて来た都会にあっけにとられてふらふらと歩いていると、道に迷ってしまう。

面倒だが誰かに話を聞こうかと考えていたところ一人の少女、ロロナに出会う。

ギルドへ案内してもらう道すがら雑談を交わしていると、ロロナが女神ロロライナ・フリクセルであることが明かされ、どういうわけかロロライナファミリアへスカウトされる。

もともとどこのファミリアに入りたいという希望も、ましてや田舎者のオルトに伝手もないため、軽い気持ちでロロライナファミリアに加入することに。

しかし、基本面倒くさがりなオルトはファミリアに厳しい決まり事や、面倒な目的があったりしたらと思うと若干憂鬱な気分に……。

加入してからというずいぶん今更な質問ではあるが、ロロナにそのことを聞いてみる。

 

「え、ファミリアの目的? うーん……あ、そうだ! いろんなおいしいパイが食べたいな!

それで、暇な日は紅茶とパイを食べながらまったりと過ごすの!」

 

「……え?」

 

柔らかい笑顔を浮かべながら、なんとも平凡な目的を話すロロナに固まってしまうオルト。

こうして、オルトの一獲千金の夢に向けたオラリオでの日々が始まる。

 

 

 

 

 

(設定)

 

 

○オリジナルファミリア

・名前:ロロライナ・フリクセル(愛称:ロロナ)

・性別:女性

・外見:22歳時の姿

・人種:女神

・所属:ロロライナファミリア主神

・備考

好きなこと:パイ作り

 

・ロロナについて

その昔、人間として生を受け紆余曲折の末に師であるアストリッドより錬金術を学んだ。天才の師に教えを受けたこともあるだろうが、ロロナ自身もまた師に負けず劣らずの錬金術の天才であったようで、世界でも数少ない錬金術師としての道を歩み出した。

ロロナは身に着けた錬金術を持って様々な偉業を成し遂げ、人々から称賛される。そしてその死後、下界で築き上げてきた様々な功績が天界の神々に認められることとなり神格を与えられ、錬金術の神として神々の末席に加わることとなる……という伝聞がある。

実際にロロナが錬金術の神としてその名が知られることになるのが死後数百年後のことであり、ロロナに関しての記録もなぜかあまり残っていない現代において、その真相は誰も知らない。

 

生前から変わらないのんびり屋でおっとりとした性格、お人好しで誰にでも分け隔てなく接する姿勢、そして天然なところもありその人柄は天界でも多くの神々に受け入れられている。

しかし、その錬金術により様々な効果のアイテムを生成することから、神の恩恵が酷似していると考える神もおり、人柄はともかくその錬金術に関してよく見ていない神も一部存在している。

特に物作りに関わる神々にその傾向は強く見られているようだ。

もちろん、物作りの神の中でも彼女を好意的にみている神もいる。

ヘファイストス神もその一柱で、ヘスティア神を含めて天界にいる時にロロナが焼いたパイでよく一緒にお茶をしていたくらいには仲がいい。

 

ヘスティア神が下界へ降りて行った頃と同時期に、女神になってから長い時が経った下界の様子に対して興味があったこともあり、神々の間でも話題になっている迷宮都市オラリオに降りることを決める。

下界へ降りてからは、ヘファイストス神の下にヘスティア神とともに身を寄せていた。

ヘファイストス神の下に身を寄せてからは、そのお礼として得意のパイ作りをしてヘファイストス神やそのファミリアにふるまったり、簡単な雑事の手伝いをしたりしていたためグータラな生活をしていたヘスティア神とは違い追い出されることはなかった。

なお、グータラ生活をしていたヘスティア神を追い出した理由は、ロロナには自身のファミリアを見つけるために活動を始めたからと偽っている。

……実際、ファミリアを見つけさせて神として自立させるために放り出したわけだから、完全に偽りというわけでもないのだが。

ちなみに、素直にそのことを信じたロロナはヘスティア神をがんばり屋な子だとし、自分も見習わないといけないと考えている。

そんなある日、街中をふらふら歩いていると一人の青年が道に迷っているところを見かける。

その青年、オルトに話し掛け彼がこれから冒険者になるとこを知ったロロナは、オルトを自身のファミリアにスカウトする。

 

 

 

○オリジナル主人公

・名前:オルト・イマイル

・性別:男

・外見:茶髪の短髪、気怠そうな顔、中肉中背

・人種:ヒューマン

・所属:ロロライナファミリア

・備考

将来の夢:一獲千金

 

・概要

オラリオから馬車で1週間ほど離れた距離にある村で農家の三男として生を受ける。

基本的に面倒くさがりで、面倒事からはできれば逃げたいと考えるタイプの人間。

一応、一獲千金という夢があるため小さい頃から体だけは鍛えている。

13歳ごろから自警団に所属しており、野犬や野党、モンスター等を相手にしてきた経験から、そこそこ実戦にも馴れもしている。

親への説得が面倒ではあったが何とか話をつけられたのが17歳になってのことだった。村から出る際に見送りをするときかない家族や親戚が面倒になり、早朝のまだみんなが寝ている時間帯に書置きをして村を出る。

その後、近くの村まで徒歩で向かい、乗合の馬車に護衛として乗りこんで迷宮都市オラリオにやってきた。

 

○初期ステータス

オルト・イマイル:Lv1

力:I-47

耐久:I-36

器用:I-30

敏捷:I-39

魔力:I-27

 

・魔法

ショック(雷系速攻魔法)

効果:小威力の電撃を放つことができる。拳や剣などに纏わせることもできる。

消費魔力:普通に放つ→使用魔力分の消費、纏わせる→使用魔力分を秒単位で連続消費

・スキル

数値変動(ステータス・フラクチュエーション)

効果:ステータスの数値を0~ステータス総数まで変動できる。

   例)上記のステータスを参照。ステータス総数179。

 

力:H-179

耐久:I-0

器用:I-0

敏捷:I-0

魔力:I-0

 

※ショック

 小さい頃に、村の自警団の倉庫整理の手伝いをしていると、奥まったところで埃まみれになっている本を見つける。どんな内容の本なのかを確認するために読んだ時、魔導書に適正ありと判断されたのか偶然覚えてしまった魔法。

リーダーによると数代前のリーダーが大枚はたいて買ったはいいが、結局適性がなくて使えなかったらしく、いじけてしまいそのまま倉庫にほうり捨てられてしまったとか。

そのリーダーだった人も数年前に他界しており、いつか自警団の予算が圧迫された時にでも売り払おうとしていたらしい。

威力はあまり高くなく、ショック単体で敵を倒し切ることはできないレベル。

思考錯誤の末、多少の威力の強弱はつけられるようになる。最大威力は大して変化は見せなかったが、最低威力だと静電気に掛かった時のダメージレベルまで下げることができた。

そのため、魔導書を勝手に使った罰として自警団の仕事のほかに、無償で電気あん摩役をさせられていた。

 

 

 

 


 
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