ココット村
ハンターハウスにて
一刀「ラオシャンロンと戦うかどうかはまだ未定だがモノブロスの元へたどり着くためにはこの二体のモンスターを討伐しないとイケない」
凪「やはりあの二体ですか。沙和、確かリオ夫妻の双剣があったな?」
沙和「どっちも火に弱いもんね~持ちのロンなの~双剣リュウノツガイなら作ってあるの~」
真桜「問題はウチやな、重装備やとこの二体はキッツわ~オマケに防具の相性があんまようないで」
一刀「俺もバトルシリーズからレウスシリーズとスパルタカスに変えて火属性で押そうと思う」
真桜「ほなウチもレウスシリーズで統一しよか」
凪「それが良いでしょう、真桜。素材は足りるか?」
真桜「ウチはランス作っただけで防具用には十分あるで」
沙和「なら決まりなの~・・・・キモイヤツは焼き斬って捨ててガノちゃんは三枚に焼き斬るの~♪」
一刀「イヤ斬って捨てるな、素材が勿体ない」
俺達が装備について話しているのは残るボス級モンスター、フルフルとガノトトスへの対策についてだ
どちらも火が効くので全員がそれであり沙和は武器だけだが俺と真桜は全部変えなければならない
慣らしついでに軽くクック先生たちやドスランポスが率いる群れを殲滅した日々を何日か送った
ジャングル奥地、水辺?にて
一部装備を変えた一刀一行は襲ってくるモンスターを蹴散らしながら進むと顔無しの白くてヌメヌメしている口だけの気持ち悪い薄い本でそっちの人にとっては涎が垂れるような内容に良く使われている悪魔と接敵した
フルフル『ギィァアアアアアアアアアアアア!!!』
一刀「キモイ」バシュンバシュン
ボァアボァア!
フルフル『ギヤァアアア!?』
一刀「言葉まで忘れたか」バシュンバシュン
凪「隊長、元々モンスターは言葉を持ちません」ザシュッ!ボバァ!
沙和「殺っちゃうの~」シュシュシュ!ボボボァア!
真桜「コラ思ったより楽に終わりそうやな」ブスッブスッ!ボバァボバァ!
フルフル『ギィイギョァアアアアアアアアアア!』
一刀「うっわ、一気に怒ったよ蒼白い息とかマジキモコワイ」
凪「あの、隊長今日は一段と言動に容赦が」
一刀「どうせこの後コイツの亜種と戦うかもしれないのにのんびりしてられないよ、ちゃっちゃと討伐して使えるモノ剥ぎ取るだけだ」
凪「正しい事を言っているのですが言動の所為で賊の様に思えてなりません」
沙和「よっと転んだの~・・・・鬼人化なの!」
真桜「ほなウチも一気に行くでぇ~。突進突きぃ!」
一刀「そろそろかな?凪」
凪「分かりました・・・・・三段・・・溜め・・・斬り!」
一刀の火炎弾の直撃を
凪の大剣による強力な一撃と炎を
沙和の鬼気迫るような乱舞に足を切り刻み
真桜の堅実な一突きを一方的に体に電流を纏う暇すらなくリンチに遭ったのだった
一刀「う~っし剥ぎ取るか」
凪「あの、隊長本当に自分達ハンターですよね?追剥や賊的なものでは無いですよね。このモンスターに恨みでもありましたか?」
一刀「ううん、ただの八つ当たり」
真桜「もっと悪い理由来たでぇ!?」
沙和「たいちょ~みんな~。真っ赤なキモスターが飛んでくるの~」
凪「キモスターって、沙和もこのモンスターに何か恨みでもあるのか」
沙和「ただ単にキモイのに耐えられないの~」
真桜「おおぅ、こっちもこっちで酷い理由出て来たでぇってまたかい!?」
一刀「よし、さっさと狩り殺して戻ってガノの刺身盛り合わせ狩りに逝こうや」
沙和「おーなのー!」
凪「はぁ・・・了解しました」
真桜「ホンマ不憫やな~コイツら・・・・・あり?フルフルの亜種なんてコッチ(MHP)にいたか?」
降りて来る前に火炎弾や徹甲弾に拡散弾を浴びせられ落下
その後反撃する余地どころか立ち上がる事すら許さないと言う程に首を執拗に攻撃し顔無しの首を焼き斬り落としたのであった
この後一度ココット村に戻った時に知った事だが、あのフルフルの亜種の赤フルは他所のハンターが狩りをしていたらしいのだが。そのハンターのパーティーがあと一歩のところで取り逃がしてしまったのが俺達の元に文字通り飛んで来たそうな
どうりで原種以上に速く討伐出来たのか
砂漠にある洞窟
邪魔となるゲネポスを掃討した一刀達は対ガノトトス用に罠やタル爆弾等を仕掛け。音爆玉片手に水辺を睨んでヤツが来るのを待っている
ここは夜の砂漠のようにホットドリンクが無いと体力というかスタミナの消耗が激しい場所だ。そのため皆一緒に口からファイヤーした為しばらく喋れなかったがようやくまともに喋れるようになってきた
一刀「こっちだと本当にモンスターでも食うんだな特にフルフルとか食べるって聞いた時は目眩がしたぞ?」
沙和「アレはマジビビったの~。でもヘタレウスとかの飛竜の肉とかめちゃんこ美味しいけど一人前のハンターでも持って帰れる人がほんの一握りしかいないの~」
真桜「そやなぁ~、隊長やウチ等みたいにパーティー組んで氷結晶やら保存の道具しこたま積んだ商隊でもないとまず他の人の口には入らんな~」
一刀「干し肉にして火で炙っただけでも旨かったからなぁ」
凪「そして今回のガノトトスは鮮魚としてかなり美味しいですからね。自分もアレを食べた時は頬が落ちるかと思いました」
一刀「そんであのベースキャンプ地に居たアイルーの竜車に商人が居たって事か。依頼主は確か」
凪「はい、ドンドルマにあるハンター育成学区の方からの依頼です。なんでも学園長と理事長が悪乗りして祝い事にガノトトスの生け作りが食べたいと」
一刀「何ちゅう理由だオイ。だから捕獲用の道具が支給品にあったってわけか」
沙和「あそこは色んな人が集まる学校なんだよね」
真桜「せやなぁ。あっちこっちから色んな人ら一か所に集めて知識や技術教えて、無謀なアホや人に武器向けるドアホの末路やら色々教え込んでるでぇ」
一刀「何それコワイ。まぁそんな連中が増えちゃあ困るけどな」
一刀「それで?俺はガンナーだが普通に攻撃しちゃって良いのか?主に食材的に」
凪「それを言っては私達も同じです。火属性の武器ですし、なんでもベテランのハンターが狩ったガノトトスを実際に見て触った後に捌く様です・・・・あっ。もちろん絞めますよ?」
一刀「生きたまんまってそりゃ駄目だもんな?」
等々と今回の依頼の内容とモンスター食材に関して色々と話していると水辺の奥の方から背びれが見えた
俺達は各々の配置に着く
俺?一段高い所から撃つ
水面に出ている背びれ目掛け徹甲弾を撃ち込むと爆音に驚いたのか一瞬水上に飛び出してまた水の中に戻り
コッチに向かって水中から飛び出してきた・・・・が
その進路上には落とし穴があり、案の定落ちた。俺は拡散弾をもがいているガノトトスに撃ち込み周りに置いてある爆弾諸共爆発した
そのたった一度の爆撃でガノトトスは意識を失った・・・・・モンスターって爆発で気絶するんだな
その間に追いついた凪達が火属性の武器で更に体力を削る
ダメージを受けるとさすがに飛び起きたガノトトス。しかし既に落とし穴から出ている背びれは壊れているがたたまれているのが見える
俺は装填済みの捕獲弾を撃った・・・・するとちょうど捕獲に丁度いいタイミングだったのだろう
眼と口を開けっ放しのままガノトトスは眠りについた・・・・捕獲成功だ
後のコレの事はギルド職員に任せてさっさと帰るか
あとがき
どうもアサシンです
フルフルはリンチにされ。ガノトトスはSA☆SHI☆MI☆にされました
流石に翡翠のガノトトス亜種は止めてあげました
ガノトトスの亜空間攻撃、亜空間タックルでしたっけ?アレ本当に剣士泣かせですよね横薙ぎブレスや遊泳タイム並みに嫌いです
捕獲の描写ですがモンハンの動画の中にリオレイアを落として捕獲弾を討ってアッサリと捕獲した動画を思い出しました
では次回予告へ
次回 真・恋姫ハンターズ始まりの村 第六話
砂漠を貫く三角・翡翠と蒼白の輝き
ではでは
モノブロス・ディアブロス『『ギャァアアア!?(殺んのか我ぇ!?)』』
ガノトトス亜種『ギュア!(妹の仇)』
キリン『ヒヒィン(私の雷はゲテモノとは一味違うわよ)』
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森林の悪魔・オアシスの怪魚