No.808724

とある不死鳥一家の四男坊 <ちょっとした設定集>

ネメシスさん

とりあえず、今までの用語とか設定を少しまとめてみました。
……何気に、物語を考えるよりもこういう設定を考える方が好きなのかもしれないと思う私は、まだ厨二心が抜けていないのではと思う今日この頃です。

2015-10-18 14:26:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1281   閲覧ユーザー数:1253

 

 

○主人公

名前:オルト・フェニックス

設定

(オルトの周辺視点)

生まれた時に魔としての血が薄く、半分が人間であることが専属の医師により知らせられる。調べてみると数代前の先祖が人との交わりを持っていることがわかり、一種の先祖がえりなのではないかと言われている。

古来より、人と魔が契りを結ぶということはそれほど珍しいものではないが、フェニックスの一族に伝わる“フェニックスの涙”といった冥界でも価値のある秘薬を生み出す術を外部に秘匿する為、婚姻に関しては一定以上の地位があり信頼のできる近しい悪魔との婚姻が行われていたという背景から、自然と純血の家系と周囲から考えられていた。それは、当のフェニックス一族にとっても同じことで、先祖が人との交わりを持っていたことはまさに青天の霹靂であった。

人間と悪魔の二つの性質を持つ“半人半魔”として生を受けたオルトは、魔力に至っては他のフェニックス一族と遜色ないものを持っていたが、フェニックス特有の不死性が失われ人間より少し長生きができるくらいの寿命ではないだろうかと医師から診断が下される。

そのことに一族の中でも純血思考の高い者は、“半端者の四男坊”、“出来損ない”、などと誹謗中傷し勘当してしまえという者も少数だがあった。それ以外ではどのように接すればいいのかわからず腫れ物に触れるような扱いであったり、次期当主も決まっており四男ということでそれほど興味も持たれずもともとかかわろうとしなかったりが大半ではあった。

ちなみに、オルトの両親や兄弟は前者に値する。

オルトは自我がはっきりし始めたころから初めて触れる世界に興味津々のようで、邸宅の書庫に入り浸っては本を読んだり、周りに内緒で外に飛び出したりとやんちゃな振る舞いをしていたが、しばらくするとそれもなりを潜め自室に引きこもることが多くなる。家族は“半人半魔”として生を受けたことによるショックや、人間関係や周囲の環境に適応しきれずに引きこもってしまったのではないかと考えており、あまり厳しくオルトに言えないでいる。

(オルト視点)

とある地方の三流大学に通う、どこにでもいる普通の男性。大学に通うようになってから特に目的もなくサークル活動に入ることもなかったため、自然と暇な時間が増えてくる。その時間をネットに当てているうちに、もともとその素質があったのかこれまたどこにでもいるようなオタクが入った男性となってしまった。

趣味はネット、アニメ鑑賞、漫画やDVDの収集で、ポスターやフィギュアといった物の収集はしていなかったようだ。

本人いわく「え、だって部屋狭くなるし、金余計にかかるし」という理由からだそうだ。

変な方向に行動力が働くことがあり、聖地巡礼や祭典(アニフェス等)のために日雇いの高賃金のバイトを行ったり、漫画式筋トレ(感謝の腕立て等)を実践してみたりすることから、オタクの癖にそこそこ体は引き締まっている。

ある日、大学の講義の最中に居眠りをしていると、いつの間にか赤ん坊へと転生しており唖然。

自分で動けるようになりいろいろと調べているうちに、自分がいるところが冥界であり前世でオタク仲間から紹介されて少し見ただけの“ハイスクールD×D”の世界ということがわかり愕然。

その調べている最中に、“冥界ネットワーク”(通称:Mネット)といういわゆるインターネットが冥界にもあり、多少値は張るが人間界からの漫画等の配達も行っているということがわかりヒャッハー!状態。

 

「フェニックスの一族? 半人半魔? 原作介入? そんなことよりネットだネット!」

 

と、周囲の人々が心配しているようなショックを受けていたり環境や人間関係に困っていたり等あるわけでもなく、冥界でも悠々自適にネット生活。

なにやらうちは貴族らしく小遣いも多く、厨二なHN名乗ってるネット民達もいい奴で、“冥界通信ショッピング”はオタク心くすぐる物が多い。

このままネット生活を送るのも楽しそうだし、魔法とか神の御業とかいろんな神秘が溢れるこの世界を見て回るのも楽しそうだ。

これは、せっかくの新たな人生(半人半魔生?)なのだから楽しんで過ごしていこうと、自由気ままに生きていくオルトの物語。

 

<スペック>(特訓前)(特訓後に関しては御自由に想像してください)

・身体能力:人間の血の影響か、他のフェニックス一族と比べて若干見劣りする程度

・魔力:冥界の名門フェニックス一族らしく、悪魔全体で見ても上位に位置する

・魔法:仮にもフェニックス一族の血を引いているおかげか、火炎に関する魔法は得意

・フェニックスの血族(弱)

半人半魔という存在でフェニックス族としての血が薄らぎ、半分ほど人間の血が混じっている状態のオルト。

自己回復能力をもってはいるが、他の悪魔より回復力が少し高いくらいのもの。

擦り傷や浅い切り傷といった軽傷なら数秒程度で治り、骨のひび割れや骨折といった中傷だと数分ほどかかり、それ以上の重傷だと程度によるが数日かかることもある。

大抵の悪魔同様に首を落としたり回復力を上回る攻撃を受ければ死んでしまう。

寿命としては本来の悪魔は1万年、不死性の高いフェニックスは3万年くらい生きるといわれているのだが、フェニックス家専属の医師からは人間の血でその不死性もかなり薄まり人間よりも少し長生きできる程度(約200年)しか持ち合わせていないのではないかと打診を受けている。

 

○冥界ネットワーク(通称:Mネット)

冥界におけるインターネットの名称。ただ、冥界の悪魔たちは何やら悪巧みを企てたり、崇高な目的を持っていたり、変に上にのし上がっていこうという向上心のある悪魔が多く、そこまで多くの悪魔たちに普及はしていないようで使用者は冥界の人口の三割を下回るという。

そのためか、人間界にあるようなインターネットのように二次創作、個人のサイトなどはそこまで多くはない。

特殊な魔力電波を搭載しており無線でも使用ができる。

……魔力電波が空間を超えて人間界にいても冥界との通信ができるのは、製作者の努力の賜物といったところだろう。

時々貴族のお偉方が息抜きにINしてくるという噂も、ネット民の間にまことしやかにささやかれているとか。

 

○冥界通信ショップ(通称:Mショップ)

Mネットの中でも特に評判の高いサイト。いわゆるネットショッピング。個人が趣味で開発した似非神器、魔法道具、人間界から取り寄せた漫画等や、有名企業が試作品の実験協力のために載せている品もある。

時々人間界や天界からもつなげられてくることもあり、冥界でも珍しいものを多く乗せられている。値段もそれ相応である。

 

○通貨

冥界、天界においての通貨は同種で、“魔貨(マッカ)”といわれる。神代の時代、神が最初に作り出した通貨が魔貨であるといわれている。それが天界、魔界ともに浸透していき現在までも使われ続けているという。

大体1魔貨=10円(変動あり)

※ぶっちゃけ女神転生シリーズの通貨です。

 wikiとかでいろいろと調べたのですが、この世界の通貨とかがよくわからなかったので、独自設定として使わせてもらっています。

 

○魔導協会

いわゆるギルドのような物。

はぐれ悪魔の討伐依頼、鍛練相手の募集依頼、ペットの捜索依頼、護衛依頼等々、様々な依頼が出されている。

一般の依頼だけではなく、企業が業者から取り寄せできないものが出た際に、協会に依頼を出して所属している会員に現地からとってきてもらうこともあるようだ。

職にあぶれた悪魔達だけでなく、様々な種族の会員が所属している。

人間界の方にも支部があり、そこで依頼の受注をすることも可能となっている。

素材や魔法道具の買い取り、人間界、冥界の通貨の両替も行っている。

 

ちなみに魔導協会の名前の由来は会長の言葉が関係している。

“君たちは別に弱くたって構わない、悪魔を導くような強く偉い存在になれなくても構わない。自分だけの力でやろうとも、会員同士で相互協力してやろうとも好きにすればいい。

ただ君たちは、どんな小さな依頼でも大きな依頼でもしっかりと確実に完遂して、信用とお金を私に届けてくれればそれでいい”

どんな名前にしようか迷っていた幹部がこの内容から単語を選び抜き、そこそこ格好がつきそうな名前として決めたのが始まりだ。

 

○はぐれ悪魔

原作では悪魔転生により悪魔化した者が、主人を殺害する等して逃亡した悪魔犯罪者達の総称として言われている。

本作では原作の設定にプラスして、冥界から人間界に立ち入り人間に害を与える悪魔、人間社会に悪影響を及ぼしている悪魔の総称として使っていくこととする。

 

○はぐれ妖魔

基本的にはぐれ悪魔と同じもの。

悪魔以外の妖怪や幽霊といった存在が力をつけて、人間社会に悪影響を及ぼしている者たちのことを言う。

 

○はぐれ

はぐれ悪魔、はぐれ妖魔をひとくくりにされた呼び方。

むしろ、「はぐれ~」と続けるの面倒なので一般的には“はぐれ”のみで呼ばれている。

 

○創作物事情

この世界では前世に見たことのある作品も多くあるが、そのほとんどは名前が変わっている、いわゆるパチモン臭くなっている。オルトもそのパチモン臭さに違和感を覚えたが、内容自体が変わっている物でもないため、自然と慣れることが出来た。

ただ、いくつか前世で見ていた作品が現世で存在していないという事実。

前世で完結間近だった期待の作品も、現世では存在しなかった事実に、オルトの心は深い悲しみに包まれる。

 

○フェニックスの涙

門外不出とされ、フェニックス族が代々造法に携わっている秘薬。

どのようにして製造されているのか、それはフェニックス族の中でも一部の者しか知らない。

効果:どのような怪我でも、例え瀕死の重傷を負っていたとしても、生きている限りにおいて、万全の状態に戻すことができる。

 

・以下独自設定(wikiとか見てもよく説明されてなかったものでorz)

なお、どのような怪我も直すことができる反面、本人がもって生まれた病気であったり、呪であったりを癒し、解呪することはできない。

あくまでも、フェニックスの涙の効果は怪我を癒し体力を回復させるのみ作用する。

ただ、もって生まれた病気や呪で衰えた肉体を多少癒す効果はある。

 

 

○おおよそのランク付け

下級悪魔クラス:初期イッセーレベル。初期の時(最初の1,2話くらい?)の素の身体能力が下級悪魔の中で最弱(私の中での思考)のイッセーでも、陸上の大会で優勝できるくらいには身体能力はある。

※はぐれランク:C

 

中級悪魔クラス:本気で力を行使すれば大きめのビルは倒壊できるレベル。

※はぐれランク:B

 

上級悪魔クラス:イッセーが修行時に山を大きく抉ったところから、このクラスの力は持っているだろうとの評価を受けている。そのため少なくとも対城クラス並みかそれ以上の破壊活動ができる?

※はぐれランク:A~S

 

最上級悪魔クラス:一種の戦略兵器。一人いれば一つの国を相手取れるんじゃないかな? というレベル。

※はぐれランク:S~SS

 

魔王クラス:天災クラス。神話の神にケンカ売れるかな? なレベル。最上級と魔王クラスの間には結構な隔たりがあるらしい?

※はぐれランク:SSS

 

超越者クラス:一人で「磯野ー、野球しようぜー」なくらい気軽に神話の神にケンカ売れる。神の強さによっては「ちょwwwおまwww」「オレwwwオワタwww」「こっちくんなwwww」と言われるレベル。

聖書の神相手だと流石に一対一は分が悪いかな?

※はぐれランク:EX

 

 


 
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