No.807579

No.575 夜叉ガエル

さのたけさん

水辺の森に棲息し、昆虫を食糧とするかなり大型のカエル。長い舌で飛行する獲物を捕らえるのはもちろん、どちらか一方の手が鬼が持つ棍棒のような形状をしており、これで木を叩いてそこにいる昆虫を落とすという荒業も。外敵にも果敢に立ち向かい、ピンチになるとどこからともなく仲間が次々と集まる。毒々しい身体の模様は相手に危険を感じさせるためのものであり、実際は毒を持たない。だが皮膚の表面の色素と油分が異常に強いため、少しでも触れると着色してしまい簡単には落ちない。色素は画材や薄めて化粧品に、肉は唐揚げなど珍味としても知られるが、刺が必ず喉に刺さるので棍棒のような手は必ず取るのが料理人の鉄則だ。

2015-10-12 00:23:54 投稿 / 1080×1431ピクセル

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