No.80707

姫様の憂鬱

ぴかさん

学園の恋姫たちで蓮華と孫登がどうやってあの世界に来たかという部分を書きました。

結構ご都合主義な部分が多いです。

タイトルに深い意味はありません。

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2009-06-24 10:35:53 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:15756   閲覧ユーザー数:11438

大陸の平和が訪れた!!

 

この知らせを聞き、国中いや大陸中の民達が手を挙げて喜んだ。

古くは漢王朝の腐敗に始まり、黄巾党の乱から群雄割拠の時代。

そして、魏、呉、蜀という三国の落ち着いてからも争いは終わらず、魏と呉蜀の連合による赤壁の戦いが行われ、敗れた魏の曹操達は東方へと落ち延びた。

その後、魏の領土も併呑し、呉と蜀という二国による大陸平和が成し遂げられたのだ。

それから数日間は、大陸をあげてのお祭り騒ぎだった。

これでもかというくらい平和な感じを味わったが、その後がまた大変だった。

 

いつまでも平和な気分で浮かれているわけにもいかず、戦争の後処理を行ったり、疲弊してしまった領土の回復。

また、五胡やその他まだまだいる敵対勢力への対応など、争いを行っている間の方が楽だったんじゃないかというくらい多忙な日々が続いた。

 

 

そんな中当初の予定通り、呉には天の御遣いの血を受け継いだ娘達が生まれていた。

 

孫権こと蓮華との間には孫登。

甘寧こと思春との間には甘述。

黄蓋こと祭との間には黄柄。

陸遜こと隠との間には陸延。

周泰こと明命との間には周卲。

呂蒙こと亞莎との間には呂琮。

 

それぞれが母親の影響を受けつつすくすくと育っていた。

だが、現呉王である孫策こと雪蓮と、周瑜こと冥琳。

そして、孫家の末娘孫尚香こと小蓮との間には未だ子供が出来ていなかった。

こればっかりは天の巡り合わせとしか言いようがなかったのだが、これをいいことに天の御遣いである北郷一刀の時間があると、雪蓮や冥琳、小蓮が閨の相手を務める事が多くなっていた。

そうなると、すでに子供のいる6人とはなかなか相手ができない、というか全く出来ない状況であった。

閨の相手だけではない。

娘と触れ合う時間も必然的に無くなってしまう。

それではさすがに娘の教育に良くないという事で、順番で母娘の相手もするようになった。

ただ、娘がいるといってもそこは呉の重鎮。

一刀の時間が空いて、順番が回ってきても自分に仕事があれば相手をする事は出来ない。

その時は別の娘も加わり、一刀と娘達だけで遊ぶということも多かった。

特に、呉王の妹である蓮華には仕事が回ってくることが多く、一刀と一緒に仕事をしても、そこは以前のように甘い雰囲気にもなれず次第に曇りがちになっていた。

 

そんなある日の事である。

 

 

蓮華「はぁ~。」

 

蓮華は溜息をつきながら、1人郊外を散歩していた。

今日は珍しく仕事がなかったのだが、ちょうど思春の順番の日であったため、一刀と一緒にと言うわけにはいかなかった。

思春は、案の定蓮華に譲ると言ったが、急遽休みになったのは蓮華であり、思春の順番は以前から決まっていたので、それを変えるわけにはいかないと断った。

なにより、甘述が以前からこの日を楽しみにしていると孫登から聞かされていて、そう言う意味でも譲り受ける訳にはいかなかった。

今頃3人で、近くの河原でぴくにっくとか言うのを楽しんでいるはずだ。

 

蓮華「ダメだわ・・・、私・・・。」

 

誰に言うともなく独り言をつぶやく蓮華。

本音を言えば代わりたかった。

代わって孫登と一緒に一刀と遊びたかった。

だが、蓮華のプライドがそれを許さなかった。

気分を落ち着かせるため、外の空気を吸おうと出てきたのだが、結局は色々考えてしまう。

ああすれば、こうすればと、色々考えを巡らせては首を振る。

そんなこんなを繰り返しているうち、蓮華は周りの様子がおかしいことに気付いた。

 

いつの間にか木々がうっそうと茂った森へと足を踏み入れていた。

 

 

蓮華「なんで、こんなところに・・・。」

 

城の外を大して歩いていないはずなのにこんな場所にいるのはおかしい。

なにより、これほど木々が茂っているなら入った瞬間に気付くはずだ。

だが、周りを見渡しても木しか見えず、城も街もその周りに広がる荒野も見えなかった。

 

蓮華(まずいわね・・・。)

 

蓮華は周りに神経を集中させる。

賊などは怖くない。

蓮華もあの戦の最前線で戦ってきた。

雪蓮ほどではないが、剣の腕前はかなりのものがある。

だが、野生の熊や虎といった動物達になると話は別だ。

奴らは本能のままに襲ってくる。

そうなると、さすがに蓮華でも厳しいものがある。

その時、前方の草むらがカサカサと音を立てる。

腰に備えた南海覇王に手をかける。

距離を保ちつつ、前方を注視していると一つの影が飛び出してきた。

 

??「こんなところで、何をやっておるのじゃ?」

蓮華「!?」

 

飛び出した影は、小蓮ほどの身長だろうか。

だが、胸元の膨らみは祭にもひけを取らないものだった。

とにかく、敵対している感じでなかったので、集中していた気をといた。

 

蓮華「あなたは?」

??「わしか?わしは管輅じゃ。」

蓮華「管輅・・・。」

 

蓮華は名前を聞いたことはあるが、実際に会うのは初めてだった。

 

蓮華「私は・・・。」

管輅「知っておる。呉王孫策様の妹の孫権様じゃろ?」

蓮華「なぜそれを?」

管輅「王族の姿くらい、この国の者なら全員知っておるよ。なにより、わしは占い師じゃからなぁ。」

 

ははははと笑う管輅。

蓮華も、その声につられて笑った。

 

管輅「まあ、こんなところで立ち話もなんだから、わしの庵に来られるか?」

蓮華「いえ、私はお城に帰らないと・・・。」

管輅「城?城というのは建業の事かの?」

蓮華「ええ。」

管輅「建業へはここからだと、馬を使っても数日はかかりますかな。」

蓮華「えっ!?」

 

蓮華は、管輅が何を言っているのかよく判らなかった。

自分は城の周りを少し歩いていただけである。

それなのに、ここからだと馬を使って数日かかるのだという。

明らかに矛盾していた。

 

蓮華「そんな嘘でしょう?私は城の周りを歩いていただけ。それなのにここから建業まで馬で数日なんておかしいでしょう?」

管輅「ははあ、なるほどのぉ。」

蓮華「?」

 

管輅は蓮華の言葉を聞き、なにやら思い立ったようだが、蓮華は何の事だか分からない。

 

管輅「どちらにしろ、ここに長い時間いるのは危険じゃ。私の庵に来るのがいいじゃろう。」

蓮華「・・・そうするわ。」

 

蓮華は、すぐにでも建業に帰りたかった。

自分が居なくなったとなれば騒ぎになるのは目に見えている。

だが、管輅の言うとおりここから建業まで数日かかるのなら、後で出発しても違いはない。

それよりも、何か思い立った管輅の話を聞いた方がいいだろうと判断した。

 

管輅「じゃあ、きちんと付いてくるのじゃよ。」

 

そう言って、管輅は自分が出てきた場所へ引き返す。

管輅の後を追い蓮華は森の奥へと入っていった。

 

 

しばらくすると、小さな小屋が見えてきた。

ここが管輅の庵のようだった。

中に入りお茶を出される。

蓮華はそれを一口飲み息をつく。

 

しばらく体を休めていた2人だったが、管輅が口を開いた。

 

管輅「で、なぜ孫権様はあんなところに?」

蓮華「それは、私にもさっぱり。私は間違いなく城の周りを少し歩いていただけなのに・・・。」

管輅「なるほどのぉ。」

 

管輅は腕を前に組み考える。

管輅の胸が強調される格好であるが、蓮華には関係なかった。

一刀なら間違いなく凝視するだろうが・・・。

しばらくして、腕を下に下ろし乗り出すように話し出した。

 

管輅「それは、時間移動じゃな。」

蓮華「時間移動?」

管輅「天の御遣い殿が行ったモノの規模を小さくしたモノといった感じかのぉ。」

蓮華「一刀の・・・。」

 

一刀は以前に自分は未来から来たと言っていた。

その時は意味が分からなかったが、今なら何となく分かる。

 

蓮華「それじゃ、私は建業のそばからここに移動したということ?」

管輅「そうなるのぉ。」

蓮華「なんのため?」

 

そう、それが分からなかった。

時間移動という概念もよく分からないが、それ以上になんでそんな事が起こったのかという事である。

管輅はしばらく考え後言った。

 

管輅「わしに会わせるためかものぉ。」

蓮華「あなたに?なんで?」

 

それこそなんで状態である。

蓮華には管輅に会う用事など無い。

 

管輅「それは、孫権様の最近の悩みが影響しておるのではないかのぉ。」

蓮華「私の・・・悩み・・・。」

管輅「天の御遣い殿との時間が取れないという・・・。」

蓮華「なぜ、それを!?」

管輅「最初に言ったように、わしは占い師じゃからなぁ。」

蓮華「理由になってない・・・。」

 

笑う管輅に呆れる蓮華だった。

 

管輅「とにかく、わしの元に来たのはそれが原因じゃろう。」

蓮華「あなたには、それをどうにかできるというの?」

管輅「いや、現状はどうすることも出来ん。じゃが、きっかけを与えることは出来る。」

蓮華「きっかけ・・・。」

管輅「そのきっかけを元に、天の御遣い殿とどういった関係になれるかは、孫権様の気持ち次第じゃな。」

蓮華「言っている意味が・・・。」

管輅「わしが与えられるのは、その状況に過ぎん。その状況で良い関係を築けるのか悪くなるのかは孫権様次第というわけじゃ。」

蓮華「私が頑張れば、良くなるというの?」

管輅「そう・・・。ただし、わしが与えられる状況では天の御遣い殿は、孫権様の知っている天の御遣い殿とは違っておるはずじゃ。」

蓮華「一刀が・・・違う・・・?」

管輅「じゃが、根本は同じ天の御遣い殿。今と同じような接し方をしなされ。」

蓮華「よく分からないけど・・・、分かったわ。」

管輅「では・・・。」

 

管輅は立ち上がり奥に行った。

しばらくすると、鏡を持って戻ってきた。

 

管輅「さあ、この鏡を覗き込みなされ。」

蓮華「鏡を?・・・って何これっ!!」

 

蓮華が鏡を覗き込むと、途端に白い光が現れ蓮華を飲み込んだ。

 

蓮華「これは・・・いったい・・・。」

管輅「行った先に協力者がおるはずじゃ。彼の言うことを聞きなされ。」

蓮華「・・・。」

 

光の中に飲み込まれた蓮華の言葉は、すでに管輅には届かずしばらくして光が収まると、蓮華の姿はどこにもなかった。

 

 

管輅「しかし、面倒なことをさせるのぉ。」

??「あらぁ、結構ノリノリだったじゃない。」

 

いつの間にか、管輅の横には筋肉ムキムキの者が立っていた。

名前を貂蝉と言った。

ピンクのビキニ一丁の格好で、時々ウネウネする姿は正直気持ち悪かったが、管輅は慣れているらしく特に気にしてなかった。

 

管輅「さて、この外史はどうなるかのぉ。」

貂蝉「そんなのわかっているく・せ・に。」

 

貂蝉が体をウネウネしながら管輅を指で突っつく。

 

管輅「さて、もう一仕事してくるかのぉ。」

貂蝉「ちょっと~、無視するなんて管輅ちゃんのい・け・ず。」

管輅「おぬしが興味あるのは、天の御遣い殿だろう?」

貂蝉「そうだったわ!!待っててね、ご主人様!!」

 

そう言って2人の姿は、庵から消え去った。

 

一刀「うぅ~。」

思春「どうしたのだ?体なんか震わせて。」

一刀「なんか、寒気が・・・。」

甘述「ととさま、お風邪ですか?甘述が暖めてあげまする。」

 

そう言って体を寄せてくる甘述。

 

一刀「ありがとう、甘述。」

 

一刀もそう言って甘述に近づいた。

すると、反対側から思春が抱き付く。

 

一刀「し・・・思春!?」

思春「か・・・勘違いするなよ。お前が風邪をひくと蓮華様が心配されるからだ。」

一刀「ああ、ありがとう。」

甘述「ははさまは素直じゃありませんね。」

思春「なっ!?」

 

甘述のツッコミに驚く思春。

そんな思春の様子を見ながら、笑う一刀と甘述。

3人はそんな感じで、城への帰り道を歩んでいた。

 

 

??「お母様~!!どちらですか?」

 

城内では1人の少女が母親を捜して右往左往していた。

と、その様子を1人の女性が見つけた。

 

隠「これは孫登様。どうされたのですかぁ?」

孫登「隠さん、お母様を見かけませんでしたか?」

隠「蓮華様ですかぁ?さきほど、外の空気を吸ってくると言って、出て行かれましたけどぉ。」

孫登「そうですか。ありがとう。」

 

そう言って孫登は城の入口へと駆けていく。

 

隠「あっ、でも~、・・・ってもういないですねぇ。まあ、孫登様なら大丈夫でしょうねぇ。私は、陸延ちゃんとお勉強しなきゃ。」

 

そう言いながら胸元に抱える本を見て、恍惚の表情を浮かべる隠であった。

 

門番「ダメですよ!!」

孫登「なぜ?」

 

城門へと来た孫登であったが、門番に足止めを食らっていた。

 

門番「孫策様と孫権様から、孫登様を外に出すなと言われています。」

孫登「え~!!」

 

孫登は、文句を言った。

だが、門番は取り合おうとしない。

 

孫登「お母様が外にいるのです。私も外に行きたーい!!」

門番「ダメです!!孫権様もじきに戻られます。今はお部屋にお戻りください。」

孫登「どうしても、ダメですか?」

 

そう言って胸元で手を合わせて、斜め上向きの視線で見上げる孫登。

一刀はイチコロのこの仕草は、門番には効果がなかった。

 

門番「どうしても、ダメです!!」

孫登「わかりました・・・。」

 

そう言ってうなだれるような感じで城内へと戻る孫登。

そんな孫登の様子に、ちょっと心を痛める門番であったが、孫登自身はそんな感じとは裏腹に表情はなぜか明るかった。

 

 

孫登「確かここに・・・、あっ、あった。」

 

孫登が今いる場所は城の西側。

城壁などの死角になっており目立たない場所であった。

そこに少し大きめの石が置いてある。

孫登がそれをどけると、目の前の城壁には穴が開いており外へと通じていた。

孫登はその穴を抜け、外側に置いてある石をどけて外に出た。

 

孫登「やったあ、外に出られたわ!!あとはお母様を探すだけだけど・・・。」

??「孫呉の姫君ともあろうお方がこんな事してはいけませんぞ。」

孫登「!?」

 

突然話しかけられ驚く孫登。

そして、話しかけられた方向を向くと、そこには一人の女性が立っていた。

 

孫登「おばさんは誰です?」

??「おば・・・、まあいい。わしは管輅じゃ。」

孫登「管輅?」

 

聞いたことあるような無いようなそんな表情をする孫登。

 

管輅「孫権様を探しておられるんじゃろ?」

孫登「なんでそんな事わかるのですか?」

管輅「それは、わしが占い師だからじゃよ。」

孫登「占い師・・・。」

 

占いによって物事を決めるという時代もあったようだが、孫登自身はそんなものは信じていなかった。

 

孫登「確かにお母様を探しています。何かご存じなのですか?」

管輅「まあの。」

 

そう言って管輅は鏡を取り出す。

孫登はその鏡を覗き込んだ。

すると、鏡の先には孫登の母親である蓮華の姿が見えた。

 

孫登「お母様!!」

 

孫登は鏡を掴み話しかける。

蓮華は何やら話をしているようだが、その声は孫登には聞こえず、もちろん孫登の声も蓮華には届いていないようだった。

 

孫登「これって一体何なのです?って何!?」

 

孫登が管輅に聞こうとした瞬間、鏡の映像が消え光があふれてきた。

その光に飲み込まれる孫登。

 

管輅「孫権様によろしくのぉ。」

孫登「・・・。」

 

孫登は何やら言っていたようだが、管輅にはその声はすでに聞こえなかった。

そして、光がおさまるとそこには孫登の姿はもうなかった。

孫登の姿がいなくなったのを確認すると、木の影から一つの人影が出てきた。

 

貂蝉「なーんで私は、隠れてなきゃいけないのよ!!」

管輅「おぬしを見ると、みんなおびえて話もできなくなるからのぉ。」

貂蝉「それって、私の美貌のせいかしら?」

管輅「まあ、そういう事にしておくかの。」

 

貂蝉は自分の世界へと入っていた。

 

管輅「さて、残りも片づけんとなぁ。」

貂蝉「ちょっとー、待ちなさいよ。」

 

管輅の後を追う貂蝉。

しばらくして2人の姿は、忽然と消えてしまった。

 

 

一方・・・

 

孫登「一体なんだったのでしょう・・・。」

 

孫登は気が付くと見慣れない場所にいた。

地面は見慣れないモノに覆われ、ところどころに植えられている木も見た事無いものばかりであった。

空を見上げると、赤みが差している。

間もなく日が暮れるのであろう。

 

孫登「一体ここは・・・?」

 

孫登は立ち上がり、周りを見ながら歩き始めた。

と、視線の先に2つの影が見えた。

1人は後ろ姿でよく分からないが男性であろう。

そして、もう1人は。

 

孫登「あれは・・・、まさか。」

 

その姿を確認し駆け出す。

もう1人が自分を指さし、その表情が驚きに変わっていくのが見えた。

 

孫登「お母様~!!」

??「孫登!!」

 

もう1人が駆け寄ってきて抱きしめられた。

それは、孫登の母親、孫権こと蓮華であった。

孫登は蓮華に抱えられもう1人の男性の元へ近づく。

 

孫登「あれは・・・、お父様・・・。」

 

そう、その男性は孫登の父親である北郷一刀であった。

 

 

あとがき・・・

 

蓮華と孫登があの世界へ行った経緯を書いてみましたがどうでしょうか?

 

管輅は貂蝉と同じ、正史側の人間なので、何でもあり的な感じで書いてます。

あの鏡はタイムマシーンみたいなものかな。

これからも何度か活躍してくれそうです。

 

孫登と甘述の話し方は、原作で出てなかったので自分なりに解釈してみました。

孫登は年齢の割には大人びているけど、根本は冒険好きな子供という感じで書いてみました。

特に、お城の抜け出すシーンなんかは、某おてんば姫をイメージしています。

さすがに蹴飛ばしたりはしていませんけどね(笑

甘述は、素直になれない思春を反面教師として、素直なツッコミ役という感じで書きました。

 

前回の話でも書きましたが、今回の話は呉ルートでかつ雪蓮や冥琳が死んでいないというご都合主義な話となっております。

その割には雪蓮や冥琳が全然出てこないと言われるかもしれませんが、それはまた別の話を考えています。

他の呉のメンバーに関しても同様のつもりです。

 

次は魏の方も書こうかなと考えています。

その辺を補完しつつ、本編も上げていくつもりですので、これからもよろしくお願いします。

 

今回もご覧いただきありがとうございました。


 
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