No.798914

宮城急行電鉄の車両(現役車両その2)

古淵工機さん

今回は7000形から9000形・5500形・事業用電車を紹介。

3000形から6000形は http://www.tinami.com/view/793710

2015-08-28 20:53:11 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:1286   閲覧ユーザー数:1226

○7000形(デハ・サハ7000形)

(初期車)

(後期車)

1995年より設計が開始された。通勤・行楽輸送を両立できるよう、3扉車両でありながら全席クロスシート。

そのため「Rush and Excursion car」の頭文字をとり「RE車」の通称がある。

編成は6連(7001~7072)および4連(7401~7448)、このうち1997年度からの製造分(6連の7025~、4連の7417~)は

前面の非常脱出扉を助士側にオフセットした前面となった。宮急初のVVVFインバータ制御車。

○7500形(デハ・サハ7500形)

1995年より投入。7000形初期車と同様の車体であるが、室内は車端部を除きロングシート。

6連(7501~7548)、4連(7901~7956)、2連(7701~7728)が製作された。性能は7000形とほぼ同一。

○8000形(デハ・サハ8000形)

(初期車)

(後期車)

5000形の後継車種として1996年より投入。扉間転換クロスシート、車端部ボックスシートの特急車である。

運転台後部は6000形や7000形、7500形同様戸袋窓になっているが、8000形ではこの部分に運転台側を向いた

固定式クロスシートを配置している。この『展望席』は沿線の子供や鉄道ファンに人気が高い。

編成は6連12本(8001~8072)で、5000形に比べ編成数を多くしたことで特急の増発が可能となった。

1997年製造の8049からは、インバータのユニット素子がIGBTとなった。

○9000形(デハ・サハ9000形)

老朽化の進んだ2400形や3000形の置き換えを目的に2005年から製造開始。

車体は曲面を多用した構成となり、またアクセントに添えられたスプラウトグリーンの帯が本形式の特徴。

性能面においても各電子部品のノンフロン化、騒音低減などが図られている。

○5500形(デハ・サハ5500形)

東日本大震災で被災した車両の補充用として、2012年に京浜急行電鉄2000形2411~2414・2421~2424・2431~2434を譲り受けた。

その際に必要な各種改造は、神奈川県横須賀市にある京急ファインテックス久里浜事業所で実施された。

これらは宮急においては5000形と同じ界磁チョッパ制御ということで「5500形」と命名、竣工順に5901~5904(京急2421~2424)・

5905~5908(京急2431~2434)・5909~5912(京急2411~2414)と改番された。

当初はダークバーミリオンの白帯の京急カラーのままで走ったが、現在は宮急一般色に変更されている。

2014年にはもと京急2021~2023・2026~2028が入線し、全電動車の6両編成5501~5506が誕生している。

○デワ4100形

奇数車と偶数車の2両編成で、2400形を1987年に改造して救援車としたものである。

中央の扉は拡幅され、機材搬入用に1500mmの両開き扉となった。塗装はレモンイエローにリーフグリーン。

○デト4200形

こちらも種車は2400形であるが、車体は一部に種車の部品を流用したぐらいでほぼ完全新造。

前面部分は角型ライトを配置した切妻貫通型で、いかにも事業用車両らしい。

その後、6000形のVVVF化に伴いチョッパ制御化された。

○クヤ4400形

大手私鉄では珍しいラッセル式除雪車。

通常ラッセル車は貨車もしくは機関車のカテゴリーに入るが、このラッセル車は「電車」に分類される。

ヘッドの向きは奇数車が南側、偶数車が北側で、通常は動力となる電車を奇数車と偶数車ではさんで運用する。

動力車には事業用車のほか旅客車が使われることもある。

 


 
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