【 ここは──? の件 】
〖 ?? 〗
『 ───ねぇ、颯馬? 』
『 ───颯馬さまぁ? 』
『 ───うん? 』
『───此処って………何処なの?』
『───私たちは、どうして……こんな場所に居るのでしょうか?』
俺……『天城颯馬』は、目の前の風景、今まで感じていた五感を総動員させ、この場所を特定しようと考えた。
俺の体感に寄れば……今から四半刻(約15分)さえも経っていない。
それなのに……主家の屋敷内で仕事をしていた俺たちが……何故このような事に陥ったのか見当が付かないのだ。
────────!?!?
しかし、幾ら眺めても、丈の短い雑草が疎らに生い茂る荒野。
青い空が何処までも続く景色──小さく見える山並みの間から、地平線が垣間見えた。
『───日ノ本に地平線?』
驚く俺の顔を……風が優しく撫でて行く。
雑草のざわめく音が聞こえ、青臭い名も知れぬ草の香りが……俺の鼻孔を擽る(くすぐる)。
そして、無意識のうちに───足を一歩、雑草へと踏み込んだ!
夢だろうと何だろうと……まず動いて触れなければ分からない。
現実との夢との境目は、大概『痛み』で気付くものだから。
ーーーー!?
すると……俺の足下に違和感を感じ取る。
────痛くない………だと?
先程まで部屋に居たのだ。 当然、足は裸足……それに、周りの石は小粒ながら尖っていて鋭い。 普通なら……のた打ち回っても可笑しくない程。
驚き急いで足を注視しすれば……何故か愛用の草履を履いている!?
『どういう理由なのか?』と考えるのだが、生憎……見当が付かない。
それどころか、屋敷内で騒動を起こしていた俺達が、間違いなく現実に『外』へ居るのだと──納得せらざるを得なかった。
俺は……自分の理解した状況を伝えるべく顔を向ける。
しかし、様子を窺っていた二人のおなごは、この状況を悟ったらしい。
『『 …………………… 』』
───松永久秀殿、筒井順慶殿───
普段見慣れない……二人の驚愕した顔が見れた。
◆◇◆
【 事の始まり の件 】
〖 越前 一乗谷 朝倉屋敷 にて 〗
今朝……この御家の御当主『朝倉義景』様より命じられる。
義景「ねぇ~颯馬ぁ。 私の頼みを聞いて下さいませんかぁ~?」
颯馬「義景様……朝から俺に纏わり付かないで下さい」
義景「えぇ~? これはですねぇ、頼りになる臣を奮起させるために、親密な関係を図っているだけじゃないですかぁ? もおぅ……身体を固くするんなら別の場所を固くしてくれてもいいのにぃ~。 ほんとぅにぃ……いけずぅ~!!」
颯馬「普通に命じて貰えば……うっく! け、結構ですからぁ!!」
義景「ぶうぅぅぅ………それでは私が楽しめないじゃないですか~?」
颯馬「まったく……人が真面目に話しているのに、人をからかうような真似なんかしないで下さいぃ! 宗滴様に言い付けますからね!?」
義景「そんな颯馬だからこそ……面白いのにぃ! うふふふっ! さぁて……颯馬成分も補給しましたからぁ本題に入りますねぇ~?」
俺の抵抗に虚しく諦めたのか、義景様が俺より離れる。 義景様が離れる際に良き香りが俺から消え、些か当惑してしまう。 いつも、顔を合わせる度に抱き付かれるので、義景様の香りが日常的になってしまったのか?
義景様は、俺が物欲しそうな顔をしているのを、満足気に眺めて……ある仕事を命じる。
────朝倉家の七不思議『入れずの書物庫』を整理する事を。
★☆☆
『 越前国 一乗谷 』にある豪壮な朝倉屋敷。
―――
颯馬「………何だよ……これは……?」
俺は……義景様の命令を承り、十数人の配下の者と来ていた。
その屋敷内の奥にある畳四畳半の部屋。 窓のような物は天井の近くにあるだけで、殆ど通気穴。 場所も日が殆ど当たらず、 饐えた匂いを発散させる場所である。 いったい……何時頃に掃除をしたんだろう?
『入れずの書物庫』……物々しい名称からして、立ち入り禁止にされている曰わく付きの場所……ではないかと、思われる者も多いだろう。
義景様が語るには、この書物庫に膨大な数が書物が眠っているだけだそうである。 今でこそ零落の身だが、これでも名門の御家柄。 貴重な書物もかなりあるようである。 だが……ここを利用する者は誰も居ない。
入って分かったが……高い塔のように積み重なった書物群が、部屋中に築かれている。 少しでも位置をずらせば、今にも崩れ落ちそうになっている乱雑な積み方。 しかも、塔の中は書物は玉石混交となっていている。
これでは……幾ら利用したくても、この微妙な均衡を崩し、自分たちに襲いかかる弊害を除いてまで、使用する者は居ないのだろう。 それだから、自然と足が遠退き……時過ぎて、噂に尾鰭が付き変な噂が広まり……こんな結果に!
俺は……この難題を一人で指図するのは無理だと悟り、援軍を呼び起こす事を義景様に許可して頂き、あの二人を探した。
出来れば頼みたくない人選だったけど───腕は間違いなく確かだった。
★★☆
颯馬「───こんな大仕事の手伝いを申し付けて、誠に申し訳ない。 必ず後日、この埋め合わせをさせて貰うから……」
そのため、俺は……高い教養を修める『松永久秀』殿と『筒井順慶』殿に手伝いを御願いして、長年の溜まり場を整理整頓して片付けたいと試みた。
順慶殿には、近頃何かしらやられて油断は出来ないし、久秀殿は俺を玩具扱いしてくる。 いつも、どちらかが居れば緊張感の連続だ。
しかし、この朝倉家中で高い教養を誇るのが、この二人。 無理難題を突きつけられそうで怖い者がある。 しかし、久秀殿も順慶殿も簡単に応じてくれた。 ───義景様の許可が効果があったのかも知れない。
ーーー
久秀「別に構いませんわ。 この中の書物は、久秀も興味がありますので。 それに、颯馬殿と久秀が居れば……あまり時を置かず、片付けも終わりましょう。 順慶殿は何かと多忙な方……折角ですが持ち場にお戻り頂ければと?」
順慶「いえいえ、御心配には及びません。 久秀殿こそ何かとお忙しい身の上。 どうぞ、お下がりして下さい。 ───しかし、颯馬さまも慎重ですわね。 わたくしだけをお側に置いて頂ければ充分なのに……」
久秀「あら……颯馬殿は、この久秀の力量を信じて誘って頂いただけの事。 あの書物の中には、漢文で書かれた物、散文詩など芸術的な物も多数含まれているそうですよ? 失礼ながら……順慶殿の力量では、些か心細いかと──」
順慶「まぁ……心外ですわ。 わたくしも日進月歩……知恵も武力も『アノ頃』から大きく上がりました。 何時までも『呉下の阿蒙』と同じ……など思われるのなら、思いがけない災難に見舞われますわよ?」
ーーー
順慶殿と久秀殿が、にこやかに微笑を浮かべながら対峙する。
そんな二人の対峙を──内心ハラハラしながら注視する俺。 仲が悪いのは有名だが……こんな所でやらなくても───!!
このままだと仕事が進まないんだ! 義景様を見張らないと、あの人が何を起こすのか分からないんだよ!!
しかし、此処で俺が慌てて仲裁に入ると、事態を読んでからかいに走る久秀殿、周りの事が見えなくなる順慶殿で、更なる混沌を引き起こす事になりかねない。
だから、平静を装いつつ……二人に問い質してみた。
颯馬「俺が呼んだ理由は、久秀殿の幅広く深い聡明な知識、順慶殿の新しく卓越された学識で、あの場所を片付けたいと提案したんだよ。 その方が間違いないも無く、事が早く済むと思ったんだ。 俺の考えは間違っていたかい?」
久秀「颯馬殿が……其処まで順慶殿を買っておいでなら、久秀は何も言いませんわ。 是非、その知識を拝見して後学の為に役立てせて頂きたいですね?」
順慶「………わたくしも、名高い久秀殿の見識を身近で接し、未熟な己への糧にしたいと存じます。 古きを尋ねて新しき見解を知る……これも大事な事ですものね、颯馬様?」
颯馬「 ………………… 」
俺の話術が効を奏したのか、それとも……忙しい身の上だから早く喧嘩を終わらせたかったかのかは知らない。 二人は矛を収め、俺の指示に従ってくれた。
ーーー
こんな軽い?一騒動を終えてから……二人を『書庫』へと案内したんだ。
後ろの二人から、流れ出る冷たい気が俺を包み込む。
無言、ただ無言のまま……付いて来る二人に、俺の胃がキリキリと痛み始める。 そんな長い距離でもないのに、やけに刻が過ぎたような気がする。
そんな事を考えていたら、前方より声か聞こえ始めた。
「「「 ───────!! 」」」
待機するよう命じていた兵士が、こちらを見て騒いでいたからだった!
兵たちは、久秀殿と順慶殿を見いだすと───歓声を上げて喜んで迎える!
ムサイ野郎ばかりの仕事なんて、正直嫌だろうな……と思っていたんだが、実は二人の人気の為だと知り……驚いてしまった!
実際……二人の口調が……俺の居る時と……かなり違った。
久秀「皆様……お待たせ致しまして申し訳ありません。 この不肖ながらも……松永久秀が力添えをさせて頂きます。 まあ……颯馬殿、お役に立てれるか分かりませんが……宜しくお願いしますね?」
順慶「わたくし……筒井順慶と申します。 天城颯馬さまの指揮下の中、皆様と共に励めれます事……大変恐縮ですわ。 わたくしも皆様と共に働かせて頂きます。 もし手違いとかありましたら……どうか容赦なく、お叱り下さい!」
颯馬「ーーーーーーー!?」
兵士「はっ! 勿体なき御言葉! 我々の活躍振り、どうか安全な場所にて御覧なされて下さい!! ───行くぞぉおおおっ!」
兵士「「「おうっ!!!」」」
─────この二人の言葉により、不惜身命の強者が多く出現し、かの書庫に向かい突撃して逝った。 …………………文字通りの意味で。
◆◇◆
【 久秀、順慶の暗躍? の件 】
〖 朝倉屋敷内 書庫 付近にて 〗
兵「──こ、これで……終わりぃ……でぇえすぅぅぅッ!」ガクッ
─────精も根も尽き果てた兵士たちが、他の兵士により運ばれて行く。
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長年の悪習により……濃厚な瘴気漂う空気の中、馬車馬のように動き回る兵士たち。 屈強な歴戦の将でさえ怯む室内へ、兵士たちは躊躇(ちゅうちょ)する事なく果敢に攻め込んで行く!
もちろん、義景様の命令だけでアノ魔境に入る愚かな輩は居ない。 それに、朝倉方の兵士の士気、練度が特別に優れているわけでもない。
当然ながら────陰で煽動する者が居たからである。
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久秀「ここの兵士の皆様は、中央の兵に負けず劣らずの働き! この久秀……ほとほと感服致します!」
順慶「皆様──決して御無理なされないように。 ああぁぁぁ……応援できる事しか出来ない……この非才な我が身が悲しいですわ!」
兵士「うぉおおおおッ!! み、な、ぎ、る、わぁああああッ!!」
兵士「男には退いていけない時がある! 今が………その時!!」
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俺たちの役は、運び出された書物の鑑定、補修、整理、目録作り。
細かく言えば、兵士たちから運び出される書物を受け取り、 貴重な文献と不要な書物を仕分け、破損部分の補修、書物の題名、種目を記録。
部屋全体の清掃活動を行った後で、再び書物を搬入し整理して片付ける。
それだけの事だが………彼らの尊い犠牲により、この難事と目されていた仕事は成し遂げられた。 しかと義景様に御報告しなければ………
そんな事を考えつつ……戸板で運ばれる兵士たち(全員生存)に、感謝の合掌をして見送る。
だから………忘れていたんだ。
俺自身にも、強大な災厄が迫っていた事を!
★☆☆
久秀「ねぇ………颯馬。 早速なんだけど……颯馬から久秀に対する御返しを貰いたいの。 本日の夜、久秀の部屋に来なさい。 玩具と遊びたくて仕方がないのよ 。 あの兵士では物足りないの。 颯馬じゃないと久秀は面白くない──」
順慶「何を寝言をほざいているのかしら? 颯馬さまが、今夜お付きあいして頂くのは……わたくしですわ! わたくしは、仕事を早く収める為に、内助の功を表し颯馬さまに貢献しました。 ただ、仕事を終わらす事など誰だって!」
久秀「ふふっ──久秀も同じようにしたわ。 人を動かすのには、相手の欲しがる言葉を掛けて有頂天にさせる。 だから、苦労を労いつつ中央……三好長慶の軍勢より上だと褒めたたえれば、如何様に動かす事も容易いわよ!」
順慶「甘いですわ! 薄幸な姫武将が己が力不足を悔やみつつ、されど応援だけも送りたいという『もののあはれ』を利用した煽動術が効果的ですわ。 苦労と言うものを味わった事が無い久秀には……分からないでしょうけど?」
久秀「ならば……順慶、 この久秀に感謝なさい。 貴女の居城を落として、越前朝倉家に仕官する事になったのは久秀のお陰よ。 だから、負け犬に用なんてないの。 久秀の玩具に懸想なんかしてないで、さっさと行きなさい!」
順慶「ふっ、ふふっ、ふふふっ! わたくしの居城や領地を奪っただけでなく、わたくしの全てと言ってもいい愛しの颯馬さまにまで、その毒牙を掛けようとするなんて。 ───もうっ! 堪忍袋の緒が切れましたわ!」
久秀「…………それは久秀の台詞。 身の程を弁えない愚か者が、久秀の玩具に手を出そうなんて許しておけない! 颯馬のモノは久秀のモノ、久秀のモノは久秀のモノなんだから! 久秀と順慶の立場、いい加減に自覚なさい!!」
竜虎相搏つ───双方で睨み合い、殺気を放つ久秀殿と順慶殿!
二人の手には───得物は無い。
場所は離れているとはいえ、主殿(義景様が居る屋敷)内ゆえ、武器類の所持は禁止されている。 されど……二人とも戦場を駆け巡る将。 得物を無くした場合に行う無手での組討も、当然会得しているはず!
俺の事なんだが……本人の意思に関係なく『今回の埋め合わせの内容』が決定されていく。 いや、その前に怪我人が出そうだ!
今、後片付けが済んだ書庫、その対面にある俺たちの作業部屋、その真ん中を通る廊下には、一人も人が居ない。
元々、人が近寄る場所でもないので……居るのは久秀殿と順慶殿、そして天城颯馬こと俺の三人のみ。
だから、助けを呼ぶ事も、喧嘩する二人を止めに入ってくれる者も、周辺には居なかった。
颯馬「止めてくれ! 二人とも!!」
当然──止めれるのは俺だけだから、二人の間に入り込んだよ。
だが、これが………新たな争いを生んだ!
久秀「颯馬───どちらを選ぶの? 勿論……久秀の玩具だから、選ぶのは久秀で間違いないわねぇ?」
順慶「颯馬さま! どうか、この思い上がった女に引導を渡して下さいませ! 愛しているのは、このわたくし───筒井順慶だと!!」
颯馬「───────!?」
もう一度だけ言う。
この時の俺は、助けを呼ぶ事も、喧嘩する二人を止めに入ってくれる者も、周辺には居なかった。
人が近寄る場所でもないので……居るのは久秀殿と順慶殿、そして天城颯馬こと俺の三人のみだった………と。
◆◇◆
【 恋姫の世界へ──の件 】
〖 朝倉屋敷 書庫に向かう通路 にて 〗
久秀「────颯馬!」
順慶「────颯馬さま!」
俺は───二人の迫力に圧され、一歩、また一歩………後ろへ下がる!
久秀殿が冷たい目付きで俺に近寄り、順慶殿が目尻に涙を溜めながら、両指を組みつつ───俺に迫る。
正直言えば──どちらを選んでも碌な事にならないのは明白。
久秀殿は、普段の優雅な振る舞いと違い、二人になると俺の事を玩具と称し、まともに人として扱われた事は無い有り様。
順慶殿は順慶殿で、雰囲気は可憐な美少女。 だけど……俺への執着心が強く、常軌を逸している行動を平気で行ってくる。
どちらを選べばと言われれば、間違いなく良い笑顔で『二人とも断る!』といい放てるだろう。 だが、実際に起こす勇気は持ち合わせていない。
持っていたら…………間違いなく神隠しとして、処理されていただろう。
二人の手腕なら、朝倉家の調査網を難なく誤魔化せるだろし。
颯馬「───!?」ドンッ!
しかし、この状態も長くは続かない。
俺は緊張のあまり……向かいの部屋、戸が開いていた書庫まで下がり、その部屋にある戸棚に背中を打ち付けたのだ!
揺らぐ棚には、朝倉家の歴代が収集した貴重?な書物が入っている。 勿論、その様に整理整頓したのは、俺たちだから知っている。
だから、三人で抑えに掛かり、その棚を倒れる事を阻止したんだ。
「「「 ─────!! 」」」
その棚が、大きく前後に揺らぐ時に一冊の書物が落ちてきた。 題名をチラリと見たら、何処かで読んだ書物。
『 ───でも、この書物は実在してな──!?』
そう思った時、その書物が床に落ちると………表紙が開き、一人でに頁が捲れる。 驚く俺たちを尻目に、その書物から光が発しられて気が遠くなる。
意識が遠退く前に聞こえたのは、乙女の様な喋り方を発する野太い声!
??『──こんな事をしてごめんなさいねぇん。 天城颯馬ちゃん、貴方の力が必要なのぉ。 この外史に存在する??ちゃんたちを……どうか救ってあげてぇん! ご主人さまとの悲しい別れを続けさせたくないのぉ──ッ!』
―――――
―――――
―――
三人の姿が完全に消えてしまったとき、床には一冊の書物が、頁を閉じて表紙を表に見せる。
────書物の題名は『孟徳新書』
三国志演義に出てくる……曹孟徳が書き表した兵法書物の名前であるが、中身は───兵法書で有名な孫子の註釈された書物でない。
代わりに記してある事は、大陸に降りたった天の御遣いが、どのような行動を起こし、どのように知恵を引き出して、大陸を平和に導いたかの記録。
そう──華琳が一刀との別れの際に告げた言葉───
『あなたが……死ぬほど悔しがる国を作ってやるから』
その言葉を、一刀に証明するため……作られた書物。
そして、その証明した事の理由には……『悔しければ戻って来なさい!』と言う悲痛な哀しみが隠されていた。
―――――――――
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あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
義輝記の続編を書こうと考えていましたが………いざ書こうとしたところ
『久秀の口調って、どうだっけ?』
『順慶の性格は───?』
数ヶ月も投稿してないと……よく忘れるものでして。
そのため、長くブランクが開いた場合、短編を書いて慣れさせています。
今回も、そのつもりで書いたのですが………肝心な部分が書ききれず、後一回、続くはめに。 続編はその一回で終わりにして、義輝記等の続きを書きたいたな……と思っている次第であります、はい。
次回も、こちらの回をやってから艦娘を書いて、義輝記にしようかと。
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前作の義輝記とは別の話。 主人公は『天城颯馬』になりますが、相方が別の姫武将です。 前編後編の二つだけの作品ですので、続きは皆様にお任せ致します。