No.795030

~少年が望んだ世界と力~

第五十四話 海鳴を守れ 前編

2015-08-09 03:40:48 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2179   閲覧ユーザー数:1980

前書き

 

ARX-7 アーバレスト「読者の皆様!私は帰ってきたぁ!!」

 

三人称Side

 

海鳴市の市街地の一部に巨大な穴、ディバイディングフィールドが展開され、その中とその上空では大小と大きさがことなるロボット達による戦いが繰り広げられていた。

 

海鳴市 市街地 ディバイディングフィールド内

 

「てやぁぁぁぁっ!」

 

「ふっ!はっ!」

 

爆熱丸とゼロがドーガ四天王達に五星剣、ヴァトラスソードで斬りかかり攻撃するが空中に逃げられて距離を開けられ、ビームライフル、ミサイルによる攻撃で苦戦を強いられている。

 

「ぬぅっ!やはりこいつらを2人だけで相手をするのは骨が折れるな」

 

「だが、やるしかないぞ」

 

「分かっている!」

 

ドーガ四天王に苦戦し、爆熱丸が愚痴を零すとゼロに叱咤され、戦いに集中し、飛来してくるミサイルを斬る。

 

「そこだぁ!」

 

「3番機、5番機、左から敵が接近!」

 

「「了解!」」

 

空中でドーガボマーと戦闘中のガンイーグルとガンチョッパー達。

ガンチョッパー1号機から左から敵が来ていると知らされ3号機はビームガトリング、5号機はミサイルで迎撃を行う。

 

「7番機、後方注意!」

 

「っ!」

 

ガンイーグルが叫び、7号機が後ろを振り向くとドーガボマーがビームライフルを構え、ビームを放つと7号機は後ろに下がって回避し、ビームガトリングを撃ち返して撃墜する。

 

「おめぇら!どんどん撃ちまくって落せ!」

 

『ザコー!』

 

「落ちろ落ちろ~!」

 

「流石に数が多いぜこいつら!」

 

空から攻撃してくるボマー部隊をザッパーザク、ザコソルジャー、デストロイヤードム、グラップラーグフの旧ダークアクシズ部隊が地上から銃撃による迎撃を行っている。

 

「はああっ!」

 

高機動で動きながらキャプテンはヘビーライフルからビーム、ショルダーミサイルランチャーからミサイルをコマンダーサザビーに放つ。

 

「ふっ!ふんっ!甘いな!ファンネル!」

 

キャプテンの攻撃を全て躱したコマンダーサザビーがファンネルを射出し、キャプテンにオールレンジから攻撃を行う。

 

「くっ!ぬっ!ふっ!はっ!」

 

ファンネルからのビームをキャプテンは前後左右に動いて回避し、ヘビーマンガンで右からビームを放ったファンネルを撃ち落とす。

直後、何かを感じ取り、キャプテンは体を後ろに反転し、ヘビーマンガンを向けてビームを撃つとキャプテンの左斜め後ろからビームを撃とうとしていたファンネルを撃ち落とした。

 

「・・・!?」

 

ファンネル2機を撃ち落とし正面を向いた時、キャプテンの正面から右手にビームサーベルを持ったコマンダーサザビーが急接近しビームサーベルを振るう。

迫るビームサーベルにキャプテンは右手のヘビーライフルを投げ捨てビームサーベルを抜き、コマンダーサザビーのビームサーベルをキャプテンもビームサーベルで受け止める。

ビームサーベル同士がぶつかり合うことでバチバチとスパークが発生し、火花が激しく散る。

 

「コマンダーサザビー、何故お前が生きてここにいる!お前はネオトピアで倒したはずだ!」

 

「その通りだキャプテンガンダム。だが私は蘇った。そして蘇った今、私は目的を果たす!しかしその目的を果たすには彼、仮面ライダーフェニックスは邪魔な存在だ。無論、貴様達ガンダムもだ!再び私の目的を邪魔をされぬためにもフェニックスと貴様達にはここで・・・!」

 

「くっ!」

 

「消えてもらう!」

 

キャプテンのビームサーベルを押し退け、腹部の装甲が開くと砲口「メガキャノン」が姿を見せ、メガキャノンが放たれる。

 

「つあっ!」

 

体勢を立て直したキャプテンは右に跳んでコマンダーサザビーのメガキャノンをギリギリのところで回避する。

 

「とおおりゃああ!」

 

「ふっ!つあっ!」

 

「おっとっ!」

 

雷蛇を振り回し、貂蝉を攻撃する張飛だが、張飛の攻撃をまるで舞うように貂蝉は躱し、左右に持つ大柄の2本の鉄扇「胡蝶扇」で張飛の雷蛇を受け止め、弾く。

張飛と貂蝉が戦っている中、空中から降下し、低空飛行で多数のドーガボマー達が張飛に向かっていく。

 

「邪魔はさせぬ!見よ!鬼の牙の昂ぶりを!!鬼牙!百裂撃!」

 

ドーガボマー達と張飛と貂蝉の間に入るように立ち、鬼牙龍月刀を構え、鬼牙龍月刀で1秒間に100回の突きを繰り出す必殺技「鬼牙百裂撃」でドーガボマー達を次々と倒していく。

劉備は呂布に向かって駆け、近づいたところで「爪龍剣」を振り下ろすが呂布は「破塵戟」で防いだ。

 

「甘いぞ劉備!」

 

「うわあああっ!」

 

破塵戟で劉備の爪龍剣を払い除け、破塵戟を横に振り劉備を薙ぎ払う。

 

「大紅蓮斬!」

 

「ちぃっ!」

 

「てやあああっ!」

 

曹操が大紅蓮斬で斬りかかると呂布は後ろに下がって躱す。

呂布が大紅蓮斬を躱すと孫権が「牙王剣」を構えて接近していく。

 

「旋風ぅ!大烈斬!」

 

「ぐあああっ!」

 

「孫権!」

 

接近してきた孫権に呂布は必殺技である「旋風大烈斬」を放つ。

呂布の技を受けて孫権は飛ばされて背中から地面に叩きつけられ、劉備が慌てて孫権に駆け寄り、上半身を起こす。

 

「くっ!だ、大丈夫だ・・・」

 

痛みに堪えながら孫権は劉備の手を借りながら立ち上がる。

 

「呂布、お前は一体なんのために戦っている!なんの目的のためにあの連中と手を組んだんだ!」

 

「お前もあのフェニックスと言う者の命が目的か!」

 

「俺にとってあのフェニックスと言う男の命、そしてあの者達の目的など興味はない。俺が何故戦うのか、訊かずともお前達がよく分かっているはずだぞ、劉備、孫権」

 

「貴様が戦う理由、異なる世界の兵達と戦うことだな?」

 

「その通りだ曹操。例え異なる世界に居ようと我が魂は戦いを求めている。異なる世界の強者と戦い、魂を奮い立たせる。俺が戦う理由はそれだけで十分」

 

呂布に戦う理由、フェニックスの命を狙っているのかと問う劉備と孫権にフェニックスやコマンダーサザビー達の目的に関しては否定し、本来の戦う理由は既に2人は理解していると言う。

曹操がその答えを告げると呂布は肯定した。

異なる世界の強者と戦うことこそが呂布の目的だったのだ。

 

「だが、このような異なる世界で再びお前達と出会うとは思ってもみなかった。久々にお前達と戦いたいと思っていた!」

 

久々に劉備達と戦えることに呂布は気持ちを高ぶらせ、破塵戟を構えると劉備達に向かって駆け出し、劉備達も剣を構え、呂布に向かって駆け出した。

 

キングエクスカイザーVSハシダー

 

「ガイスターが関わっていないとはいえ、この街の平和を脅かすのはこのキングエクスカイザーが許さん!」

 

キングエクスカイザーが戦おうとしているのは第2で宇宙海賊「ガイスター」の1人が開発したエネルギーボックスを地球上のあらゆる物に取り付けることで生まれる破壊ロボット「ガイスターロボ」の1体で、元は鉄橋が恐竜のような姿に変化した「ハシダー」と言う名のガイスターロボだ。

ハシダーはキングエクスカイザーの動きを封じようと背中にあるワイヤーを放つ。

 

「カイザーショット!」

 

ワイヤーが放たれるとキングエクスカイザーは両腕から四方手裏剣「カイザーショット」を放ち、ワイヤーを切り裂いて無力化する。

 

「今度はこちらからだ!カイザーブラスター!」

 

ワイヤーを無力化するとキングエクスカイザーは胸の獅子の口から火炎を放つ「カイザーブラスター」をハシダーの顔に向けて放つ。

 

「ギャオオオオンッ!」

 

カイザーブラスターを顔に受けてハシダーは怯む。

 

「カイザーミサイル!」

 

ハシダーが怯むと続けて右膝から2発のミサイル「カイザーミサイル」を発射、ミサイルがハシダーの左前脚に命中するとハシダーがバランスを崩して横転した。

 

「今だ!カイザーソード!」

 

ハシダーが倒れるとキングエクスカイザーの右膝から収納されていた剣「カイザーソード」が飛び出し、落下してきたカイザーソードを掴む。

カイザーソードの鍔の部分が展開し、胸の前で構えると胸の獅子の口から火炎が放たれ、カイザーソードの刀身が赤くなっていく。

 

「カイザーフレイム!」

 

カイザーソードが赤くなるとキングエクスカイザーはカイザーソードを振るい、敵を拘束する巨大火球「カイザーフレイム」をハシダーに放ち、動きを止めた。

 

「サンダーフラッシュ!」

 

ハシダーの動きが止まるとキングエクスカイザーはカイザーソードを天に向け、カイザーソードに蓄積されていた雷の力を解放する。

 

「はああああああっ!!」

 

天に向かって光の刃が伸びていき、雷が轟き、剣をハシダーに振り下ろしハシダーを縦に一刀両断し、ハシダーは爆発する。

 

ファイバードVSサンドトレマー

太陽の勇者ファイバードの第1話に登場したメカ獣と呼ばれるロボット兵器、ムカデに似た「サンドトレマー」。

 

「ドライアスの他にこいつを作れる奴がいるとは!だが俺達がいる限り、宇宙やこの街の平和を乱されはしない!」

 

ファイバードの敵である「ドライアス」でない者がサンドトレマーを作ったことに驚きながらもファイバードは身構える。

ファイバードが身構えるとサンドトレマーは2本の足をアンカーのように放つ。

 

「はっ!」

 

サンドトレマーからの攻撃をファイバードは跳躍して回避する。

ファイバードが足を躱すと今度は口から火炎放射を放つ。

 

「ぐっ!」

 

火炎放射でファイバードの動きが止まるとサンドトレマーはファイバードに向かって行き頭突きを喰らわせ、ファイバードは倒れる。

ファイバードが倒れると止めをさそうとサンドトレマーは尾を上げて、ファイバードに振り下ろす。

 

「フレイムソード!」

 

サンドトレマーの尾が迫る中、ファイバードは背中から剣「フレイムソード」を取り出し、サンドトレマーの尾を斬る。

 

「フレイムソード、チャァァァジアアアアップ!」

 

ファイバードがフレイムソードを空に向けるとフレイムブレスターに充填していた太陽エネルギーをフレイムソードに集中させ、火の鳥状のオーラを纏うとエンブレムが光り、刀身が炎に包まれる。

 

「うおおおおおおっ!てやああああっ!」

 

刀身が炎に包まれたフレイムソードを構えたファイバードはサンドトレマーに向かって突進していき、フレイムソードを振り上げ、一気に振り下ろしサンドトレマーを叩き斬る。

斬られたサンドトレマーは爆発を起こし、撃破された。

 

ダ・ガーンX VSリーケンα

ダ・ガーンXの敵は第1話でダ・ガーンが戦った偵察型ロボット「リーケンα」、リーケンαは両腕のビーム砲を向け、ダ・ガーンXに先制攻撃を仕掛ける。

 

「当たりはしない!」

 

リーケンαの攻撃をダ・ガーンXは躱しながら飛んで接近していく。

 

「はああっ!」

 

接近したダ・ガーンXは右腕から右ストレートを繰り出すとリーケンαは防ごうと左腕を出すがダ・ガーンXのパンチに耐えられるず折られてしまう。

左腕を折られてたリーケンαは後ろに跳んで空中に一度逃げると手裏剣のような円盤に変形し、回転しながらダ・ガーンXに向かって猛スピードで降下していく。

 

「ぐあっ!」

 

リーケンαの体当たりを受けてダ・ガーンXは倒れ、体当たりをもう一度喰らわせようとリーケンαは旋回して再びダ・ガーンXに向かって行く。

 

「くっ!ダ・ガーンブレード!」

 

ダ・ガーンXは起き上がると左腰から剣の柄を取ると同時に刀身が構成された「ダ・ガーンブレード」を構えるとリーケンαに向かって跳ぶ。

 

「とあああああっ!」

 

ダ・ガーンXとリーケンαが互いに近づき距離が縮まるとダ・ガーンXはダ・ガーンブレードを振り上げ、縦に振り下ろし、リーケンαを真っ二つに斬る。

ダ・ガーンブレードによって2つに別れたリーケンαは地上に落下の最中に空中で爆発し、残骸が辺りに散らばり、ダ・ガーンXは着地しダ・ガーンブレードを収納する。

 

マイトガインVSティーゲル5656

マイトガインが戦うロボットは第1話でマイトガインが戦った「ウォルフガング」と呼ばれる人物が開発したロボット「ティーゲル5656」だ。

 

「まさかウォルフガングのロボットと再び戦うことになるとは・・・」

 

ティーゲル5656がマイトガインに火炎放射を放つ。

 

「はっ!・・・っ!?」

 

ティーゲル5656が放った火炎放射をマイトガインは左に跳んで回避する。

火炎放射を避けるとティーゲル5656がマイトガインに接近し、右腕を振るう。

 

「!ふっ!ぐあっ!」

 

ティーゲル5656の右腕をマイトガインは体を捻って躱すが続けて振るわれた左腕で胸を殴られ、後ろに下がらされる。

 

「動輪剣!」

 

後ろに下がったマイトガインは左サイドスカートから「動輪剣」を取る。

マイトガインが動輪剣を取るとティーゲル5656は再び右腕でマイトガインに殴りかかるがマイトガインが動輪剣を振り上げて振り下ろし、ティーゲル5656の右腕を斬り落とす。

右腕を斬り落とされたティーゲル5656は後ろに下がり、胸からミサイルを発射した。

 

「とああああっ!」

 

放たれたミサイルをマイトガインは動輪剣を振るい、斬り落としていく。

鍔の部分が展開し、鍔に付いてある車輪が回転すると動輪剣にパワーがチャージされる。

 

「縦、一文字斬り!ええええええいっ!」

 

落下の勢いも加わった動輪剣を振り下ろしティーゲル5656を両断、斬られたティーゲル5656が縦に割れると電流が間をバチバチと流れた後、爆発を起こし四散した。

 

ジェイデッカーVSデスマグネ

ジェイデッカーの相手は第1話で磁力工学を悪用したマッドサイエンティスト「ドクトルカウス」が操縦した「デスマグネ」という巨大ロボット。

デスマグネはジェイデッカーに接近し、長い右腕を振り上げ、ジェイデッカーに振り下ろした。

 

「とぉっ!」

 

振り下ろされる右腕をジェイデッカーは後方に跳んで躱す。

 

「お前の弱点は分かっている。ジェイバスター!」

 

躱したジェイデッカーは右脚部から主武装である「ジェイバスター」を取り出し、デスマグネの主力武器であり弱点でもある胸のメインコイルを狙って撃つ。

 

ガキン

 

「何!?」

 

しかし、ジェイデッカーのジェイバスターの銃弾はデスマグネのメインコイルを破壊するどころか弾かれてしまった。

ジェイデッカーの攻撃を弾くとデスマグネはジェイデッカーに磁力ビームを放つ。

 

「はっ!」

 

デスマグネからの磁力ビームをジェイデッカーは今度は空中に飛んで回避する。

 

「メインコイルの強度を上げたのか。それならば!」

 

攻撃が効かないとジェイデッカーはジェイバスターを銃弾を放つ「ガンモード」からビームを放つ「ライフルモード」に変形させる。

ライフルモードに変形させるとジェイデッカーはジェイバスターを構えてデスマグネのメインコイルに狙いを定め、トリガーを引く。

ジェイバスターからビームが放たれ、デスマグネに向かっていき、的確にメインコイルを撃ち抜いた。

メインコイルだけでなくジェイバスターのビームはデスマグネの身体も貫き、ビームが貫いて出来た穴の中で電流がバチバチと流れると内部の機械が小さい火を噴いた瞬間、デスマグネは爆発を起こし四散した。

 

ゴルドランVSキャノンガー

 

「元居た世界で最初にワルターと戦ったロボットか」

 

ゴルドランが戦うロボットは第1話で「ワルター・ワルザック」という人物が操縦していた「キャノンガー」と呼ばれるロボットでキャノンガーと戦った時のことを思い出しているとそんなことを気にすることなくキャノンガーは動き、両腕の3連キャノン砲、両肩にある2門のキャノン砲、そして両膝のキャノン砲をゴルドランに放つ。

 

「!!とおっ!」

 

突然放たれた砲撃をゴルドランは後ろに跳んで躱す。

ゴルドランが砲撃を躱すとキャノンガーは連続で砲撃を行い、上半身の突起物、ミサイルもゴルドランに発射した。

 

「お主の攻撃は既に知っている!ショルダーバルカン!」

 

迫りくるミサイルをゴルドランは両肩のバルカン砲「ショルダーバルカン」で次々と撃ち落していく。

 

「スーパー竜牙剣!」

 

ミサイルを撃ち落としたゴルドランは左腰に携行している刀「スーパー竜牙剣」を鞘から引き抜く。

 

「一刀両断斬り!」

 

スーパー竜牙剣を構え、ホバリングでキャノンガーに接近していく。

だが、ゴルドランが接近していくとキャノンガーは背中に装備されていたロケット砲を前面に展開し、近づいてくるゴルドランにロケット弾を撃つ。

 

「無駄だ!ふんっ!」

 

ホバリングで近づきながらゴルドランはスーパー竜牙剣を横に振るい、キャノンガーから放たれたロケット弾を斬り、ロケット弾による攻撃を回避した。

 

「おおおおおお!たあああっ!」

 

ロケット弾を斬り、スーパー竜牙剣が届く範囲にまで接近したゴルドランはスーパー竜牙剣を振り上げると一気に振り下ろしキャノンガーを斬る。

スーパー竜牙剣で一刀両断され、キャノンガーの上半身が斜めにズレると爆発を起こす。

 

ファイヤーダグオンVS EI-15

ファイヤーダグオンが戦うロボットはGGGのメカの予備パーツを取り込んだゾンダーロボ「EI-15」。

所々ではあるがガオガイガーと共通している部分もある。

 

「いくぜ!ガオガイガーの偽物野郎!」

 

EI-15は右上腕をガオガイガーのように回転させながら右腕も回転させる。

 

「なんだ!?」

 

EI-15の行動を見て、ファイヤーダグオンは動きを止める。

ファイヤーダグオンが動きを止めた直後、EI-15からガオガイガーと同じ技であるブロウクンマグナムが放たれた。

 

「くそっ!ジェットファイヤーミサイル!」

 

EI-15からブロウクンマグナムが放たれるとブロウクンマグナムを撃ち落そうと背中の主翼の四基のエンジンから「ジェットファイヤーミサイル」を発射するが無論それでブロウクンマグナムが止められるはずがなく、ミサイルは撃墜される。

 

「何!?うわあああああっ」

 

ブロウクンマグナムがファイヤーダグオンの胸に直撃して後ろに飛ばされ、地面に倒れる。

倒れたファイヤーダグオンにEI-15は追い打ちをかけようと胸にあるドリルを回転させて接近していく。

 

「ジェットファイヤーストーム!」

 

「!!??」

 

EI-15が近づく中、ファイヤーダグオンは上半身を起こすと主翼の四基のエンジンのターボファンが回転し、四基のエンジンから螺旋状の炎を放つ「ジェットファイヤーストーム」をEI-15に放つ。

ジェットファイヤーストームの直撃を受け、今度はEI-15が後ろに飛ばされ、地面に倒れた。

 

「ファイヤーホールド!」

 

EI-15が倒れるとフャイヤーダグオンは立ち上がり、敵の動きを止める拘束光線「ファイヤーホールド」を放ってEI-15の動きを止める。

 

「ファイヤァァァブレェェェド!ふああああああっ!」

 

敵を拘束すると右腕のファイヤーラダーの梯子部から剣「ファイヤーブレード」を展開、刀身が一瞬炎に包まれると刀身が光り、EI-15に向かってホバリングで突進していく。

 

「フィニッシュ!」

 

掛け声の後にファイヤーダグオンはファイヤーブレードを振るい、EI-15を十字に斬り、地面に滑りながら着地する。

ファイヤーダグオンが着地するとEI-15は爆散し、EI-15が爆散するとファイヤーダグオンはファイヤーブレードを収納する。

 

EI-02VS超竜神

超竜神が戦おうとしているゾンダー「EI-02」は「勇者王ガオガイガー」の第一話でガオガイガーが最初に戦った粗大ゴミが集約したゾンダーロボだ。

 

「ダブルガン!!」

 

先に攻撃を仕掛けたのは超竜神、両腕を突き出し右腕のフリージングガンと左腕のメルティングガンを交互に撃つ「ダブルガン」をEI-02に放つ。

ダブルガンによる攻撃でEI-02は一瞬怯んだがすぐに超竜神に右腕の荷電粒子砲を発射する。

放たれた荷電粒子を超竜神はスラスターを噴射し、上に回避する。

上に上がった超竜神に冷凍光線を放とうと左腕を向ける。

 

「撃たせはしない!ダブルライフル!」

 

EI-02が冷凍光線を放つ前に超竜神は右腰のフリージングライフル左腰のメルティングライフルを向け、ダブルガンと同じように撃つ「ダブルライフル」を発射、ダブルライフルの攻撃でEI-02の冷凍光線を装備した腕が破壊される。

 

「ふっ!うおおおおっ!」

 

空中で攻撃した超竜神は地上に着地するとスラスターを噴射しEI-02に接近していく。

超竜神の接近を許さまいとEI-02はペットボトルロケットのようにゴミのミサイルを発射する。

 

「ダブルトンファー!!」

 

飛来するゴミを超竜神は今さっきライフルとして使ったクレーントンファーを右手に、ラダートンファーを左手に取り、トンファーのように使用する「ダブルトンファー」で飛来するゴミを叩き落し、左右に動いて躱しながらEI-02に接近する。

 

「でああああっ!」

 

EI-02に近づいた超竜神は最初に右のクレーントンファーでEI-02の左顔を殴ると続けて左のラダートンファーでEI-02の右顔を殴り、更にそこから胸や腕、腹、再び顔とダブルトンファーを振るいEI-02を殴り続ける。

 

「とおおりゃあああっ!」

 

ダブルトンファーで殴り続けていると超竜神のラダートンファーがEI-02の胸に当たるとEI-02は殴り飛ばされ、地面に倒れる。

 

「ウルテクビーム、一斉射!!」

 

EI-02が倒れると両腕のダブルガン、両腰のダブルライフルをEI-02に向け、ウルテクビームを一斉にEI-02に放つ。

雨のように放たれるウルテクビームを受けるEI-02はダメージ許容範囲が限界に達し、跡形もなく爆散した。

 

撃龍神VS EI-08

黒い300系新幹線のゾンダーロボ、EI-08は体から電磁波を発生させている。

 

「くっ!あのゾンダーロボ、データで見たとおり体から電磁波を発しているのか。だが!」

 

EI-08の電磁波に僅かに怯んだが撃龍神は左腕から電流を発生させ、バチバチと音をたてる。

 

「ヴァンレイ!」

 

撃龍神が左腕からヴァンレイを放つとEI-08の電磁波を打ち消した。

 

「お前に負ける気はしないぜ!」

 

撃龍神はスラスターを噴射して接近するとジャオダンジィでEI-08の頭部、左頬部を殴る。

 

「つぁあああああっ!」

 

殴られてEI-08が右によろけると撃龍神はすかさず左足からのミドルキックを右脇腹に喰らわせ、EI-08を左に蹴り飛ばし、EI-08は倒れる。

蹴り飛ばされ倒れたEI-08が攻撃によるダメージなのかガクガクしながら起き上がる。

 

「フォン・ダオ・ダン!」

 

起き上がったEI-08に撃龍神はフォン・ダオ・ダンを発射、放たれた圧縮空気弾がEI-08に3発程命中し、周囲にも数発着弾してEI-08を怯ませる。

 

「唸れ疾風!轟け雷光!シャンッ!トウッ!ロォォォンッ!」

 

撃龍神の右腕のジャオダンジィから風が巻き起こり、左腕のデンジャンホーから雷が発生し、両腕を頭上で合わせ、シャントゥロンが放たれる。

シャントゥロンはEI-08の電磁波をもろともせずに突破し、EI-08の胴体を貫く。

 

「うおおおおおっ!」

 

撃龍神が両腕を引き、シャントゥロンを胴体から抜かれた直後にEI-08は爆発する。

 

天竜神VS EI-03

EI-03はパワータイプのロボットであるため天竜神に格闘戦を行おうと接近する。

 

「シェルブールの雨!」

 

自ら接近してくるEI-03に天竜神は左のミサイルコンテナからシェルブールの雨を発射する。

大量のミサイルがEI-03に飛翔し、命中、周囲に着弾するがEI-03は怯むことなく突っ込んでいく。

 

「止まらないならこれでどうかしら?プライムローズの月!」

 

右側のメーザー砲からプライムローズの月が放たれ、EI-03の右肩に命中すると右肩にプライムローズの月を受けたことで背中から倒れた。

EI-03は上半身を起こし両腕を鉄球に変形させると右腕を突き出し、天竜神に向かって放つ。

 

「プライムローズの月、最大出力!」

 

鉄球が放たれると天竜神は再びメーザー砲を構えると迫る鉄球に狙いを定め、出力を最大に設定してプライムローズの月を撃つ。

EI-03の鉄球に天竜神のプライムローズの月が命中すると鉄球の表面が熱で赤くなっていき、中心部をプライムローズの月が貫通するとEI-03の鉄球が爆発を起こし、爆煙が舞う。

爆煙で互いに正面が見えなくなった直後、EI-03から見て正面の煙から天竜神が姿を現し、突進していく。

 

「!?」

 

素早い行動と突進に一瞬たじろいだEI-03はすぐに残った左腕の鉄球を天竜神に放つ。

天竜神が自ら接近していたこともあって鉄球はすぐにでも天竜神に迫る。

しかし、天竜神は身体を右に捻って鉄球を躱し、EI-03の懐に入り込むと両手から緑色の剣を出現させ、そのまま両腕を振り上げた。

 

「ダブル・リム・オングル!」

 

天竜神が両腕を振り上げると両腕の非実体エネルギー剣「ダブル・リム・オングル」がEI-03の両腕を切り裂き、続けてダブル・リム・オングルをクロスさせて振り下ろすとEI-03はX字に斬られて身体がバラバラになって爆発を起こし撃破された。

 

ビッグボルフォッグVS EI-14

 

「EI-14、貴方を再び倒させてもらいます」

 

ビッグボルフォッグの相手となるゾンダーロボは以前にも戦ったことがある米軍の補給部隊の兵士が輸送機と融合した兵士型ゾンダーロボ「EI-14」、別名ゾンダーソルジャー。

ビッグボルフォッグが身構えながらEI-14に再び倒すことを宣言するとその宣言の返答をするかのようにEI-14は右肩のキャノン砲をビッグボルフォッグに向け、砲弾を連続で放つ。

 

「はっ!4000マグナム!」

 

EI-14の砲撃を躱したビッグボルフォッグは右腕を突き出し、4000マグナムをEI-14に撃つ。

4000マグナムがEI-14の全身に着弾し、右肩のキャノン砲に命中すると爆発を起こし、使用不可能になった。

キャノン砲が破壊されるとEI-14は残っている破壊されたキャノン砲をパージし、左腕のヘリのプロペラを回転させ、ビッグボルフォッグに接近してプロペラで斬りかかる。

 

パキン!

 

「ムラサメソード!」

 

しかし、EI-14のプロペラはビッグボルフォッグのムラサメソードにいとも簡単に弾かれ、折れてしまう。

プロペラを折られたEI-14は後ろに跳んで距離を取り、腰の手榴弾をビッグボルフォッグに数個投げる。

EI-14が投げた手榴弾がビッグボルフォッグの近くで次々と爆発を起こし、土煙が舞い上がり、ビッグボルフォッグの姿が見えなくなる。

煙が晴れるとそこにはダメージを全く受けてないビッグボルフォッグが立っている。

 

「この程度の爆発は私の内蔵ミラーコーティングで十分に防げます」

 

ビッグボルフォッグはミラーコーティングを纏うことで手榴弾の爆発を防いだのだ。

 

「これで終わりにします!」

 

ビッグボルフォッグが再びミラーコーティングを纏うとビッグボルフォッグから3つの陰が飛び出す。

 

「超!分身殺法!」

 

飛び出した3つの陰はガングルー、ガンドーベル、そしてボルフォッグだ。

ビッグボルフォッグから分離したガングルー、ガンドーベル、ボルフォッグはEI-14に銃撃、近接等による多重攻撃を喰らわせていく。

ボルフォッグとガングルー、ガンドーベルがEI-14にダメージを与えると3体はミラーコーティングで体を包むと再び集結、合体してビッグボルフォッグへと戻る。

超高速で分離・合体を繰り返して敵を攪乱し、ボルフォッグ、ガングルー、ガンドーベルの3体同時攻撃による多重攻撃を行うビッグボルフォッグの必殺技「超分身殺法」を受けたEI-14はボルフォッグがビッグボルフォッグに戻った直後、背中から地面に倒れて、爆発、炎上する。

 

スターガオガイガーVSゾンダーロボ

 

「いくぞ、ゾンダー!」

 

『ゾンダァァァァァ!!』

 

ゾンダーロボを攻撃しようとスターガオガイガーが動こうとした時、先にゾンダーロボの方が動きを見せた。

ゾンダーロボの両肩が車のボンネットのように開くと中から大量のタイヤがアルトアイゼンのクレイモアのように飛び出す。

 

「何!?ぐああああっ!」

 

無論、飛び出したタイヤはただのタイヤではなく、スターガオガイガーに命中すると爆発を起こしている。

タイヤによる攻撃でスターガオガイガーが怯むとゾンダーロボは右腕を突き出すと右前腕についている8つのマフラーから炎を噴射した。

 

「うわああああっ!」

 

ゾンダーロボから噴射された炎がスターガオガイガーを包み込み、ゾンダーロボは炎を噴射し続ける。

 

「くぅうっ!ファントムリング!」

 

炎を出され続け、包み込まれながらもスターガオガイガーはファントムリングをコールするとステルスガオーⅡの右翼からファントムリングが分離、上昇する。

 

「プラス!」

 

ファントムリングが上昇すると右腕を上げてファントムリングに通し、右前腕を回転させる。

 

「ブロォウクン、ファンットム!」

 

回転する右腕を突き出しブロウクンファントムがゾンダーロボに放たれる。

 

「ゾンダァアアアア!」

 

放たれ迫りくるブロウクンファントムを防ごうとゾンダーロボはゾンダーバリアを張る。

ゾンダーバリアとブロウクンファントムがぶつかり、ゾンダーバリアによってブロウクンファントムが止まる。

・・・が、止まったのはほんの僅かでブロウクンファントムはゾンダーバリアを突破し、ゾンダーロボの右腕を一直線に貫き破壊した。

 

「ふんっ!うおおおおおっ!」

 

ゾンダーロボの右腕を破壊したブロウクンファントムが戻ってくると右前腕を再び右上腕とスターガオガイガーはウルテクエンジンの出力を上げてゾンダーロボに急接近する。

 

「ドリルニー!」

 

接近中にスターガオガイガーは右膝のドリルを回転させ、距離が縮まるとゾンダーロボの腹部を狙ってドリルニーを繰り出すと腹部に命中、体に風穴を開けた。。

体に風穴を作られたゾンダーロボは後ろに下がると右膝を地面につけ、左手で貫かれた胸を押さえる。

 

「よぉし!」

 

ゾンダーロボが膝をつくとスターガオガイガーは両腕を広げる。

 

「ヘル!アンド!ヘブン!」

 

スターガオガイガーが両手を広げると防御を司る左腕が黄色く光り、攻撃を司る右腕が赤く光る。

 

「ゲム・ギム・ガン・ゴウ・グフォ・・・・・はぁぁぁああああああっ!」

 

『ゾ、ゾンダー!!』

 

スターガオガイガーのGSライドの出力が上がり、呪文を唱えながら右手と左手を近づけるとその間で電流がバチバチと音をたて、両手を合わせるとF.F時のEMTトルネードが発生しスターガオガイガーが緑色に輝き、ゾンダーロボを拘束、動きを封じる。

 

「うおおおおおおおっ!」

 

雄叫びを上げながらスラスターを噴射し合わせた両腕を突き出した状態でゾンダーロボに突進していく。

 

「ふあああああっ!」

 

「ゾンッダーー!!」

 

ゾンダーロボに接近すると両腕をゾンダーロボの胸に突き刺す。

 

「てやぁぁぁぁぁっ!はぁぁっ!!」

 

突き刺した両腕を引き抜くと両手にはゾンダー核が握られている。

ゾンダー核を引き抜いた直後、ゾンダー核を引き抜かれたゾンダーロボは爆発、破壊された。

 

ガオファイガーVSギムレット

健悟Side

 

「覚悟しろ、ギムレット!」

 

『まさか再びこのフィールドでそのメカと戦うことになるとは思ってもいませんでしたが扱っているのが彼でない以上、貴方にそのメカの性能を完全には発揮することは出来ないでしょうねぇ。あの時の雪辱を貴方で晴らさせてもらいますよ!』

 

「知ってるかギムレット?そういう台詞を言う奴って大抵晴らせずにやられるんだぞ?」

 

『言ってくれますね!』

 

俺がギムレットにギムレットが言った台詞はやられ役キャラの台詞であることを指摘するとギムレットは僅かにだが、怒ったようでギムレットが最初に動き出し接近してくると俺も接近し、互いに距離が縮まり、取っ組み合う。

パワーは互角、・・・いや、僅かだがギムレットに押されている!

 

「くっ!凄いパワーだ!」

 

『フハハハッ!Qパーツがなくとも同等の出力に加え、以前の物よりも性能は15%は向上させているのです。そしてメカの性能を発揮出来ない君であるなら私の勝利は決まったも同然!』

 

「そいつは・・・」

 

メキメキッ・・・グシャ

 

既に勝利した気分になって笑っているギムレットに対し、ガオファイガーの両手に力を込めると取っ組み合っていたギムレットの両腕の手首が潰れて亀裂が走り、ガオファイガーの指が食い込む。

 

『ううんっ!?』

 

「・・・どうかな!!」

 

両腕を思いっきり引いてギムレットを引き寄せると右足を上げ、奴の胴体に前蹴りを喰らわせる。

 

バキンッ

 

『どわああっ!』

 

前蹴りでギムレットの体が押し出されると掴んでいた両腕が関節部から引き千切れ、胴体はそのまま後ろに飛んでいき、背中から地面に落ちて倒れる。

 

『こ、このパワーは獅子王凱と同じ!』

 

「確かに俺じゃあガオファイガーの性能を発揮することは出来ない。でも忘れてないかギムレット?何で俺がガオファイガーを動かせているのか。そして今の俺はなんなのかと言うことを!」

 

『も、もしや仮面ライダーの!』

 

上半身を起こしながら本来の力が出ないはずのガオファイガーが獅子王凱が使っていた時と同じ程の性能が出ていることに驚いているギムレット、確かに俺だけではガオファイガーを動かすことが出来ないことを肯定し、ギムレットに今の俺がなんなのかを問うとギムレットは直ぐに答えを、フェニックスであることを指摘する。

 

「そうだ!フェニックスの基になったライダー、ディケイドとディエンドは世界法則に縛られない。それと同じようにフェニックスも世界法則に縛られない。そしてそれはメカの操縦にも反映される!俺がエヴォリュダーでなくてもフェニックスの能力でガオファイガーの性能、エヴォリュアル・ウルテク・パワーは完全に発揮される!」

 

『ぬぬぬっ!!』

 

「お前の勝利は絶対じゃないぞ、ギムレット!」

 

『・・・流石ですねぇ仮面ライダーフェニックス。やはり貴方の存在は危険のようです』

 

「!?」

 

ギムレットが起き上がると掴んでいた引き千切れたギムレットの両腕が分離、小型のロボットになり、胴体と合体して元通りになる。

 

『貴方は今日、ここで倒れて頂きます!』

 

「お断りだ!」

 

ギムレットの言葉を断り、攻撃を加えるためにスラスターを噴射し、ギムレット接近するが俺が近づくとギムレットは体を変化させる。

 

『特殊能力その19!シュプスタンスエクスキュゼモワ!』

 

ギムレットは戦車形態の「シュプスタンスエクスキュゼモワ」に変化させると左右の大型ミサイルを左と右の交互に発射、俺に向かって大型ミサイルが迫ってくる。

 

「ふんっ!はあああっ!」

 

飛来するミサイルの1発目を右腕を振るって弾き飛ばし、2発目は右足からの回し蹴りで蹴り飛ばす。

 

『ギョギョッ!?』

 

「ふんっ!てりゃっ!」

 

『ブッ!ドウッ!』

 

「おらああっ!」

 

『ガバッ!』

 

ミサイルを殴りと蹴りで防がれて驚いているギムレットに攻撃が届く距離に近づくと最初に右腕、次に左腕からパンチを繰り出し、ギムレットの頭部を交互に殴って、右アッパーを顎に喰らわせる。

 

「ドリルニー!」

 

右アッパーでギムレットの胴体が浮き上がると右膝のドリルを回転させ、ギムレットの体の胸部に膝蹴りであるドリルニーを突き刺すとドリルニーの勢いがギムレットの体を貫通し、穴からは向かいの風景が見えている。

 

『だあああっ!』

 

ドリルニーを受けてギムレットは後ろに飛ばされ、地面に落下する。

 

『ぬぅぅんっ!特殊能力その1!エクスプロジオンレオン!』

 

ドリルニーで空けられた胸の穴を修復、体を元に戻すとギムレットは右腕を荷電粒子砲「エクスプロジオンレオン」に変化させ、右腕を俺に向け、エネルギーをチャージする。

 

「プロクテトウォォォォォォルッ!」

 

ガオファイガーのコクピットハッチが開き、そこからエネルギー状のウォールリングを生成、前面に展開し左腕を突き出しプロテクトウォールを発生させる。

プロテクトウォールを展開した直後、ギムレットからエクスプロジオンレオンが発射された。

エクスプロジオンレオンをプロテクトウォールで受け止めるとエネルギーが星を描き、エネルギーをギムレットに向かって反射する。

 

『ぐおっ!・・・・・なんのこれしき!』

 

反射されたエクスプロジオンレオンを受けたギムレットの体はバラバラになるが、またすぐに小型メカが合体して復活し、再び体を変化させる。

 

『特殊能力その2!コロッサルコンビュステイブル!』

 

「ブロウクンッ!」

 

体を変化させたギムレットの両肩が電撃を放つ「コロッサルコンビュステイブル」になり、電撃を行おうとするとウォールリングと同じようにコクピットハッチが開き、エネルギー粒子のファントムリングを生成し前面に展開、右腕を引いて構え、右腕がゆっくりと回転を始め、徐々に速度を上げ高速回転する。

 

「ファンットォォォォォォムッ!」

 

コクピット内で右腕を突き出すとその動きにガオファイガーも連動して右腕を突き出し、ブロウクンファントムを放つ。

 

『おっと!』

 

迫るブロウクンファントムをギムレットは自在に体を変えられるのを活かし、胸の中心部に穴を開き、ブロウクンファントムを躱した。

 

『ふはぁぁはははは・・・・・あ!・・・あーーーー!!』

 

ブロウクンファントムを躱してギムレットは高笑いをしていると何かを思い出したように声を出した直後、ブロウクンファントムの影響で体が中央の穴を中心に捻じ曲がり、体がバラバラになる。

メインブロックの頭部が落下していくと戻ってきたブロウクンファントムが直撃し、弾き飛ばされた。

前の世界と同じ技を同じ躱し方して同じやられ方、避けて笑った途中で思い出すとか馬鹿かあいつ?

 

「ふんっ!」

 

「こりゃぁいけません~!脱出~!」

 

ブロウクンファントムが俺の許に戻るとギムレットはバラバラの小型ロボットになった状態でFINALの時のようにディバイディングフィールドの外に逃げ出そうとする。

 

「そいつは無理だぞギムレット!」

 

「はい~?・・・あら~!?」

 

逃げようとするギムレットに俺が叫ぶとディバイディングフィールドから出ようしたギムレットがディバイディングフィールドの外から銃撃され、再びディバイディングフィールドに戻される。

 

「何処に逃げようとしてるんだ?」

 

「こっから先は通行止めだぜ!」

 

「残念だがてめぇ逃げ道なんてもんはないんだぜ?」

 

「何処から逃げようと撃ち落すぜ!」

 

逃げようとしていたギムレットにディバイディングフィールドの外から銃撃したシャドウ丸、パワージョー、「勇者警察ジェイデッカー」に登場した白バイ刑事「ガンマックス」、「勇者特急マイトガイン」に登場した多段変形を行える勇者「マイトガンナー」がそれぞれ「手裏剣」、ブレイブポリスの刑事達が多く所持している「正式拳銃」、「ショットガン」、そして胸の「セルフキャノン」を向けている。

無論ディバイディングフィールドの外にはシャドウ丸達の他にもマクレーンやダンプソン等、他の勇者達も各々の火器を構えている。

 

「ボ、ボマーさん方~!援護して下さい~!」

 

周囲から逃げきれないギムレットは上空にいるドーガボマーに援護を要請する。

援護を要請されたドーガボマー達がディバイディングフィールドの外にいるシャドウ丸達に接近し、上空から攻撃を行おうとした時、左側からエネルギー弾による攻撃を受け、4機のドーガボマーが爆発した。

 

「何!?」

 

「なんだ?」

 

左からの突然の攻撃に劉備達と戦っていた呂布が驚き、キャプテンと戦っていたコマンダーサザビーが左の空を見上げると他のSDガンダム達も同じ方向に視線を向ける。

 

「うらああああっ!」

 

赤と白のスペースシャトルが叫び、射撃を行いながら飛翔してくる。

 

「スカイファイヤー、トランスフォーム!」

 

赤と白のスペースシャトルは空中で「トランスフォーマー スーパーリンク」に登場したサイバトロンのトランスフォーマー「副司令官 スカイファイヤー」へとトランスフォームする。

 

「スカイファイヤー!来てくれたのか!」

 

「待たせたなフェニックス!だが、来たのは俺だけじゃないぜ?」

 

スカイファイヤーが視線を右に向けると俺もその方向に視線を向けると空中から宇宙母艦と救助用ヘリコプター、白銀のジェット機、そして黄金の鳥が近づいてきていた。

 

「ライブコンボイ、トランスフォーム!」

 

「ベクタープライム、トランスフォーム!」

 

「チェンジ!」

 

「チェンジ!」

 

「そこまでだ!」

 

「これ以上好き勝手はさせないぞ」

 

「主、遅くなりました!」

 

「これより拙者達も助太刀するでござる!」

 

「ベクタープライム!ライブコンボイ!ジェットシルバー!空影!」

 

宇宙母艦と救助用ヘリコプターは「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」に登場したトランスフォーマー、次元の番人と呼ばれ、時を操る力と各惑星をワープする力を持った「次元監視官 ベクタープライム」、古代に地球に移り住み、モンスターハンター(問題を起こしデストロンとされた古代に移り住んだトランスフォーマー)を行いながら陰ながら地球人を守っていた「航空司令官 ライブコンボイ」にトランスフォームし、白銀のジェット機と黄金の鳥は「黄金勇者ゴルドラン」に登場した白銀騎士団シルバーナイツのリーダーである勇者「空の騎士 ジェットシルバー」、そして「黄金忍者 空影」にチェンジする。

 

「他の皆は引き続き街で人々の避難や逃げ遅れた市民がいないか探している。こっちの来れたのは僕達だけだ」

 

「いいや、十分だ。よく来てくれた!各員、敵を迎撃!制空権を確保するんだ!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

ライブコンボイからの報告を受けた俺はすぐにライブコンボイ達にドーガボマーを迎撃し、制空権を確保するように指示を出すとライブコンボイ達は返事を返し、ドーガボマー迎撃のために散る。

 

「ジェットスピア!音速マッハ突き!」

 

ジェットシルバーは武器である槍「ジェットスピア」を構え、音速で突きを繰り出すジェットシルバーの必殺技「音速マッハ突き」でドーガボマー達を突き落とす。

 

「飛翔剣!」

 

空影は鳥形態の時の尾羽の部分にあたる剣「飛翔剣」を取ると正面のドーガボマーを斬り、続けて左から近づいてきたドーガボマーの胸を斬る。

 

「とあああっ!」

 

ベクタープライムは武器である剣「ベクターソード」を持ってドーガボマーに接近して1機を斬り落とし、右から接近してきたドーガボマーをベクターソードを横に振るって斬り、左からビームを撃ってきたドーガボマーのビームを避け、左腕に銃として装備されているパートナーマイクロン「ルーツ」からビームを撃って撃墜する。

4、5体のドーガボマー達がビークル形態で空を飛んでいるスカイファイヤーに狙いを定め、ビームライフルを撃つ。

だが、スカイファイヤーは放たれるビームを身体を左右に揺らして回避していく。

 

「トランスフォーム!うらうらぁ!動きが遅いぜ!」

 

スカイファイヤーは機動力を活かしてドーガボマーを翻弄し、空中でトランスフォームすると右手に握る銃「プラズマレーザー」で動きについて来れないドーガボマーを撃ち落していく 

 

「とああああっ!せやっ!」

 

ライブコンボイはビークル形態時のメインローターを槍のように扱い、ドーガボマーの一体を突き、ローターを右に横に振るい、右側のドーガボマーを薙ぎ払う。

 

「もらったぁ!」

 

ライブコンボイが2機のボマードーガを攻撃していると別のボマードーガがライブコンボイの背後に回り込み、ビームライフルを構える。

 

「ふっ!」

 

背中にビームライフルを向けられるとライブコンボイはすぐに振り返り、レスキュー用フックワイヤーをボマードーガに投げ、フックワイヤーがビームライフルとボマードーガの右前腕に巻き付く。

 

「ふんっ!」

 

「ぬわああああ!!がっ!」

 

「ぐほっ!」

 

ドーガボマーにフックワイヤーが巻き付くとライブコンボイはワイヤーを引っ張り、そのままドーガボマーを振り回す。

ドーガボマーを振り回すとそのまま別のドーガボマーにぶつけた。

 

「くっ!」

 

ドーガボマーに巻き付けたフックワイヤーを収容していると左からビームが放たれ、ライブコンボイの左肩を掠めた。

左と見るとまた別のボマードードーガボマーガ達がライブコンボイに近づいて来ている。

 

「随分と数が多いな。なら、僕も全力で相手をしよう。フォースチップ、イグニッション!」

 

敵の数の多さに感心しながらも全力で相手をするとことを宣言したライブコンボイが叫ぶと空からギャラクシーフォースのトランスフォーマーが持つ能力「フォースチップ」が飛来し、背部にあるフォースチップを差し込む「チップスロット」に太陽と月をモチーフにした青色と金の地球を象徴するフォースチップがイグニッションされる。

 

「ホーミングミサイル!」

 

フォースチップがイグニッションされたことでライブコンボイの背中の装備が跳ね上がり、装備されている「ホーミングミサイル」を発射され、3機のドーガボマーが撃墜された。

さて、他の皆が各ロボットを撃破した、こっちも終わらせよう!

 

「ゴルディーマーグ!」

 

「おう!待ってたぜ!」

 

俺がゴルディーを呼ぶとゴルディーはすぐに返事する。

ゴルディーの返事を聞いた俺はカードを取り出す。

 

「ゴルディオンハンマァァァ!発動承認!」

 

『SYSTEM RIDE! GOLDION HAMMER!』

 

「ラージャ!ゴルディオンハンマー!セーフティデバイスリリーヴ!」

 

叫びながらカードをドライバーに装填してカードを発動、それを確認したアポロンがセーフティを解除する。

 

「いくぜぇ!」

 

「うおおおおおっ!」

 

セーフティが解除されるとゴルディーが飛び出し、俺もゴルディーに向かって飛翔する。

飛び出したゴルディーの頭部、ハンマー部が胴体と分離し、胴体がマーグハンドに変形していく。

それと同時にガオファイガーの右前腕部が外れ、ステルスガオーⅢに戻される。

 

「ハンマァァァコネクトッ!ゴルディオンッ!ハンッマァァァァァッ!」

 

マーグハンドを右肘関節部に接続、マーグハンドでハンマーを握り、GSライド・及びウルテクエンジンによってガオファイガー、マーグハンド、ゴルディオンハンマーが黄金に輝く。

 

「ふんっ!ハンマァァァヘル!」

 

マーグハンドから光の釘を取り出し、釘をギムレット・アンプルーレに刺して打ち付ける。

 

「ハンアァァァヘブン!」

 

マーグハンドからバールの先端を出し、釘抜きの要領でギムレットのいるコクピット部を排出する。

 

「いけませ~ん!!」

 

「光になれぇぇぇぇぇぇ!!」

 

ハンマーヘブンで排出したコクピット、ギムレットを左手で回収し、叫びながらゴルディオンハンマーを残っているギムレット・アンプルーレに叩きつける。

ゴルディオンハンマーを叩きつけられたギムレット・アンプルーレは黄金の光子に変換され、跡形もなく消滅した。

 

「さて、どうしたものかな。こいつは・・・」

 

ギムレット・アンプルーレを消滅させ、左の掌に倒れているギムレットに視線を向ける。

 

「お、お願いします!命だけは助けて・・・。とう!」

 

俺が視線を向けるとギムレットはガオファイガーの掌の上で土下座をして命乞いをするが、その直後、ガオファイガーの掌から飛び降り、逃げようとする。

 

「やっぱ逃げるか!・・・!?」

 

逃げ出したギムレットに叫んだ直後、ギムレットの胸を一筋の光、ビームが背中から撃ち抜いた。

 

「・・・あら?」

 

一瞬、自分の身に何が起きたのか理解出来なかったギムレットだが、それを理解する前に撃たれたことでギムレットは地上に向かって落下、地面に倒れる。

突然のことにこの場にいた全員の視線がギムレットに向けられ、動きを止めていた。

 

「見苦しいな、ギムレット」

 

沈黙した中で言葉を発した相手の方に俺は視線を向ける。

視線の先にいたのは背を向けているコマンダーサザビーだった。

コマンダーサザビーを見た俺は周囲をよく確認するとコマンダーサザビーのファンネルが1基、宙に浮いている。

この場にいた全員、仲間であるはずの呂布、貂蝉が驚いた表情でコマンダーサザビーに視線を向ける。

例外としてドーガ四天王、ボマードーガ達は何食わぬ顔、むしろ当然のような態度でいる。

 

「撤退するだけならまだ認めてもよかった。だが、敵に膝をつき、命乞いをして逃げようとするとは・・・見苦しいにも程がある。恥を知るといい。恥を知らぬような者は不要だ」

 

背を向けていたコマンダーサザビーはギムレットの方に振り向き、ゆっくりと前進する。

 

「い、いけま・・・せんねぇ。こ・・・こで私・・・を・・・殺せばもうバイオ・・・ネットロボは作れませんよー」

 

「安心したまえギムレット、貴様のバイオネットロボの作成は既に我々でも可能に加え、技術も手に入れている。つまり君はもう用済みだ」

 

「そ、そんな馬鹿な!」

 

自分を殺した場合のデメリットが生じることを言うが既にギムレットがいなくなっても問題はなくなることをコマンダーサザビーから教えられると流石のギムレットも驚きを隠せずにいる。

ギムレットがショックを受けていると近づいていたコマンダーサザビーは歩みを止め、両肩、腹部の装甲を開き、メガキャノンの砲口をギムレットに向け、エネルギーをチャージし始める。

 

「さらばだ」

 

チャージが完了し、別れの言葉を口にするとコマンダーサザビーからギムレットに向かってメガキャノンが放たれた。

 

「い、いけま―――」

 

ギムレットがいつもの台詞を言い終わる前にギムレットはメガキャノンに飲み込まれ、跡形もなく消滅してしまった。

 

「おいおい、マジかよあいつ」

 

「なんてやつだ」

 

「自分の仲間を撃ったのでありますか!」

 

「コマンダー!貴様!」

 

仲間であったはずのギムレットを消滅させたコマンダーサザビーの行動にガンマックス、マクレーン、ダンプソンが驚きの声を漏らし、俺達も言葉を失い、唖然としているとコマンダーサザビーに呂布が怒り叫ぶ。

 

「呂布、我らネオダークアクシズは先に失礼する。君達が無事に帰還出来ることを祈っている」

 

「待て、コマンダーサザビー!」

 

「キャプテンガンダム、仮面ライダーフェニックス、貴様達との決着はいずれつける。それまで待っているがいい」

 

コマンダーサザビーは呂布にそう言い残すとドーガ四天王、残ったボマードーガ達がコマンダーサザビーの周辺に集結する。

呼び止めたキャプテンにコマンダーサザビーが言い返すと銀色のオーロラが出現しそのまま撤退していった。

 

「コマンダー!」

 

「奉先!」

 

身体を僅かに震わせ、この場からいなくなったコマンダーサザビーに対して呂布が叫び、コマンダーサザビーが消えた場所を怒りの籠った瞳で見続け居ると貂蝉が近づいて来て呂布に声を掛ける。

 

「・・・貂蝉、退くぞ」

 

「・・・分かった」

 

「うお!?なんだ!?」

 

「何か入ってったぞ!」

 

「ヒヒーン!」

 

呂布が撤退することを決め、貂蝉もそれに従い頷いた時、ディバイディングフィールド外でパワージョー、ガンマックスが慌てるとディバイディングフィールド外から何かが侵入、呂布達の後ろから馬の鳴き声が聞こえ、そっちに視線を向けると1体のモビルホースが走って来ている。

 

「赤兎か」

 

走ってきたのは呂布の愛馬である「赤兎」で、赤兎を見た呂布が呟くと赤兎は呂布と貂蝉の前で止まる。

 

「赤兎、戦輪形態だ!」

 

「ヒヒーン!」

 

呂布が赤兎に命令を出すと赤兎は変形を行い、バイクへと姿を変えた。

・・・・・え!?

ちょっと待て!

あの赤兎って馬、バイクに変形した!?

確かあいつらの世界って元は三国志だよね!?

なんでバイクに変形すんの!?

そんなんありか!

SDガンダムだからありなのか!?

 

「呂布!」

 

俺があの赤兎について多少混乱していると呂布と貂蝉は赤兎に乗り、劉備が呂布に叫ぶ。

 

「劉備!曹操!孫権!勝負は預ける!」

 

呂布はそう言いと後ろに貂蝉を乗せて、そのまま赤兎で走り去っていった。

 

「呂布・・・」

 

「どうする?追うか?」

 

「それは無用だろ」

 

「ああ。引くのであれば、無理に追う必要もないさ」

 

去って行った呂布と貂蝉を見ている劉備に孫権が追撃するか尋ねると曹操は無用であると言うと劉備は頷き、剣をしまい、呂布が去って行った方向をジッと見続けていた。

 

 

 

 

後書き

 

ARXー7アーバレスト 「TINAMIよ!私は帰ってきた!」

 

健悟「ようやくだな。この小説の話を投稿するのに3ヶ月かかるとは・・・」

 

アポロン「しかも、これだけ待たせておいてまた前半後半に別れてますね」

 

健悟・アポロン「「説明を」」

 

ARXー7アーバレスト 「まずは更新が遅れたこと、そして毎度のことながら前半後半に別れたことを読者の皆様にお詫び申し上げます。更新が遅れたことに関しましては最近仕事が忙しく、筆記する時間が学生の時よりも大幅に減ってしまったため遅れました。また前後半に別れたのは書いているうちに書きたいことが文字数的に収まり切れず、やむおえず分けることになりました」

 

健悟「時間に関しては社会人の一番辛いところだな」

 

アポロン「しかし一番の原因はプロットやストックを用意してなかったことですね」

 

ARXー7アーバレスト 「いやー、全く持ってその通りだよ」

 

健悟「しかし改めて内容見るとやっぱ凄いことになってるよな」

 

ARXー7アーバレスト 「ちょっと戦い方が似たり寄ったりなのが多いのが辛い。自分の表現力?の無さに怒りを感じるよ」

 

アポロン「この文ですと次回はトランスフォーマーの戦闘がメインになりそうですね」

 

ARXー7アーバレスト 「そうだね」

 

健悟「トランスフォーマーと言えば、また途中で登場キャラ増えたな。勇者もだけど。人選は・・・」

 

ARXー7アーバレスト 「私の趣味ですが?」

 

健悟「だろうな」

 

アポロン「作者様、本文の感想もよいですが本日は皆様にお知らせがあるのでは?」

 

ARXー7アーバレスト 「おっとそうだった!えー、来月の9月6日の日曜日、大阪のインテックス大阪で開催されるコミックトレジャーにて、私が何か出品するわけではありませんが私『ARXー7アーバレスト』がとあるサークルさんでお手伝いとしてサークル参加することになりました!」

 

健悟「ワー(パチパチパチ)」

 

ARXー7アーバレスト「これまで一般参加だったのでサークル参加出来て嬉しく思うよ!」

 

健悟「でも自分が出品するわけでもないのにこの報告っているか?」

 

ARXー7アーバレスト「そうなんだけど、もし興味があるなら声掛けて欲しいなぁって。取り敢えずサークル名は今この場では伏せておきます。言い方が適切がどうか分かりませんが、私に興味あり、会って話してみたい、サークル名が気になる、知りたいという方はTINAMIでの個人メッセージを送ってください。送って頂いた方にのみサークル名をお教えします。なおサークル名を掲載することに関してはきちんとサークルの方に許可を取っているのでご安心を」

 

アポロン「では次回予告といきましょう」

 

ARXー7アーバレスト「了解!今回は現在放送中のアニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて 斯く戦えり』風でいくぞ!」

 

健悟「おい。BGMもない手抜きじゃねぇか!」

 

ARXー7アーバレスト「ごめん。今は投稿最優先だから勘弁して」

 

健悟「全く。ええっっと、次回~少年が望んだ世界と力~第五十五話 『海鳴を守れ 後編』」

 

ARXー7アーバレスト「よし!」

 

健悟「なにがよしだよ」

 

アポロン「次回はどれだけかかるのでしょうかね?」

 

ARXー7アーバレスト「次回はそんなに時間かからないと思う。大体8割が出来るから。多分今月中か来月上旬には更新出来る」

 

健悟「頑張れよ?」

 

ARXー7アーバレスト「頑張れていただく。では!次回もお楽しみ!!」」

 


 
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