スウォード1/72キットです。

2機セットなので1機を第352航空隊・青木義博中尉機
もう1機を第302航空隊・赤松貞明少尉機として製作しました。

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キットは簡易型ながら薄いところは薄く、細いところは細く、ディテール表現もシャープで
形状も尾輪がひと回り小さいかな、と思う以外は良い印象です。
すり合わせをきちんとしてやればカッコいい雷電になります。

コクピット内装はレジンパーツで精密に再現されており
このスケールとしては十分以上の出来だと思います。

しかしながら細かいパーツがランナーから切り出す際に折れまくったり
取り付ける際にも指示もガイドも曖昧で、それなりの腕と経験値を要求されるキットです。
イモ付けのパーツには金属線などを通して位置決め&補強をしっかりとやりましょう。

プロペラが2種類入っていますが「好きな方を選べ」という指示で
どの仕様にどちらのパーツを使うとか書いてありません。
さすがにこれは途方に暮れました(笑)。
とりあえずひとつずつ使ってみました。

2機共通の追加工作としてエッチングのシートベルトとアンテナ線の追加を行いました。

加えて電光マークの青木機は脚収納庫をパテ埋め、尾輪を収納状態にして
余所から持ってきたパイロットフィギュアを乗せて飛行状態で仕上げました。
プロペラは本来固定ですが軸を延長して回転するようにしています。
ネオジム磁石を内蔵してスタンドや冷蔵庫に装着することも可能です。
スタンドは透明プラ板から自作しました。

このメーカーのキットは初めて作りましたがなかなか良いので
他にも良さげなアイテムがあればまた作ってみたいと思います。