げんぶ「それじゃあシナリオやっていくぞー」
PL全「「「「「「「「いあー!」」」」」」」」
げんぶ「今回やるシナリオは『クトゥルフ神話TRPGやろうず』にある#6様作のシナリオ『籠の中の鳥は』だ」
kaito「あまり聞いたことのないシナリオだな」
げんぶ「これはSAN値がガンガン削れるシナリオだから選んだ」
竜神丸「それは面白そうですねぇ」
ZERO「どうでもいい…邪魔する相手は全て踏み潰すだけだ」
Unknown「神話生物相手に戦おうとすれば命が幾つあっても足りないが…」
ロキ「出来るだけロストしたく無いな…」
ガルム「SAN値も減らしたくないんだが…」
げんぶ「ああ、そうだ。今回初参加の探索者たち、3D6を振ってくれ」
ディア「あっ(察し)」
《???ロール》
彰人→5
冬水→9
裕也→9
一真→13
ランスタン→16
ロキ「」
Unknown「…これは何のロールなんだ?ロキが息をしていないが」
げんぶ「女子力ロールだ」
Unknown「」
竜神丸「Unknownさんも息が止まりましたねぇw」
ガルム「俺と竜神丸は平均値か」
ZERO「女子力なんていらん」
支配人「お前さんは本人のイメージとがっちり合ってるよ…」
げんぶ「さて、シナリオの導入だ。そうだな…時間軸は澪たちが奇妙な夢から無事帰還してから一週間後だ。今日は冬にしては暖かい、穏やかな晴れの日。…すまないが、探索者のうち何人か一緒に行動していることにしてくれないか」
ディア「それじゃあ…晴実と彰人が情報交換をしていると言う事で」
支配人「澪は…先の夢について冬水から情報を買っているところだ」
げんぶ「ではRP頼む」
彰人『晴実、ヤクの売人がこのあたりに潜伏しているという情報が入った。裏は取ってある』
晴実『ありがとう彰人。…マル暴の連中が最近キナ臭い。近いうちに捜査が入ると思う』
彰人『うちの組はそう簡単に尻尾出しゃしねえよ』
澪『この間頼んだ件についてだが…情報は入ったか?』
冬水『まったく入りませんねぇ。と言うか、貴方も好きですねぇ?得体の知れないことに巻き込まれるのが』
澪『好きで巻き込まれてるわけじゃねえよ…!』
げんぶ「日常を過ごしていた探索者たち、だが―晴実と彰人、澪と冬水はそれぞれどんな場所にいる?」
ZERO「ビルの裏路地」
竜神丸「廃工場」
げんぶ「人目に付きにくい場所にいてくれて助かる。―――探索者たちはいきなり何者かに襲われ、意識を失う」
ガルム「強制イベントか?」
げんぶ「これ無いとシナリオが始まらんからな。朦朧とする頭を押さえながら、目を覚ますと…木造の一室に閉じ込められていた」
支配人「おいまた監禁かよぉ!!」
ディア「何回捕まればいいんですか僕らは!?」
げんぶ「そういうシナリオなんだから仕方がない。―閉じ込められてはいるモノの縛られていたりと言ったことは無い。周囲を見回すと、他にも拉致されたと思わしき人たちが次々と目を覚ましている。RP頼む」
彰人『ちっ…何処の組の野郎だ、俺にこんなことしやがるのは…!』
晴実&澪『『また監禁かー!!あれ!?晴実(澪さん)も!?』』
冬水『コントでもやってるんですか、貴方がたは…。痛つ…』
音羽『また拉致かー!!…およ?』
晴実『あ、音羽さん』
???その1『つつつ…ここは何処だ?』
???その2『痛ってー…。誰だ頭を殴りやがったの…』
???その3『………Here is where is it?』
晴実『えーっと…冬水さんは知ってるからいいや。僕は神楽坂晴実、刑事です貴方がたはどなたですか?』
その1『刑事さん?俺は碓氷一真、メンタルセラピストをやってる。…いくら不運でもこの状況は無いだろ神様…!』
その2『俺は東風谷裕也。エンジニアやってる。…で、刑事さん…ここは何処なんだ?』
晴実『それが僕らもさっき目を覚ましたばかりでして…全くわからないんです。…では、最後の貴方は…どうしよう、僕英語苦手なのに』
《その他の言語》
その3 50→5 クリティカル
ディア「クリったー!!」
げんぶ「処理に困るクリティカル出しやがって…。あーじゃあその3は日本語を全く問題なく操れる。これ以降の日本語ロールは不要だ」
Unknown「そろそろ『その3」表記をやめてもらいたいのだが」
ロキ「RPだな」
その3『大丈夫だ、日本語もそれなりに扱える。私はランスタン・デュラック。世界中を旅している』
晴実『それなりってレベルじゃないんですが…』
冬水『とりあえず脱出しましょうよ。こんなかび臭いところいつまでも居たくありません』
彰人『だな、そして俺達を拉致った奴らの脊髄を引っこ抜く』
音羽『え、何この人物騒』
澪『まあ待て、とりあえずこの部屋を隈なく探してみよう、何か脱出のヒントがあるかもしれん』
支配人「と言う訳で目星」
げんぶ「誰がやる?」
竜神丸「技能成長もありますし、ここは全員で振りましょう」
《目星》
音羽 90→81 成功
澪 25→23 成功
晴実 80→12 成功
冬水 80→40 成功
彰人 25→62 失敗
一真 25→87 失敗
裕也 80→16 成功
ランスタン 25→20 成功
げんぶ「そうだな…。失敗した彰人と一真は自分たちの持ち物が幾つかなくなっていることに気が付く。彰人は全部アウト、一真は医療用道具以外アウトだな」
kaito「また持ち物没収か…。って事は俺たちの荷物も無くなってるわけだよな?」
げんぶ「そうだな、先に開示しておこう。音羽は十徳ナイフ以外アウト。澪は筆記用具以外アウト。晴実は筆記用具と眼鏡ケース、コーラ以外アウト。冬水はスマホとナイフが無い。裕也は全部アウト。ランスタンはネックレスとハンカチ、ポケティは辛うじて持ってる」
Unknown「コジマは死守!!」
竜神丸「成功者の情報は?」
げんぶ「初期値成功者たちに良い情報を渡そう。音羽と晴実、冬水と裕也はこの部屋が薄暗く、外国の香のような匂いが漂っていると分かる。さらに部屋には…9つのベッドが置いてある」
ガルム「多いな!」
げんぶ「そして澪とランスタンには、小さい机とその上に置いてある薄っぺらい本。そして部屋の奥にどこかへと通じているだろう扉が見えた」
彰人『ん…アァ!?刀と銃がねぇ!?』
一真『俺も商売道具以外持ち物がねぇ…』
冬水『うっす暗いですねぇ…。LEDがある今の時代に白熱電球ですか…』
晴実『なんかベッド多くないですか?』
音羽『なるほど、ここで夜な夜なズッコンバッコn』
裕也『やめろ馬鹿!』
澪『…この本は何だ?』
ランスタン『奥に扉があるぞ。行くか?』
澪『この本を読んでからだな』
げんぶ「本を読むのなら図書館。ちなみに探索者たちはそれぞれベッドに寝かされていたぞ」
竜神丸「…探索者より一人分多いベッドが気になりますね」
ロキ「図書館振ってる奴らが本を読んで、振ってない奴らでベッドを調べようぜ」
ZERO「それが良いだろうなぁ…」
《図書館》
晴実 90→75 成功
彰人 80→56 成功
冬水 80→35 成功
裕也 80→13 成功
一真 80→68 成功
げんぶ「出目安定してるな。全員成功か」
ガルム「さあ情報寄越せ」
ロキ「寄越せー」
げんぶ「それでは本を読んでいた探索者は次のような内容を読み取った」
籠の中の鳥は目覚める
贄になったと知ることもない
籠の中の鳥は喚く
恐ろしい光景が脳裏に浮かぶ
籠の中の鳥は歌う
絶望の中に祈りを捧げ
籠の中の鳥は巣立つ
――――――――――――――――
(破れていて、この先は読めない)
竜神丸「籠の中の鳥…普通に考えれば、鳥は私たちの事ですよね」
ロキ「籠がこの部屋か」
ガルム「それにしては腑に落ちない部分があるぞ。『籠の中の鳥は巣立つ』…俺達をわざわざ脱出させるのか?」
ディア「恐ろしい光景が脳裏に浮かぶって言うのも不安ですね…」
ZERO「…情報が少なすぎる。今の時点じゃ判断できそうにねえぞ」
げんぶ「ついでに本の内容を読み取った探索者たちは1/1d4のSANチェックとクトゥルフ神話技能を4%差し上げよう」
成功者全「「「「「何故だ!?」」」」」
げんぶ「そういうシナリオだからとしか言いようがない」
《正気度消失》
晴実 67→56 成功 消失度1 現在SAN66
彰人 55→27 成功 消失度1 現在SAN54
冬水 80→40 成功 消失度1 現在SAN79
裕也 65→08 成功 消失度1 現在SAN64
一真 60→37 成功 消失度1 現在SAN59
げんぶ「…チッ、つまらん」
ガルム「よっしゃ!」
ディア「全員成功ですね!」
げんぶ「ベッドを調べた音羽、澪、ランスタンの3人は短い茶色の髪の毛を発見する」
kaito「誰の毛だよ、これ…」
支配人「普通に考えると、俺達を拉致った奴の髪の毛だが…」
Unknown「…ふむ、この部屋は調べ終わったと考えてよさそうだな…。扉を開けて奥へと進もう」
げんぶ「それでは―――ランスタンが扉を開けようとした瞬間、頭の中で何かがわめくような声が聞こえる。この声は他の探索者の頭の中でも喚いていて…余りの煩さに探索者たちの意識が飛び、幻覚を見てしまう」
PL全「「「「「「「「!?」」」」」」」」
げんぶ「こぶし大の大きな虫が、自分の腹を食い破り…無数に体外へと羽ばたいていく光景。幻覚はあまりにリアルで現実味を帯びている。それはまるで、本当に自分の腹を食い破られたかのような感触」
PL全「「「「「「「「…………」」」」」」」
げんぶ「探索者たちは意識を取り戻した瞬間、吐き気を催すことだろう…。―――1/1d3のSANチェックだ」
PL全「「「「「「「「ギャァアーッス!!!」」」」」」」」
《正気度消失》
音羽 78→92 失敗 1d3→1 消失度1 現在SAN77
澪 82→10 成功 消失度1 現在SAN81
晴実 66→87 失敗 1d3→2 消失度2 現在SAN64
彰人 54→51 成功 消失度1 現在SAN53
冬水 79→20 成功 消失度1 現在SAN78
裕也 64→30 成功 消失度1 現在SAN63
一真 59→64 失敗 1d3→1 消失度1 現在SAN58
ランスタン90→19 成功 消失度1 現在SAN89
ディア「僕だけSAN抉れた―!!」
kaito「大丈夫だ、2ならまだ大丈夫」
竜神丸「流石前回セッションで最大値を引いた人は言うことが違いますねぇ」
kaito「それ言うなぁ!」
げんぶ「晴実は吐き気を催し、胃の内容物を戻しかけたものの寸前で踏みとどまった」
ディア「リバース回避!」
ランスタン『がぁッ!?』
晴実『い、今のは…ううっ…!』
澪『おい、晴実大丈夫か?顔が真っ青だぞ』
晴実『だ、大丈夫です…。澪さんこそ顔色が悪いですよ』
冬水『ッ、何なんですか今の幻覚は…!腹を内側から食い破られるなど…!』
裕也『アンタも同じ幻覚を見たのか?俺も同じようなのを見たぜ…』
一真『もしかして、でっかいダンゴムシみたいのが…』
音羽『腹を食い破ってくる奴だ…。気味悪ぃ』
支配人「じゃ、次の部屋に進むぞ」
げんぶ「扉を開けると、一行は広間に出た。照明器具は電球ではなく、並べられた蝋燭の炎がうっすらと部屋を照らしている」
ZERO「目星にマイナス補正かかんのか?」
げんぶ「いや、少し薄暗いだけだからかからない。どうする?目星振るか?」
ガルム「全員で振るぜ」
《目星》
音羽 90→11 成功
澪 25→01 クリティカル
晴実 80→75 成功
彰人 25→37 失敗
冬水 80→01 クリティカル
一真 25→24 成功
裕也 80→01 クリティカル
ランスタン 25→96 ファンブル
Unknown「」
ディア「大変ですUnknownさんが息してません!」
支配人「俺初期値クリティカルだし…」
ガルム「俺も初期値クリティカルだし…」
竜神丸「私もクリティカルですし…」
ZERO「その分Unknownのファンブルが際立つな…」
げんぶ「処理に困るファンクリしやがって…。あー…音羽と晴実、一真は部屋の中央に妙な像が祭られていることに気が付く。楕円形の体に無数の細長い脚…。悍ましい外見に三人は背筋がぞわりとする感覚を覚える事だろう。―――しかし、ランスタンの様子がおかしい」
竜神丸「ここでファンブル処理ですか」
げんぶ「ランスタンは体を抱き、恐怖におびえているようだ…1/1d4+1のSANチェックだ」
Unknown「ファンブル処理にしてはまだいい方だったか…」
《正気度消失》
ランスタン 89→68 成功 消失度1 現在SAN88
げんぶ「ではランスタンは、暫く震えていたものの持ち前の強靭な精神力で持ち直した」
Unknown「さすがPOW18」
支配人「で、クリティカルは?」
げんぶ「注意深く部屋を観察した澪、冬水、裕也の三人は像の前に一枚の紙片を見つける。読んでみると妙な韻を踏んだ呪文のようなものが書かれていた。また『アイホート』と言う名前が何度も出てきていることが目についた。―――しかし、三人はこの呪文を唱えてはならない、声に出してはいけないと直感する」
ロキ「ほお、これがクリティカル報酬か?」
ガルム「だろうな…。呪文を唱えずに、紙をポケットにしまい込むぜ」
げんぶ「唱えても良いんだぞ?」
竜神丸「元KPが言います。これ間違いなくデストラップです」
支配人「俺は探索者の直感を信じて唱えない」
げんぶ「ちっ…では探索者たちはまたも部屋の奥に扉を見つける。少し開けて様子を確かめてみると、先は真っ暗闇のようだ」
ディア「すいませんKP、この部屋の照明は蝋燭ですよね?燭台か何かで持ち運べませんか?」
げんぶ「心配せずとも持ち運べる。持って行くか?」
PL全「「「「「「「「もちろん」」」」」」」」
冬水『…この先、真っ暗ですね…何かあったら危ないですよ』
晴実『冬水さん、この蝋燭持ち運べるみたいです。これで先を照らしながら行きましょう』
冬水『お、晴実さんにしては気が利きますね』
彰人『さっさと行くぞ。犯人が逃げるかもしれんからな』
げんぶ「それでは探索者たち、扉の先へ《目星》を」
kaito「なんか怖い」
ZERO「ちっ、面倒だ。さっさと振るぞ」
《目星》
音羽 90→75 成功
澪 25→53 失敗
晴実 80→31 成功
彰人 25→37 失敗
冬水 80→57 成功
一真 25→16 成功
裕也 80→50 成功
ランスタン 25→62 失敗
ロキ「うっし、初期値成功!」
Unknown「失敗か…まあいい、情報は?」
げんぶ「扉の先は廊下のようだった。真っ暗闇だった廊下が、ろうそくの明かりに照らされる。その瞬間、探索者たちの目にあるものが映った。―――――それは茶色い短髪の男性の死体だった」
ロキ「!?」
げんぶ「探索者は全員1/1d3のSANチェック…いや、そう言えばロキの探索者は血や内臓が苦手と言う設定だったな…。一真だけ1/1d6でSANチェック」
ロキ「ギャー!?」
《正気度消失》
音羽 77→65 成功 消失度1 現在SAN76
澪 81→19 成功 消失度1 現在SAN80
晴実 64→42 成功 消失度1 現在SAN63
彰人 53→28 成功 消失度1 現在SAN52
冬水 78→44 成功 消失度1 現在SAN77
一真 63→100 失敗 1d6→1 消失度1 現在SAN62
裕也 58→14 成功 消失度1 現在SAN57
ランスタン 88→86 成功 消失度1 現在SAN87
げんぶ「お前らSANチェック強すぎないか?」
ロキ「おっしゃぁぁ発狂回避ぃぃぃ!!」
げんぶ「まあいいさ、後々もっとでかいのが有るし。目星成功者は死体の腹に裂かれたような傷が有ることに気が付く。これ以上の情報がほしいなら《医学》だ」
ロキ「俺が医学持ってる、振るぜ」
《医学》
一真 80→69 成功
げんぶ「それでは一真は死体を調べた結果、この腹の傷が『内側から裂かれたもの』であると言う事がわかった」
一真『血は苦手なんだが…仕方ないよな』
晴実『一真さん、何かわかりましたか?』
一真『………この腹の傷、裂かれたみたいになってるよな?…これ、どうやら内側から裂かれてるみたいなんだ』
晴実『それって…さっきの幻覚の…?』
彰人『おいおい…あれが現実になるとでも言うのかよ?冗談じゃねぇぞ』
げんぶ「―――さて、無駄に気になるところで今回はここまでだ!」
竜神丸「腹を食い破って出てくる虫…ですか」
支配人「…選択肢間違えたらそうなるんだろうなぁ」
げんぶ「そうならないよう努力してくれ。…それじゃ」
全「「「「「「「「「待て次回!」」」」」」」」」
注:ダイスロールは ガ チ で 振ってます(大事なことなので2回(ry)
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第3話 籠の中の鳥は