No.788845

【Dの大陸】サムライ・ケンゴ

古淵工機さん

前回:http://www.tinami.com/view/788718

サムライだっていますよ。

2015-07-11 14:18:14 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:953   閲覧ユーザー数:931

今日はあたしが出会ったある男の話だ。

名をケンゴという。なんでもここから東にある島国「アキツノ国」から来た「サムライ」なんだそうだ。

そうだな、サムライについて言えば、こいつらは銃を持っていない。

代わりに「カタナ」を持ってるんだが、これが結構な強さなんだ。距離を詰められればまず勝てる保証はないと思うな。

もっとも、「そんな長ったらしい武器ジャマじゃないか!?」ってあたしはそいつに訊いたことがあるんだが

ヤツはこう言ってたな。「カタナに無駄なものなどない」ってな。

まぁ、なんか釈然としないけどさ。ヤツがああいうんだから無駄はないんだろう。たぶん。

 

でも悪いヤツじゃあないな。サムライは義理と人情に厚いって聞くし…それに、

あたしにはわかるんだ。…なんとなく…だけどさ。

○恐竜人名鑑(3)島斬(シマキリ) 剣胡(ケンゴ)

種族:アントロポサウルス・サピエンス・グラディアトルス

性別:男性

身長:137.7cm

体重:31.4kg

 

チョークランド大陸の東にある島国「アキツノ国」からやってきた剣士(サムライと呼ばれる)。

カタナの使い手で、義を重んじる性格。ディーネとは意見が合わないこともあるが、

力を合わせたときのコンビネーションは計り知れない。スズナリグサの実を炊いて作る「カマメシ」が好物。

○用語解説

【アントロポサウルス・サピエンス・グラディアトルス】

ヴェロキラプトルからの進化種。首小名のグラディアトルスとは「剣士」の意味だが、

必ずしも全員が剣士というわけでもなく、商人などとして活動する仲間も多い。

 

【アキツノ国】

アキツノクニと読む。チョークランド大陸の東にある島国で、「サムライ」と呼ばれる剣士、

「ニンジャ」と呼ばれる諜報部隊や「職人」と呼ばれる工芸品生産人物などが生み出された。

独自の文化を持つが、大陸由来の文化なども散見される。義理堅く、工芸品も生産精度が高い。

 

【サムライ/ニンジャ】

アキツノ国を代表する民族。サムライは剣の扱いに長けるため警護任務を負うことが多く、

一方ニンジャは元来農民であったため普段は農作業や商業を行う傍らで諜報活動を行っている。

 

【カタナ】

現実世界における日本刀とほぼ同様の武器。適度に反り返った刀身は切断能力に優れる。

ディーネ曰く「リボルバーと対極にある芸術的武器」とのこと。

 

【スズナリグサ】

「実が鈴なりになる」からスズナリグサ。こちらも現実世界におけるイネとほぼ同じ植物である。

アキツノ国では主にこれを釜で炊き上げて食する。中に具を入れた携帯食「ニギリメシ」もこれで作る。

 

【島渡り竜】

ケンゴの背後にいる翼竜。島から島を渡るためこう呼ばれる。プテラノドンのこと。


 
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