「いくぞ、英雄王。武器の貯蔵は十分か？」

固有結界「無限の剣製」その能力は術者の投影能力の上限を取り払い、
「剣の練成を無限に可能にすること」

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英雄王に勝てた理由は…そこにあった。

武器の練成だけではない。自分の投影「英霊」としての自分を投影することにより身体の上限を外し超人的な肉体となりえたのである。

…つまり、固有結界「無限の剣製」とは正しくは「英霊エミヤの世界」なのである。


…少年は正義の味方を目指す。
その道程でもうひとつのあり方に出会うのだ。
「正義の味方」という夢に憧れる自分と同じ少女との邂逅。


…曰く。その少女の名は《桜庭愛》といった。
正義の味方を志し、多くの絆を結ぶ彼女と孤高の荒野を進む少年との結ばれた…心と心の物語