夜、天空市内某所。
その日インキュバスの邪夢は、手ごろな女を手に入れるべくナンパを繰り返していた。
「ねぇ彼女~!オレと遊ばない?」
まず彼が声を掛けたのは虎伏美蘭紗だった。
「…あの、結構です」
「ね~ぇってば!」
「殴り倒されたいの?」
ミランシャが放つ凄まじい気迫の前に、思わずビビってしまう邪夢。
「…サーセンっしたぁ!…はぁ、次いくか」
と、がっくり肩を落として次の獲物を探す邪夢。
「はぁ、部活が長引いて遅くなっちゃったよ。早く帰らないと」
街中を足早に歩いているのは高校生の豊田ダイナ。邪夢はすぐさまダイナをロックオン!
「お嬢ちゃん、オレといいことしようz」
「あの、なんですかあなた!今急いでるんです!」
「なぁいいじゃん?減るもんじゃな」
「おりゃぁぁぁぁ!」
ダイナの後ろ蹴りが邪夢の顎に炸裂!
「ゲボッ!?」
「あんまりしつこいと嫌われますよ!じゃ」
「そんな!待ってくれよぉ、なあって!…はぁ…しゃあねえ次…おっ!?」
またも逃げられ、途方にくれている邪夢の前に一人の美人が通りかかった。
容姿端麗、バストも豊満、理想のセクシーダイナマイッ!
「…ヘイ彼女~!」
「ん?アタイかい?」
振り向いたのは菅原祐、巷で噂のセクシーモデルだ。
「オレと付き合わない?」
「ん~…」
祐はしばらく考え込んでいたが、すぐに切り返した。
「ま、どうせ明日は休みだし、アタイは別に構わないけど?」
「よっしゃあああ!」
…風天区内某所、祐の家。
「…」
祐は寝息を立ててぐっすりと眠っている。
「…へへへ、なんだか知らねーけど、ま、こんなところで上手くいくとは思わなかったよなあ。さて…」
と、祐の夢に侵入する。
…祐の夢の中。
「つーかまーえた♪」
「うひゃぁ!あ、アタイの夢の中に入ってくるなんて!?あ、あんた何者だよ!?」
「あーオレ?オレはインキュバスだから。夢の中で女の子の相手すんのが生きがいなんでー、つーワケで!」
と、邪夢が祐の服を脱がせ、パンツに手をかける。
「そんじゃ、あんたのバージンもらってくわw」
「あっ、待って…」
邪夢が、祐のパンツを脱がせたその直後だった!!
「…え…、え!?」
「あー、だから待ってっていったんだケド…」
「!?」
邪夢が絶句したのも無理はない。
なぜならそこには本来女性にあるべき物がなく、代わりに女性にあってはならないものがぶら下がっていたのだから!
「え、ちょ……サーセン、失礼しました…」
「待ちな」
「ヴェ!?」
そそくさと夢の中から退散しようとする邪夢の腕を掴む祐。
「勝手に人の夢の中に入っておいて図々しいんだよ。ほら…ケツ出しな。せっかく来たんだから楽しませてもらうよw」
「嫌あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
翌朝、祐のベッドの中で邪夢は生気をなくし、真っ白に燃え尽きていたという…。
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人は見かけによらないっていうけど、これは酷いw
■出演
邪夢:http://www.tinami.com/view/783058
ミランシャ:http://www.tinami.com/view/776812
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