｢転生？ ｣

と考えながらいうと

｢うん、あ、でも心配しないでいいよちゃんとした人間として転生できるから｣

ひとまず人間として転生できることに安堵する

｢ということは別人して転生するのか｣

すると神は腰に手をあて

｢いいや、君に転生してもらうのは人間界ではないよ！｣

｢ほうでは、どこに｣

あまりにいままでいた世界と違うのは不安を覚えると

そんな顔をしていると

｢大丈夫だよ、君に転生してもらうのはゲームの世界だけどそこまで本の世界と変わらないよ

これにまた安堵する

｢ずばり、恋姫無双という作品に転生してもらうよ

君これをやったり、聞いたことはある？｣

残念ながら自分の人生の中でゲームをやったことはほとんどない

なぜかといえば自分の境遇や十数年間修行していたことがあるからだ ゆえにゲームなどはほとんどしたことがない

｢いや、まったくない｣

すると神はやっぱりかという顔をした

｢悪いけど君の人生を見せてもらったよ 確かにゲームをやっている暇はなかっただろうね

でも君は後悔はしてないんでしょ？｣

確かにそうだ小さいころ師匠に拾われさまざま経験させてもらった

師匠がいなければ今の自分はいなかっただろう 自分が今バイトしている店だって

師匠の口添えで修行させてもらい働けているようなものだ

自分を拾ってくれ生きるための技を教えてくれた師匠と弟子入りさせてもらい

今の職場で働くための技を教えてくれた師匠 どちらも修行の時は厳しかったものの

それ以外では自分の子供のように接してくれた そんな人生を歩ませてもらったのに後悔するはずはない

｢そんなこと、絶対にあり得ない｣

神はその言葉を聞くと満足そうにした

｢君ならそういうと思ったよ、安心してくれ恋姫無双の世界は三國志が元になっているよ

それに君の知っている三國志とは一味違うよ絶対僕を退屈させないだろうね