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No.77931
humohumoさん
「・・・ふぅ」 ようやく今日の政務を終え一息つく。
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私が大陸を制覇し王となって数年たった、今では国の情勢も安定しつつある 当時に比べれば仕事の量もずいぶんと減っている。 だから余計なことも考えてしまう・・・ 愛してたよ・・・華琳 「・・・いつまで待たせる気なのよ」 「・・・ばか。」 またこの場所に来てしまった・・・ あの日、覇道が成った日に失ってしまった 王であるこの私との約束を破り、消えてしまった大ばか者 北郷一刀 あいつと最後に言葉を交わしたこの場所へ 空にはあの時と同じように嫌味なくらい綺麗な月がここを照らしている。 あいつが消えてしまったおかげで私は大変な目にあった。 大陸を制覇し、これからというときに国の中心部である私の側近達のほとんどが抜け殻のようだった。 無理もない、何せ彼女達は皆 北郷一刀という男を愛してしまっていたのだから。 「・・・桂花は少し違ったかしら?・・・」 まったくあの種馬は、散々女を惚れさせておいて勝手に消えるなんて無責任にもほどがある。 数日のうちに彼女達はほとんど元に戻っていたが、やはり今もどこか影を落としている。 「ねぇ、いったいいつまであの子達を待たせるつもりなのよ?」 ・・・私を・・・いつまで待たせる気なのよ・・・ 帰ってくるはずのない問いに自嘲的な笑いがこぼれる 「何をやってるのかしらね、私は・・・」 これでは恋焦がれる娘ではないか、覇王である私の姿ではない・・・ 華琳はかわいい女の子だよ ぜんぶあいつのせいだ・・・ 「華琳」 懐かしい声が私を呼んだ 居るはず・・・ないのに ずっとそばに居るなんて言ったくせに・・・ 愛していたなんて・・・都合のいい言葉だけ残して ・・消えて・・私を泣かせたあいつが後ろに居た 華琳「・・・かず・・と?」 しまりのない顔で、前と同じように優しい微笑で私を見つめていた 一刀「えっと・・・ただい・どぉあっふ!?」 おもいっきり体当たりしてやった なぜって? だってこいつは私を、私の大切な部下達を泣かせたんだもの 当然じゃない、そうよ こいつが悪い、全部・・・・こいつが・・・ なんでよ?いつもなら相手の心なんて簡単に読んで遊んでやるのに こいつ相手だとどうしてこんなに頭が回らなくなるんだろう 本当に・・・どれだけ私の心をめちゃくちゃにすれば気が済むのよ、こいつは・・・ 体当たりした勢いのまま腕を絡め、しがみつくように抱きしめる。 一刀「あの・・・華琳さん?・・・ちょっと苦しいんですけど。」 華琳「うるさぃっ!」 一刀「!?」 ひぅ・・・ひっく・・・うぅ・・・ なんでよ 言ってやりたいことたくさんあるじゃない、なのになんで・・・なんで ただひたすらに押さえつけていたものがあふれ出す 華琳「・・・待たせ過ぎなのよ・・・ばかぁ・・・」 これで精一杯だった。 一刀「ゴメン・・・ただいま華琳。」 優しく、私をなだめるように いつか覇王ではなく少女としての私を愛してくれたときのように抱きしめてくれた・・・ 華琳「・・・ばかぁ・・・」 また泣かされた 覇王である私を二度も泣かせた・・・ 本当にどうしてやろうかしら、この種馬は。 えぇ~と、ながっ! 書きはじめたらなんかひたすら削除、修正を繰り返してこんなになりました・・・ 一応これで完成にするつもりだったのですが・・・なんかスイッチ入ってしましまして、挿絵追加して小説の方も書こうかと思います!! なら最初からそうしろよと・・・すみませんネタの使いまわしで 文章は・・・何というか感情のまま書きなぐったのでなんか構成が上手くいってませんね(泣)イラストもまだまだ精進していきます。
2009-06-08 04:21:31 投稿 / 720×652ピクセル
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「・・・ふぅ」
ようやく今日の政務を終え一息つく。
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