No.779093 真・恋姫艦隊これくしょん第四話アサシンさん 2015-05-23 16:34:11 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:1610 閲覧ユーザー数:1300 |
提督執務室
其処には先の戦闘で使われた試作艦装の詳細なデータが記載された報告書が、提督の机に鈍器レベルの厚さで積まれていた
そしてこの部屋の主の提督と秘書艦の長門と大淀。そして書類を提出した一刀である
長門「今回の作戦、貴艦の働きによって救われた。よくやってくれた期待以上の成果だ・・・・・っと提督が仰っている」
提督『コクコク』頷き
大淀「三連装水冷魚雷とこーるろっとでしたか?それの開発及び採用の許可がでましたが。何かありますか?」
一刀「俺は他の艦娘とは違うので軽巡洋艦『夕張』や重雷装巡洋艦の『大井』『北上』。駆逐艦の『暁型』の子たちに俺の方から魚雷と主砲の試験運用の依頼をしようと思っています」
一刀「コールロットの構造自体は簡単で従来の砲弾での運用も書類に記載されていますが十分可能ですが。同じく書類に記載している各艦種専用の砲弾での実射テストも余裕があればやっておきたいと思います。砲身の消耗などのデータがあまりないので」
一刀「以上です」
大淀「なるほど。では書類共々こちらでも確認します」
一刀「お願いします」
大淀は書類一式を持って自分の仕事机に向かった
之から更に解かりやすく細かく記載して提督に提出されるのだろう
では本題へ入るとしますか
一刀「それで?いくら数世代先の技術をパクッて取り入れた試作品の書類見分?だけに提督と秘書艦が俺に何の御用でしょう」
提督『トントン』
長門「実は三水戦の吹雪の事でな」
一刀「吹雪の?練度0の艦をいきなり作戦にブッこんだこと?」
提督『グヌヌ!』
長門「ああ、実際三水戦や赤城達、そして北郷も居たからなんら心配していなかったのだが。彼女は練度が示す通り以前の鎮守府でも殆ど実戦を経験していなかったそうだ。そして先の戦闘で解かった彼女の未熟さが問題でな」
一刀「まぁ特型駆逐艦のファーストシップでありトップヘビーだからなぁ」
長門「ああ、昨日前に私は吹雪の演習を見て来たのだが・・・・・艦娘とは思えないくらいひどかったのだ」
一刀「あぁ~・・・・・と言う事は」
長門「ああ、これからの戦いで特型駆逐艦である彼女が必要とは言え今のままでは不味いのだ・・・・物凄く不味いのだ」
一刀「俺にコーチ?教官?を務めろと?」
提督『コクコク』
一刀「何度も言うが俺は普通の艦とは言えないんだがな。それに川内型の先輩が二人もいなかったか?」
長門「確かにあのさn・・・・・二人なら出来るだろう、昨夜から既に行動を始めている」
一刀「では俺に指名する理由は?」
一刀「それに演習をしたと言う事は利根さんと筑摩さん辺りが何かアドバイスしたんでは?」
提督『コツコツ』
長門「それが『旧式』の艦装を使う前提ならばな」
一刀「それならなおの事今の装備でも十分に戦えるようにならないと『新型』に振り回されるぞ?。それにいきなり俺の試作品を全艦娘に配備するとか無理があるだろ」
長門「いやな・・・・・正直に言おう。川内達のやり方では吹雪が倒れる」
一刀「・・・・・一体何やってるんです?」
秘書艦の長門曰く
川内が夜明けまでポールに乗ってバランスを鍛える
その後、神通が起きたばかりと思って吹雪に砲撃の練習をさせ学校?に。でもグッタリ
机でグッタリしている所に那珂がライブを始めようとし魚雷の専門家の重雷の大井と北上の元へ行き中止。吹雪がジト目
危うくそれが休み睡眠なくループしそうになって睦月が川内達に進言し。訓練メニューの改善の事で考えていると丁度長門秘書艦に会い相談したそうだ
一刀「そこで俺に御鉢が回って来たと・・・・うん。メニュー考えるだけなら俺要らなくね?」
提督『フルフル』
長門「北郷を指名したのは吹雪本人だ」
一刀「吹雪が?」
長門「ああ、先の戦闘で同期であり同じ初陣を勝利で飾った北郷の戦い方に感銘を受け師事したいそうだ」
一刀「そう言う事。そう言う理由でなら謹んで受けますよ」
長門「では早速明日より始めてくれ。必要な物はあるか?」
一刀「そうですね~、吹雪の艦装が在れば。後はこちらで用意します、後はグラウンドと演習場の貸切ぐらいですかね」
長門「そうか、そちらはこちらでやって置こう。では頼む」
提督『・・・・b!』
一刀「・・・・了解」
一刀「っと言う訳で吹雪を鍛えることになった俺と魚雷のスペシャリストの」
北上「北上さまだよ~」
大井「大井です・・・・・北上さんの貴重な時間を割いてあげてるんだからありがたく思いなさい」
吹雪「はいっ!一刀さん、北上さん、大井さん」
と言う訳で始まりました吹雪強化計画?
一刀「今後の予定は午前が座学、午後に実戦、夕方に休憩を入れて夜戦w」川内「夜戦!▽♪」
一刀「神通さんお姉さん止めて、あと妹ちゃんのライブも」
神通「姉が御迷惑をおかけします・・・・那珂ちゃんちょっとアッチ(工廠裏)でお話しましょう?」那珂「ピィッ!?」
夜戦!やせん!YA!SE!N~!と駄々捏ねる川内さんと、何故かガクガクブルブルしている那珂ちゃんを引きずって何処かへ連行する神通さんが去って
一刀「げふんげふん。夜戦は海上での行動が自由に出来るようになってからでいいし毎回やる訳じゃないから。それじゃぁ今から魚雷について教えてあげよう!・・・・・・・・スーパー北上サマーが!」
北上「ん~あたし~?」
大井「アンタじゃないの?!」
吹雪「よろしくお願いします!」
こうして吹雪強化計画は幕を開けた
吹雪強化計画始動より一週間・・・・・いろいろあった
時に餓えた狼に狙われながら座学を教え
時に夜戦バカに追われ
時に自称アイドルに邪魔され
時に同僚の艦娘と一緒に訓練に励み
時に五航戦の二人に対空戦の演習を頼み
時に重雷装レズコンビと共に魚雷を恐ろしさと対策を教え込み
時に単独で多彩な艦種が編成された艦隊と演習(特攻)したり
時に・・・・ets
そんな濃い練習メニューを何とか一通り終えた今日、重巡洋艦利根と筑摩が監督する演習が始まった
その結果・・・・・・・・
提督執務室
一刀「どうだったかな吹雪の成長具合は?」
提督『b!』グッジョブ!
一刀「それは良かった・・・・っで?演習を見守っていた長門が川内達と何か話していたようだが。新たな作戦か?」
提督『コクコク・・・・・・ッス』
一刀「次の作戦の詳細か、どれどr・・・・・・・・・何だと」
一刀「提督、次の作戦。俺も参加させてもらうが問題無いよな?」
提督『コクリ』
一刀「では此処に記載されている出撃する艦娘達への連絡は任せたぞ?俺は当日までに仕上げないとイケない物があるもんでな」
俺はすぐさま回れ右して提督執務室を出て行き。急ぎ北島の新型艦装開発室へ向かった
次の作戦は
一刀「W島攻略作戦・・・・・!」
つづきます!by吹雪
あとがき
どうもアサシンです
遂に来ました作者含む一部提督に虎馬った第三話に入ります!
そして作中では描写しなかった吹雪の活躍を次回お楽しみに!(予_定!)
では次回予告へ
次回 真・恋姫艦隊これくしょん 第五話
『北郷』歴史に逆らう
ではでは
吹雪「また会いましょう司令官♪」
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『北郷』『吹雪』を鍛えます!