No.77713

恋姫無双TV-Ver 第4話 ~覚醒~

bridさん

やっと完成しました、
最後まで読んでいただければ幸いです
また誤字等ありましたら、御指摘していただけると幸いです

2009-06-07 01:23:47 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:3631   閲覧ユーザー数:3025

恋姫無双TV-Ver 第4話 ~覚醒~

 

 

   一刀は関羽、趙雲と合流すべく洞窟の奥へと進んでいった。

 

 関羽、趙雲side

趙雲は後ろを確認して、追っ手が居ないことを確かめる。

 「どうやら追って来てないようだな」

 緊張が解けたようで、女の子はその場にしゃがみこんだ、

 趙雲は呆れた顔をしながら

 「まったく、猪武者なのは妹分だけかと思ったが・・おぬしも相当なものだな」

 関羽は苦笑いを浮かべながら 

「すまん」

 「あの・・危ない所をありがとうございました」

 「いや、礼は無用当然のことをしたまでゆえ」

 「私はこの山の麓に住む者ですが、村の子供たちと山菜摘みに山に入った時

 偶然ここの出入り口を見付けてしまい・・・」

 「なるほどそれで捕まったと言う訳か」

 「実はここの地下牢に子供たちも捕まって居るのです、もし私が逃げ出したと

 知れたら・・あいつらに何をされるか・・」

 「どうするつもりだ?」

 趙雲の問いに関羽は、

 「無論、助けに行く」

 「だろうな・・」

 「(さすが猪武者だな・・手に負えんは・・)」

 

 公孫瓚side

 公孫瓚は、鎧を身に着けながら、

 「何!張飛殿が」

 「はい、関羽殿のお戻りが遅いので心配だから自分も賊の隠れ家に行くと・・」

 「しかし行くと言っても、そもそも賊の隠れ家の場所が分からぬからこその今回の策であろう」

 「はぁ、それは私も申したのですが、行けば何とかなるだろうからとにかく尺銅山の場所を教えろと」

 「で、教えたのか?」

 「はい、そしたら風の様に飛び出していかれて・・・」

 

 張飛side

 森の中を一人歩く張飛・・・・しかし・・

 「迷子になったのだーーーー!」←お約束ですなww

 涙目で叫ぶ声にカラスが一斉に飛び立った

 「うぅー困ったのだ、これだと愛紗を迎えにいけないのだ・・そうだ!

 山で迷ったら木の切り株を見ればいいて、じっちゃんが言ってたのだ」

 張飛は切り株を見付けてジィと見つめる

 「んー年輪の広い方が南だから・・こっちなのだ!」

 張飛はそちらに歩き出した。

 

 一刀side

 「(結構と言うか・・かなり広いな広範囲で洞窟が広がってるな、早いとこ合流しないと)」

 見張りらしき賊を殴り倒してその辺の部屋に隠すと、あたりの様子を探りながら奥へと歩きだした

 

 関羽、趙雲side

 「たぁく、何で俺だけ・・とんだ貧乏クジだぜ」

 賊らしき男が地下牢を見張っている、中には子供たちがいるようだ

 コン、コン「ん?」

 音の方を見ると壁に隠れて誰かは分からないが布切れを垂らすように持っている・・

 布切れを落としたと思ったら、そこから女性の生足・・そして

 (こちらにいらっしゃい)と言わんばかりのような手招き・・

 見張役の目がハ-トになると、吸い寄せられるようにそちらに向かっていく・・罠とも知らずに・・そして

 

 バキ!ドカ!ドゴ!(ま~こなるわな)

 

 趙雲は鍵とついでに槍を取り上げると、関羽に鍵を投げ渡した。

 「これで子供たちを」

 「分った、みんな無事だな逃げるぞ」

 「急げこっちだ」

 牢屋を抜け出し子供たちは走り出した、関羽はその後ろからついて行く

 「娘!出口の見当はつかないのか?」

 「すみません」

 「(分からないか、仕方が無い探しながら行くか、賊に見つからなければよいが)」

 しかい趙雲の願いも空しく・・

 「あ!居たぞーこっちだー」

 く・・見つかったか

 方向を変え走り出した、分かれ道を抜け坂道を登ってゆく太陽の光が見えた

 「出口だ!」

 洞窟を抜け外へ出た・・・・・・・がそこは谷を挟む崖の中腹だった・・まさに断崖絶壁とはこの事を言うのだろう。

 洞窟の中からは、賊たちが迫っていた・・

 

 張飛side

  山道を歩く張飛、

 「あぅ~よく考えたら南に向かったからて、何がどうなる訳でもなかったのだ・・ん?」

 崖の中腹に誰かいる?・・あ!!愛紗!!

 張飛は走り出した。

 

 関羽、趙雲、張飛sied

  関羽は崖の様子を窺っている、、 

 「(反対側この高さでは下りるのは無理か・・どうするこのままでは・・)」

 「愛紗~!やっと見付けたのだ!」

 「鈴々!?」

 「けど、そんな所でなにをしてるのだ~?愛紗~」

 崖の反対側に鈴々は立っていた、関羽の目には横の大木が映っていた。

 「鈴々!その木をこっちに向かって切り倒せ!」

 「なんでなのだ?」

 「いいから早く!」

 「分かったのだ、トゥリャャー!」

 蛇矛の太刀筋が木を一閃すると・・バキ!バキ!バキ!・・・ドーーン!

 轟音とともに木が倒れ橋が出来た

 「これを渡って向こうへ逃げるんだ」

 「さ、みんな」

 子供たちは木の橋を渡ってゆく、趙雲は洞窟の中から向かってくる無数の人影を見付けた

 「まずいな・・急げ!」

 「大丈夫だ、皆も焦らず落ち着いて」

 賊が入り口から姿を現す、と同時に趙雲が槍で洞窟内部に叩き戻した、

 坂道を転げ落ちるように賊は転がり、中に居た数名を巻き込んで倒れていた。

 

  その頃子供たちと女の子は、無事橋を渡り終えた・・・が、関羽の居た足場が突然崩れた!

 木の重みに耐えられなかったのだろう・・大木は谷底へと落ちていった。

 !!「愛紗ー!」鈴々の悲鳴のような声が響く!

 間一髪、趙雲が関羽の腕を掴んでいた、そしてそのまま引き上げた

 「危ないところだったな」

 「ああ、だか橋が」

 「万事休すか・・」

 洞窟の中から賊たちの声が近づいて来る。

 「こうなったら覚悟を決めるしかないようだな」

 「うむ」

 関羽は賊が落とした剣を拾うと

 「なまくらだが無いよりはましか・・行くか趙雲」

 「星だ、共に死地へと赴く仲だ、これからは私のことは真名で呼んでもらおう」

 「判った星、ならば私の事も愛紗と呼んでくれ」

 「では、行くぞ愛紗!」

 「応!」

 関羽と趙雲もとい・・愛紗と星は洞窟へと突入する!

 

  

  ザシュゥ!ザシュウ!肉を切る音と共に賊たちが倒れて逝く

 「ぐは!」「ギャー!」「うあぁぁぁ!」

 愛紗と星は賊の屍を乗り越えると、また賊たちへと斬りかかって行く

  劣勢を感じた親玉は、

 「取り囲んで一気に押し込めー!」

 声と共に賊たちは、二人を円方で包囲した。

 

 

 一刀side

洞窟の中を一刀は走っている、賊たちの動きが見回りから警戒に変わったようで

 賊を出会い頭に一撃で仕留め近くの部屋に隠す、この作業を何度も繰り返している。

 今も10人位の団体さんを片付けてきたところだった。

  「(二人とも何処だ?あっちこっち探してるんだけど・・居ないな-

 !?広間の方から声が聞こえる・・・行ってみるか)」

 一刀は広間を覗き込んだ・・!!居た!しかし囲まれてるな・・よし! 

  「やっと見付けましたよ!関羽さん!趙雲さん!これを!!」

 大声で叫ぶと賊が全員こっちを見る、と同時に二人に武器を投げ渡した。

 

 

 一刀、関羽、趙雲side

「「北郷殿!」」

 「おお!ありがたい」

 「御助力感謝いたす!」

 二人とも持っていた武器を捨てると、賊の中央で背中を合わせながら

 青龍偃月刀と龍牙を構えた、一刀も神風を持ち戦闘態勢に入った、

 「仲間が居たのか!・・ああ!こいつこの間デクを一撃で倒した奴じゃねえか!」

 「何だと!あのデクを・・なるほど少しは出来るようだな・・だが!

 この洞窟の中にはここに居る奴以外にあと50人位は俺たちの仲間が居るんだぜ

 これだけ此処で騒ぎがあればいい加減奴らも気付くぜ!そいつらの相手もテメェーら

 3人で相手できるのか楽しみだぜ・・野郎共殺っちまえ!!」

 「「「「「「「「「「「「「「「おおぉーー!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

  親玉の合図を聞くなり、賊達は一斉に3人へと斬りかかる!

 「不思議だな、おぬしに背中を預けていると負ける気がせんぞ、愛紗!」

 「私もだ星、背中は任せたぞ、星!」

 「承知!はあぁぁぁ!!」

 二人は気合の入った声と共に斬りこむ二人、一刀も斬りこんで行く。

 「このガキ!死ねやー!」

 賊の動きは、一刀から見れば隙だらけで、向かってくる賊を次々と殴り倒してゆく

                   ・

                   ・

                   ・

                   5分後、

  「ば・・馬鹿な、たった3人に相手に全滅!?」

 「思ったより早く片付いたな」

 「ああ、しかしあいつ、増援が来る様な事言ってなかったか?」

 親玉は思い出したかのよう仲間を呼んだ

 「そ・・そうだ!侵入者はここだー!早く来やがれ!!」

 洞窟の中に親玉の声が響く、しかし仲間は現れなかった・・・

 「え~と、来ないみたいですが・・・」

 「あれ・・おかしいな」

 親玉は、首をひねっている

 「此処に来る途中で我ら2人が倒して来たやつらでは?」

 「まさか、我らが倒したのは15人程度少なくともあと30人は居るはず」

 「あ・・・・」

 「北郷殿いかがされた?」

 「30人位ならここに来る途中、殴り倒して部屋に締まってきましたが」

 「なるほど、確かに来る訳無いですね」

 「ななな・・貴様かーー!死にゃグハァ!」

 一刀に斬りかろうとしたが親玉は一刀に蹴飛ばされ吹っ飛んでいた。

 「片付きましたね、では戻りましょう」

 一刀は洞窟を歩き出した、関羽さんと趙雲さんも後ろから着いて歩き出した

 「北郷殿、1つ聞いてもよろしいかな?」

 「はい?」

 「先ほどから見ていたのですか、北郷どのは何故鞘を抜かないのですか?、

 鞘で殴るか、蹴り飛ばしているように見えましたが・・」

 「言われて見ればそうかも・・でも抜くほどの敵でもなかったからかもしれません」

 「(でもあの人数なら・・いつもなら抜いてるはずだけど・・自分でも分からない)」

 「ふふっ、北郷殿帰ったら手合わせして貰えますかな」

 「趙雲さん、からかわないで「今度は本気ですよ」くださ・・」

 「私は、あなたと戦って見たくなりました」

 趙雲さんは本気みたいだ・・・なら

 「分かりました、お受けします」

 何より自分自身の変化を確かめてみたくなった。

 

 

  外に出ると、子供たちと張飛ちゃんが待っていた、

 「愛紗~!お兄ちゃん~!」

 手を振る張飛ちゃんの所に歩いて行くと、

 「鈴々、助かったぞ」

 「おぬしのお陰で、子供たちを無事に連れ出せた私からも礼を言う」

 「そうなんだ、すごいね張飛ちゃん」

 一刀は張飛ちゃんの頭を撫でた、

 張飛ちゃんは少し照れくさそうに笑顔を見せていた。

 「あの、なんとお礼いったいいか・・本当にありがとうございました」

 「「「ありがとうお姉ちゃん」」」

 「当然のことをしたまでだ礼には及ばん」

 「では行こうか、村まで送ろう」

 皆歩き出した。

 

 

 公孫瓚side

  公孫瓚殿はいつでも出陣出来るよう準備を整えて、肩慣らしに剣を振るっている、

 「公孫瓚様」

 文官の男が声を掛けた

 「どうした?」

 「関羽殿と趙雲殿それと北郷殿がお戻りになられました」

 「おお、して首尾は?」

 「はい、みごと族の隠れ家を付きとめられたのですが・・」

 「が?」

 「はぁ、そのままお三方ですべての賊を成敗されたと・・」

 「三人だけで・・すべて・・では私の出番は!?」

 「残念ながら」

 「白馬に跨りながら花々しく、〔白馬将軍公孫瓚推参!〕みたいなのは?」

 文官の男は黙って首を横に振る

 「はぁ・・そうなんだ・・」

 後ろの白馬と共に公孫瓚どのはがっかりとしていた、

 「して、皆は今何処に?」

 「それが・・手合わせをする様な事を言われてまして、今は離れの辺りかと」

 「な!?」

 公孫瓚はそちらへと走り出した

 

 

 一刀sied

  「北郷殿準備はよろしいか?」

 「何時でもどうぞ」

 一刀と趙雲は武器を構える、趙雲さんは関羽さんに初めてくれと、目で合図を送った

 関羽さんもそれに頷くと、

 

 「始め!」

 

 俺は正眼に刀を構えながら趙雲さんに向かって行く、彼女に隙は有るはずも無い、

 なら間合いを無くし自分の距離で戦わないと、一撃すら入らないだろう。

 そのまま擦違うように刀を左薙で斬り込む、

 趙雲さんは一撃目を様子見のつもりで受けた様だが、それを見逃す訳には行かない、

 刀の返しを利用して右薙と左薙、袈裟斬りと逆袈裟を交互に斬りこんで行く、

 ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!

 刀身が槍を捕らえる毎に鉄の打撃と共に火花が散る、趙雲さんは全弾を見事に防いでいる。

 

 趙雲sied

 先ずは北郷殿の一撃を受けてみるか、

 !?早い!・・くっ意外と重い・・な!?連続で斬りこむとは、

 なるほど、自分の間合いから逃さぬためですな、だがこの速さでは無理!

 一刀の横薙ぎを弾くと後ろへと飛ぶ、着地と同時に一刀に突きを入れる。

 

 一刀side

 弾かれた!?しまった、間合いを取られ・・ガキィン!

 くっ、長さを利用した突きか!?しかも早い!趙雲さんの突きが更に追い討ちを掛ける

 捌くので精一杯か・・近づけないか・・なら撃ち終わりに踏み込むか、

 そこだ!

 一刀は伸びきった槍の腹に刀を滑らせながら間合いを一気に詰めてると、そこから横薙ぎに

 刀を振る・・が手応えが無く刀は空を斬った、外した!?趙雲さんは?居ない・・上か!

 一刀の頭上に槍が迫って来る、ガキイィン!

 

 趙雲side

む!槍を押さえながら間合いを詰めるとは、なかなかやりますな、でも・・まだまだ

 趙雲は空中に飛ぶと落下の勢いともに槍を振りおろす、この一撃ならどうかな!?

 ガキイィン!鉄のぶつかり合う音が響くが、手応えが違うまるで流されているような・・

 なるほど刃先を地面に向けることで受け流した訳ですか・・ならばこうです!

 着地すると、左足を軸に体を左に回転させながら右薙の斬撃を振るう、

 

 一刀side

 何とか受け流せた・・だが重い一撃は一刀の腕にかなりの衝撃を与えた、

 まともに受けてないのに、腕が痺れる・・構え直した直後!右から鎗撃が一刀を襲う、

 ガキイィン!!防いだが・・勢いの有る鎗撃の一撃に一刀は後ろに飛ばされた。

 

 観客席side

  関羽と張飛にいつの間にか合流いていた公孫瓚は、二人の攻め合いに見とれていた、

 「お兄ちゃんすごいのだ・・」

 「北郷殿の強さは薄々気付いていたがこれ程とは」

 「あいつは、趙雲殿と此処まで張り合えるのか、すごいな・・」

 「(しかし星が押しているな・・さすがは趙雲と言った所か)」 

 関羽も実力差を見抜いていた

 

 「北郷殿!本気を出されよ、その程度では私には勝てぬぞ!」

 「いや十分本気なんだけど・・」

 「では、賊と戦ったときの貴殿の速さやしなやかな動きは何処へ行った?」

 「あれは、速さを重視して戦ったからで、一撃は今の半分位しかでないよ」

 「そうか・・では次で終わりだ!」

 趙雲は槍を構えた、そして体からは闘気が溢れている様にも見える 

 

 一刀sied

  !!趙雲さんから闘気が溢れてる、確かに次で決める気だ。

 ならこちらも一撃に集中するか・・一刀は上段に構えを切り替えた。

  

 観客席sied

 「愛紗・・なんだか二人ともいつもと感じが違うのだ・・」

 趙雲のひらひらした感じも、お兄ちゃんの暖かい感じも

 「ああ・・お互いに次で決めようとしているな」

 「これほどの仕合になるとは・・」 

  

 趙雲sisd

 ?北郷殿の構え変わった・・見た事が無い構え方だ・・だが、

 気迫は今までと段違いだ・・なるほど北郷殿自身、己の力に気付いていないと言う訳か・・

フフッ・・本当に面白い方だ・・なおさらその力、この趙子龍見たくなりましたぞ・・いざ!

 「我が槍は無敵、受けてみよ!趙子龍の一撃を!!」

 

 一刀sied

 !来る!、集中・・集中・・

 

 ピィキーン!!何処からだろう・・乾いた音が頭に響く、

 それと同時に回りの動きがガラリと変わる

 

 ・・何だろう・・趙雲さんの動きが・・

 さっきより遅そく感じる・・左上から斬りこんで来る様だ・・なら右下から斬り上げる!

 趙雲さんが振り出す前に間合いに入り、そこから趙雲さんの一撃を打ち上げた!

 ガキイィン!! 激しい鉄の音と共に空へと打ち上げられた龍牙が地面に突き刺さる、

 そして一刀の神風が趙雲の前に突きつけられた。

 

 「それまで!」

 関羽さんの声が響く、そして刀を引く一刀、その場に座り込む趙雲、

 「お兄ちゃんが勝ったのだ!すごいのだ!」

 一刀に抱きつく張飛

 「お見事です、北郷殿」

 「ああ、ありがとう関羽さん」

 一刀の笑顔に真っ赤になる関羽、

 一刀は趙雲にてを伸ばす、

 「大丈夫ですか?」

 趙雲は、ハッとするとその手と一刀の顔を見た、

 「(そうか、私は負けたのか)」

 一刀の手を取ると引き起こされた。

 「この私が遅れを取るとは、まだまだ修行不足ですな、しかし最後のあの動きは、

 一瞬で間合いを詰められて、振り始めを狙われたと感じたが・・」

 「私もいつの間にかそこに居たように見えましたが・・」

 「そうなんですか?いつも通りに動いたんですが・・」

 「おそらく北郷殿自身も気付いて居ない力が在るのかもしれませんな」

 「趙雲さんその力て・・「星だ」な?」

 「星?」

 「私の真名だ北郷殿、私の事は真名で呼んでもらいたい」

 「いいの?真名って大切なものなんでしょ」

 「もちろんだ、本来なら洞窟で武器を届けて貰ったことだけでも十分なのだが・・

 その上、私を凌ぐ武を持つ者なら真名を預けるには十分だ」

 「分かった、でも俺には真名が無いから、一刀と呼んでくれ」

 「心得たではそう呼ばせていただこう」

 「私のことも真名で、愛紗と呼んで貰えるかな」

 「鈴々もなのだ!」

 「分かった、愛紗、鈴々、これかもよろしく」

 「「はい」(なのだ)」

 

 「ひと段落した様だな」

 「「公孫瓚殿」」

 「今日はご苦労だったな、さあ中へ食事を用意してある」

 「お兄ちゃん行くのだ、鈴々お腹空いたのだ~」

 「うん、行こうか」

 鈴々の手を握ると歩き出す

 「あぅ(////)」

 「鈴々・・いいな・」

 「?・・愛紗と星も行こう」

 「応、行こうか愛紗」

 「・・うむ」

 

 次回につづく

 

 

   ~あとがき~

 

   やっと4話が出来ました・・時間掛かったな~><

  やっと皆様に送ることが出来ます、

  読んで頂いた皆様、また支援していた皆様ほんとに感謝です><b

  また誤字等が有るかも知れませんが見付けたら御指摘お願いします。

 

 

  (公孫瓚)あの~少しよろしいかな?

 

  (作者) 何でしょう?

 

  (公孫瓚)結局私の登場シ-ンは、アニメ版とほとんど一緒なんですか?

 

  (作者) まあ、そうですね

 

  (公孫瓚)そ・・そんな~

 

  (作者) 僕も公孫瓚殿のは、可愛いと思いますし、(白馬将軍公孫瓚推参)の

       部分も使う予定だったのですか・・

  

  (公孫瓚)か・・可愛いて(///)・・ええっと・・で?どうして使わなかったのですか?

 

  

  (作者) 賊の戦力の低さと、一刀君の策の成功率向上それと

       一刀君が公孫瓚殿に伝令兵を借りれる立場で無かったことですね。

 

  (公孫瓚)伝令兵をどうするんです?

 

 

  (作者) 隊商を付けていく時、一刀君と共に伝令さんが付いて行き、隠れ家を見付けたら

       伝令を走らせると言う形ですね

 

  (公孫瓚)なるほど、でもどうしてその策にしなかったのです?

 

 

  (作者) 二人だと見つかる可能性高くなるし、伝令兵を頼める立場じゃ無かったですしね。

 

  (公孫瓚)なるほど・・で、では私の出番はもう無いのですか!?

 

  (作者) それも一刀君の行動次第ですね

 

  (公孫瓚)なるほど!では早速北郷殿にお願いしてきます!北郷殿ーーー!!

 

  (作者) まあ、自分としてもお気に入りの女の子は出していきた・・・て、またかい!

       公孫瓚てこんなキャラだっけ・・?

       でわでわ、次回作もがんばって書かせていただきます。

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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