ある日の休日、天空駅前。
「地図にない道は~その足で進めばいい~♪」
ここに二人の少女がいた。一人はエリシア・グレイ、もう一人はミュア・ブリーズ。
かたやイギリス、かたやオーストラリアの出身だが、なぜか気が合ってしまった二人はツーピースで活動をしている。
そんな彼女たちの歌に魅了される人々は今日も数知れず。
「ありがとうございます!」
「どうもどうもー!」
駅前イベント広場は拍手に包まれ、中には投げ銭をしていく者までいる。
最後の演奏曲目を終えてハイタッチする二人は、照れくさそうに退場していく。
「ふー…今日もバッチリだったねミュア」
「そうよね、CDも売れたしw…あ、そうだ!今日ル・シャトンの新作出るんだって?行かない?」
「Of Course!行くに決まってるじゃん!」
「
二人は意気揚々とル・シャトンに出かけていった。
ル・シャトン。今日は飯田橋ミウが店番をやっていた。
「いらっしゃいエリシアにミュア!」
「「あ、ミウ」」
「今日ちょうど出たばかりの新作でさ、ママが作ったシナモンロール!是非食べてみてよ」
「じゃああたし3つもらおうかな。ミュアは」
「あ、じゃあたしも3つ」
「はい、毎度どうも」
二人はシナモンロールを3つずつ買った。
「ところで二人とも、前から気になってたんだけど…」
「ほぇ?」
「バンド名は決まってるの?」
「それがさー…なかなか決まってないのよ。ねえエリシア?」
「いい名前があればと思うんだけど…はぁ…」
ミュアがため息をついていると、エリシアが一言。
「じゃあシナモンロールでも食べて考えようか?」
「そうだね。紅茶でも入れてさw」
「仲いいなー二人ともw」
「「えへへw」」
中学生ストリートミュージシャン、エリシアとミュア。
二人はまだ、夢へ向かって走り出したばかりである。
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今回は全員ペディさん原案。
しかも今回全員ネコwww
あと、天空駅前広場のイベントスペースですが、
事前に申し込めば使える様子。
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