No.775319

【サイバ】いつか花咲くその日まで【交流】

古淵工機さん

今回は全員ペディさん原案。
しかも今回全員ネコwww

あと、天空駅前広場のイベントスペースですが、
事前に申し込めば使える様子。

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2015-05-04 22:49:04 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:652   閲覧ユーザー数:639

ある日の休日、天空駅前。

 

「地図にない道は~その足で進めばいい~♪」

ここに二人の少女がいた。一人はエリシア・グレイ、もう一人はミュア・ブリーズ。

かたやイギリス、かたやオーストラリアの出身だが、なぜか気が合ってしまった二人はツーピースで活動をしている。

そんな彼女たちの歌に魅了される人々は今日も数知れず。

「ありがとうございます!」

「どうもどうもー!」

駅前イベント広場は拍手に包まれ、中には投げ銭をしていく者までいる。

最後の演奏曲目を終えてハイタッチする二人は、照れくさそうに退場していく。

 

「ふー…今日もバッチリだったねミュア」

「そうよね、CDも売れたしw…あ、そうだ!今日ル・シャトンの新作出るんだって?行かない?」

「Of Course!行くに決まってるじゃん!」

OKay(オカイ)、Let's come on!」

二人は意気揚々とル・シャトンに出かけていった。

ル・シャトン。今日は飯田橋ミウが店番をやっていた。

「いらっしゃいエリシアにミュア!」

「「あ、ミウ」」

 

「今日ちょうど出たばかりの新作でさ、ママが作ったシナモンロール!是非食べてみてよ」

「じゃああたし3つもらおうかな。ミュアは」

「あ、じゃあたしも3つ」

「はい、毎度どうも」

二人はシナモンロールを3つずつ買った。

「ところで二人とも、前から気になってたんだけど…」

「ほぇ?」

「バンド名は決まってるの?」

「それがさー…なかなか決まってないのよ。ねえエリシア?」

「いい名前があればと思うんだけど…はぁ…」

ミュアがため息をついていると、エリシアが一言。

「じゃあシナモンロールでも食べて考えようか?」

「そうだね。紅茶でも入れてさw」

「仲いいなー二人ともw」

「「えへへw」」

 

中学生ストリートミュージシャン、エリシアとミュア。

二人はまだ、夢へ向かって走り出したばかりである。


 
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