No.773671

咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

ユウヤさん

最終回です!連投です!読者に超迷惑な投稿の仕方です!!

一刀「自覚あんのかい・・・」

それでは本編どうぞ。

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2015-04-26 22:44:56 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2392   閲覧ユーザー数:1978

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達の戦いはこれからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 冥国首都『天桜楼』

 

 執務室内にカリカリと書類に文字を書き込む一刀の姿があった。

 

 一刀「・・・これは・・・こっち・・・これは・・・こっち・・・あれは・・・こっち・・・どれは・・・どっち?・・・それは・・・そっち・・・おれは・・・かずっち・・・」

 

 時折意味不明な言葉を呟く一刀だがそれも一人だから出来ることだ。

 

 一刀「・・・ふぅ。午前中はこんなもんか。」

 

 そう言いながら筆を置く一刀はそのまま背伸びをしてため息をついた。

 

 コンコン

 

 一刀「ん?どうぞ~。」

 

 及川「かずピー、こっちの仕事終わったで~。」

 

 一刀「おお、お疲れ及川。こっちも午前中のを終わらせた所。」

 

 及川「そかそか・・・劉備ちゃんとかおルンは?」

 

 一刀「あっちは苦労してるみたいだな。元々司馬懿と桃香の能力の差だ。ま、仕方ないんじゃないか?」

 

 及川「劉戯の兄ちゃんは・・・あれか?新婚旅行だったか?」

 

 一刀「ああ・・・愛紗に関羽さん達を任せて逃げやがった。」

 

 及川「・・・大変やなぁ・・・」

 

 一刀「ま、愛紗はすげぇ嬉しそうだけどな。」

 

 及川「えっと・・・今は関禅さんって改名したんやったか?真名は・・・確か・・・義侠さん・・・やったっけ?」

 

 一刀「ああ。そうだ。最近では何時手をつないで歩くようになるかって市井では賭けごとになってる始末だ。」

 

 及川「黄忠のおb・・・お姉さんも新しい恋出来とるみたいやな。」

 

 一刀「ああ、他にも思春や斗詩もうまく切り替えられてるみたいだ。詠は・・・難しそうだったけどな。」

 

 及川「そか・・・」

 

 一刀「・・・及川、慣れたか?」

 

 及川「ん?・・・あ~、まあ・・・慣れたらあかんやろ?罵倒されるのも、罵られるのも、罰なんやから。」

 

 一刀「そう・・・だな。」

 

 及川「ま、あれや、俺達の戦いはこれからやって所や。」

 

 一刀「はは、なんだその打ち切りフラグ。だめだろ。」

 

 及川「せやなぁ・・・なら・・・俺達は戦い、そして今も生きている・・・かなぁ?」

 

 一刀「どっちにしろ終わってんじゃん。」

 

 及川「やなぁ・・・ふふ」

 

 二人「「ははは!」」

 

 一刀「・・・よかったよ、お前が生きてくれて。」

 

 及川「・・・本当は死んで償うべきやと思うけどなぁ・・・」

 

 一刀「そんな事はねぇよ。死んだって・・・そこで終わりだからな。何も始まらないし・・・何も終わらない。」

 

 及川「人生終わっとるやん?」

 

 一刀「終わらねえよ。ずっと・・・歴史上悪人だったで語り継がれる。死なないよ。ずっと・・・」

 

 及川「・・・そう・・・やな。」

 

 二人はそのまま黙りこんでしまう。

 

 しかし二人の顔は不思議と笑みへと変わる。

 

 及川のしたことを考えるとそれは不謹慎だ。

 

 だが二人を包むのはごく単純でごく簡単な感情。

 

 お互いに

 

 生きて

 

 話せて

 

 ああ

 

 嬉しいなぁ・・・

 

 という感情だった。

 

 こればかりは誰にも咎めることなど出来ないだろう。

 

 これからも彼らの人生は続く。

 

 一刀は王として。

 

 及川は罪人として。

 

 それでも彼らはその外史で戦い続ける。

 

 命を全うすると言う戦いで・・・

 

 一刀「・・・一騎達は如何してるかなぁ。」

 

 及川「ま、戦い続けとるんやろ?」

 

 一刀「だろうなぁ。」

 

 及川「あ、それとこれは絶対言える事があるわ。」

 

 一刀「あ、それは俺もある。」

 

 二人「「北郷一刀は女に絶対右往左往されて苦労が絶えない。」」

 

 二人の意見は完全に合致した。

 

 その日の空は蒼く、何処までも晴れ渡る。ずっと・・・この日常が続いて行くますようにと誰かの願いが風に乗って運ばれてきた気がした。

 

 

 ~Fin~

 

 

 

 あとがき

 

 

 

 あい、終わりました。

 

 一刀「復活早いな。送り損ねた・・・」

 

 こんな終わり方ありかよ!?って言われる覚悟のままこうしては知りきった次第ですが・・・

 

 一刀「聞いてねぇ!?」

 

 次回作は白蓮回とか考えてます。どうでしょう?

 

 一刀「いや、俺に聞くなよ・・・」

 

 いやね?始まり部分は結構色々考えが付いてるんですよ・・・傭兵団『ミスリル』に所属するスナイパーとして外史に降り立つ一刀とか・・・二つの呂旗外伝~現代史~とか・・・艦隊コレクション~岩川基地編~とか・・・外史紡ぎがあんな形だったので蓮華ルートとか・・・ね?

 

 一刀「じゃあ全部やれよ。」

 

 全部!?死ねと!?!?

 

 一刀「やれよ#」

 

 え?怒ってらっしゃる?

 

 一刀「や、れ、よ?##」

 

 ・・・・・・ま、待ってください。分かりました・・・ちょっと・・・かんがえて・・・

 

 一刀「ちょっと???###」

 

 ・・・が、頑張ってみます。

 

 一刀「だってさ、恋、蓮華。」

 

 え・・・

 

 病華「待ッテルワネ。」

 

 邪恋「・・・待ツ。」

 

 そんな・・・馬鹿な・・・

 

 一刀「じゃ、次回作の予告をどうぞ。」

 

 ・・・・・・じ、次回は・・・

 

 二人「「次回ハ??」」

 

 『二つの呂旗外伝~現代史~』第一話!!

 

 恋「・・・(超ガッツポーズ)」

 

 病華「・・・(チャキ)」

 

 その次は『孫権伝!!』第一話!!

 

 蓮華「・・・(パアァァァァァ)」

 

 ・・・ぱ、白蓮・・・ごめんよぉぉ・・・

 

 一刀「ま、次はあれだけどな。」

 

 え?

 

 響「・・・(じー)」

 

 え?まだ世に出してない外史から飛び出してきたのですか??

 

 響「出せ?」

 

 い、イエス、マム。それでは三作品目は艦これ『岩川第00××鎮守府』を掲載します・・・が、頑張るぞー!

 

 一刀「・・・大丈夫かなぁ・・・」

 

 ・・・・・・お、落さないように頑張るよ。

 

 一刀「薄い内容にならないようにな?」

 

 それは保証しかねる。

 

 一刀「・・・ま、世に出されるだけであいつ等は喜んでいるみたいだしな。俺も嬉しいよ。提督はお前か?」

 

 え?一刀だよ??休みなんて無いよ???

 

 一刀「・・・え?俺に艦娘の相手もしろと???」

 

 ご安心を・・・あれは短編だから・・・

 

 一刀「・・・そうか・・・それは・・・よかったよ。」

 

 一応コメディ無い予定。

 

 一刀「じゃあ・・・ぼこられない?」

 

 大丈夫。これは絶対。

 

 一刀「よ・・・よかった・・・」

 

 では皆さん・・・

 

 一刀「次回作もお楽しみに。」

 

 二人「「次回作も張りきって・・・執筆!執筆!」」

 

 ??「台詞を取られた挙げ句改ざんされた!?

 


 
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