一刀「結構しっかり出来ているな」コツコツ・・・・
俺は提督室を出た後、此処の地図とこれから住む事になる北島へ掛かる石橋を渡っている
あの後吹雪以外の艦娘(間宮さんが手を振ってくれたけど彼女はカウントするべきか?)に会う事も無く来た。北島と鎮守府の中間まで来た処で
一刀「えぇ~っと。誰かと離れちゃったのか?」
連装砲ちゃん小『パタパタ!』
一刀「多分と言うかほぼ確実というか駆逐艦島風の連装砲か?」
連装砲ちゃん小『コクコク!』
そう、丁度橋の真ん中(一休さんじゃないぞ?)に来たら小さな連装砲・・・・・うん。連装砲ちゃんだな
それが橋の端(ギャグじゃないぞ?)から手すりが無い為脚?を橋から投げ出しションボリしながら海を眺めていた所を見つけ声を掛けた
一刀「俺はこれからアッチの島に行くんだが着いて来るか?荷物とか色々整理したりした後なら御主人?の所まで送るが?」
連装砲ちゃん小『キャッキャ♪』
一刀「おわっとと。落ちるなよ?」
連装砲ちゃん『ビシッ!』
突然俺の肩に飛び乗って来た。落ちないように言うと片手?をコッチに上げて見せた。了解ってことで良いんだな?
俺はゆっくりと連装砲ちゃんと遊び?話?ながら北島へ歩く
アニメでもそうだったが島風の連装砲ちゃんは感情表現豊かだな。ユー〇ューブでも英国生まれと一緒に歌って踊ってたし
キチンと意思疎通も出来る・・・・・中々に可愛いな
連装砲ちゃんを肩に乗せながら歩いている内に北島に着いた
島の中央に和装の少し・・・いや。かなり大き目の屋敷があった
何と言うか中身も見てみたがなんとなくなのは?シリーズでの隠れ家を思い出させるな・・・・・実際に地下室があったし、和装なのに三階建て屋根裏部屋ありってもうなんかアレだ
かなり深めのプールと普通のプール等の娯楽施設?
倉庫や格納庫に保管庫。工廠に入渠。俺専用の出撃ゲート
電気ガス水道電子機器に家具等々殆ど揃いに揃っていた
さて、荷物も一通り整理したし、装備も一応持ったし・・・・あとは
一刀「そんじゃ島風を探しますか?」
連装砲ちゃん小『キュキュッ♪』
俺達二人はまた石橋を渡って本島、鎮守府へ向かった・・・・・間宮さんのところで最中でも買って一緒に食うか?
キュ!
島風を探しつつ間宮さんの店へやって来ると。駆逐艦の四姉妹がお茶をしていた。確か暁型の艦娘達だ
一刀「さっきぶりです間宮さん。最中を幾つか下さいな」
間宮「あら一刀さん、持って行きますか?」
一刀「ええ」
間宮さんは店の中に入って行ってすぐ。外で甘味を楽しんでいた四姉妹がこちらを見ていた
まぁ普通鎮守府に提督以外の男と言うか普通の人間(軍人?)なんて居ないからな
一刀「こんにちわレディの皆さん」
暁「こんにちわお兄さん!!」背伸びしている少女
おおう。日々立派なレディを目指している暁型の一番艦。暁ちゃんが目をキラキラと言うかピカピカさせて挨拶してくれた・・・・・食いつきがパナイな・・・・・パナイ島は関係ないぞ?
響「こんにちわ」物静かなクールな子
雷「こ~んに~ちわ~」元気いっぱい
電「はわわっ。こんにちわなのです」某軍師な口調にドジッコ属性が溢れ出ている・・・!
続いてあいさつしてくれたのが暁型二番艦の響。三番艦の雷(いかづち)そして四番艦の電(いなづま)だ
暁「あれっ?お兄さんの肩に乗っているのって」
一刀「ああ。連装砲ちゃんの事?なんか島に行く石橋で一人だったから連れて来たんだ」
響「島風を探しているのかい?」
一刀「ああっと。自己紹介がまだだったね。俺は『北郷』。親しい人は一刀とも呼ぶけど好きな方で呼んでくれ」
暁「お兄さんみたいな艦娘がいるんだ~。私は『暁』よ、一人前のレディよ」
響「響だよ。よろしく北郷さん」
雷「雷よ。かみなりじゃないわ、そこんとこよろしくね」
電「電です。よろしくなのです」
一刀「こちらこそよろしく」
間宮「はい北郷さん。最中の他にも摘まめる物を入れときましたから」
一刀「ありがとう。ところで島風を探しているんだけどどこにいるか分かるかな?」
間宮「あぁ~、彼女はかなり自由な所があるから探そうとして見つかったためしがないのよね~」
一刀「まさに猫みたいですね」
多摩『うにゃ?猫じゃないにゃ』
球磨『くま?どうしたくま?』
一刀「それじゃぁ散歩がてらに探してみます」
間宮「はい、またいらっしゃいな」
一刀「ええ、それではレディたちもまたね」
暁「またねぇ~北郷さ~ん」
響「ハラショー」
雷「またね北郷さん」
電「またなのです」
そして間宮さんの店を後に鎮守府を散策する事になった・・・・早速最中たべる?
キュキュウ!
間宮さんの所の甘味が滅茶苦茶美味かった
間宮さんのお店を出た後特に何処に行くのかも決めずに散策していると
矢を放つ音が聞こえたと思ったらバシュゥン!と音がした次の瞬間轟くエンジン音。海上をプラモ並みの大きさの艦載機が矢から変身し両翼についている機銃を海上にある三つの三角形のように置いてある的の内。下にある二つの的にズババッっと一当てし回避
恐らく空母の演習だろう
目的も無いのでそちらに足を向けてみる
向かっている中。艦載機をみて連装砲ちゃんがッキャッキャ♪とはしゃいでいた
中に入って見ると其処は弓道場となんら変わりない場所だった・・・・矢を射る先が海上にあることを除けば
邪魔にならないように静かに中に入って行くと矢を射る場所から離れた赤と青の袴を来た女性が二人。三人の少女と何か話をしているようだ・・・・って
一刀「吹雪じゃないか」
何やら興奮して顔を赤らめながら赤い袴の女性に敬礼している
そしてこの場を去るのだろう丁度そこで俺が視界に入ってこちらへやって来た
吹雪「一刀さん、どうして此処に?」
一刀「ちょっとこの鎮守府を散策していたら矢唸りの音が聞こえてね寄ってみたんだ」
二人で話していると少しだけ離れていたもう二人の少女達もやって来た
睦月「あのぉ~吹雪ちゃんの知り合い?」
夕立「なんか仲がいいっぽい~?」
吹雪「ふぇっ?違うよ。ほら部屋でさっき話したでしょう」
睦月「ああ、吹雪ちゃんが案内したっていう」
一刀「はじめまして。今日から此処でお世話になる『北郷』です。一刀とも呼ばれるよ」
夕立「夕立っぽい~」
睦月「もう夕立ちゃん!すいませんえっと私は吹雪ちゃん達と同じ第三水雷戦隊に所属している睦月です。よろしくお願いします」
一刀「よろしく夕立、睦月」
三水戦の子達と自己紹介を終えた所で
赤城「あら?貴方が提督が言っていた『北郷』さんでしたか。私は第一機動艦隊旗艦、正規空母『赤城』です。よろしくお願いします」
加賀「同じく。第一機動艦隊所属、正規空母『加賀』です。貴方がそうなの・・・・・・それなりに期待しているわ」
一刀「よろしく『北郷』です。近いうちに御二人にはお世話になるかと」
赤城「私たちに?」
加賀「それはそうと貴方の肩に乗っているその子は」
睦月「そう言えば」
夕立「島風ちゃんの所の連装砲ちゃんっぽい~」
吹雪「島風ちゃん?」
一刀「ああ。今ぶらぶらしながらその娘を探しtってのわぁ!?」
俺は肩に乗って御菓子を食べている連装砲ちゃんを落とさないように横に飛ぶと。俺が居た所にタックル気味に突っ込んで来た艦娘がいた
ミニスカから飛び出ている見せ下着に袖なしへそだしのミニセーラー服。白のロング手袋。縞々ニーソックス。そしてカチューシャがありそうな頭部に付けている黒のウサ耳を連想させるリボン
睦月「島風ちゃん!」
一刀「この娘が?」
夕立「ぽい~」
島風「おうっ?!避けられた!君速いね~!名前!名前なんていうの?!」
一刀「え~っとコレ何回目かな。今日からお世話になる『北郷』だよ。君がこの子の御主人?」
連装砲ちゃん小『コクコク!』
島風「連装砲ちゃんやっと見つけた~っと。それより北郷!駆けっこしよう!」
一刀「時間もあるし良いよ?」
島風「じゃぁ私が鬼で北郷が逃げてね?」
一刀「了解っとこの子も一緒?」
島風「うん、私に捕まるか連装砲ちゃんを奪い返されたら負けね?」
一刀「了解。落ちないようにしっかり捕まっててね?」
連装砲ちゃん『ヒシッ!』一刀の後頭部に抱き着く
連装砲ちゃんが掴まったのを見た瞬間。駆逐艦・・・否、艦娘最速の島風が駆けた
逃げる一刀と連装砲ちゃんを追いかけるは速さの代名詞とも言える駆逐艦『速きこと島風の如く』
その名の通り、地上でもその速さを持って一刀と連装砲ちゃんを追いかけて行った
それを唖然としていたり呆けていた彼女達はと言うと
睦月「凄い。島風ちゃん並みに速いんだ」
夕立「もうみえなくなったっぽい~」
吹雪「すごく速いんだね島風ちゃんと一刀」
赤城「あらあら(なかなか速いわね)」
加賀「ほぅ・・・(鋭_目)」
そしてその後。吹雪達は間宮さんのところで甘味を楽しみ。駆けっこを楽しみ島風に『お兄さんはっやぁ~い♪』と仲良くなったところで鎮守府に警報が鳴り響いた
つづきます!by吹雪
あとがき
どうもアサシンです
第二話は鎮守府をのんびりと連装砲ちゃんと散歩しつつ艦娘達と会い。何故か島風と賭けっこに
次回より予定ではアニメ第一話完結を目指したいと思います
そう言えば川内型三姉妹とは会っていない・・・・・・・
限定海域へ全力出撃するためまたしばらく更新できない状況に成ります
更に何度かの書き直しや新たに予定などが重なり更に更新が遅れる『かも』しれません
私が書く駄作駄文を楽しんでいただいている神様方、今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
ではでは次回予告へ
次回 真・恋姫艦隊これくしょん第二話
『北郷』抜錨する!
吹雪「また会いましょう司令官♪」
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『北郷』駆けっこをする