No.770050

咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

ユウヤさん

決戦第一回戦
趙雲隊VS公孫賛隊
勝敗は短く簡潔に簡単に。
ではどうぞ

2015-04-10 08:29:55 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1999   閲覧ユーザー数:1715

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激突、公孫軍

 

 

 

 

 

 

 

 

 趙雲軍VS公孫軍

 

 関羽軍構成

 

 大将―趙雲

 

 副将―関羽

 

 将―黄忠

   璃々

   顔良

   諸葛亮

 

 公孫軍構成

 

 公孫

 

 張

 

 兵数

 

 一般兵―3万

 

 小型モンスター―3万

 

 大型モンスター―1万

 

 総勢7万

 

 

 

 

 にらみ合う二つの軍、ただし趙雲軍は軍の体裁を取っていない。兵数は零である。

 

 愛紗「・・・星、大丈夫か?」

 

 星「ふ、愛紗に心配されるとはな。そう言う愛紗はどうなのだ?」

 

 愛紗「・・・怖い。」

 

 星「それはどう言う意味でだ?」

 

 愛紗「あのような大軍に向かう事もだが・・・鈴々を取り戻せないことが一番怖い。」

 

 星「そうだな・・・私も伯珪殿を救えぬことが怖いよ。」

 

 愛紗「前の外史だったか?だが朱里の所では生きていたのだろう?それならば星の所でも・・・」

 

 星「生きていたかもしれん、だがな・・・それでも私が居れば何かしら変わっていたかもしれんと思うのだ。伯珪殿は・・・ある意味不運な方だからな。」

 

 愛紗「それは・・・分かるな。ならばこそ救わねばな。」

 

 星「ああ・・・」

 

 朱里「それではこれより作戦を説明します。愛紗さんは張飛ちゃん、星さんは公孫賛さんに基本当たってください。紫苑さん、璃々ちゃん、斗詩さんは遊撃です。戦場の動き次第でどう動くかは念話でお伝えします。特に璃々ちゃんはヨルン君で思いっきり敵大型魔物をぶっ潰しちゃってください。」

 

 璃々「うん、分かった!」

 

 紫苑「私と斗詩さんは基本どう動きますか?」

 

 朱里「紫苑さんは私の直衛に入ってもらいます。斗詩さんは小型を集中的に狩りながら一般兵の士気を削ってください。」

 

 紫苑「分かったわ。」

 

 斗詩「分かりました。」

 

 朱里「それでは・・・作戦開始でしゅ!」

 

 朱里の掛け声と同時に星と愛紗は勢いを付けて敵集団に突撃して行った。紫苑は颶鵬を構え、寄ってくる敵の急所を的確に射ぬいて確実に仕留めていく、斗詩は双幻を抜き放ち、高速戦闘にて敵魔物を一気に削って行った。

 

 璃々「ヨルン君、ワンちゃん。お仕事だよ!」

 

 白狼「ウォォォオオオン!!!」

 

 ヨルン「今回ばかりは真面目にやらせてもらうよ!シャァァァァァ!!!」

 

 白狼はその牙を持って大型の喉笛を食いちぎり、ヨルンは問答無用で兵と小型魔物と大型魔物を纏めて薙ぎ払って行った。

 

 璃々「ヨルン君、向こうの集団が朱里お姉ちゃんの所に行こうとしてるよ!」

 

 ヨルン「うぉっしゃああああ!吹っ飛べやー!!!」

 

 璃々「上海、弾幕をもっと張って、敵のけん制を!!」

 

 上海「(了解!!)」

 

 璃々(星お姉ちゃん、愛紗お姉ちゃん、頑張って!)

 

 璃々はヨルンの頭の上から戦場を見渡して敵の動きをうまくけん制しながら敵集団に突っ込んでいった二人の勝利を願っていた。

 

 

 

 

 愛紗「星、あそこだ!」

 

 星「伯珪殿・・・今度は・・・今度こそは救って見せますぞ!」

 

 愛紗「鈴々!今行くぞ!!」

 

 敵集団に突っ込んだ二人は寄ってくる敵を屠りながら大将旗のある場所へと駆けていた。そして、二人の姿を確認し、一旦停止した。

 

 星「我が名は趙雲、字を子龍。我等が主の大義の為、そして我が願いの為、二人の正気を取り戻させてもらう!!兵よ・・・我等を止めたくば命を掛けて向かってくるがいい!」

 

 愛紗「我が名は関羽雲長。我が義妹、取り戻させてもらう。命を掛けても我等が止まらぬことを・・・その魂に刻むがいい!!」

 

 口上を述べ、二人はそのまま公孫賛と張飛に向けて突撃した。敵兵や魔物もその気迫にひるみ、完全に2対2の構図が構築された。

 

 愛紗「鈴々!今目を覚まさせてやる!」

 

 張飛「・・・死ね。」

 

 ガリィ!

 

 愛紗「ぐ、重い!」

 

 星「愛紗!ぬ!?」

 

 ひゅん!

 

 公孫賛「・・・死ね。」

 

 星「く・・・操られているだけではなく、どうやら何かしらの術で実力の底上げをされているようだな。」

 

 愛紗「やっかいな・・・鈴々はただでさえ馬鹿力だと言うのに。」

 

 星「伯珪殿もこれでは普通と呼べないではありませんか・・・やはりらしくない。普通に戻っていただきますぞ伯珪殿。」

 

 愛紗「お前もだ鈴々。元気印の笑顔が無いお前など見たくは無い。だが、手加減して取り戻せるとも思えん。多少の怪我は覚悟してもらうぞ!」

 

 二人「「はああああああああああ!!」」

 

 星「流星刺突!でりゃりゃりゃ!!!!」

 

 愛紗「青龍逆鱗斬!でぇぇぇぇぇぇい!!!!」

 

 公孫賛「!?」

 

 ギャリリリリン、バキィン!!

 

 張飛「!?」

 

 ガキィイン!!!!ギリリリリ・・・バキィ!

 

 二人の攻撃は相手の武器を完全に破壊し、二人は懐から護符を取り出すと共に公孫賛、張飛の額に押し当てた。

 

 二人「「戻れぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」

 

 公孫賛「あああああああああああ!?!?!?」

 

 張飛「うにゃああああああああ!?!?!?」

 

 そのまま二人は地面に倒れ、動かなくなった。僅かに上下する動きがあるのは呼吸があるからだろう。

 

 星「ふぅ・・・さて、残るはこいつらだけだ。」

 

 愛紗「とは言え星よ。さすがに深くまで突っ込みすぎたのではないか?」

 

 星「その様だ・・・いや、訂正する、そうでも無い様だぞ?」

 

 愛紗「ん?あれは!」

 

 星が指さした方向にはもうすでにヨルンが目の前に迫っていたのだ。敵兵もその大きさに驚き動揺し、モンスターに限っては本能が逃げろと言わんばかりに四方八方に散って行った。

 

 星「・・・ふぅ、さすがにあ奴等は捨置けんだろう。まずは殲滅活動だな。」

 

 愛紗「ああ、一騎様には悪いが・・・合流は出来そうにもないな。」

 

 こうして公孫賛と張飛を救出した二人はそのまま璃々と共に敵の掃討活動へと動きを変えていった。

 

 

 

 

 あとがき

 

 

 公孫賛、張飛の救出完了。

 

 白蓮「出番は?」

 

 これだけです。

 

 白蓮「マジか!?」

 

 マジです。でも安心してください。

 

 白蓮「どう安心しろと!?」

 

 次回作・・・公孫ルートで考えてます。

 

 白蓮「問題児は?」

 

 それはもう少し書き溜めたいのです。

 

 白蓮「じゃ、じゃあ私メインか?」

 

 あ、それは違いますが・・・

 

 白蓮「私ルートなのにか!?」

 

 そこはほら・・・貴方ってそうじゃないですか?

 

 白蓮「・・・メインに成りきれず・・・だがしかしモブに成りきれない・・・私の存在意義って・・・」

 

 正しく基準値。いいじゃない、一刀はそんな白蓮が居てくれるおかげで心から安心できるって言ってるし・・・

 

 白蓮「それって・・・?」

 

 癖が無いから安心できる・・・そう言ってましたよ?

 

 白蓮「そ、そうか!北郷がそう言ってるなら安心だな!はっはっは!!」

 

 ・・・ちょれぇwwwでは皆さん、次回は

 

 白蓮「『血盟騎士団』だ!」

 

 台詞取られた!?

 

 白蓮「ちょろいって言ったお返しだ。」

 

 き、聞こえていらした・・・さすが普通、難聴スキルすらないなんて・・・ぬかった・・・

 

 白蓮「はっはっは!!参ったかー!」

 


 
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