三羽烏「えいぷりーるふーる?」
一刀「あぁ、俺がいた世界・天の国では4/1は嘘を言う日なんだ」
真桜「嘘を言うって・・・まためちゃくちゃやなあ~」
沙和「でも楽しそうなの~!嘘いっても許される日なんてうらやましいの!」
凪「ですが私達以外はその事を知らないのですから、本気に受け取ることもあるのではないですか?」
真桜「せやな~隊長が言うと本気にする子ばっかやしなあ~」
沙和「華琳様を筆頭に、ワンコ隊も危険なの~」
凪「危険度で言えば、月様も危ないと思う」
一刀「とりあえず、ばれても困らない嘘から始めよう。まずは春蘭から行くか」
三羽烏「「「おーー!」」」
訓練場
一刀「お~~い春蘭~~~」
ダダダダダダーーキキー!
春蘭「一刀様なんでしょうか!」
一刀「いつも元気だな~春蘭は」
春蘭「軟弱な精神には強さは宿りませんからね!」
真桜(隊長ここからどう嘘つくのやろ)
沙和(想像できないの)
一刀「さすが春蘭、素晴らしい考え方だ」
春蘭「ふふん!それほどでもありません!」
一刀「でも春蘭最近軟弱じゃないか?」
春蘭「なぁ!?それは本当ですか!?」
一刀「あぁ。秋蘭から聞いたのだが、最近服のサイズが変わったらしいじゃないか。服のサイズが変わったということはだ」
春蘭「ゴクリ」
一刀「つまり・・・春蘭は太って軟弱になったということだ!」
真桜(隊長が何を言ってるのかがわからんのだが)
凪(私に聞かないでくれ、私にもわからない)
一刀「太ったということは食べすぎと言う事。食べすぎは自分を律せ無い軟弱者っということなんだよ春蘭!」
沙和(流石にこれは騙せないと思うの~)
春蘭「そうか・・・私は軟弱者になっていたのか!」
真桜(あっさり騙されたー!)
凪(まぁ、春蘭様だし)
沙和(凪ちゃんがひどいの)
春蘭「一刀様!私はどうすればいいのですか!」
一刀「生半可な覚悟じゃ改善できない、覚悟はいいか?」
春蘭「どんなに過酷な訓練でも耐えてみせます!」
一刀「まずは自分の名前をひたすら書くんだ!自分の名前に愛着が出てきたら軟弱になんてならないからな!」
春蘭「わかりました!あと何すればいいでしょうか!?」
一刀「あとはそうだな・・・秋蘭と日々政務をすればもっと自分に愛着が沸く、そうなれば軟弱な自分と決別できる!」
春蘭「わかりました!直ちに行ってきます!」
ダダダダダダダダ
一刀「やっぱり春蘭はアホの子だよな~」
真桜「いい笑顔でなに言ってるんや隊長。」
凪「完全に騙されてましたね。といいますか、春蘭様に賢くなってほしいだけじゃないですか」
一刀「・・・さて、次はどうするか」
凪(あからさまに話し逸らされた)シュン
沙和「まだ続けるの~?」
一刀「一人だけしかやってないからな・・・おし、風のところにいこう!」
凪「風様は辞めておいた方がいいのではないですか?」
一刀「いつもと違う反応が見たいからな、いくぞー!」
沙和「風ちゃんいたの~」
一刀「月と一緒か・・・やりにくいがいってくる」
凪(風様と月様・・・嫌な予感がする)
一刀「お~~い風~~!」
風「おや、お兄さん何事ですか~?とうとう風の魅力に気が付いて、正妻にするのですか~?」
月「風さん、それは私の役目ですよ?」
一刀「実は・・・風の言うとおりなんだ」
風・月「「えぇ!?」」
風「お、お、お、お兄さん!急に何を言うんですか!?風は確かに嬉しいですが、その・・・心の準備があるのですよ」アタフタ
一刀「何を言ってるんだ!以前俺が消える前後の体調不良の時、知っていたのに黙っててくれただろ?」
風「それは確かにそうですが~あれはお兄さんが言ってくれるのを待ってただけでして...」
一刀「俺はさ、そんな風の優しさ、気遣いに救われたんだよ。この世界でもそうだ。怖い思いをしても一人で俺を探してくれていたんだ。そんな風の思いに応えたと思ったんだよ」
風「お兄さん・・・・ちょっと考えさせて欲しいのですよ」とてとて
一刀「な~んて正妻はの話しは嘘なんだけど・・・・あれ?風?」
真桜「あー隊長?風ならもういないで?それと月見てみ」
月「そんな・・・一刀さんが・・・へぅ~~~」ダダダダダ
一刀「あんなに慌ててどうしたんだろ?」ハテ?
沙和(隊長あとで殺されると思うの)
凪(愛紗さんと明命と恋様どう動くかな・・・琉流様が一番怖い気がするが)
一刀「ん~いなくなっちゃったし次いこか」
凪「あの・・・そろそろ辞めたほうがいいと思うのですが」
真桜「せやで隊長。何事もほどほどが大事やで?」
一刀「お前達がそこまで言うなら次会った人で辞めよう」
沙和「真桜ちゃん・・・あそこ」
真桜「なんや~沙和。あそこって・・・」
凪「華琳様と・・・美羽様・・・」
一刀「おぉ?いいところに、お~~~い華琳~~~美羽~~~」
美羽「一刀にいさま声がでかいのじゃ」
華琳「兄さんどうしたの?凪達と散歩?」
一刀「ちょっと歩いてたら華琳達を見つけてね、邪魔じゃないか?」
華琳「私が兄さんを邪魔だと思うことなどありません!むしろずっと傍にいてください!」
美羽「華琳ねーさま・・・また口走ってるのじゃ・・・」
(ん~どういう嘘をつくかな~美羽・・・は後で七乃が怖いし。華琳のさっきの話しに乗っかって嘘をつくか)
一刀「華琳にずっと傍にいてほしいのか?」
華琳「はい・・・兄さんの傍に一生居たいです//」
一刀「それじゃ・・・結婚しよう華琳」
美羽「・・・・・」
凪「・・・・・・」バタン
真桜・沙和「「あ~~やっちゃった(の)」」
華琳「兄さん・・・その言葉を待ってました!城の者全員に今の事を通達しなさい!すぐに式場の確保と式の段取りを決めなさい!1分1秒たりとも無駄にしてはダメよ!すぐに取り掛かりなさい!」
一刀「な~んて嘘だよ~!・・・あれ?華琳?」
真桜「華琳様ならスキップしなが服を買いに行ったで」
美羽「一刀にいさま・・・先ほどのは本気なのかの?華琳ねーさまと夫婦になるのかえ?」
一刀「いや・・・実は」
美羽「なるほどの・・・異民族の間にそういう風習があると聞いてやりたくなったのじゃな・・・」
一刀「その通りです(天の国なんて言えないしな)」正座
美羽「まったく、華琳ねーさまにあんな事言っては暴走するに決まってるじゃないか・・・。嘘を付いたのは華琳ねーさまだけなのかえ?」
一刀「あとは春蘭と風だけです、はい」
美羽「春蘭はいいとして、程昱は危ないのぉ~程昱にはなんていったじゃ?」
(いつもの冷静沈着な程昱なら問題ないんじゃろうが、一刀にいさまから何か言われたとすると・・・)
一刀「えーと風の事を褒めて、正妻にするって」
真桜「ちなみに、風の隣に月様がおったで」
美羽「・・・一刀にいさまはアホなのか?正妻を主張している人間に何を言うてるんじゃ!しかも月も一緒にいるときにじゃぞ!」
一刀「嘘だといえばわかってくれるんじゃないか?お仕置きされるが・・・」
美羽「間に合えばいいのじゃが・・・恐らく・・・」
華琳「兄さん!すべての準備が整いました!すぐに式を行いましょう!」
美羽「やっぱりこうなるのじゃな~華琳ねーさま落ち着くのじゃ!一刀にいさまが絡むと行動力がおかしいのじゃ!」
華琳「邪魔しないで!私はようやく・・・兄さんと結婚できるんだから!」
一刀「あの二人はなに盛り上がってるんだ?」
真桜「隊長は一度死んだほうがええと思うんやが」
沙和「それには同意するの~」
一刀「いきなり物騒だな」
お兄さん
一刀「おう風か・・・どうしたんだ?」
風「風は決めたのですよ・・・お兄さん!風と一緒に幸せになるのですよ~!」
華琳「ちょっと程昱なに言ってるのよ!兄さんと幸せになるのは、結婚する私よ!」
風「華琳様こそなに言ってるのですか~正妻は風ですよ~?」
華琳「そんなことないわ!兄さんは私に結婚しようと言ってくれたもの!」
風「風もお兄さんに正妻にするといわれましたので」
華琳「・・・・」
風「・・・・・」
一刀(あれ・・・この流れ・・ひょっとしてまずい?)
兄さん!
お兄さん!
華琳・風「「これはどういうことですか!」」
一刀「え~~とその~~」
月「一刀さん~!」
一刀「月か!たすけ[やっぱり]て?」
月「やっぱり・・・私は諦められません!私もまだ正妻を目指します!」
美羽(あ~もう知らないのじゃ)
華琳・風・月「兄さん!(お兄さん!)一刀さん!」
華琳・風・月「「「状況説明と誰が正妻なのかはっきりしてください!」」」
一刀「・・・・サラバ」ダッシュ
華琳「兄さん!逃がしませんよぉー!」
風「ワンコ隊のみなさ~ん~お兄さんを捕まえてたら、お兄さんがご褒美くれるみたいですよ~」
月「今日はちゃんと聞かせてもらいますからねー!」
凪「隊長が・・・隊長が・・・・」
真桜「凪・・・まだ意識が戻らんのか」
沙和「隊長は完全に自業自得なの~」
美羽「一刀にいさまは、女心を理解してほしいのじゃ」
沙和「隊長には無理なの~~」
真桜「せやな~隊長の唯一の欠点やしな~」
美羽・真桜・沙和「「「ハァ~~~~~」」」
捕まってたまるかーーーーー!
まちなさーーーーーーい!
急遽エイプリルフールネタやろうかと思ったので、短くてすみません。
この時代結婚をなんていうのかな、結納?わからないんで結婚って表現にしちゃいました
要望あったらキャスト変えて作るかも?
本編はもうちょっとお待ちください~土曜までにはなんとかあげます
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本編じゃないですよー
エイプリルネタの短編です