幽州と呉の境界線に集結した賊を討伐した。
北郷軍と呉軍は戦勝を祝うために。
呉が袁術から奪い取った土地、荊州の城で宴会を行っていた。
鈴々は台に置かれえている料理を恋と一緒に食べまくり。
星と霞の酒大好きコンビは呉の老将黄蓋と酒を飲みまくっていた。
朱里・雛里・周喩・陸孫の四人は本を読みながら知的な宴会をやっていた。
約一名、知的官能の方に往っちゃってる軍師もいるが・・・・・
昴と白蓮の影が薄いコンビはボチボチ楽しんでいた。
一方、桃香と愛紗はというと・・・・・・
桃香「ご主人様は~~~~~私達の~~~ご主人様~~~~~」
愛紗「桃香様!ご主人様にそんなにひっつかないでください!」
北郷「(・・・・やばい・・俺の大事なところがトランザムしそう)」
今、桃香は酒を大量に飲み完全に酔っぱらっていて。
北郷の右腕に抱きついている。
愛紗はそんな、桃香を北郷から放そうとするが・・・・・・
桃香「愛紗ちゃんばかりずるいよ~~~~私もご主人様に構ってもらいたいのに~~~~」
愛紗「なぁっ!?・・・そ、そんなことはありません!
そ、それを言うなら桃香様の方が・・・・ご主人様に色々と・・・・////////」
桃香「色々と?・・・なにかなぁ~~~~愛紗ちゃんが言う色々って?」
愛紗「それは・・・・そのぉ~~~~~~」
こういう感じで桃香は北郷をだしにして(桃香に自覚なし)愛紗をからかっていた。
北郷「桃香・・・・愛紗をからかって遊ぶのはそのくらいしとけ・・・・・」
桃香「むぅぅぅ~~~~~~~ご主人様ったら~~~~
いつも愛紗ちゃんの味方をして~~~~~~私だってご主人様に甘えたいのに~~~~~」
ギュッ!!
北郷「えっ!?」
愛紗「桃香様!!??」
桃香が膨れっ面になると。
北郷の右腕から離れ北郷の正面・・・・・
つまり北郷の胸板に抱きついたのである。
桃香「ふにゃ~~~~~~~~♪・・・ご主人様のにおい~~~~~~♪」
愛紗「桃香様!何をしているんですか!」
桃香「なにって・・・・・ご主人様に抱きついてるんだよ~~~~~」
北郷「(はぁ~~~~俺また星になるかもな~~~~~~~)」
絶対に愛紗にぶっ飛ばされる・・・このとき北郷はそう思っていたが・・・・
ギュッ!!
北郷「愛紗!?」
桃香「ふぇっ!?」
愛紗「・・・・ご・・・ご主人様/////////」
愛紗は桃香を北郷から引き離すのをやめ、愛紗も北郷に抱きついたのである。
こういうことに関しては初心な愛紗の行動に驚く北郷と桃香であった。
北郷に抱きついている桃香と愛紗が北郷を上目遣いで見つめた。
北郷「(や、やばい・・・・本気で可愛いい・・・・・)」
だが・・・北郷のことが好きなのは愛紗と桃香だけではない。
霞「桃香~~~~愛紗~~~~~二人ともずるいで~~~~うちもイチャつく~~~~~」
昴「わ、私も主殿に甘えたいぞ!」
星「・・・主は本当に英雄ですな~~~~~~」
鈴々「鈴々もおにいちゃんに甘えるのだ~~~~~」
朱里「はわわっ!!わ、私もご、ご主人様に・・・・・・」
雛里「う~~~~~~~~っ」
白蓮「北郷~~~~~~」
恋「・・・・・zzzzzzzzz・・・・」
霞と昴は北郷の背中に抱きつき。
朱里・雛里・鈴々のちびっこ三人組は北郷右膝で膝枕を堪能し。
そして、いつの間にか北郷の左膝で寝ている恋。
星は星でこの光景を肴に酒を進めていた。
ちなみに白蓮を完全に出遅れていた。
この光景を見ていた呉の将は・・・・・・
さすがは天の御遣いと言っていた。
北郷「あ~~~~~えらい目にあった~~~~~」
酔っ払っている桃香たちに気付かれないように宴会場から抜け出した北郷。
手には酒瓶を持ち荊州の城の城壁で月を見ながら酒を飲んでいた。
北郷「いい月だ・・・・最近は忙しかったからこうやって月を見る機会がなかったな・・・」
すべてを吸い込むような美しい満月を肴に酒を勧める北郷。
たまにはこうやって一人で酒を飲むのも悪くないと思った北郷だったが・・・・
その時間は長くは続かなかった。
自分の後ろから誰かの気配を感じた北郷は刀を構え後ろを振り向くと・・・・
孫策「こんな所にいたのね・・・よかった♪見つかって・・・・」
北郷「君は・・・孫策・・・・俺に何か用か?」
北郷を見つけて嬉しそうな孫策は北郷の隣に座った。
孫策は北郷の持ってきた酒を無言で飲んだ。
北郷「孫策どうしたんだ?」
孫策「雪蓮・・・・・・」
北郷「えっ!?」
雪蓮「昨日、助けてもらったお礼に私の事を真名で呼んでいいわよ。」
北郷「いいのか?お前のことを真名で呼んでも?しかし・・・俺は・・・・・」
雪蓮「次に会った時は敵になるかも?・・・・そんな事は関係ないわ
だって、私・・・・あなたの事が気に入ったんだから・・・・・」
北郷「そうか・・・・なら俺のことも一刀って呼んでくれ。雪蓮」
雪蓮「一刀?それってあなたの真名?」
北郷「この世界でいうならそんな所かな?」
雪蓮「わかったわ・・・・ならそう呼ばせてもらうわね・・・・一刀」
お互いの真名?を教えあった北郷と孫策。
月を見ながら酒を飲み。
お互いのことを話す二人であった。
それから、二時間くらいたって・・・・・
北郷「冷え込んできたな・・・・そろそろ戻るか・・・・」
酒瓶を片づけ立ち上がり宴会場へ戻る北郷だが・・・・・
雪蓮「ねぇ・・・・一刀・・・・・」
北郷「ん?・・・どうした雪れ・・・・・」
チュッ・・・・
孫策に振り向いた北郷の口を孫策の口で防がれた。
用は・・・北郷にキスをしたのである。
北郷「えっ・・・・・」
雪蓮「今のは・・・おんぶしてもらったお礼ね・・・・」
そう言うと孫策は足早と去っていった。
その時の孫策の顔が浮ついた顔になっていた。
その顔は正に恋する乙女の顔である。
キスをされた北郷はその場で完全に固まっていた。
北郷軍と呉軍の大宴会が行われた。
次の日、北郷は仲間たちと共に幽州へ帰ろうとした。
幽州へ帰る時に城門まで雪蓮と呉の将が北郷達を見送った。
北郷達を見送る時に雪蓮が北郷に熱い視線を送っていた。
荊州の城から出てしばらく経った時に・・・・
桃香たちに雪蓮の熱い視線のことを尋問され
北郷が逃げ桃香たちが追いかけたのは余談である。
無事、幽州と呉の境界線に集結した賊を打倒すことができた北郷達。
これが何を意味するのか?
今、新たな外史の扉が開かれる。
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急いで書いたのでもしかしたら脱字があるかも知れません。
あったら教えてください。