五胡を撃退してから1年。
俺の心のどこかで、何かが引っ掛かっていた。
帝王学は華琳や雪蓮に教え込まれて来ているから問題ない。
というか、うちには桃香がいるから俺まで帝王学を学ぶ必要はないような気もするけど・・・
まぁ今回はそんなことが引っ掛かっているわけじゃないから、その話は置いておこう。
俺がこの世界に来てからまだ2,3年しか経っていない。
そんな短い時間だけど、俺はみんなと一緒にいろんな経験もしたし、今もいろんな勉強をして、少しでもいい政治ができるようにって思っている。
でも、何かが足りないような気がした。
いつも桃香たちと一緒に行動してきた俺に、何かが足りていない気が。
そのことを数日間考えて出た結論が、
「俺は本当の意味での民の暮らしを、民の視点を知らないのではないか」
というものだった。
この世界に来て、はじめこそ食事の代金も払えないような状況だったけど、それからすぐに、俺はある意味での「特権階級」の生活をしはじめていた。
はじめから兵たちを率いていたし、普通に生活している民たちより、「高い地位」のまま俺は生活していた。
もちろん、俺は「高い地位」になりたいわけじゃなかったし、そうであったからと言って、民の人たちを見下していたりだとか、差別意識を持っていたことなんて全くない。
けど、俺は確かに民の人たちの本当の生活を知らなかった。
城下に暮らす人たちとは多少の交流はあったけど、国を支える農業に従事している人や、地方の町の人々などと、深い交流をしたことなんてなかった。
いくら俺が視察で農村や地方都市を訪れても、それはあくまで「偉い人が来た」という感覚でしか人々に受け入れられない。
もし華琳にこんな話をしたら、
「本来、王というものは民たち導く者なのだから、民たちを理解する必要はあっても、同じ視点に立つ必要なんてないわ。」
なんて言われそうだけど、この蜀って国には「桃香」っていう立派な王様がいるし、おんなじものしか見えていない王様が2人居ても、あまり意味をなさないような気がした。
より優秀な王様が1人で統治した方がいい政治ができるような気が・・・。
華琳や雪蓮は優秀な王様だから、きっと一人でも素晴らしい政治ができているんだろう。
そこに軍師の補助があったとしても、彼女たちはあくまで1人の王様なんだ。
俺たちの国には、他国に勝るとも劣らない有能な軍師たちがいる。
けど、その軍師たちがいても、王が2人いるという利点を生かせていなことには変わりはない。
というか、俺はそもそも王様じゃないんだ。
あくまで桃香のおまけ。あくまで「天の御遣い」なんだ。
そんな俺が、民の暮らしや民の目線を知って、そのことを王である桃香に伝える。
それを頻繁に行うことができなくても、民の人たちが何を考え、何を思い、どうやって日々を暮らしているかを知っている人間が、王様のそばにいれば、より民たちのためになる政治ができるんじゃないか。
俺はそう思った。
そして、民たちの本当の気持ちを、本当の生活を知るためには、これまで行ってきた視察ではなく、1人の人間として、それらの場所をめぐり、人々と接しなければならないのではないかと思った。
つまり従者を連れずに、自分の足で場所をめぐり、自分の目で見て、自分の耳で民の声を聞かなければいけないのではないかと思ったんだ。
幸い、愛紗や鈴々、それに星にも武芸の訓練は受けて来たし、戦場に出た時も、武将は無理にしても、一般兵くらいになら勝てるぐらいの腕はあると思う。
だから、これから3ヶ月かけて蜀の農村や町を自分の足で回ってこようと思う。
みんなに相談したらきっと止められそうな気がしたから、今回は黙って行くよ。
そのことについてのお叱りは帰って来てからちゃんと受けるから、今は行かせてくれると嬉しい。
それじゃあ、3ヶ月後にまた会おう。
北郷一刀
そう書いた書簡が、俺の机の上で見つかってから、成都の王城ではすごい騒ぎになったらしい。
けれど、俺はもうその時には民の生活をめぐる旅に出ていた。
この旅で、大切な仲間がもう一人増えることになるなんて、この時は考えもしていなかったけど・・・。
「――だよ。・・・それじゃあさ、おばあちゃん。最近の畑仕事はどう?」
「あぁ。世間が平和になったおかげで、戦争で畑が荒らされることもなくなったし、兵隊になってた孫が帰ってきて、仕事を手伝ってくれてるから、最近はだいぶ楽ができてるよ。」
「そう。それは良かった。それじゃあ、最近困ってることとかない?」
「困ってることねぇ・・・・あぁ、最近年のせいか体の節々が痛むことがあるんだけど、何せこんな田舎だから、お医者様もいないし、針とかお灸とかもなかなかできなくてねぇ。かと言って、私みたいな老いぼれが町まで出かけるのには時間がかかるし、第一お医者様にかかるためのお金もないからね。今は我慢しているよ。困ってることと言ったらそれくらいかねぇ。」
「そう。わかった。おばあちゃん、いろいろ話を聞かせてもらってありがとね。」
「いやいや。私も旅人さんとお話できて楽しかったよ。それじゃあ達者でね。」
「うん。おばあちゃんも長生きしてね。」
地方を回りはじめてから、俺はこうして、お年寄りや若者、農民や町人、時には地方都市の警備隊の兵士にも旅人として話を聞いて回っていた。
そうして聞いた話の中には、さっきのおばあちゃんの話のような、俺の知らなかった困り事もあれば、俺の知らなかった民の人たちの幸せもあった。
(・・・・さて、今日はどこで夜を明かそうかな。)
旅の路銀は一応多めに持ってきたつもりだったけど、3ヶ月もの長期間で毎日宿に泊まれるほどは持ってきていないし、たった3ヶ月で出来るだけ多くの地方を回らないといけないことを考えると、出来るだけ多く移動しなければいけなかった。
(う~ん・・・、今日はこの辺で、一泊するか。)
俺は、さっきのおばあちゃんがいた村から、少し進んだところの森の中を流れる小川の脇で火を起して、そこで野宿しようと思った。
(さてと、今日の夕食はっと・・・)
俺は背負っていた袋から、少し前に訪れた地方都市で買った、保存のきく固めのパンのようなものを取り出して、少し切り分けて、それを火にかざした。
(もう少し明るければ、木の実とかも探せたけど、今日はもう無理だな・・・)
この旅を始めて間もないころは、どれが食べられて、どれが食べられない木の実なのかが全然わからず、ひたすらにこの保存食で空腹を満たしていたけど、偶然出会った猟師の人に、どの山でも比較的多く自生していて食べられる木の実を、いくつか教えてもらうことができたから、それ以降は少しましな食事をとれることが増えた。
ジジジジジ・・・
火にかざしていた夕食(堅いパン)が、火にあぶられて、そろそろ食べるころ合いになりそうだった。
(さぁて、いただきますか。)
そう思い、その夕食に手を伸ばそうとした時だった。
ガサガサッ
近くの草木が不自然の揺れた音がした。
俺はすぐに、剣へと手を伸ばした。
(動物か?・・・・いや、火があるから動物は近づいてこないはずだ。だとすれば・・・・)
俺は剣の柄を握り、いつでも抜けるように構えた。
ガサガサッ
音がさっきより近くでした。
「おーい。誰かいるのか?」
俺は音のする方にそう声をかけた。
(野盗か・・・、それとも俺と同じような旅人か・・・・、どちらにせよ、今は気が抜けない。)
ガサガサッ
返事がないまま、音はどんどん近づいてきていた。
(野盗・・・・か?それにしては、気配がつかめないな。たいがいの野盗なら気配ぐらいつかめるんだけど・・・・。これは結構な手だれなのかもな・・・。ヤバいかも・・・・)
気配もつかめない敵に恐怖を覚えながら、俺はじっと待った。
ガサッ
これまでで一番近くで音がしたかと思うと、その音の方で何かが一瞬煌めいた。
(!?)
ビュンッ!!
怪しいと思ったときにはもう遅かった。
気がついた時には、俺の首のすぐ横に銀色の戦斧があった。
「お前に危害を加える気はない。武器を放せ・・・・」
静かだが、気迫が込められた声が俺の眼の前の暗闇から聞こえた。
ガチャンッ
「刃を向けてる時点で、危害を加える気がないとは言えない気がするけど・・・・」
剣を放した俺はそう言いながら、手を上にあげた。
「お前がそれなりに剣を扱えるようだったのでな、こちらも用心したのだ。」
俺が放した剣を持ちあげると、俺の首の横でぴたりと止まっていた戦斧が、首から離された。
俺の剣を持ちあげた時に、その人物の姿が一瞬見えたが、その一瞬では手と外套のようなものしか見えなかった。
「ふぅ~・・・・。」
とりあえず、身に迫っていた命の危険が去って、俺は大きく息をついた。
「これで俺はあんたに何もできない。顔ぐらい見せたらどうだい?」
先ほどの声から察するに女の人だろう。
この世界で女性の武将が多いのは当たり前だから、どこかの国の武将か、はたまた間諜か何かかと思った。
「む。まぁ、それもそうだな。」
俺の言葉を受けて、声の主が焚火の近くにヌッと出てきた。
「・・・・・・・・・・あ。」
その顔を見た時俺は思わずそう言葉を漏らした。
「?なんだお前、この私のことを知っているのか??」
そう不思議そうに首を傾げる女性は、銀髪のショートカットで、その手に握られている戦斧も綺麗な銀色に輝いていた。
「・・・・・・か、華雄?」
俺がそう呟くと、華雄は少しの間俺の顔を見つめてから、
「戦場で私の顔でも見たのか?う~ん・・・・、私には見覚えがないが、お前はどこかの国の士官だったのか?」
とそう俺に訪ねてきた。
「い、いや。士官って言うか、指揮官って言うか、大将って言うか・・・・・」
そう俺が答えあぐねていると、ふと華雄が鼻をひくつかせた。
「クンクン・・・・なんだか、焦げ臭くないか?」
その言葉に、俺は火にかけておいた大事な夕食のことを思い出した。
「あーーーーー!!!」
思わずそう叫びながら、かけておいた場所を見た時にはもうすでに遅かった。
ジジジ・・・・ジジ・・・ジ・・・・
もう焦げる所がないほどに黒こげになってしまった俺の夕食は、そう哀れな音を立てながら、なおも火にあぶられ続けていた。
「お、俺の大切な食料が・・・・」
「な、なんというか・・・、その、すまんな。」
そう苦笑いをしながら華雄が言った。
俺が華雄と運命的な出会いをした日に、俺はその日の夕食と運命的な別れをした。
「いいんだ・・・・。俺が火から外しておかなかったのがいけないんだよ・・・・。そう、すべて俺が悪いんだ・・・・・・」
俺は真っ黒になった元夕食の前で体育座りをしていた。
「いやだからすまなかったとは思っている。」
華雄はそんな俺の様子を見て、どうすべきか困っているようだった。
ぐぅううぅうぅぅー・・・・・・
そんな状況の中で、大きなお腹の音が響いた。
「あ・・・・・・。」
華雄の声が漏れた。
さっきのお腹の音は俺のじゃない。
俺じゃないとすれば、残るは華雄のみ。
「腹・・・・・空いてるのか?」
そう俺が言いながら華雄の方を見ると、華雄は顔を赤らめながら視線をそらしていた。
(案外可愛いところがあるんだな。)
ふと、そんなことを思ってから俺は華雄に声をかけた。
「・・・・まだあるから、食べるか?」
俺がそう聞くと、華雄は恥ずかしそうに頷いた。
ガサゴソッ
俺は先ほどと同じ袋から保存食を取り出して、二人分切り分けて、そのうちの一つを華雄に渡した。
「はい。そのまま食べたらおいしくないから、火で炙ってから食べて。」
「お、おう。すまんな。」
華雄はそう言うと、おずおずと受け取り、それを火で炙りはじめた。
ジジジジジ・・・・
火にあぶられる音があたりに響く。
「・・・・・」
俺はその様子を黙って見ていた。
「・・・・おい。」
ふと華雄が話しかけてきた。
「うん?」
「お前はどこの国の士官だったのだ?」
さっきの騒ぎで中断していた話だった。
「いや、士官って言うか・・・」
俺がそう答えを濁していると、ちょうどころ合いになった夕食を手に取った華雄が少し驚いたように聞いてきた。
「何?では一般兵だったというのか。それにしてはなかなかできるようだったが・・・・どこかの君主の親衛隊にでもいたのか?」
そう言いながら食事を始める華雄を見てから、俺も自分の分の夕食を手に取り食べ始めた。
食べながら、俺は少し悩んでいた。
(どうしよう。本当のことを言うべきか・・・・。でも、華雄って鈴々に討ち取られたんだよな。恨んでるって可能性も・・・・・)
俺はそんなことを考えながら食事をとる華雄を見た。
(恨んでる・・・・・いや、どちらにしてもここで俺の素性を隠して華雄に接するより、話してその判断を華雄に任せる方がいいかな。月たちが華雄のことを少し気にしていたし、その話をするのにも、俺の素性を明かさなきゃだしな)
そう思った俺は華雄に話しかけた。
「・・・なぁ華雄。」
「何だ?」
華雄は食べるのを少しやめて俺の方を見た。
「あのさ・・・。華雄を戦場で見たのは確かだけど、俺は士官でも親衛隊の兵士でもないんだ。」
そう言う俺を、華雄は少し目を細めて見つめていた。
「俺の名前は北郷一刀。劉備の所で『天の御遣い』なんて言われてる。」
そう言った俺を華雄はしばらく見つめていた。
「「・・・・・・」」
沈黙があたりを包んでいた。
「そう・・・か。」
華雄はそう呟くと、また食事を始めた。
「あの張飛という娘は元気にしているか?」
ふと華雄がそう聞いてきた。
「・・・・あぁ。」
俺がそう答えると、華雄はそっと自分の腹の部分をさすった。
「あいつに受けた傷は、まだ時々疼く時がある。」
俺はそんな華雄の様子を黙って眺めていた。
「張飛に敗れたあと、私は部下に助けられた。その部下たちとはしばらく行動を共にしていたが、董卓様が亡くなられたという噂を聞いて、兵の皆は西涼に帰らせた。」
華雄はそのまま続けた。
「その後は一人で大陸を回っている。張飛ともう一度合いまみえることがあった時に、二度と負けぬように鍛錬をしながらな。」
そこまで言うと華雄は、ふっと息をついた。
「恨み・・・とかはないのか?」
俺は気になっていたことを聞いた。
「そんなものはない。私は張飛と戦い、そして敗れたのだ。まぁ敗れたすぐ後なら、張飛に対しての恨みのようなものもあったかもしれんが、大陸を回っているうちに、私にとって張飛がよい好敵手のように思えて来たのでな。」
華雄はすこし笑いながらそう言った。
「・・・そう。ならいいんだ。」
俺がそう答えると、華雄はまた食事を始めた。
「あ。華雄。月・・・・董卓は生きてるよ。」
「な、なんだと!?」
俺の言葉に華雄は立ち上がった。
「それは本当か!!!?」
華雄がそう言いながら詰め寄ってきた。
「あ、あぁ。今は俺たちの城に居るよ。あの時は状況が状況だったから、死んだっていう噂を流したけど、月と詠には俺の侍女として働いてもらうことになったんだ。詠には軍師としても働いてもらっているけどね。」
「そうか・・・、董卓様は生きておられるのか・・・・・。」
俺が説明し終えると、華雄はそう言ってその場に立ち尽くしていた。
「あぁ。月も華雄のことを気にしていたよ。もし、華雄が月のもとに戻りたいって言うなら、成都の王城を訪ねてみてくれれば会えると思うよ?」
俺はそう言った。さっきの取り乱し方からすると、月への忠誠心はかなり強いように思えたからだ。
「・・・・いや。生きておられるのならそれでいい。」
華雄はそう言うと自分が座っていた場所に戻った。
「いいのか?」
「ああ。」
「そうか。」
そう言った短い会話の後に、俺たちはまた食事に戻った。
「「・・・・・・・」」
再び沈黙があたりを包んだ。
「・・・・・董卓様はお元気にしておられるか?」
「あぁ。元気にしているよ。毎日侍女の仕事を楽しそうにしてる。」
「そうか。」
「あと、恋とねねも俺たちの所にいるんだ。みんな元気にしてるよ。」
「そうか。」
「・・・あんまり興味ない?」
昔の仲間の話をしても「そうか。」としか答えない華雄に俺は少し不安になってそう聞いた。
「いや。興味がないわけではないが、皆元気にしているのなら、私はそれでいい。むしろ、よくもまぁ皆の真名を呼ぶものだと思って、少し呆れていたのだ。」
そう言って華雄は少し笑った。
「大陸を回っている時も、天の御遣いの武勇伝は噂になっていたからな。」
いったいどんな武勇伝が大陸中の噂になっているかについても少し気になったが、俺はそのことよりも気になったことを聞いた。
「どんな噂だよ・・・というか、華雄はみんなの真名を知っているんだな。」
「まぁ、董卓様たちには真名を許していただいていたからな。」
「・・・・・え?」
華雄の答えに俺は思わず、そう声を漏らしてしまった。
さっきから華雄は月のことを「董卓様」と呼んでいた。
真名を許してもらえているのなら、なぜ真名で呼ばないのか疑問に思ったからだ。
「それじゃあどうして月たちを真名で呼ばないんだ?」
俺はついそう聞いてしまった。
「うん?それは私が董卓様に真名を預けていないからだ。私だけが董卓様の神聖なる真名を呼ぶことなどできん。」
思い出してみれば、月が華雄のことを真名で呼んでいるところを聞いたことはなかったし、詠・恋・ねねに関してもそれは同じだった。
この状況から俺が導き出した答えは、「華雄は何かしらの理由で真名をもっていない」というものだった。
「だ、大丈夫。真名なんてただの飾りだよ!偉い人にはそれがわかんないんだって!!」
俺は慌ててしまい、よく意味の分からないことを言っていた。
俺の出した答えが正しいとしたら、かなり気まずい質問をしていたことになる。
「いや、私にも真名はあったぞ?」
「・・・・・・・・・えぇ!?」
もう何が何だか意味が分からず、俺はそう声を上げてしまっていた。
あとがき
どうもkomanariです。
まず、前作に多くの閲覧・支援・コメントをくださった皆様。本当にありがとうございました。
さて、予告通り華雄の話です。
今回は、
「真名なんてただの飾りです。偉い人にはそれが分からんのです。」
って言いたかったって気持ちが強かったですw
まぁそんなことは置いておいて、華雄には真名をつけます。
オリジナルの真名はもう決めてあります。
ただ、何しろオリジナルなので気に入って頂けるか不安ですが、次の話で華雄の真名が出てきます。
そんな感じで、今回も不安がいっぱいなお話ですが、読んで頂きありがとうございました!
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結構前にPoussière様にリクエストしていただいた&前のあとがきでも言っていた華雄の話です。
今回はまだ出てきませんが、華雄にオリジナルの真名などつけようかと思っています。
時期的には、蜀エンドの後になります。
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