No.762932

【サイバ】男三人と女神一柱【交流】

古淵工機さん

そりゃいきなり男湯の中に全裸入浴中の女がいたら驚かないほうが無理www

■出演
検:http://www.tinami.com/view/755610
将矢:http://www.tinami.com/view/752595

続きを表示

2015-03-07 23:32:56 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:721   閲覧ユーザー数:702

ここは天空市内にある温泉地・天野川温泉。

数多くの湯治客が訪れるこの地は、旅館やホテル、さらに日帰り浴場などが並び、一大観光地となっている。

「しかしまあアレだな。何度来ても温泉ってのは癒される」

と、酒を酌み交わすのは警察官・九重将矢。

「俺も日ごろ電車の整備でかなり身体使ってるからな。女房に温泉の招待券もらってさ」

「それだったら俺もだぜ。今日は店も休みだし、たまにはのんびりすっかなーって」

と、天空電鉄の電車整備士・長津田検ときつね屋の店主・足柄丼兵衛が続く。

 

「しかしまあ、男同士で風呂に入って飲んで話すってのもいいもんだ」

「確かになあ。ところで将矢、相変わらずお前のところの女房とはお熱いそうじゃねーかw」

「またまた、検さんもでしょwww」

と、男たちが話していたその時、女の声が響いた。

「うんうん、みなさん本当に奥さん思いなのね」

「ええ、それはもちろ…ぶっ!?」

一斉に鼻血を吹き出してしまう将矢と丼兵衛。

それもそのはず、相手はこの温泉の神である湯姫その人だったからだ。

むろんこの温泉の中、湯姫は全裸になり入浴を楽しんでいた。

その破壊力は凄まじかったようで、将矢・丼兵衛、ともに戦闘不能。

 

「あー、湯姫さん」

「あら、あなたは平気なの?」

「長いこと通い詰めだから…ていうか男湯に何のためらいもなく現れんでくださいよ」

「まあ別にいいじゃない。温泉に来るお客さんと触れ合うのも神様のつとめよw」

「いや、ここ男湯だから…」

…嗚呼、ここにもフリーダムな神が一柱。

そのうちこの温泉から死者が出てしまうんじゃなかろうか…と、心配になってきた検なのであった。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
4
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択