No.759519

寂しがりやな覇王と御使いの兄45話

あなたまさん

親曹操軍集合
穏の紹介抜けてたので追加

2015-02-19 23:05:22 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:13654   閲覧ユーザー数:8933

洛陽

 

 

 

 

華琳「に、兄さん。ほんとに兄さんですよね?」

 

 

美羽「華琳ねーさま。何回同じこと聞くんじゃ」

 

 

華琳「だって!数年ぶりの兄さんなのよ!落ち着いていられないわ!」

 

 

美羽「もぉー!わかったのじゃ!一刀にいさまー!ちょっと来て欲しいのじゃ!」

 

 

一刀「ん?どうした?」

 

 

美羽「華琳ねーさまを、落ち着かせてほしいんじゃが・・・」

 

 

 

あ~~~兄さんと一緒に過ごせる!夢じゃないからしら!キラキラ

 

 

 

一刀「・・・・凄いご機嫌だな」

 

 

美羽「ずっとあの状態なのじゃ・・・妾も聞くのが疲れてしまっての」

 

 

一刀「しょうがない.....華琳~~ちょっとおいで~~~」

 

ドドドドドドドド

 

 

華琳「兄さんなにかしら!」

 

 

美羽「はやっ!」

 

 

一刀「俺も華琳に会えて・・・本当に嬉しいよ。」

 

 

華琳「はうぅぅ~~」ふら~

 

 

一刀「おっと」ダキ

 

 

七乃「一刀さん・・・いくらなんでも、耳元で囁きは反則ですよ」ジトー

 

 

一刀「手っ取り早いからついな。七乃すまないが、華琳を頼んでいいか」

 

 

七乃「しょうがないですね。その代わり、今度私にもしてくださいね」よいっしょ

 

 

 

 

 

美羽「ところで一刀にいさま。洛陽はどうなっておるのじゃ?」

 

 

一刀「俺の信頼できる仲間が掌握してるはずだよ。十常侍は全員粛清したからね」

 

 

美羽「なら安心なのじゃ」

 

 

黄忠「あの~少しよろしいでしょうか」

 

 

一刀「黄忠さんでしたか。どうかしましたか?」

 

 

黄忠「私の名をご存知でしたか。改めて名乗らせて頂きます。黄忠漢升、真名を紫苑といいます。私の真名をお受け取りください」

 

 

一刀「黄忠さんとは仮面なしでお会いするのは初めてですが、いきなり真名を授かってもいいのですか?」

 

 

黄忠「曹仁様が駆けつけてくれなければ、私達は全員討ち死にしておりました。命を救っていただいた恩もありますし・・・美羽様から兄と慕われてるお方にでしたら、是非受け取って頂きたいです」

 

 

一刀「わかりました。これからは紫苑さんと呼ばせていただきます。それと俺の真名は一刀です」

 

 

紫苑「呼び捨てでも構いませんのに」

 

 

一刀「それは追々って事で。」

 

 

凪「隊長。春蘭様が、隊長と戦いたいと暴れ始めたので、恋様と霞様が捕縛しました」

 

 

一刀「こんな時に何をしてるんだよ・・・なんでそうなったんだ?」

 

 

凪「春蘭様が、以前隊長との試合で勝ったと、我々に自慢してきました。そこに愛紗様が春蘭様が勝てるわけないだろうと反論した結果・・・」

 

 

一刀「じゃあ証拠を見せてやると・・・なったのか」

 

 

凪「ご明察の通りです。隊長と華琳様の再会を、邪魔するわけにはいきませんでしたので、捕縛いたしました」

 

 

一刀「まったく。虎牢関で激戦したというのに、みんな元気ありすぎだろ・・・凪と霞で遊んであげてくれないか」

 

 

凪「隊長の頼みであれば喜んで。」

 

 

一刀「さらに猪になりそうだったら、恋に鎮圧を頼んでおいて」

 

 

凪「わかりました」タッタッタッタ

 

 

 

一刀「もうそろそろ洛陽に着くな・・・明命」

 

ッサ

 

明命「お呼びですか~!一刀様」

 

 

美羽(いまどこから出てきたのじゃ・・・)

 

 

一刀「風達にもう着くっていうのと、母上に華琳も無事と伝えてくれ」

 

 

明命「わかりました!行って来ます!」ッサ

 

 

 

七乃「一刀さん~華琳さんが起きましたよ」

 

 

一刀「ちょうど洛陽の門が見えたところだよ」

 

 

華琳「生きてまた洛陽に戻ってこれるなんて・・・思ってなかったです」

 

 

一刀「洛陽は既に平定してあるからな。それと・・・母上も洛陽で待ってる」

 

 

華琳「ほん・・・とに・・・ほんとうに母さんが・・・すみません兄さん!先に行きます!」

 

 

一刀「愛紗いるか」

 

 

愛紗「ここに」

 

 

一刀「華琳が一人で行っちゃってな。すまないが一緒にいってくれ」

 

 

愛紗「ふふ。御意です」

 

 

 

七乃「一刀さんは行かないのですか?」

 

 

一刀「俺は洛陽で会ってるからな。いまは・・・・華琳を母上に甘えさせるさ」

 

 

七乃「ほんとに華琳さんの事が好きですね」

 

 

一刀「まあな・・・でも七乃の事も好きだからな」

 

 

七乃「・・・・え?い、いまなんて」

 

 

一刀「七乃の事も好きだって言ったんだけど」

 

 

七乃(こんな展開予想してませんよ~!一刀さんの馬鹿!)あたふた

 

 

 

美羽(七乃が遊ばれてるのお)

 

 

亞莎(貴重な光景です)

 

 

紫苑(七乃ちゃんも可愛いわね~)ほっこり

 

 

 

 

 

洛陽 城門

 

 

 

華琳「母さん・・・母さん・・・」

 

 

曹嵩「華琳・・・お帰りなさい。無事でよかった」

 

 

華琳「母さんこそ....助け出せずにごめんなさい・・・」

 

 

曹嵩「また親子3人がこうして一緒になれた嬉しさで、今までの苦労なんてなんてことないわ」

 

 

華琳「母さん・・・」ぎゅ

 

 

曹嵩「華琳は成長しても甘えん坊ね」なでなで

 

 

華琳「今だけだもん」

 

 

 

 

 

風「お兄さん~お帰りなさいなのです」とてとて

 

 

稟「おかえりなさい一刀殿」

 

 

一刀「ただいま。洛陽はどうだ」

 

 

稟「沙和と真桜の働きで治安に問題はありません」

 

 

一刀「さすが北郷隊を支えてくれた沙和と真桜だな。」

 

 

稟「立ち話もなんですし、城に戻りましょう」

 

 

風「それでは~案内するのです~」

 

 

一刀「稟はここに残っててくれるか?残りの人達の出迎えを頼みたい」

 

 

稟「わかりました。来ましたら一刀殿の下へお連れします」

 

 

一刀「よろしくな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稟「来ましたか。一刀殿がお待ちです。こちらへ」

 

 

 

 

 

会議の間

 

 

一刀「さて、みなの奮闘のおかげで連合軍の撃退に成功した。感謝する。自己紹介に移りたいが・・・いますると2度手間になるから少しまってくれ」

 

 

華琳「まだ誰か来るの?」

 

 

一刀「あぁ。向こうから伝令が来たからな」

 

 

美羽「雪蓮達かの?」

 

 

七乃「かもしれませんね」

 

 

 

稟「一刀殿。お待たせしました」

 

 

一刀「大丈夫だよ。通してくれ」

 

 

稟「こちらの方々です」

 

 

 

孫策「はぁ~~い♪」

 

 

蒲公英「お兄さんやっほー!」

 

 

劉備「呂珂さん遅くなりました」

 

 

 

孫策「美羽ー!あの後大丈夫だった!?怪我してない!?」ダキ

 

 

美羽「こら雪蓮ー!くっつくでない~くすぐったいのじゃ!」

 

 

孫策「心配かけさせた罰よ♪」もふもふ

 

 

美羽「そう言われると何も言えないのじゃ」

 

 

 

孫権 周喩 黄蓋 甘寧 陸遜「「「「「ポカ~~~ン」」」」」

 

 

孫権「姉さま!いったいなにをしてるんですか!」

 

 

孫策「なにって・・・見ての通りだけど?」

 

 

孫権「そういう事を言ってるんじゃありません!」

 

 

孫策「もぉ~こんな時にまでうるさいわね~」

 

 

一刀「孫策その辺にしておけ。話が進まん」

 

 

孫策「は~い。また後でにするわ」

 

 

周喩(雪蓮が言う事を1回で聞いただと・・・)

 

 

一刀「こうして顔合わせるのが、初めての者達が多いだろう。蒲公英から自己紹介を頼む」

 

 

蒲公英「蒲公英は涼州馬一族の馬岱!曹操さん危機の報を聞いて助けにきたよー」

 

 

劉備「私は幽州の劉備です。こちらが軍師の諸葛亮孔明・龐統士元です。あとこちらが張飛ちゃんと韓当さんです」

 

 

孔明「はわわ!諸葛孔明でしゅ!」

 

 

士元「あわわ!龐士元でし」

 

 

張飛「二人ともかみかみなのだ~鈴々は張飛なのだ!」

 

 

韓当「ワシが韓当。よろしく頼む」

 

 

 

孫策「次は私達ね。袁術軍の客将の孫策伯符よ」

 

 

周喩「私の名は周喩公瑾だ」

 

 

孫権「孫策の妹の孫権仲謀よ」

 

 

黄蓋「わしは黄蓋公覆じゃ。よろしく頼む」

 

 

甘寧「ふん、甘寧興覇だ」

 

陸遜「陸遜伯言です~よろしくお願いしますね~」

 

 

美羽「妾は袁術公路じゃ。麗羽ねーさまみたいな迷家だけとは、一緒にしないでほしいのじゃ!」

 

 

七乃「美羽様の補佐役・張勲です。美羽様を麗羽さんみたいなのと一緒にしたら・・・ニコ」

 

 

紫苑「七乃ちゃん。あまり脅かしたらだめよ?私は黄忠 字は漢升ですわ」

 

 

亞莎「わわわ私は呂蒙子明です!大勢いるので恥ずかしいですぅ」

 

 

 

星「ふむ、次は我らの番か。私は趙雲子龍だ」

 

 

愛紗「私の名前は関羽雲長」

 

 

 

孫策「ふ~ん。あなたが狂戦士(バーサーカー)の狂犬・関羽かあ~」

 

 

愛紗「ちょっと待ってもらおう!なんなんだその呼び名は!」

 

 

孫策「あら、知らないの?あなたは巷でそう呼ばれてるのよ?」

 

 

周喩「少なくとも、お前には言われたくない二つ名だな」

 

 

愛紗「一刀様・・・・本当なのですか!?」

 

 

一刀「・・・・・」

 

 

愛紗「恋~凪~明命~」

 

 

忠犬s「・・・・・」

 

 

愛紗「せ、星~」

 

 

星「・・・ふむ。私はわかってるぞ愛紗」

 

 

愛紗「星!やっぱり星はわかってくれるのだな!」

 

 

星「あの戦場での姿はまさに鬼。狂戦士の名に恥じてない戦いぶりだぞ」

 

 

愛紗「なんだ私だけこんな扱いなんだーーーメンマの壷破壊してやるう」ドドドドドドド

 

 

星「待つのだ愛紗!それだけは辞めるんだ!」

 

 

ガシャーーン

 

 

星「あ・・・・あ・・・私の秘蔵のメンマが・・・」

 

 

風「口は災いの元ですよ~足コキンさん~」

 

 

星「程昱殿!?なんなのですかその呼び方は!」

 

 

風「ふふふ。秘密なのです~」

 

 

愛紗「そうだ足コキン!私と一緒に変な二つ名で呼ばれてしまえーー足コキン!!」

 

 

星「そのような名で、私を呼ぶなー!」

 

 

ギャーギャーギャー!

 

 

美羽「二人共元気すぎなのじゃ」

 

 

一刀「収拾つかんな・・・恋・凪」

 

 

ッサ

 

バキ

 

ドサ

 

シュルシュル

 

 

凪「隊長!終りました!」

 

 

恋「がんばった」ふんすー

 

 

一刀「お疲れ様」

 

 

稟「風も変に煽るのは辞めなさい」

 

 

風「つい魔が差してしまったのですよ~」

 

 

 

 

孫策「ねえ・・・・あの二人大丈夫なの?意識ないけど・・・」

 

 

 

星・愛紗「「ぶら~~~~ん」」

 

 

凪「気絶させて、つるしてるだけです。何の問題もありません」

 

 

孫策「いやいや!問題しかないでしょ!」

 

 

 

一刀(バーサーカーって言葉を、広めたの俺だって言えない)

 

 

風「ほうほう。ばーさーかーを広めたのはお兄さんでしたか~ふふふ。いいことを聞きました」

 

 

一刀「風貴様!俺の心を読んだのか!?」

 

 

風「風はお兄さん限定で心が読めますからね~隠し事はできませんよ~」

 

 

一刀「っく!隠し事が出来ないことで困るべきか、俺限定に萌えればいいのか・・・反応に困る!」

 

 

風「お兄さんのしたいようにすればいいのですよ~例えば~風を抱きしめてもふもふしてもいいでのすよ~」

 

 

一刀「もふもふ・・・」

 

 

風「お兄さん~遠慮はいらないのです」

 

 

一刀「風!」だき

 

 

もふもふ~

 

 

風「これも悪くありませんね~」すりすり

 

 

一刀「あぁ~もふもふ」

 

 

真桜「いい加減にせいや!」パシーン

 

 

一刀「っは!?俺はなにを」

 

 

真桜「何をじゃないで隊長!ぼけすぎて、ツッコミがおいつかへんよ」

 

 

風「むぅ~もう少しで洗脳できたのに~残念ですね~」

 

 

稟「風もいい加減に真面目にしなさい」

 

 

 

孫権(なんなのこいつら)

 

 

陸遜「はは~面白い人達ですね~」

 

 

劉備「ですね~面白さに磨きがかかってます!」

 

 

陸遜「劉備さんは、この光景を何度か見てるのですか~?」

 

 

劉備「何回か見せてもらってますよ!どれも面白かったです!」

 

 

陸遜「ほうほう・・・気になりますね」

 

 

孫権「ちょっと穏!なに意気投合してるのよ!」

 

 

稟「脱線続きなので、話を戻してもいいでしょうか」

 

 

孫権「あぁ、すまない。続けてくれ」

 

 

 

 

 

沙和「じゃあ沙和から続けるの~!于禁文則なの~!よろしくなの!」

 

 

真桜「うちは李典曼成や。よろしゅうー」

 

 

凪「私は楽進文謙です。よろしくお願いします」

 

 

明命「私は周泰幼平です!お猫様が大好きです!」

 

 

恋「呂布....奉先」

 

 

霞「うちは神速の張文遠や。強敵との戦いはいつでも歓迎するで」

 

 

孫策「じゃあ私とやらない」

 

 

霞「ほんまに?やろやろー」

 

 

一刀・周喩「「後にしてくれ!」」

 

 

一刀「・・・・」

 

 

周喩「・・・・」

 

 

一刀・周喩「「お互い苦労してるんだな」」

 

 

孫策「ちょっと~なに分かり合ってるのよ~」

 

 

周喩「誰かのせいで、色々かけられてるからな」

 

 

孫策「ぶーぶー!」

 

 

周喩「話がまたずれたな。すまない、続けてくれ」

 

 

秋蘭「私は夏侯淵妙才。あちらで縛られてるのが、姉の夏侯惇だ」

 

 

春蘭?「ムームームー!」

 

 

劉備「え~と・・・なんで目隠しと猿轡と簀巻きになってるんですか」

 

 

凪「帰還の最中にうるさいので、縛らせてもらいました」

 

 

劉備「開放してあげたりは・・・」

 

 

稟「劉備殿が相手していただけるのでしたら、すぐに解放しますが」

 

 

劉備「さー!次は誰ですかー!」

 

 

孫策(可愛い顔して、あの子も酷いわね)

 

 

 

流琉「私は典韋と申します!よろしくお願いします!」

 

 

桂花「私は華琳様の軍師・荀彧文若よ」

 

 

稟「郭嘉奉孝です。お見知りおきを」

 

 

風「風は程昱仲徳なのですよ~お兄さんの正妻は渡しませんよ~」

 

 

華琳「ちょっと!兄さんの隣は渡さないわよ!」

 

 

風「ふふふ。負けませんよ~風とお兄さんは・・・おっと~言わないでおくのですよ~」

 

 

華琳「むーーー!」

 

 

美羽「華琳ねーさま・・・むくれてないで、進めるのじゃ」

 

 

華琳「そうだったわね。わたしが曹操孟徳よ。この度は助けにきてくれて感謝するわ。ありがとう」

 

 

劉備「いえいえ、困った時はお互い様です。あとは呂珂さんですね」

 

 

孫策「名乗り期待してるわよ♪」

 

 

一刀「なんでそんなに期待されてるんだよ。華琳も言ったが、俺からも礼を言わせてもらう。孫策殿 劉備さん 蒲公英援軍感謝する」

 

 

蒲公英「水くさいよお兄さん!力になるっていったでしょ♪」

 

 

孔明「あの・・・呂珂さんがなんでお礼を言うんですか」

 

 

一刀「あ~そういえば、劉備さん達にも言ってなかったか。呂珂ってのは呂布(恋)が付けてくれた名前でね、本当の名は曹仁 字を子孝だ。改めてよろしく頼む」

 

 

劉備・孫策陣営「え・・・・えぇえええええええ!」

 

 

劉備「えぇーーー!呂珂さんって、あの麒麟児と呼ばれてた曹仁さんだったんですか!?」

 

 

孔明「はわわ!びっくりです!」

 

 

士元「あわわ!本当でしゅか!」

 

 

韓当「これは驚いたわい」

 

 

張飛「おじちゃん~なんでみんな驚いてるのだ?」

 

 

韓当「そうだね~例えば、曹仁殿が鈴々の兄だったらどう思う?」

 

 

張飛「あの強いお兄ちゃんが鈴々の兄貴・・・かなり驚くのだ!」

 

 

韓当「それと同じぐらいの衝撃だったんだよ」

 

 

張飛「なら仕方ないのだ!」

 

 

 

周喩「お前はこれを知っていたのか?」

 

 

孫策「もしかしたらと、思ってただけよ。確信はなかったわ」

 

 

黄蓋「なるほどの~策殿を負かせたのが、あの曹仁ならば納得じゃのお」

 

 

陸遜「あらあら~凄いお方でしたねー」

 

 

孫権「姉さまが負けたのですか」

 

 

甘寧「信じられません」

 

 

孫策「なんなら相手してもらってみたら?」

 

 

甘寧「あのような優男など、すぐ斬ってみせます」ッサ

 

 

孫策「がんばってね~♪」

 

 

周喩「雪蓮!なにをそそのかしてるのだ!」

 

 

孫策「大丈夫よ、冥琳~♪」

 

 

甘寧(まるで警戒心がない・・・いける!)

 

 

キーーン

 

 

明命「殺気と初動が丸見えです。一刀様に害なす者は許しません」

 

 

甘寧「気配を消していたつもりが、察知されたか」

 

 

孫策「思春!剣を収めなさい!あなたの負けよ」

 

 

甘寧「まだ負けておりません!」

 

 

黄蓋「馬鹿者が!周りをよく見んか!」

 

 

甘寧「周りですか・・・!」

 

       恋

明命→VS←甘寧 凪

      愛紗

 

 

甘寧「いつの間に」

 

 

凪「1歩でも動いたら容赦しません」

 

 

愛紗「まだ殺したらダメだぞ恋」

 

 

恋「....いつ殺っていいの?」

 

 

 

孫権「思春!助けないと!」

 

 

美羽「孫権落ち着くのじゃ!あの4人が殺す気があったら、既に甘寧は死んでおるのじゃ!」

 

 

孫策「そうね。蓮華は落ち着きなさい」

 

 

孫権「ですが姉さま!」

 

 

孫策「曹仁も悪かったわね~この子達が、私が負けたって事を納得しなくて」

 

 

一刀「まったく。勘弁してくれよ・・・うちの子も落ち着かせるの面倒なんだから。ほら暴れないの」

 

 

華琳「離して兄さん!ちょっと歩くだけだから!」

 

 

蒲公英「がるるるるるるるる!」

 

 

霞「まったく。あんたらも落ち着き!」

 

 

秋蘭「フーフーフー!」

 

 

真桜「姉さん離してな!」

 

 

沙和「あの蛆虫を調教してやるの!」

 

 

星「やれやれ。みんな血気盛んだな」

 

 

 

紫苑「あらあら~一刀様は美羽様と曹操さんの兄でしたか。これはびっくりですわ」

 

 

七乃「紫苑さんはのんびりしすぎです。」

 

 

風「桂花ちゃんも加わってきていいのですよ~」

 

 

桂花「なんの話しよ!」ッサ

 

 

稟「スコップを持って突っ込もうとしておいて、なにいってるだか」

 

 

桂花「そんな事してないわよ!」

 

 

風「やれやれ~いつになったら自覚しますねぇ~」

 

 

華陀「一刀~負傷した兵の治療が終わったぞ・・・なにしてんだ」

 

 

一刀「華陀か。すまないな、治療任せっきりで」

 

 

華陀「なに、医者として当然の事をしただけだ。曹操も久しぶりだな」

 

 

華琳「ん?華陀じゃない!兄さんと一緒にいたのね」

 

 

華陀「あぁ、天水からな。それとこれどうしたんだ」

 

 

華琳「孫策配下の甘寧が兄さんに斬りかかってね。」

 

 

華陀「それは穏やかじゃないな。だが一刀がなにもしないって事でわかるだろ?」

 

 

一刀「流石よくわかってるな華陀。お前達も戻れ!戻らない者は10日間、俺との面会を禁止する」

 

 

全員「戻りました!」

 

 

孫策「はや!」

 

 

美羽「妾もびっくりなのじゃ」

 

 

呂蒙「でもこのままじゃ双方納得しませんね」

 

 

劉備「なら呂珂さん・・・じゃなくて曹仁さんと孫策さんが訓練場で、戦ったらどうですか?」

 

 

稟「それが無難ですね。このままぐだぐだと、睨みあってるのも馬鹿らしい。」

 

 

風「頑張ってくださいね~」

 

 

一刀「やれやれ。面倒な事になったな」

 

 

周喩「すまない。こちらから仕掛けたのに」

 

 

一刀「遺恨残さない為にも、戦うのはいいんだが・・・」チラ

 

 

孫策「燃えてきたわねーフフフフフフフ」

 

 

孫権「姉さま!あんなやつ倒しちゃってください!」

 

 

 

一刀「戦闘狂の相手はしたくない。孫権煽ってるし」

 

 

周喩「・・・・・重ね重ねすまない。」

 

 

 

 

 

 

訓練場

 

 

華琳「こうして兄さんの戦いを、間近で見るのも久しぶりね」

 

 

秋蘭「そうですね。久々に拝見させて頂きます」

 

 

春蘭「一刀様は私の次に強いからな!孫策なんかには負けないだr!」

 

 

華琳「春蘭いつの間に解いてもらったの?」

 

 

秋蘭「一刀様が、春蘭にも見せておきたいと申されまして」

 

 

 

 

凪「なんだか緊張してきました」

 

 

霞「せやな~いまの一刀に勝てるのは、恋だけだもんな~」

 

 

流琉「兄様はそんなに強いんですか!?」

 

 

明命「見てたらわかりますよ!」

 

 

恋「恋も楽しみ」

 

 

愛紗「あれ、霞の武器はどうしたのだ?」

 

 

霞「一刀が使うみたいやから、貸してきた」

 

 

真桜「あ~隊長の黄龍偃月刀は、少し刃こぼれがな~」

 

 

星「ふむ。慣れてる偃月刀ではないわけか」

 

 

 

美羽「これは見ごたえありそうなのじゃ!妾も強くなるために、見学するのじゃ!」

 

 

紫苑「本当に、いつか抜かされそうですわね」

 

 

 

劉備「朱里ちゃん・雛里ちゃん!楽しみだね!」

 

 

朱里「曹仁さんが一騎打ちするのは、初めて見ます」

 

 

雛里「どれほど強いんでしょう・・・」

 

 

張飛「二人共強いのだ!鈴々も戦いたいのだ!」

 

 

韓当「江東の虎と呼ばれた孫堅の娘孫策と、麒麟児曹仁の対決・・・拝見させていただく」

 

 

 

 

 

一刀「はぁ~気が重い」

 

 

孫策「ちょっとー少しは楽しそうにしてよね!」

 

 

一刀「それは無理だ!」

 

 

華陀「一刀~なにかあれば、俺もいるからな。力抜かなくてもいいぞ」

 

 

一刀「あぁ。なにかあったら頼む」

 

 

孫策「この間の偃月刀は使わないの?」

 

 

一刀「少し刃こぼれしてるから、修理中だ。代わりに霞の飛龍偃月刀借りたから大丈夫だ」

 

 

孫策「そぉ?じゃあ楽しい死合をしましょう!」

 

 

一刀「なんか字が違くないか!?」

 

 

孫策「気のせい・・・・よ!」

 

 

一刀「おっと、またいきなりだな」

 

 

孫策「ほらほらほら!反撃してこないと殺しちゃうわよ~」

 

 

獰猛の笑みを浮かべながら、肩・聞き手・胴体と凄まじい速度の連撃を放つ

 

 

一刀「ちょ!前より攻撃鋭い!」

 

 

孫策「あははははは!前は今みたいに、解き放ってなかったのよ!いつまで避けてられるかしら~!」

 

キーン ガ キーン

 

 

一刀「春蘭タイプか・・・本当に戦闘狂は面倒だ」

 

 

孫策「どうしたの・・・反撃してこないと、ばらばらにしちゃうわよぉーーー!」

 

 

一刀(どうするかな~このまま防いでるのも疲れるし)

 

 

孫策「さっきから防いでばかりだけど、私を負かした時の強さはどこにいったのかしらぁ!?」

 

 

 

 

観戦所

 

 

孫権「その調子です姉さま!殺っちゃってください!」

 

 

周喩「祭殿、この仕合はどう見ますか」

 

 

黄蓋「そうじゃのぉ、策殿が押してるように見えるが・・・曹仁と呂珂、二つの名を天下に轟かした奴が、防戦一方で終るとは思えんのぉ」

 

陸遜「雪蓮様とあそこまで打ち合えるだけでも、凄いんですけどねぇ~」

 

 

 

 

劉備「うっひゃ~孫策さん強いね~」

 

 

孔明「孫策さんも江東の麒麟児と、呼ばれている豪傑ですからね。」

 

 

士元「確実に鈴々ちゃんと互角か、それ以上でしょう」

 

 

張飛「むぅー確かに鈴々じゃ、ばいんばいんのおねーちゃんには、勝てなそうなのだ」

 

 

孔明・士元・張飛「ぺたぺたぺた・・・・・ずーん」

 

 

 

 

美羽「一刀にいさま反撃せんのぉ」

 

 

七乃「孫策さんの攻撃が鋭すぎるのでしょうか。紫苑さんわかりますか?」

 

 

紫苑「あそこまでの戦いになると、私でもお手上げですわねぇ」

 

 

亞莎「孫策さんが今まで大人しかったのが、不思議なぐらいに好戦的です」

 

 

美羽(それにしても一刀にいさまは、あの二振を使わないのかの?)

 

 

 

 

華琳「兄さんー!負けないでー!」

 

 

桂花「なによ・・・防戦一方じゃない」

 

 

風「おや~心配なのですか~桂花ちゃん」

 

 

桂花「そんなわけないでしょ!」

 

 

稟「やれやれ。私達にはわからないのですが、一刀殿は勝てそうですか?」

 

 

 

恋「.....勝つ」 

 

凪「勝ちますね」 

 

明命「もちろん勝ちます!」

 

愛紗「負けないでしょ」

 

 

星「即答だなおぬし達」

 

 

霞「まぁ~確かにぱっと見は押されてるけどな~」

 

 

流琉「兄様考え事してると思います」

 

 

華琳「ということは・・・兄さん!勝ったら添い寝してあげますーーー!」

 

 

ワンコ隊「ずるい!!」

 

 

 

 

 

 

孫策「あははははははははーっ!」

 

 

楽しそうに笑い声をあげて、猛攻を繰り出し続ける孫策。その時

 

 

兄さん!勝ったら添い寝してあげますーーー!あげますーーー!あげますーーー!(脳内エコー

 

 

一刀「おらあああ!」

 

 

孫策「くっ!?急に力が増した!?」

 

 

一刀「愛する妹からの応援だ・・・ここからは本気で行くぞ!とぁぁぁぁぁっ!」

 

 

ドゴーン!

 

 

孫策「・・・え?地面にでかい穴が開いたんだけど」

 

 

一刀「でぇぇぇぇやぁぁぁぁぁ!」

 

 

ブォーーン!ブォーーン!ブォーーン!

 

 

孫策(本格的にまずいわねこれ)

 

 

一刀「おらぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

からーん

 

 

孫策「っしま!武器が!」

 

 

一刀「勝負ありだな、孫策」

 

 

孫策「あ~あ~、また負けちゃったか。今度は勝てると思ったんだけどな~」

 

 

一刀「ふぅ~準備運動無しじゃ、体が動かないもんだな」

 

 

孫策「・・・へ?ちょっとまって!どういうこと!」

 

 

一刀「どういうもなにも、体をほぐそうとしたらいきなり襲い掛かってきただろ?だから暖まるまで防御に徹してたんだが」

 

 

孫策「じゃあいきなり攻勢に転じたのは」

 

 

一刀「それは華琳との添い寝・・・・声援があったからな」

 

 

孫策「はぁ~あなたも出鱈目ね」

 

 

一刀「孫策に言われたくないがな。みんな走ってくるから、俺は出迎えに行く」タッタッタ

 

 

 

 

 

 

孫策(全然疲れを見せなかったわね。まあ・・・これであの子達も納得するかな)

 

 

孫権「姉さま!」

 

 

孫策「ごめ~ん、負けちゃった!でも今見ててわかったでしょ?」

 

 

孫権「悔しいですが・・・納得せざるをえません」

 

 

周喩「お前にしてはあっさり引き下がったじゃないか」

 

 

孫策「ああまで力の差を見せ付けられてたね」

 

 

黄蓋「そんなに力の差がありましたのか」

 

 

孫策「彼まだ準備運動の途中ですって。嫌になっちゃうわよ」

 

 

甘寧「まだ奴は本気を出し切っていないと、いうことでしょうか」

 

 

孫策「多分ね」

 

 

陸遜「次元が違いますね~」

 

 

孫策「曹仁子孝か・・・私も争奪戦に参加しちゃおうかしら!その方が面白そうだしね♪」

 

 

周喩「冗談でもその発言はやめてくれ。」

 

 

孫策「冗談じゃないんだけどな~」

 

 

孫権「なお悪いです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳「兄さんー!お疲れ様ですー!」抱き

 

 

一刀「おっと、華琳達の応援のお陰でだよ」

 

 

華琳「今日の夜は。久しぶりに一緒に寝ましょうね!」

 

 

愛紗「華琳様!兄妹でそんなふ、ふしだらな事はさせません!」

 

 

凪「隊長との添い寝・・・」

 

 

恋「恋も...一緒に寝る」

 

 

明命「抜け駆けは許しません!」

 

 

ギャーギャーギャー!

 

 

 

 

七乃「華琳さん・・・楽しそうですね」

 

 

美羽「そうじゃな、あんなにはしゃいでる華琳ねーさまを見るのも、久しぶりなのじゃ・・・七乃」

 

 

七乃「わかってますよ美羽様、行きますよ!」

 

 

美羽「おうなのじゃ!」

 

 

七乃「華琳さんだけにはやらせませんよ~!」

 

 

美羽「妾達も混ぜるのじゃ~~!」

 

 

華琳「美羽と七乃まで!兄さんとの添い寝の権利・・・絶対に渡さないからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反連合と拠点をやったら満足感でのほほんとしちゃってました~

ネタも反連合までしか考えてなかったのでw

 

 

蓮華と思春は、一刀がいないと高飛車?というか相手を侮ってる感じだった気がするのでこうしてみました

 

 

次回が拠点の後って時間系列なので、ワンコ隊5人集合とデレ桂花に突入!ここから数話は日常の話しにする予定です~

 

 

 

 

 

次回タイトル 妹華琳と癒しの月 二人の出会い 

 

 

 

 


 
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