No.758270

寂しがりやな覇王と御使いの兄 拠点第二段

あなたまさん

拠点アンケート結果と上位キャラの拠点でーす

2015-02-14 01:51:54 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:12851   閲覧ユーザー数:8621

時間系列は前後しますが、洛陽で風達留守組みと合流してますー

 

合流した話は45話でお送りしますー

本当は45話先のほうがよかったんですが、14日にやると前に言っちゃったのでこちらを先にあげさせてもらいました。

 

 

 

ランキングはかなりの激戦でした。結果は以下の通りです

 

 

 

1位 華琳&美羽   15票

 

2位 ワンコ隊・桂花 12票

 

4位 流琉      11票

 

5位 七乃      10票

 

 

 

6位 華琳      9票 

 

7位 恋・霞・月   7票

 

10位 凪・美羽    6票 

 

 

 

初登場の流琉と七乃強し。

 

それとワンコ隊と互角だった桂花の人気に脱帽です

 

 

 

そのうち前回からかなり票伸ばした霞救済しようかな・・・

 

 

 

 

 

トップバッターはシングルキャラNO1の人気を誇った桂花からいっきまーす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桂花(拠点第3位)サブタイトル:恋心の芽生え。白桂花への転機

 

 

ザク・・・ザク・・・ザク

 

 

 

 

桂花「ふぅ~。これぐらいの深さでいいかしら?あとは仕掛けて埋めるだけね」

 

 

 

(あの変態男め!今度こそ落としてあげるわ!誰か来たわね!あの馬鹿が来たかしら!?)

 

 

 

 

ズボ

 

 

 

え?きゃぁぁぁー! ズドン

 

 

 

 

(やった!)

 

桂花「とうとう私の罠に落ちたわね!ざまーみなさい!」

 

 

(・・・・あれ?待って!いまきゃぁぁぁぁって悲鳴だったような・・・)ダラダラ

 

 

 

桂花「そぉ~~~」

 

 

愛紗「桂花~~~あの落とし穴で私を貶めたのは~~オマエカ~~!」

 

 

桂花「ち、違うわよ!というか、なんであんたが落ちてるのよ!」

 

 

愛紗「私のせいではないだろう!というか、やっぱりお前が掘ったんじゃないか!」

 

 

桂花「そうよ!私が全身精液男を落すために掘ったのよ!なのになんで、あんたが落ちてるのよ!台無しじゃないの!」

 

 

愛紗「なんでそこでお前が怒り出すんだ!」

 

 

桂花「まったく。また作り直しじゃないの」ブツブツ

 

 

愛紗「まったく・・・なんでそんなに一刀様を敵視するんだ(内心好いてるくせに)」

 

 

桂花「よく聞いてくれたわね!またあいつがいかに”変態”で”クズ”な男かわかる話があるのよ!」

 

 

愛紗(あ、これは前回と同じ流れか)

 

 

桂花「まずね!前も言ったかもしれないけど、来るのが遅すぎるのよ!ぎりぎりに来て助けたら、カッコイイとか思ってるのかしらね!?来るなら来るで、もっと早く来なさいよ!ほんと、私がいないとなにも出来ないんだから!まあ?だからこそ、私が傍にいてあげにといけないんだから!もう//」

 

 

愛紗(文句言いながら照れてる)

 

 

桂花「それに、私が肌を許しているのは華琳様だけなの!それをあいつは無理やり私に触れてくるのよ!」

 

 

愛紗「また無理やりとかじゃないんだろ?」

 

 

桂花「今度は無理やりなのよ!ちゃんと聞いてなさいよ!」

 

 

~~~~~~~~回想~~~~~~~~

 

 

終戦後の虎牢関

 

 

桂花「やっと・・・終ったわね。でも・・・計算外が重なったとは言っても、私が居たのに華琳様を危険にさらしちゃったわね....」

 

 

一刀「ここにいたのか。捜したぞ桂花」

 

 

桂花「・・・・なんで来たのよ」

 

 

一刀「桂花には、黄巾党から苦労かけっぱなしだったからな。それも含めて、桂花と話したくて捜してたんだ」

 

 

桂花「別にあんたの為に苦労してたわけじゃないわよ。勘違いしないでちょうだい」

 

 

一刀「やっぱり、いつもの毒舌に切れがないな。桂花が溜めてることを聞いてやるぞ」

 

 

桂花「あんたに話すほど落ちぶれてないわよ」

 

 

一刀「そうか。」

 

 

桂花「・・・・・・」

 

 

一刀「・・・・・・・・・」

 

 

桂花「・・・・・・・・・・・なんで私の事責めないのよ」

 

 

一刀「桂花は必死に華琳達を守ってくれてたんだろ?どこを責めろっていうんだ?」

 

 

桂花「私は頭脳には絶対の自信があったのよ。風や稟・・・諸葛亮や龐統、周喩に負けないぐらいのね。かつての曹魏の筆頭軍師としての誇りもあったわ。それが袁紹軍に・・・陳宮一人にここまで追い詰められたんですもん。」

 

 

一刀「それは桂花だけのせいではないだろ?」

 

 

桂花「陳宮を侮り、袁紹軍だからと油断してた、私の落ち度よ。私が記憶に頼らずに、調べていたら流琉や季衣、それに皇甫嵩や董承といった将の存在に気がつけてたはずだもの」

 

 

一刀(気にするなと言っても、桂花気にするんだろうな)

 

 

桂花「それに連合軍が来る前に、汜水関の守りを堅固にして来襲に備えていたし、あんたが愛紗も残していってくれたのに・・・私は陳宮に完敗したのよ」

 

 

一刀「(かなり落ち込んでるな)陳宮は以前劉備軍に、所属してたぐらいしか情報がなかったんだ。報告は聞いたが、まさかあそこまでとは思ってなかった。慢心していたのは、確かに桂花の落ち度かもしれない。今回は完敗したかもしれない。でもな、桂花が陳宮より劣ってるなんて、俺は全く思ってないぞ?」

 

 

桂花「あんたの慰めなんか、いらないわよ・・・」

 

 

一刀「王佐の才荀彧文若、軍事・内政と文官筆頭として、天下を統一を果たした曹魏を支えたじゃないか。それは今も変わってない。桂花が華琳の傍に控えていたから俺は新たな仲間を、天水の地盤を得ることができたんだ。だからな桂花」だき

 

 

桂花「・・・・離しなさいよ」

 

 

一刀「離さないよ。桂花は充分尽くしてくれたんだ。そんな自分を卑下しないでいいんだよ」なでなで

 

桂花「生意気なのよ・・・・ばか・・・」ぎゅー

 

 

~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~

 

 

 

桂花「ってことなのよ!私は嫌がったのよ?なのにあいつったら離すどころか、もっと力を入れてきたのよ!どう!?変態男なのがわかってでしょ!・・・・・悪くなかったけどね。ボソ」

 

 

愛紗「ハァ。もういいか?もう正直惚気聞いていたくないんだが」

 

 

桂花「だーーかーーら!前もそうだったけど、どこが惚気だっていうのよ!」

 

 

愛紗「最初から最後まで惚気だったろうが。」

 

 

桂花「違うわよ!あんた、ちゃんと聞いてたの!?」

 

 

愛紗「(めんどくさい。)あ、風~~!稟~~~!」

 

 

 

とてとて

 

 

風「呼びましたか~愛紗さ~~ん」

 

 

稟「なんでしょうか愛紗殿」

 

 

桂花「あんた達!ちょうどいいところに来たわね!ちょっと話を聞いていきなさい!」

 

 

稟「どういうことですか?」

 

 

愛紗「実は・・・・」

 

 

 

 

愛紗「・・・・と言う事です。これ以上惚気聞いていたくなかった所に、風と稟が来たから判断してもらおうと思ってな」

 

 

稟「・・・・ハァ」

 

 

風「桂花ちゃんはやっぱりオバカなのです~それは確かに聞いていられませんねえ。」

 

 

稟「ここまで自分の気持ちに気が付かないとは・・・気が付かないようにしているのか・・・」

 

 

桂花「あんた達までなによ!一刀が私に、淫行をしてきたって話だったでしょ!?」

 

 

宝譿「うるさいねーちゃんだなぁ。そんだけ一刀に気を使ってもらえてるうえに、愛されておいて、何が不満なんだこの肌馬!拠点でも毎回トップランカーのくせに文句ばっかいいやがってー!拠点で話にされねえこっちの事も考えやがれ!ッペッペ!」

 

 

風「これ宝譿~口が悪いのですよ~。人気者の桂花ちゃんには、風達の気持ちはわからないのですよ~」

 

 

桂花「ちょっと風!なにいってるのよ!訳のわからないことばっかり言わないで!」

 

 

風「風はなにもいってないのですよ~。言ってるのは宝譿です~」

 

 

稟「宝譿が喋ってるのも久しぶりですね。」

 

 

愛紗(これは喋るのか・・・)

 

 

風「まあ~桂花ちゃんをいじめるのはこの辺でやめておきまして~~桂花ちゃんはいい加減自分の気持ちに正直になったほうがいいのですよ」

 

 

桂花「私はいつだって正直よ!」

 

 

稟「ある意味正直ですが・・・気が付いてますか?桂花。あなた冀州でもここでも・・・華琳様ではなく、一刀殿の事しか話していませんよ。それも一刀殿と話すときはかなり嬉しそうな顔してますよ」

 

 

桂花「そんなこと・・・・」

 

 

稟「そんなことありますよ。桂花が自分で気が付くまで言わないつもりでしたが、このままですと、みんな桂花に対して暴走しそうですし。」

 

 

桂花(私が・・・一刀の事・・・すき?)

 

 

稟「それに桂花の屋敷で夫婦騒動の時も、顔が紅潮して満面の笑みでしたよ」

 

 

桂花「そんな・・・・そんなこと」ふら~

 

 

 

 

 

愛紗「どこかに歩いていったが・・・大丈夫か?」

 

 

風「大丈夫なのですよ~こんな時に現れる人がいますから。まったく・・・やれやれです」

 

 

稟「今後桂花がどう変わるか・・・守りましょう」

 

 

 

 

 

 

 

桂花(私が一刀の事を好き?一刀は今まで憎い男とか見てなかったはず・・・いつからだろ)

 

 

一刀「桂花?ふらふらして大丈夫か?」

 

 

桂花(ほんと・・・都合よく現れるわね。)

 

 

一刀「顔が紅いけど、熱か?」ぴと

 

 

桂花(かかかか、一刀のおでこが私のおでこに!?)

 

 

一刀「熱はないか・・・念のため部屋まで送るか?」

 

 

桂花(大嫌いな男なだけだったはずだけど・・・素直になれか・・・)

 

 

 

桂花「そうね。送ってもらおうかしら」

 

 

一刀「じゃあ桂花の部屋に」

 

 

桂花「待ちなさいよ。お、おんぶで連れて行きなさいよ」

 

 

一刀「え?いま桂花なんて?」

 

 

桂花「だ、だから!おんぶで連れて行ってちょうだい!」//

 

 

一刀「ん。乗り心地悪いかもしれないけど、文句言うなよ。おいっしょっと」

 

 

(一刀の背中・・・なんかすごく安心できる。こいうのも・・・悪くないわね。)

 

 

桂花「これからは・・・少しずつ素直になるからね。・・・・ありがと。一刀」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七乃(拠点第5位)サブタイトル:夢じゃない・・・七乃の心休まる時間

 

 

コンコン

 

七乃「一刀さん、いらっしゃいますか?」

 

 

一刀「七乃?入っていいよ」

 

 

七乃「失礼します。一刀さんは・・・仕事中でしたか」

 

 

一刀「丁度ひと段落したところだから、大丈夫だよ。なにか用事かな」

 

 

七乃「お暇でしたら、久々に洛陽の町を歩かないかな~と思いまして。無理でしたらまた別の日にしますよ?」

 

 

一刀「せっかく来てくれたんだし、残りは明日にするよ。行こうか七乃」

 

 

 

トコトコ トコトコ

 

 

 

七乃「こうして・・・」

 

 

一刀「ん?」

 

 

七乃「こうして一刀さんと、二人っきりで歩くのは・・・最後いつ頃でしたかね」

 

 

一刀「洛陽に居た時は、美羽と華琳のどちらかは居たはずだから、七乃と二人って言われると・・・何年ぶりだろうな」

 

 

七乃「数少ないからこそ、覚えていてくださいよ~」

 

 

一刀「七乃も覚えてないんだから、お互い様じゃないか?」

 

 

七乃「それはそうですけど~。(本当は覚えてるんですけどね~)」

 

 

一刀「そういえば、渡した手紙の内容通りに動いてくれたんだね」

 

 

七乃「洛陽から脱出した時のですか?あれは見たとき驚きましたよ~。紫苑さんを仲間に引き入れろなんて」

 

 

一刀「俺が戻るまでの間、美羽と七乃を託す相手が必要だったからね」

 

 

七乃「紫苑さんと一刀さんは初対面でしたが、どこで紫苑さんの人となりを調べたんですか?」

 

 

一刀「それは・・・まあ十常侍の動きから最悪の状況を考えて、以前から調べてたんだよ(以前から知ってたとは言えないよなあ~性格とか調べたらから、嘘はいってないよなーうん)」

 

 

七乃「あの時は、美羽様はほんとに衝撃を受けて、悲しんでたんですよ?」

 

 

一刀「華琳や美羽達には悪いとは思ってるよ」

 

 

七乃「事情が事情なんで、強くは言えないですけど。」

 

 

一刀「ところで七乃。七乃は悲しんでくれなかったの?」

 

 

七乃「・・・・しりません」ぷい

 

 

一刀「ごめんごめん。いじわるな問いだったな」ぎゅ

 

 

七乃「手を握ってくれるだけで、許すと思ってるんですか」

 

 

一刀「これでもダメかな?」ぎゅー

 

 

七乃「ん。しょうがないですね・・・今回だけ許してあげます。でも忘れないでくださいね?一刀さんが死んだと聞いたときは、本当に心に大きな穴が開いたんですから.....」ポロポロ

 

 

一刀「これからはもう隠れる必要がないからな。ずっと一緒に居られるよ」

 

 

七乃「・・・約束ですよ。またこんなことがあったら、あの世だろうと付いて行っちゃいますからね!」

 

 

一刀「そんなことしたら、美羽も悲しむだろ」

 

 

七乃「だから・・・そんなことを私にさせないでくさいね」

 

 

一刀「約束するよ」

 

 

七乃「言いましたね?それじゃあこの後の買い物は、一刀さんのおごりですよ♪」

 

 

一刀「あれ!?いまの約束ってそれだったの!?」

 

 

七乃「私を泣かした罰です!おごってくれないんでしたら、城のみんなに泣かされたと、言いふらすしかありませんね」

 

 

一刀「久しぶりの腹黒七乃がでたな!?わかったから、それだけはやめてください!」

 

 

七乃「腹黒なんて失礼ですねー。天下に轟く呂珂さんにそんなこと出来ませんよ~」

 

 

一刀「謹んで奢らせて頂きますので、もう勘弁してください!」

 

 

七乃「しょうがないですね~まだしたりないですが」

 

 

一刀「七乃はぶれないねえーまったく。」

 

 

七乃「それが私のいいところですから♪」

 

 

(華琳さんや春蘭さんや秋蘭さん。美羽様に・・・一刀さんがいる生活が戻ってくるなんて。もう二度とこんな心休まる生活が出来るとは、思ってませんでしたよ。こんなこと言うのは,

恥ずかしいので今回だけですよ?)

 

 

 

七乃「お帰りなさい。大好きな一刀さん♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流琉(拠点第4位)サブタイトル:流琉VS華琳!妹バトル勃発!私だって兄様の妹です!

 

 

 

流琉「兄様~朝ですよ~起きてくださいー」

 

 

一刀「・・・・あと5分~」

 

 

流琉「5分って言われてもわかりませんよー!」

 

 

一刀「ん~・・・・・じゃああと1日」

 

 

流琉「わかりました。じゃあまた明日起こしに・・・って!兄様起きてますよね!?」

 

 

一刀「ばれた?」

 

 

流琉「もー早速私で遊ばないでくださいよ」

 

 

一刀「流琉に起こしてもらうのも、久しぶりだったからついな」

 

 

流琉「もう。いいお天気ですので、布団干しますね」

 

 

一刀「いつもすまないね~」

 

 

流琉「それは言わないお約束ですよー兄様♪」

 

 

ガチャ

 

華琳「兄さん~起きてる?」

 

 

一刀「華琳か。起きてるよ」

 

 

流琉「華琳様おはようございます」

 

 

華琳「おはよう。流琉はどうしてここに?」

 

 

流琉「習慣といいますか、兄様を起こすのが癖になってまして」

 

 

華琳「そんなになるほど起こしてたの?」

 

 

流琉「そうですね・・・割と頻繁に起こしに行ってました」

 

 

華琳「(兄様ですって・・・流琉も危険ね!)兄さん!ご飯はもう食べましたか」

 

 

一刀「いや、まだ食べてないよ。」

 

 

華琳「それじゃあ!私が久しぶりに作らせていただきます!」

 

 

一刀「そうだな~久々に妹の手料理を頂くとするか」

 

 

流琉「あの兄様」

 

 

華琳「いつでも食べられますので、すぐ行きましょう!」

 

 

一刀「あ、おい、押すなって!」

 

 

ぎぃーー  バタン

 

 

 

流琉「行っちゃいました・・・私も兄様にご飯作ってあげてたのに。華琳様相手じゃしょうがないですよね。よし!布団ほします」

 

 

 

バサーーーーン  ぱんぱん

 

 

流琉「んんー!これならすぐに布団もぽかぽかになりそうです!それに、この布団から兄様の匂いが・・・・・・っは!これじゃあ桂花さんみたいですよぉー!でも・・・もう少しだけ」くんくん

 

 

風「おや~流琉ちゃ~~ん。なにをしてるんですか~~?」

 

 

流琉「わひゃあああ!ふふふふ風様!いつからいたんですか!?」

 

 

風「いつからと~~聞かれたら~~」

 

 

流琉「・・・・」

 

 

風「・・・・」

 

 

流琉「・・・・・」

 

 

風「・・・・グゥゥ・・・Zzzzzz」

 

 

流琉「寝ないでください!」

 

 

風「おぉ!?お日様のぽかぽかな陽気と、お兄さんの匂いがただよってきて~思わず寝てしまったのですよ~~」

 

 

流琉「ばっちり見てるじゃないですかー!」

 

 

風「まあいいじゃないですか~流琉ちゃんにとっては、久々のお兄さんとの生活なんですから~」

 

 

流琉「それでも恥ずかしいです。」

 

 

風「誰にも言いませんから安心してください~。それよりも一緒に食堂にいきませんか~」

 

 

流琉「あ、そうですね。私が作った朝ご飯がありますので」

 

 

風「それは楽しみなのです」

 

 

 

 

 

 

一刀「流琉来るの遅かったね」

 

 

流琉「兄様のお布団を干してから来ましたので」

 

 

風「そこでお兄さんのお布団で流琉ちゃんは~~」

 

 

流琉「言わない約束したじゃないですかー!」

 

 

一刀「風も一緒だったのか」

 

 

風「はい~流琉ちゃんと偶然お会いしましたので~一緒に来たのですよぉ。お兄さんは・・・朝からいちゃいちゃですか」

 

 

一刀「いちゃいちゃ・・・してないはずだ」

 

 

華琳「はい!兄さん!あーん」

 

 

 

風「どこから見てもいちゃついてるようにしか見えませんね~」

 

 

華琳「ふふーん」チラ

 

 

流琉「むー」

 

 

風(おふ。華琳様が露骨に流琉ちゃんのほう見てるのですよ。かつての妹ポジションだった流琉ちゃんをかなり警戒してますね~。これは面白くなりそうなのです)

 

 

一刀「ふー。華琳の料理も久しぶりだね。美味しかったよ」

 

 

華琳「兄さんにそう言ってもらえて嬉しいです!」

 

 

一刀「なにか飲み物はあるかな?」

 

 

華琳「いま用意しますね」

 

 

流琉「兄様ー!食後の玉露です。まだ熱いですから、気をつけてくださいね」

 

 

一刀「お、流琉ありがと。ちょうど欲しかったところだよ」

 

 

流琉「あとこちら、デザートの杏仁豆腐になります。」

 

 

一刀「流琉が作ったの?」

 

 

流琉「もちろんです!既製品では意味がありませんので」

 

 

一刀「わざわざありがとな流琉」なでなで

 

 

流琉「くすぐったいですよー兄様~」

 

 

華琳「っく!やるわね」

 

 

流琉(兄様のお世話なら誰にも負けません!)

 

 

風(流琉ちゃんもやりますね。風の隣にいたはずですのに、いつの間に厨房にいったのですかねー?それにしても、華琳様に記憶がないとは言っても流琉ちゃんが、華琳様と張り合うとはびっくりなのです。今日は流琉ちゃんに譲ってあげますかね~)

 

 

 

華琳「兄さんの今日の予定はどうなってますか?」

 

 

一刀「今日は洛陽の街に出て、視察を兼ねた警邏をするつもりだよ」

 

 

流琉「兄様!私もご一緒してもいいですか」

 

 

一刀「一人で回る予定だったから、大丈夫だよ」

 

 

華琳「兄さん!私も!」

 

 

風「華琳様はこっちですよ~風と一緒に書類片付けましょうね~」

 

 

華琳「風邪魔しないで!”妹”として兄さんと一緒にいないと!」

 

 

風(以前お話したと思うのですが~真桜ちゃんがカラクリで作った、このカメラで撮ったお兄さんの写真集があるのですが~)ヒソヒソ

 

 

華琳(・・・・それはどんな写真なのかしら)ボソボソ

 

 

風(お兄さんの寝顔・真面目に仕事をしている時の姿・日向ぼっこでぼ~としてる姿などですねー)ヒソヒソ

 

 

華琳(っく!見たい!けど兄さんと一緒に街歩きたいし・・・)

 

 

風(ふふふ。入浴中の写真もあるのですよ~)

 

 

華琳「兄さんごめんなさい!私は書類仕事に行ってきます!」

 

 

一刀「なんか気合はいってるな。気合入れるのはいいけど、ぽかしないでくれよ?」

 

 

華琳「もちろんです!」

 

 

風「お仕事が終わりましたらお渡しいたしますよ~。流琉ちゃん~頑張るのですよ~」

 

 

華琳「兄さんの恥ずかしい写真は私のよーーーーーーーーー!」ドドドドドドドドド

 

 

 

 

一刀「・・・華琳どうしたんだ?」

 

 

流琉「あはは・・・兄様は気にしなくていいと思いますよ(風様ありがとございます)」

 

 

一刀「?。とりあえず日が高いうちに行くか」

 

 

流琉「はい!」

 

 

 

 

 

街人A「曹仁様ー!お帰りなさいませー!」

 

 

街人B「曹仁様!こちらをお食べください!」

 

 

街人C「曹仁様ー!お嫁にもらってくださいー!」

 

 

 

 

流琉「兄様は本当にどこでも人気者ですね。最後に変なのが聞こえましたが」

 

 

一刀「洛陽にいた時もそんな目だったことしてなかったつもりなんだけどな~」

 

 

流琉「兄様は無自覚なんですよ。兄様がそう思っていなくても、街の方々は兄様に感謝してるのがその証拠です」

 

 

一刀「これだけ期待されてたら・・・しっかり守っていかないとな」

 

 

流琉「兄様なら大丈夫です!私達もついてます!」

 

 

一刀「そうだな。琉流たちに見放されないように頑張らないと」

 

 

流琉「兄様を見放すなんてことは絶対にありえません!私はどんな事があっても、兄様の味方です!兄様はもっと私を頼ってください」

 

 

一刀「流琉・・・それじゃあ早速だけどいいかな」

 

 

流琉「なんでしょう?」

 

 

一刀「あそこの木の下で膝枕してくれないかな?昨日遅かったからあまり寝てなくて」

 

 

流琉「しょうがないですね。まだお仕事ありますから、少しだけですよ」

 

 

 

一刀「流琉と一緒に料理はしたことあるけど、膝枕してもらうのは初めてかな」

 

 

流琉「そうですね。私のでよろしければ、いつでもお貸ししますよ」なでなで

 

 

一刀「そんな事言ったら、毎日してもらうよ」

 

 

流琉「兄様がちゃんと、お仕事終らせたらしてあげますよ。」

 

 

一刀「流琉の膝枕ってご褒美があるなら頑張れるよ」

 

 

流琉「調子いいんですから。兄様・・・私はこれからも、兄様の妹として傍にいてもいいですか」

 

 

一刀「何をいってるんだ?そんなの当然だろ?」

 

 

流琉「兄様ならそういうと思いました。けれど今の兄様の妹には、華琳様がいらっしゃいます。華琳様がいらっしゃるのに妹として振舞えば、華琳様が不快な気持ちになるかと思いまして」

 

 

一刀「流琉は本当に優しい子だね。でも大丈夫だよ。美羽と恋も妹立場としているけど、華琳は怒ってはないだろ?それどころか、楽しそうに張り合ってるしな。だから流琉も今まで通りでいいんだよ。流琉は我慢しちゃうとは思うけど、我慢しなくていいからね」

 

 

流琉「兄様・・・そんなこといったら、もっと甘えちゃいますよ」

 

 

一刀「妹に甘えられて嫌がる兄はいないよ。さて、そろそろ仕事に戻ろうか」

 

 

流琉「はい!兄様!」

 

 

 

翌朝

 

 

コンコン

 

 

流琉「反応がないですし、まだ寝てますね。もう私がいないと駄目なんですから」

 

(ん?あそから来るのは・・・華琳様!どうしよ・・・でも昨日兄様が今のままの私でいいと、言ってくれたんです。この役目は譲れません!これから勝負ですよ!華琳様!)

 

 

 

流琉「兄様ー!起きてくださーい!朝ですよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンコ隊(拠点第2位) サブタイ ついに完成!ワンコ隊全員集合!

 

 

 

明命「は~~な~~し~て~くださいよ~~~」ぶら~んぶら~ん

 

 

恋「明命だけずるい。だから許さない」

 

 

凪「まったくです。でも恋さまもなでてもらいましたよね?」

 

 

恋「・・・・・ぷい」

 

 

凪「顔を背けてもだめです!恋さまも抜け駆けです!恋様も吊るします!」

 

恋「出来るなら・・・やって(さささ)みる!?」ぶら~ん

 

 

凪「ふ~出来ました」

 

 

恋「はやい。凪強くなってる」

 

 

凪「当然です。隊長直属の部下として負けてられません」

 

 

愛紗「私は全然わからなかったが・・・」

 

 

恋・凪・明命「「「訓練不足(なだけ)です」」」

 

 

愛紗「むー私は一刀様とずっと離れていたから・・・ショボーン」

 

 

流琉「みなさーん何を・・・って!恋さんと明命さんはなぜ吊るされてるんですか!」

 

 

凪「あ、流琉様。今は抜け駆けした罰を執行中です」

 

 

恋・明命「ぶら~~~んぶら~~~ん」

 

 

流琉「意味がわかりませんよ!それと愛紗さんはなんで落ち込んでるんですか!?」

 

 

愛紗「いいんだ。こんな私でもワンコ隊の一員なんだ・・・」

 

 

明命「凪さ~~んもう時間すぎてますよ~~」

 

 

凪「しょうがないですね。よいしょっと」

 

 

明命「ふ~やっと降りれました」

 

 

恋「恋もそろそろ」

 

 

凪「恋さまはまだまだです」

 

 

恋「(´・ω・`)しょぼーん」

 

 

流琉「それで、この集まりはなんなのですか?」

 

 

凪「ワンコ隊の集会ですよ」

 

 

流琉「ワンコ隊・・・ですか?」

 

 

明命「そうです!一刀様の事が大好きで、特定の条件を満たせば入隊できます!」

 

 

流琉「はぁ・・・。それがここにいる4人が、ワンコ隊ですか」

 

 

恋「愛紗は・・・微妙」

 

 

愛紗「これからだもん!」

 

 

凪「月様がこれから入ってくるかもしれませんね」

 

 

流琉「その条件とはなんなのですか?」

 

 

明命「えーとですね。一刀様の気配をどこにいても察知できる事と、隊員が一刀様に、ご褒美を貰ったのがわかるようになれば入隊です!」

 

 

流琉「それじゃあ、さっきお二人が吊るされてたのは・・・」

 

 

凪「明命が抱きしめられたのと、恋さまは、頭をなでてもらってたので・・・抜け駆けは禁止です」

 

 

流琉(凪さんの忠誠度上がりすぎじゃないですか!?)

 

 

凪「流琉様はどうしてここに?」

 

 

流琉「兄様に用があったので、呼びに来たんです」

 

 

愛紗「一刀様に?でもここに一刀様はいないが」

 

 

恋「愛紗・・・ここじゃない」

 

 

明命「一刀様はですね」

 

 

恋・凪・明命・??「「「「ここから1里(400m)先の場所で訓練中(なの)です」」」」

 

 

恋「・・・・・」ジー

 

 

凪「・・・・・」ジー

 

 

明命「・・・・」ジー

 

 

 

流琉「え?なんでこっちを見てるんですか?」

 

 

愛紗「流琉・・・一刀様の居場所がわかるのか!?」

 

 

流琉「あ、はい。城の厨房に居ましたので、正確な距離はわかりませんでしたが、方角はわかってたので、ここに来たんです。途中で兄様の居場所はわかりましたが」

 

 

愛紗「そんな・・・・流琉まで・・・orz」

 

 

 

恋・凪・明命(ひそひそひそ・・・・コク)

 

 

流琉「あの~」

 

 

恋「流琉....ワンコ隊の入隊認める」

 

 

流琉「えぇ!?私がですか!?」

 

 

明命「驚きました。私でも習得に時間がかかったのですが」

 

 

凪「流琉様は隊長といた時間も長かったですから。それに厨房の長として、隊長によく手料理を作っていましたよね。隊長の好みまで知り尽くしてますから、入隊に文句はありません」

 

 

明命「ワンコ隊は常に一刀様の傍に控え忠誠を誓い、一刀様を護りするのが役目です!」

 

 

恋「頑張れば....たくさん褒めてもらえる・・・(〃ω〃)ポッ」

 

 

愛紗「今日は恋の表情が豊かだな」

 

 

凪「簡単に言い換えれば、かつての北郷隊と思っていただければ、いいと思います」

 

 

流琉「それがワンコ隊ですか・・・私でも大丈夫なら是非入らせてください!兄様の傍で働きたいです!」

 

 

凪「決まりですね。あとは愛紗さんの訓練だけですね」

 

 

愛紗「うぅ。流琉はどうしてわかるようになったんだ?」

 

 

流琉「えーと・・・いわないと駄目ですか?」

 

 

愛紗「出来れば聞かせてほしいが」

 

 

流琉「兄様の事を1日考えてたり・・・今兄様なにをしてるのかな~と思いに耽っていたら、自然にできるようになりました」てれてれ

 

 

恋・凪・明命(可愛い!これは私達も油断できない)

 

 

 

流琉「あ、兄様ー!ご飯できましたよー!」

 

 

一刀「流琉か、呼びに来てくれてありがと。」なでなで

 

 

流琉「えへへ//」

 

 

恋(恋より・・・)

 

 

凪・明命((私より))

 

 

恋・凪・明命「「「反応が速かった!?」」」

 

 

 

一刀「恋達も揃ってなにかしてたのか?」

 

 

凪「愛紗さんの特訓と、抜け駆けした罰を執行してました」

 

 

一刀「あ~このメンツはワンコ隊か。ん?流琉もいるってことはワンコ隊に入ったのか?」

 

 

流琉「成り行きでそうなりました」

 

 

一刀「そっか。流琉もこれから頼むな」

 

 

流琉「はい!」

 

 

 

 

凪「流琉様ばっかりずるいです。」

 

 

明命「私も手柄をあげてご褒美をもらうのです!」

 

 

恋「恋も.....負けない」

 

 

愛紗「私も数日中には習得してみせる!」

 

 

 

一刀「みんなー!流琉のご飯食べにいくよー」

 

 

ワンコ隊「いま行きます!一刀様!(にぃに)隊長!」

 

 

 

 

 

 

華琳&美羽 拠点(1位) サブタイ 妹達による癒しの空間

 

 

 

華琳「平和ね」

 

 

美羽「そうじゃな~正直虎牢関では、もう駄目じゃと思ってたのぉ」

 

 

華琳「そうね。兄さんが助けてくれなかったら、みんな仲良く死んでたわね」

 

 

美羽「黄巾党での変装を見抜けなかったのは悔しいのじゃ」

 

 

華琳「あれは私もわからなかったわ。まったく、誰が作ったのかしらね」

 

美羽「程昱と李典・・・風と真桜だったかの?その二人が作ったみたいじゃぞ」

 

 

華琳「よくあんなものが作れたわね。それにしても、また兄さんと一緒に過ごせるなんて夢みたいよ」

 

 

美羽「妾はなんとなく一刀にいさまが、生きてると思っておったがの」

 

 

華琳「そんなこと言っちゃって。兄さんが無事に帰ってきたし・・・なにかしてあげたいわね」

 

 

美羽「そうじゃな~。話を聞くと一刀にいさまは、かなり苦労してたみたいだからのお」

 

 

華琳「でも・・・なにをしてあげたら嬉しがるかしら」

 

 

美羽「せっかくだしの~驚かしてあげたいのお」

 

 

風「おこまりのようですよねえ~」

 

 

華琳「驚かす案が無くてね・・・って!いつからいたのよ!」

 

 

風「ふふふ。いつからでしょうね~知りたいですか~~?」

 

 

華琳「いえ・・・いいわ。それでなんの用かしら」

 

 

風「お困りのようでしたので~助太刀にきたのですよ~」

 

 

美羽「本当に・・・どこから聞いておったのか気になるのじゃ。。」

 

 

風「それは気にないほうがいいのですよ~。案件なのですが~こんなのはどうでしょうか~」

 

 

ドドン!

 

 

風「妹喫茶です~!」

 

 

華琳・美羽「妹・・・喫茶?」

 

 

美羽「それはなんなのじゃ?」

 

 

風「簡単に言えばですね~こちらの衣装を着てお兄さんに食事などを出してもてなすのです~」

 

 

華琳「なんのよこの衣装!ヒラヒラじゃないの!」

 

華琳がピンク 美羽が紫のメイド服 各自脳内変換を!

 

 

美羽「可愛い服じゃの~これはお主が作ったのかえ?」

 

 

風「これは沙和ちゃんに作ってもらったのですよ~」

 

 

美羽「ふむぅ~つまりこれを着て一刀にいさまに、ご飯を食べさせたりすればいいのかの?」

 

 

風「大まかに言えばそうなりますね~。お兄さんにゆっくりしてもらうのが目的ですね~」

 

 

美羽「それならば悪くないのではないかの?どうかの華琳ねーさま」

 

 

華琳「でも・・・こんな服恥ずかしくて着れないわよ」

 

 

風「そういば~この服お兄さんに見せたんですけどね~華琳様によく似合いそうだな~って言ってたのです」

 

 

華琳「なにしてるの美羽!早く着るわよ!」

 

 

美羽(一刀にいさまが絡むと、春蘭みたくなるのは、変わってなかったのじゃ・・・)

 

 

風「お料理はどうしますかー?流琉ちゃんと月ちゃんにお願いしますか~?」

 

 

 

華琳「一番大事なところを、他に任せるなんて出来ないわ!私が作るわ!」

 

 

美羽「華琳ねーさまもやる気みたいだしの~妾も頑張るのじゃ」

 

 

風(ふふふ。また楽しくなりそうなのです~風のお話がありませんからね~思いっきりかき回してあげるのです)

 

 

 

後日

 

 

(風から言われた場所は・・・ここだよな?とりあえず入るか)

 

 

一刀「華琳~?美羽~?いるかー?」

 

 

華琳・美羽「お帰りなさいませ!お兄ちゃん!!」

 

 

キィーー パタン

 

 

一刀「いやいやいや落ち着け!きっと疲れてるんだな。もう一度見てみよう」

 

 

ガチャ

 

 

 

華琳・美羽「お帰りなさいませ!お兄ちゃん!!」

 

 

一刀「夢でも幻でもなかった!?二人共その格好どうしたの!?」

 

 

華琳「えっとね・・・兄さんには今まで苦労かけてきちゃったから・・・そのね....妹喫茶っていうのもやってみたの。。。どうかな?//

 

 

一刀「それで風は服を見せてきたのか。うん....やっぱりこのピンクの服は華琳によく合ってて可愛いよ」

 

 

華琳「かわ・・・きゅう~」ばたん

 

 

美羽「華琳ねーさま!まだ始まったばっかりじゃぞ!?起きるのじゃ!」

 

 

華琳「そ、そうね・・・倒れるのは後ね」

 

 

一刀「美羽も紫色の服と綺麗な金色の髪があってて綺麗だよ」

 

 

美羽「妾が・・・綺麗・・・・」

 

 

華琳「美羽!固まるのはまだ早いわよ!」

 

 

美羽「っは!危なかったのじゃ・・・お兄ちゃん破壊力増してるのじゃ」

 

 

華琳「お兄ちゃん!久しぶりなんだから手加減してよ!」

 

 

一刀「そう言われてもなあ~。ところで呼び方はそれなのか?」

 

 

美羽「風にこういうものだと教えられたので、わら....私も頑張ってますお兄ちゃん!」

 

 

一刀「美羽のそういう口調もなんか新鮮だな」

 

 

華琳「料理が冷めちゃうから、お兄ちゃんはここに座っててね」

 

 

一刀「華琳が作ってくれたのか?」

 

 

華琳「お兄ちゃんのために、愛情を込めて作ってみました//」

 

 

一刀(・・・・なんだこの可愛い生き物は!華琳がお兄ちゃんって呼んでくれるだけで可愛いのに、後半の台詞は反則だ!)

 

 

美羽「わ・・私も誰かの為に作るの初めてだったけど・・・お兄ちゃんのために頑張って作ってみたの・・・食べてくれるかな・・・」

 

 

一刀(やめて!これ以上悶えさせないで!美羽も初々しい控えめなアピールも可愛い!慣れてない口調もいい!なにこの子達!俺を仕留めにきてるのか!これが程昱の罠か!)

 

 

 

華琳「お兄ちゃんお待たせしました!今日は新鮮な貝が手に入ったので、魚中心の献立にしてみました」

 

 

一刀「これはおいしそうだな。じゃあ頂こうかな」

 

 

美羽「お兄ちゃんちょっと待ってほしいのじゃ!」

 

 

華琳「美羽。口調戻ってるわ」

 

 

美羽「待ってください!」

 

 

一刀「喋りにくいなら無理しなくてもいいぞ?」

 

 

美羽「妾もこっちのほうが楽なのじゃ・・・」

 

 

一刀「それで食べちゃだめなのか?」

 

 

美羽「妾が食べさせてあげるのじゃ!お兄ちゃん、あーん」

 

 

一刀(くぅあーー!まさか”あーん”攻撃も来るとは・・・恐ろしいぞ程昱の罠!)

 

 

美羽「お兄ちゃん落ちるのじゃ!あーん」

 

 

一刀「あーん。・・・・美味しいよ」

 

 

美羽「それは妾が作った料理なのじゃ」

 

 

一刀「頑張ったんだね。華琳は遅いけど・・・どうしたのかな」

 

 

美羽「まったく・・・華琳ねーさまは。呼んでくるから、少し待ってて欲しいのじゃ。食べてはだめじゃぞ?」

 

 

一刀「ギク」

 

 

 

 

華琳ねーさま!今頃恥ずかしがってどうするのじゃ!

 

 

だって・・・さっきの兄さんの台詞で照れちゃって。

 

 

はぁ・・・行くぞ華琳ねーさま!

 

 

あ、ちょっとま

 

 

 

美羽「連れてきたのじゃ~」

 

 

華琳「うぅ~」ぷるぷる

 

 

一刀(顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに顔をうつむかせてる華琳・・・やばい鼻血でそう)

 

 

華琳「お、お兄ちゃん」

 

 

一刀「お、おうなんだ」

 

 

華琳「ほんとに・・・変じゃないか・・・な」

 

 

一刀「さっき言った通りだよ。可愛いよ華琳」

 

 

華琳「ほんとに!嬉しい!にぱー!」満面の笑み

 

 

 

一刀「・・・・ぶはーーーー!」バタン

 

 

 

華琳「兄さん!?」

 

 

美羽「一刀にいさま!?しっかりするのじゃ!」

 

 

一刀「まさか・・・・俺が郭嘉ったとはな・・・でも後悔はしてない・・・ガク」

 

 

華琳「ちょっと!兄さん!!しっかりして!兄さんが死ぬなら、私も一緒に死にます!」

 

 

一刀「それは絶対にさせないぞ!」ガバ

 

 

華琳「兄さん!生きててよかった。」

 

 

一刀「俺が華琳を残して死ぬわけないだろ?」

 

 

華琳「兄さん・・・」

 

 

一刀「華琳・・・・」

 

 

華琳「あのお兄ちゃん・・・私も・・・その...アーン//」

 

 

一刀「アーン.....華琳の手料理はいつも美味しいよ。いいお嫁さんになれるな」

 

 

華琳「そんな・・・お兄ちゃん以外のお嫁さんに、なるつもりはありません//」

 

 

 

 

 

 

 

美羽(やれやれ。この兄妹の光景も何年ぶりかの・・・本当に・・・華琳ねーさまが元気になってくれてよかったのじゃ。もうどこにも行かせないのじゃ!一刀にいさま)

 

 

美羽「一刀にーさま!華琳ねーさま!妾も混ぜてほしいのじゃ!(いまはこの幸せを謳歌するのじゃ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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