あなたは、何もないところで突然人が現れたらどうしますか?
挨拶する? 逃げる? 先手を打つ?
これは、とある世界の今の状況である。
京
突然、現れた未知の軍勢に義輝はただ黙っていた
それは、転移門をくぐったメンフィル、リベールも同様でありこの世界の人にどのように
接触を試みようかと考えていた。
両者とも沈黙の状態が続いている中ある一人の男はあることを考えていた。
(なんだ?なんだ?突然光を放ってきたと思いきや、今度は陣の中から人が大勢現れたぞ??もしかしてこれが異界の住人ってやつか。)
慶次は突如現れた人たちを観察してるとある一人の女に気づいた。
(ん?うぉぉぉぉ!!あの桃の髪のねーちゃん!すげぇ大胆な格好じゃねぇか!
しかも、体型も孫市以上あるし、しかも顔がかわいい!!
それにあの翼の飾りをつけた人もすげぇ美人じゃねーーか!!)
慶次はメンフィルの軍勢を見て思わず興奮を抑えきれず、素早く動き、カーリアンに近づき、
「俺、前田慶次っていうんだ、あんたの名前は!良かったら好みの男とかは?異界ではそういう服が流行ってんのか・・・」
「え?え?え?」
と、何と突然カーリアンを口説きにきたのであった。
あまりのことに周りは呆然とし、いきなり口説かれたカーリアンは、最初は驚いたものの
すぐに、気をとりなおし微笑を浮かべ慶次に答えた。
「もしかして、私を口説いているのかしら?」
「そ・・そう、もし良かったら、俺と一緒にこれから茶屋にでも・・・・」
そして、満面の笑みを浮かべ慶次に返事をだした。
「ごめんなさい」
「ガーーーーーン」
返事をきいた慶次はあまりの事にショックを受けうな垂れ
「そこの人、俺と一緒に今から茶屋にでもどうかな、」
なかった、すぐに別の人に声をかけた慶次は、今度はファーミシルスに声をかけたのだった。が、結果は・・・・
「お断りするわ。」
と、しれっとした顔で慶次からの誘いを断った。
なおもあきらめきれない慶次はさらに声をかけるも・・
「ごめんなさい」
「申し訳ありませんが、断らせていただきます。」
と、ペテレーネ、シェラにアタックしてみたものの見事に玉砕し、
流石の慶次も立て続けの敗北にショックを受け、手に地面をつけ項垂れてしまうのであった。
「はっはっは、慶次よ、見事に失敗したな。
いやぁ、実に面白い」
「面白くねぇよ!!ちくしょーー!!」
と義輝は豪快に笑い飛ばし、慶次は涙ながらにじだを踏んだ。
とそんなやり取りをしていた二人にリウイが近づいた
「取り込み中すまないが、少しいいかこの世界について聞きたいのだが
よろしいか?」
「おお、これは失礼した、異界の方々よここではなんだ、別の場所でそなた達の
世界を知りたい、今案内するので余についてまいれ。
行くぞ、慶次」
項垂れていた慶次は気を取り直すとこの場をあとにし、リウイやアリシアは、
見張りのため兵を残し、わずかな共をつれて義輝についていった。
そして、着いた場所は足利の居城二条御所であり、
後世において、『三国会談』が今行われるのであった。
続く
どうも、アラストルです。
遅くなってすみませんでした。
いざ書いてみると、キャラの行動やしゃべり方などに違和感を
感じ書き直しが続く日々でした。
何かコツがありましたらアドバイスよろしくお願いします。
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遅くなってすみません第4話です。