美空「・・・なら家にいなさい」
その一言だった・・・・
冬夜「何でだ?」
美空「何でって、面白そうだからよ♪」
冬夜「それだけじゃないだろ?俺が言うのもなんだが普通だったら怪しい奴何かを手元に置かないだろ?」
美空「そうね・・・・少し考えて見たの、私達が見た眩しい光の輝きの正体が」
秋子「御大将それは!?」
冬夜「いや、だからって・・・・」
美空「それに近くに置いておけばいざって言うときは処理でるでしょ?」
冬夜「・・・・・・」
美空「後は、感だけどこれから何か起こりそうな予感がするのよ」
冬夜「・・・・・わかった」
美空「ずいぶんと早い納得ね」
冬夜「いや特に裏はないよ、さっきも言ったけど行く宛も頼る人もいないから・・・」
美空「そう、まあいいわ・・・柘榴、松葉、秋子、いいわね?」
秋子「御大将が決めたことなら何も言いませんが」
柘榴「いいっすよー」
松葉「問題ない・・・・」
冬夜「じゃあ、お世話になります」
美空「えぇ、ここにいる以上はあなたにも働いて貰うから覚悟しなさい」
冬夜「マジか・・・・ぐう〜」
柘榴「お腹の音っすか?」
冬夜「ああ、そういえば来た時から何も食べてなかったな・・・・いたっ」
お腹の空腹の音が鳴りつつ左肩を抑え
美空「だったらご飯を用意してあげるわ、ってどうしたのよ?」
秋子「さっきから見ていたのですが、少しばかり左肩に何やら違和感をお持ちで?」
冬夜「いや、これは・・・・」
左肩を抑えたままで
美空「いいから見せなさい」
冬夜「たく、わかったよ」
上の服を脱ぐと左肩に傷口が少しばかり開いている
秋子「どうしたのですか、この傷は!?」
柘榴「ざ、柘榴達じゃないっすよ」
松葉「違う・・・・」
秋子「それは分かってるけど・・・・直ぐに手当てをしますね?」
美空「何?どうせ、熊にでもやら
れたんでしょ?」
やれやれと言わんばかりに冬夜に言うと
冬夜「いやあれは熊何かじゃなかったな・・・夜だったし詳しくはわからないが・・・・」
秋子「はい、終わりましたよ」
冬夜の怪我を手当てし終わる
美空「ふ〜ん、気になるところね」
冬夜が言った正体不明のことを気にかける
秋子「そのことは今は後にしましょう。冬夜さんもお腹が空いているみたいですから」
美空「そうね、冬夜着いてきなさい、秋子は用意をお願いね」
冬夜「ああ」
秋子「わかりました。すぐに」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
客間
美空「とりあえず、あんたの部屋はここよ」
冬夜「お、おう」
美空「もう少ししたら秋子がご飯を持ってくるわ。明日からは働いてもらうことだし今日はゆっくり休みなさい」
冬夜「わ、わかった。ありがとう」
美空「じゃあ、私も休むからわからないことがあったら秋子にでも聞きなさい」
そう言って美空は部屋から出て行く
秋子「冬夜さんご飯のほうをお持ちしました。入りますね」
美空と入れ違いで秋子が部屋へと入ってくる
冬夜「あっ、ありがとうございます」
秋子「どうぞ食べてください」
冬夜「いただきます」
冬夜「美味しい」
秋子「それは良かったです」
冬夜「モグモグモグ」
秋子「あの冬夜さん一つよろしいですか?」
冬夜「ん?なんです?」
秋子「先ほど、此処へ来る最中に奇妙な敵に襲われたと仰いましたが?」
冬夜「はい・・・あんな動きをするのは見たこともなかったです。熊にしては早い身のこなしでしたし・・・・」
秋子「そうですか・・・・やはりそれについても調べる必要がありそうですね」
冬夜「そうですね・・・・っとご馳走様でした。」
秋子「はい、今日は御大将も言っていたことですしお休みください。また明日からはきっと大変ですから」
冬夜「はい、わかってますよ。」
秋子「では、私も失礼しますね」
冬夜「はい・・・・」
秋子が出て行ったのを見送り、扉を開け外を見る
冬夜「これからか・・・・」
ふと今日あったことを思い出し
冬夜「突然過ぎるだろ・・・・」
夜空を見ながら考える
冬夜「まあ、何とかするしかないんだよな・・・・よし寝るか!」
布団を出してそのまま眠りについた・・・・
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序章・終
次からは鬼など何かしらを取り入れていきたいかと・・・・