第7話 謁見…そして違和感
誠吾「うっし!準備完了…行って来ま~す」
レイラン「マスター、お出かけですか?」
誠吾「あぁ、ちょっと時の庭園まで♪」
俺はプレシア・テスタロッサに会う為に時の庭園に向かおうとしていた
レイラン「そうですか、遅くならないように帰って来るんですよ?」
誠吾「ほーい、スターク行くぜ」
スターク〈了解だ、マスター〉
時の庭園
誠吾「おぉぉ…ここが時の庭園か」
原作で見た通りめっちゃ禍々しいな
スターク〈マスター、こっからどうやってプレシアに会うんだ?〉
……そりゃ勿論
誠吾「すいませ~ん!プレシア・テスタロッサさんいらっしゃいますかぁ~!!」ドンドン!
正面突破だろ
スターク〈…何も考えて無かったんだな〉
誠吾「だって他に思い付かなかったんだもん☆」
スターク〈はぁ、そんなんで開いたら世話ねぇy(ガチャッ)……〉
誠吾「……どうしよスターク、鍵掛かって無かったから開いちゃったよ」
スターク〈………俺に聞くな〉
取り敢えず入りますか
誠吾「ん~、広いなぁ~」
スターク〈だなぁ〉
さてさて、プレシアさんはどこにいるn『そこの侵入者』…ぬ?
『即刻この場から立ち去りなさい、でなけてば排除するわよ』
誠吾「その声……プレシア・テスタロッサか?」
プレシア『あら、貴方みたいな子供にも知られているなんてね…そう、私がプレシア・テスタロッサよ』
ラッキー♪探す手間が省けたぜ
誠吾「単刀直入に言う、俺と会って話をしてほしい」
プレシア『……侵入者の要求を私がのむと思っているの?帰る気がないのなら排除するまでよ』
まぁ、予想通りの反応だな
誠吾「なら無理矢理にでも会いに行ってやるよ」
プレシア『なら、もし無事に私の所に辿り着けたら話くらいなら聞いてあげても良いわ……無事に辿り着けたらの話だけどね』ブツッ
プレシアが話終わるとそこらじゅうから何かが出て来た
誠吾「ってこいつら…ゴーレムか」
出て来たのは火、水、森、闇、光それぞれの属性のゴーレム達だった……しかもどんどんわいてくる
誠吾「おーおーいっぱいいるなぁ、100体はいるかな?」
スターク〈ゴーレム程度俺らの敵じゃねぇな〉
誠吾「だな…スターク!セットアップ!」
プレシアside
プレシア「……ふぅ」
侵入者の反応があったから見てみれば、見た目からしてフェイトと同い年くらいの子供だった
プレシア「まさか時空管理局が…いや、それは無いわね」
いくら時空管理局と言っても子供一人でここに来させる訳が無い
プレシア「と言うことは本当に私に会いに来たと言うこと……だけど何故?」
あの子供は私と会って話をしたいと言っていたけど…
プレシア「…考えても意味の無いことn(ドゴォォォォン!!)なっ!?何!?」
突如響いた爆発音の正体は……
プレシア「こ、これは…」
誠吾『あ~あ、こんなんじゃ肩慣らしにもならないなぁ~』
さっきの子供がゴーレム達を蹴散らしながらこちらに向かって来ていた
プレシア「あれだけの量のゴーレムを無傷で……あの子一体何者?」
私は少しあの子に興味が出てきた
プレシアsideout
誠吾「お、スタークここか?」
ゴーレム達を粉砕しながら走っているといつの間にか一番奥の部屋に辿り着いていた
スターク〈あぁ、間違いないぜ〉
誠吾「んじゃ、お邪魔しまぁ~す」ガチャッ
スターク〈お前……もう少し考えてから行動しろよ〉
誠吾「だが断る!(`・ω・´)キリッ!」
スターク〈はぁ、もう何も言わん〉
誠吾「さて…初めまして、プレシア・テスタロッサさん」
プレシア「………」
誠吾「無事に辿り着いたら話を聞いてくれるんでしょう?」
プレシア「貴方一体何者なの?あれだけのゴーレムをいとも簡単に……」
誠吾「俺?俺はただの通りすがりの魔導師ですよ?」
プレシア「通りすがりの魔導師があんな強いわけないじゃない……はぁ…もういいわ、それで何を話に来たのかしら?」
誠吾「…アンタの目的は何だ?何の為にジュエルシードを集める?」
プレシア「っ!貴方やはり時空菅理局(あぁ、違う違う)…何が違うと言うの?」
誠吾「俺は時空管理局には属してないよ、俺はフェイト達の手助けをしてるんだ」
プレシア「………嘘は言って無いようね、取り敢えず信じましょう」
誠吾「では、もう一度聞く…アンタの目的は一体何だ?」
プレシア「私の目的はただ1つ、アリシアを…娘を生き返らせる事」
やはりそうか……なら
誠吾「それでジュエルシードを集めて……アルハザードに行くつもりか?」
プレシア「は?行かないわよ?」
ん?
誠吾「…今なんて?」
プレシア「いや、だからアルハザードなんて行かないわよ?大体あんなお伽噺みたいな話信じるわけないじゃない」
おやおや?…原作とだいぶ違うな
誠吾「え?じゃあどうやってアリシアを生き返らせるつもりなんだ?」
プレシア「それは………」
誠吾「……なにやら事情がありそうだな」
プレシア「………………いいわ…教えましょう…ただ、この事はフェイトも知らない、他言無用でお願いするわ」
誠吾「へぇ、そんな大事な事…初めて会う俺に言っても良いのか?それに俺がフェイトに話すとは思わないのか?」
プレシア「ふふ、何故かしらね…君なら大丈夫だと、そう思うのよ」
原作とは性格が全然違うな
誠吾「そこまで言われちゃぁな…良いぜ、約束は守る」
プレシア「ありがとう……それじゃあ話すわ」
プレシアの話をまとめるとこうだ
アリシアを生き返らせる方法を探していると、代償と引き換えに願いを叶えてくれる精霊がいることを知る、精霊の召還に成功しアリシアを生き返らせる契約を交わした
代償としてロストロギアであるジュエルシードをその精霊に渡す様に言われた、しかし精霊召還で魔力の尽きたプレシアは代わりにフェイトにジュエルシードを探させる
だが人を生き返らせると言う禁忌の罪を背負うのは自分だけで良い、だからフェイトには詳しく事情を話さず厳しくあたり、遠ざけ、出来るだけ嫌われる様に接してきた
とまぁこんなとこだ
誠吾「成る程ねぇ」
プレシア「他に聞く事はあるかしら?」
誠吾「じゃあ、最後に1つだけ………プレシアさん、貴方はーーーー」
誠吾「それじゃ、お邪魔しました」
用事も終わったし帰るとしますか
プレシア「あぁ、ちょっと待ってそう言えば君の名前を聞いて無かったわね…教えてくれるかしら?」
誠吾「俺は伊藤誠吾って言います」
プレシア「誠吾君ね、これからもフェイトの事よろしく頼むわ」
誠吾「任しといて下さい……じゃ、失礼します」
誠吾「スターク、どう思う?」
スターク〈原作と違い過ぎるな、絶対何かイレギュラーが起きるだろ〉
誠吾「俺もそう思う、気になるのは……プレシアさんの召還した精霊」
その精霊が分かれば対処しやすいんだが…
スターク〈精霊の情報を話せないって契約じゃなぁ〉
そうなのだ、精霊は契約するとき自分の情報をもらさない様に言ってきたらしいのだ
誠吾「う~ん……今は考えても仕方ないかな」
スターク〈その時になれば分かるだろ〉
誠吾「そうだな、なら……帰るか」
次回 第8話 皆大好きKY参上!
あとがき
ヤッホーヽ(・∀・)ノZEROだおw
誠吾の感じた違和感とは原作との相違でした( ´∀`)
最後にした質問とは?……まだ教えてられませんw(/ω\*)
次回は遂にKY王子が登場しますw(・∀・)キタコレ
誤字・脱字等ありましたら報告お願いしますm(_ _)m
普通のコメントもして頂けるととっても嬉しいです(о´∀`о)
ではでは次回まで( ^∀^)ノシ サイナラ~
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第7話( ^∀^)いってみよーw