○750形(1969年入線)
もと東京都電5000形で5001・5002・5003・5006・5010・5012の6両を譲り受けて751~756号とした。
入線当初は上半分がアイスグリーンに下半分がティールグリーンという「天空色」に塗られた。
その後1981年から冷房化とパンタ化を実施、1989年からはグリーンに窓周りがクリームの旧都電色に塗装された。
なお753号はキャピタルクリームに赤帯の塗装をまとっている。現在は751・753・756号の4両が在籍。
台車は車輪を改造して対応した。全長13000mm、全幅2440mm。定員100人。
○2300形(1978年入線)
もとは北海道・札幌市電の連接車A820形。大型の窓が特徴だが、固定窓が多く夏場の使用では不安が残っていたために
方向幕直下と戸袋を除くほぼ全ての窓を上段下降・下段固定式に改造、また前面方向幕も大型化されたため尾灯を移設している。
さらに集電装置の菱形パンタ化が実施されているが、その際B車体にもパンタを増設している。
これは市内線のトロリーコンタクターとの兼ね合いからである。竣工当時から冷房化が実施されている。
さらに居住性向上のためほとんどの座席は一方向固定型のクロスシートに改造、またゲージが違うために台車を
交換するなどの大改造となったが、塗装は上半分がデザートベージュ、下半分がオリーブグリーンの札幌市電時代の
ままで、車体上部の札幌市章も残されている。もともとの車輌が少なかったため1編成のみ在籍。
全長21800mm、全幅2230mm。定員150人。
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「今河さんのお弁当」(http://www.tinami.com/view/748877 )という話に出てきた電車たち。
札幌市電のA820はどうにか走らせてあげたかったので。