No.745395 恋姫天下統一伝 プロローグウィングゼロさん 2014-12-24 00:43:47 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:2040 閲覧ユーザー数:1841 |
稲葉山城付近の山道
薄暗い山道の道、月の明かりで道が照らされている山の岩石の影そこには一人の黒色の学ランを着こんでいる学生が両手にもつ銃を持って目をつぶりながらある時を待っていた。
「……信助さん、先ほど姫路衆が作戦通り稲葉衆を釣ることに成功しましたそろそろ準備してください」
和風の服装をした目隠しの女の子が学生…信助に準備をするように促す。
「…ああ…」
信助は暗視ゴーグルをつけてライフルを構えて射撃体勢をとる。
「………」
静かに姫路衆が来るのを待つ信助だが手が震えてこのままでは狙いを定めることができない。
「信助さん、やはり、あなたでは…」
「わかってる、でもここでやめたら何のために美濃に帰ってきたかわからない…でも今から人を討つと思ったら震えが、止まらないんだ」
「…信助さま…心中はお察しします、ですがここは信助さんとはいた世界が違います、そこは割り切っていただかないと…」
「……っ!来た!」
遂に姫路衆が山道に駆けてきて信助は12倍率のスナイパースコープを除いて姫路衆の後ろから迫ってくる稲葉衆の大将に狙いを定める。
だが未だに震えが止まらずこのままでは外す確率があった。
「…信助さん、頑張ってください私も支えますから」
「…詩乃…」
そういって詩乃は信助の手を重ねるように手を支え…信助は深呼吸をすると完全に震えが止まりそしての率いる大将に狙いを定めてそして…
「っ!」
引き金を引き銃音が山道に鳴り響いた。
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色々なアニメキャラが出てきますが、舞台は三国と戦国の融合した世界です