No.740777

シオンの楽しみ

リクエストに応えまして…あっぱれ!天下御免!のキャラ別で眠利シオンを書かせていただきました~!


完全オリジナルストーリーで原作との関連は全くありません…ホントにすいません。
キャラ崩壊もかなりしてると思うので、その辺りは理解していただけると嬉しいです。

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2014-12-01 00:04:56 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1399   閲覧ユーザー数:1318

八雲堂店主の秋月八雲は現在、猛烈に困り果てていた…シオンを慕っている女性の取り巻きたちに店から追い出され、大江戸学園の一室に監禁されていたのだ。

 

 

「あの~俺はいつになったら返してもらえるんでしょ…」

 

 

八雲が恐る恐る近くにいた女性に声を掛けると、ものすごい剣幕で睨まれてしまい完全に委縮してしまう。

 

 

「もうすぐ解放できると思いますから、安心してください。何も取って喰おうと思ってるわけではないんですよ。これもシオン様のためなんですから…」

 

 

別の女性が応えると、とりあえず安心した様子を見せる八雲だったが、今度はシオンにとても雰囲気の似た女性が八雲が監禁されている部屋へと入ってきた。

 

 

「秋月さん…準備が出来ましたので、ここから出して差し上げますね」

 

 

「準備…だって…?」

 

 

やっとのことで解放された八雲だったが、息つく暇もなく取り巻きの女性達に馬に載せられて連れて行かれた先に驚いていた。

 

 

「ここって…うちの店???」

 

 

「外見はな~しかし、中身は全然違うぞ」

 

 

「シ、シオン!ここどこなんだ?それになんで八雲堂を…?」

 

 

困惑する八雲をよそに突然現れたシオンは八雲を強引に店の中へと押し込んでいった。

そこで八雲が見た光景は驚くべきものだった。

 

「これは一体…もしかしてシオンがしようとしてる事って…」

 

 

そこにいたのはいつも八雲堂を利用している常連の女性客たちでシオンの呼びかけに集まっていたのだ。

 

 

「なに、お前が店で新の相手をしてる時にこっそり「八雲は私がいただく。不満があるならここに来い」と店内に居た女達を挑発したらこうなってな」

 

 

「だからって、俺の店と同じ内装にしなくても…」

 

 

「ちなみに選ばれたやつはこの店を新居にするなり好きにすると良いとも言ってあるぞ。そして、ここに居る女たちは全員1人身だから安心して良いぞ。」

 

 

心の中で「何がだよ!」と突っ込みたい気持ちを抑えていた八雲のところへ早速1人の女性がやって来ていきなり八雲の胸ぐらをつかむと揺さぶり始める。

 

 

「や、八雲~~~!よりによって、あたいじゃなくてシオンなんだ…やっぱりあれか!シオンみたいな色香が漂ってる方が良いのか!」

 

 

「き、鬼島…じゃなくて、桃子?なんでここに…?」

 

 

「決まってるだろ!シオンが八雲と同居するとか色々話を聞いて飛んできたんだよ!」

 

 

八雲がシオンの方を見ると本人はニヤニヤと笑いながら、涼しい顔でその光景を見ていた。

すると、八雲堂の常連の女性客がまたやって来てその人を見つめる八雲。

 

 

「あ、秋月さん…眠利さんが言ってた事は本当なんですか?学園をやめて2人で店をやって行くとか、もうすぐ結婚するとか…そのうえお腹には子供がいるとか…」

 

 

爆弾発言を聞いた八雲は再びシオンの方を睨みつけると、相変わらず本人は涼しい顔で受け流すどころか、自分のお腹を軽くなでて火に油を注ぐような事をしていた。

 

それを見た女性たちは…

 

 

「あ、あんなはしたない女のどこが良いの!露出狂で女性を取り巻きにしてる人よ!」

 

 

「そうよ、そうよ!もしかしたら男性よりも女性が好きなのかもしれないのよ?」

 

 

「こ、子供だって私だってまだ若いから何人でも産めるわよ!」

 

 

「家ならここよりも私ならもっと良い所が用意できるわ!」

 

 

などなど、その場に居た女性たちの声や阿鼻叫喚が建物内にこだまし始めた。

 

 

「と、とにかく!シオンの言った事実はないですから…ホントに…」

 

 

「ホントにホントだな?」

 

 

「ホントだって…」

 

 

念を押すように桃子が確認すると八雲はそれに応える。

 

 

「だから、とりあえずこの場は…話はまた店でしましょうよ。サービスしますから…ね?」

 

 

桃子を含めた女性たちは「サービス」という八雲の言葉を聞いて、それぞれがサービスの内容を考えてると、渋々といった感じでその場から立ち去って行った。

 

「なんだ?もう終わりか?」

 

 

「あのねぇ~誰のせいで…」

 

 

椅子に座っていた八雲が言い終える前にシオンは後ろから抱きついていた。

 

 

「言い寄られている姿はなかなか妬けたぞ?お前の事だからもっとはっきり否定すると思ったが、はぐらかすようにしてたな~。案外、その気はあるんじゃないのか?」

 

 

「そ、その気って…」

 

 

「あの女達が言ってた事だよ。そうだな~個人的には女が2人に男は1人が良いな。なんなら、そういう環境になるように服装ももっと派手にしてやろうか?」

 

 

そう言うとさらに胸を押しつけていくシオンに八雲は困り果てて…

 

 

「まさか、ここを八雲堂に似せて作ったのって…本気で…」

 

 

「さあ~どうだろうな…」

 

 

「クックックッ」と笑うシオンを見た八雲は深いため息をついていた。

 

 

「とりあえず、離れてもらえる?店に戻って開ける準備をしないと…」

 

 

「言ってなかったな。その心配なら不要だぞ。子住だったか…あいつらに貸してやった。今日一日、八雲はいないから好きに使うといいぞって言ったら、みんな喜んでたぞ~。」

 

 

「何勝手な事を…ってことは今日は店に戻っても…無駄?」

 

 

何も言わずに再び「クックックッ」と笑うシオンに対して一抹の不安を感じた八雲は背中にくっ付いているシオンを引き離して、外に出ようとするとあっという間にシオンの取り巻きの女性たちに囲まれてしまう。

 

 

「シ、シオン…この人たちはなにを…?」

 

 

「ああ、そいつら八雲を逃がさないようにしたら1日直々に可愛がってやるか、八雲を好きに出来る権利を選ばせてやるって言ったら、喜んで協力してくれてな。ちなみにお前目当てが半数と言ったところか…」

 

 

「オーマイガッシュ!!!」

 

 

今の気持ちを驚きと言うよりもどう表現したらいいのか分からなくなった八雲は思わず意味不明の言葉を口走ってしまったが、取り巻きの女性たちは意にも介さずに八雲の両腕に抱きつくとそのまま再びシオンの前へと連行していく。

 

 

「はぁ~わかったよ。今日1日付き合えばいいんだろ?」

 

 

「ようやく納得したか…じゃあ、これからたっぷりと楽しませてもらうとするか」

 

 

その後、シオンと八雲…そして、シオンの取り巻きの女性たちは翌日のお昼過ぎまでその建物から出てくる事はなかった。

 

あとがき

 

 

リクエストにお応えしてあっぱれ!天下御免!を書いてみました~!

ラストはものすごく適当感丸出しになってしまって申し訳ないです…

 

 

長いことニートしてるんで時間は有り余ってるんですが、他のサイトの作品も書いてたんですが、最近そこをやめて別のところにしようかな~と思ってまして…そんな事を考えていたら、こんなラストになってしまいました。

 

 

ホントに申し訳ないです…ちなみに今は恋姫の続きとリクのあったあっぱれ!をもう1本書いてます(そっちは想がメインです)

 

 

ここに載せた作品を他のサイトに載せようと思っているんですが、どこかお勧めがあれば教えて欲しいです。

 

 

焦って書くといろいろ大変なのでこれからはのんびり書いていこうかな~と思ってます。

では、次の作品もよろしくお願いたします。


 
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