「ほ、報告ッ!!」
揚州九江郡にそびえたつ合肥城の本陣に、董卓軍の偵察部隊の兵士が息を切らしながら駈け込んで来た。
「呉の大軍勢、北進を続け、程なくこの合肥へと達します!」
呉軍の兵数は10万にのぼるという。
対して合肥を守る董卓軍は約7千。
拱手しながら告げられた自軍の絶望的な状況に、その場の誰もが息を飲み、或は天を仰ぎ、険しい表情を作る。
「此度の兵力差はあまりに大きい・・・打って出るのは危険でしょう」
沈黙を破ったのは、黒を基調にした、無駄に長い袖を垂らした着物姿の小柄なブロンドポニーテイルの少女。
董卓から合肥の防衛を任されている将の一人。
全十師団ある董卓軍の師団のうち、第三師団師団長にして、董卓配下呂布の直属八人で構成される『八健将』の総括、高順である。
そして、高順の言葉に、少女のような可愛らしい顔立ちを曇らせ、やや遅れて無言で頷いたのは、
黒のロングポニーテイルに、頭以外を全身鎧でガッツリ固めた、見た目少女のような小柄な青年。
同じく董卓に合肥の防衛を任されている将の一人。
董卓軍第五師団師団長にして八健将の第2位、臧覇である。
しかしその時、誰も動こうとしない重たい雰囲気の中、1人がゆっくりと偵察兵の元に歩いていく。
「戦の勝敗は将兵の多寡にはあらへんこと・・・」
さらしに羽織袴の出で立ち。
紫の長い髪を後ろでアップし、緑の瞳は爛々とし戦闘欲に満ち満ちている。
その手には巨大な偃月刀、飛龍偃月刀を強く握りしめていた。
「官途!赤壁に!倣う!べしや!!」
偵察兵の目の前で立ち止まった、董卓軍第四師団師団長にして八健将の第1位、張遼は、
そのように独特の訛りで叫びながら飛龍偃月刀を器用に大きくクルクルと回すと、偵察兵の目の前に突き立てた。
ガツンッという音と共に、偃月刀の刃が石造りの合肥城の床に突き刺さり、兵士は尻餅をつきながら後退りすることもできない。
「だがよ張遼、お前の言い分は分かるが、ここは下手に無理するところじゃねぇだろーぜ。洛陽には援軍を要請したし、たぶん奉先様や
華雄殿あたりが来て下さるはずだぜ。だからここは守りに専念するべきだぜ」
臧覇は、腰を抜かした偵察兵にやや憐れみの視線を送りながら張遼を窘める。
「もちろんアンタの言う通りやけどや。賈駆っちが言うには、ただ守ってるだけやったら援軍が来る前にウチらが潰されるらしいやんか。
せやから、敵の包囲網が完成する前に迎撃して敵の勢いを崩して、ウチらの兵を落ち着かせてから守備に入れってゆーてきとるんやろ?
軍師の言うことは聞くもんやで?今打ってでーへんとアカンのや!」
張遼たちが洛陽に援軍を求めた際、董卓軍の筆頭軍師たる賈駆から書簡が届いていた。
そこには、現在北方の異民族と小競り合いが続いているためすぐに援軍を向かわせられないこと。
そして、張遼が言ったように、援軍到着までの間に敵の包囲網を崩し、士気を落としてから守備に専念するようにとの旨が綴られていた。
「ですが、仮に私や臧覇が出たとしても、少なくとも霞の場合は私たち以上にもっと自分を大切にしなければいけないでしょう?都には
旦那様や、まだ幼いご息女だって―――」
「なな、それを戦場で言うんはご法度やで。それに戦やねんから万が一のことがあるくらい一刀も虎も承知しとる。まぁ、心配させとる
やろうけど、ちゃんと生きて帰って来るって言ってあるし大丈夫や。一刀にはしぼーふらぐがどうとか言われたけどな」
「し、しぼーふらぐって何だ?」
「はぁ~~~」
張遼が悪戯っぽく笑いながら口にした聞きなれない単語に、臧覇は戸惑いながら頭に⁇を浮かべ、高順は頭を押さえて溜息をついた。
「とにかくや!この張文遠、武の髄をもって推参や!!」
張遼は地面に突き立てた飛龍偃月刀を抜き取ると、そのように叫びながら天高く掲げた。
現在、合肥では華北全土をほぼ手中に収めた董卓軍と、長江以南をほぼ手中に収めた呉の孫堅軍
(現在孫堅は王位を娘の孫策に譲っているが、実質孫堅の影響力は衰えを知らないため、孫堅軍としておく)が対峙していた。
これは、蜀の劉備軍との荊州統治を巡っての係争に一応の解決を見た孫堅が、
荊州獲得の際に劉備軍から提示された条件である、北への侵攻を呑む形で起きたことであった。
そして、合肥城にいた武将は張遼、高順、臧覇の三人と、7千ほどの兵であったが、
対する孫堅軍は、孫堅の次女孫権を大将に据え、太史慈、呂蒙、凌統、甘寧、周泰といった猛将を従えた10万にも上る大勢力であった。
十中八九呉が勝つことが誰の目から見ても疑いようのないことであった。
「みんな、やっちまえ!」
そして、董卓軍は高順と臧覇があまり打って出ることに乗り気でなかったため、
本陣の守りを二人に任せ、張遼が800ほどの騎兵を引き連れて戦場に躍り出ることになった。
当然、そのような寡兵だと、呉の兵が我先にと張遼に殺到してきたのだが、しかし・・・
「やまだぁああああああああああああああああああ!!!!」
張遼は殺到してきた兵士を一人残らず次々と偃月刀で薙ぎ飛ばしていった。
そのたびに合肥の地が赤黒く染まり、呉の兵が次々と倒れていく。
「こ、こいつ、強えぞ・・・」
自軍の仲間が死体に変わっていくたびに、呉軍の兵士は張遼の武勇に驚愕し、士気を低下させていく。
「よっしゃ、ほんなら敵を分断するために、工作兵に小師橋を落とさすで。ウチらはそれまで敵を引き付けるんや!」
「応っ!」
張遼の号令と共に、工作兵が小師橋に向かい、張遼軍団、陳宮軍団が後退し、守備を固め始めた。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「・・・・・・・・・なぜねねがこのようなところにいるですか・・・」
「そらあれや、ホンマはこの場はでぃふぇんすに定評のあるヤツの出番やねんけど、しかも軍師で。そーなるとウチらんとこやとアンタ
ぐらいしかおらんねん」
「・・・・・・雛里はどうしたですか雛里は。法正も忘れてはいけませんぞ」
「雛里も法正も董卓軍ちゃうやん。アンタ色々ごっちゃになっとるで」
「・・・納得いかないです。ねねはそのような奇妙な定評などないですし、本来恋殿と共に颯爽と援軍に駆けつけるはずだったのですぞ」
「まぁ細かいこと気にしたらアカンで。不満があるんやったらお得意の火攻めで憂さ晴らしたらええ。確か本家でも火攻めするはずやし」
「・・・・・・もうなんでもありなのです・・・」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「いまだ!一気呵成に攻め立てよ!」
張遼たちが後退したのを確認すると、孫権の号令と共に呉軍が中央より突撃を開始した。
しかし、呉軍が小師橋を渡っていたその時、死角から董卓軍の伏兵が現れ、呉軍に襲い掛かった。
「伏兵か!後退して陣を立て直すのよ!」
突然の伏兵に呉軍が混乱したため、立て直しを図った孫権は後退を命じるが、
しかしその時、董卓軍の工作部隊により橋が破壊され、呉軍は分断されてしまった。
作戦の成功に董卓軍全軍の士気が上昇する。
「やまだやまだやまだぁああああああああああああああああああ!!!!」
加えて、橋を渡ってしまい、孫権ら本陣と分断された呉軍の兵士たちを、
守備に徹していた張遼が待ってましたと言わんばかりに再び猛攻を仕掛け、次々と薙ぎ払っていった。
その中には太史慈や陳武といった呉軍を代表する将も含まれていた。
「だ、だめだ・・・俺たちの敵う相手じゃねえ!」
そのような張遼の鬼神のごとき武勇に畏怖し、呉軍全軍の士気がいっそう低下する。
さらに・・・
「火攻めにて、敵を攪乱しますぞー!」
小さな腕を目いっぱいに突き上げ、陳宮が号令するとともに呉軍の拠点に火を放ち、呉軍の兵士は混乱状態に陥る。
「こんがり狐色になるがよいです!」
「うわぁああああああああ!!」
そして、陳宮が呉軍に火計を仕掛けている最中、張遼は迂回して呉軍本陣を目指していた。
その速きこと、まさに神速。
そして、
「張文遠、参上や!ウチの武を刻んで天に昇らんかい!!」
孫権が陣を立て直すよりも早く、張遼が単騎で本陣への奇襲を仕掛けた。
ついさきほどまで橋の向こう側にいたはずの張遼の突然の登場に、呉軍本陣は完全に恐怖に支配されていた。
そこへ、張遼の攻撃が次々と襲い掛かり、呉軍の兵士の命を刈り取っていく。
「ひ、ひいっ、化け物だー!お助けー!」
そして、張遼のこの世ならざる武勇に恐慌した呉軍の兵士たちは、次々に逃げ出し始めた。
「蓮華様、ここはもうだめです、お逃げください!」
「ただ一騎で我が軍を脅かすなんて・・・」
本陣の瓦解を感じ取った呂蒙が孫権を逃がすべく呼びかけるが、当の孫権本人は張遼の武勇をただ茫然と見ていることしかできなかった。
「孫権、覚悟しーや!!」
「蓮華様!!」
「――――――っ!!」
そして、張遼の一撃が孫権の首を確実に跳ね飛ばそうとし、本人含め、誰もが孫権の死を思い描いたが、しかし・・・
「あっれあれぇ~?調子に乗ってるねぇ~張遼さぁ~ん☆」
「何や!?」
張遼の一撃を、孫権の前に躍り出た小柄な少女が、手にした双節棍で受け止めたのだ。
小柄な体躯に、淡い栗色の髪を三つ編みに結っておさげにし、えんじ色を基調とした丈の短いチャイナ服を身にまとった、
その少女のライトブラウンの瞳は、好奇心に満ち満ちた茶目っ気溢れる、戦場に似つかわしくないものであった。
「公績!」
公績、と呼ばれた少女は、さきほど分断されたはずの呉の猛将、凌統であった。
「殿、アタシが止めている間に早く逃げちゃってくださいなぁ~☆」
「で、でも―――」
突然の出来事が立て続けに起こり、孫権の思考が追いついていない中、さらに状況を混乱させる情報が呉軍に舞い込んできた。
「報告!董卓軍の援軍が到着した模様!旗印は真紅の呂旗に紺碧の華旗、呂布と華雄に間違いありません!」
「援軍、しかもあの呂布と華雄ですか・・・!?」
兵士の報告に呂蒙は顔を青ざめさせていた。
「なんや早かったな。ほならこの勢いのままアンタら潰させてもらうで!」
そして、呉軍の報告を耳にした張遼がニヤリと嗤うと、凌統を押し返す勢いで孫権に迫ろうとしたが、
「そうは・・・・・・させません!」
「なっ!?」
「明命!」
「蓮華さま、撤退のご決断を」
「思春!」
孫権の周りには、分断されていたはずの周泰、甘寧が戻ってきていた。
「チッ、なんやなんや、次から次へと!全然分断できてへんやんか、っちゅーよりか、単にコイツらが曲者っちゅーことか!」
張遼は自身の工作が完璧に機能しなかったことにやや不満そうに愚痴った。
一方先ほどまで茫然自失としていた孫権は、仲間が次々そばに戻ってきてくれたことで、徐々に落ち着きを取り戻していった。
「・・・わかったわ、全軍に撤退命令を!」
「御意!」
孫権の生気のともった命令を聞き、呂蒙が次々に部下に指示を与えていく。
当然、黙っていないのは張遼である。
「アホな、見す見す敵の大将逃がすと思っ――――――!」
しかし、
「そこまでだ、霞!!」
張遼の動きを静止させる声が戦場にこだました。
その声は張遼にとってよく知った声であった。
それと同時に、このような場所で聞こえるはずのない声。
「な、か、一刀!?何でこんなとこに・・・っちゅーか何で止めんねん!!」
白を基調とした聖フランチェスカ学園の制服に身を包んだ彼の名前は北郷一刀。
人々から天の御遣いと呼ばれる異界の青年である。
「霞は、あの四人と対峙しながら孫権を討ち取ることができるのか?」
「そ、そんなん―――!」
できるに決まってるやん!というつもりだった張遼の言葉を遮り、北郷が孫権に向かって叫んだ。
「孫権!これで赤壁の借りは無しだぞ!」
「ちょ、何話勝手に進め―――!」
と、張遼が文句を言うか言わないかするうちに、張遼を止めていた凌統はさっと孫権の元に飛びのき、
無言で踵を返した孫権らと共に馬に乗って撤退してしまった。
「あーあーあー、ホンマに逃がしてもーた、っちゅーかホンマなんで一刀がここにおるん?」
呉軍が撤退していく様子を忌々しげに眺めながら、改めて張遼は北郷に問うた。
「・・・恋が連れてきた・・・御遣い様がどうしても行きたいって」
張遼の質問に答えたのは、北郷の後方からゆっくりと馬に乗ってやってきた呂布であった。
「私は止めたのだぞ?お前には張虎を守る役目があるだろうとな。だが、聞かないのだからしょうがない」
さらに、呂布の後ろから華雄が追従しながら補足した。
「はぁ、どうせ御遣い殿のことです、『霞のことが心配で~♪』とかなんとか砂吐きそうなこと言ったに決まっているです」
「いえ、御遣い様でしたら、『ただ無性に霞に会いたくなってね☆』くらいは言ってのけそうなものでしょう」
「いーや、御遣い殿なら『霞とイチャつきたかったんだぁあああッ!!』これで決まりだぜ」
さらに、華雄に遅れて陳宮、高順、臧覇が、三者三様の北郷モノマネを披露しながら張遼たちの輪に加わった。
「おいおい、みんなオレのことなんだと思ってるんだよ!ていうかみんな似てねぇ!」
北郷は三人の嫌味としか思えないモノマネに涙目になりながらツッコミを入れた。
「ほなら、一刀はなんで来たんや?」
そのような哀れな北郷に、張遼はずいっと顔を近づけて顔を覗き込むようにして問いかけた。
「そ、それは・・・あれだよ・・・いろいろ・・・我慢できなくて・・・」
「――――――っ!?」
「「「「・・・うわぁ~~~~~~・・・・・・」」」」
「・・・・・・仲良し」
北郷が決まり悪そうにそっぽを向きながら答えたが、真っ先に顔を真っ赤にして驚いているのが張遼、
次いで呂布を除く四人が若干引き気味の声を漏らし、最後に呂布が状況を端的に言い表した。
「な、なんだよ!これはオレだからとかじゃないぞ!旦那の嫁に対する当然の―――――おいそこ!深読みするんじゃない!変な意味で
とらえるな!顔をそらすんじゃなぁぁぁい!!!」
日頃の行いの賜物なのか、北郷の口から発せられる一つ一つがら色々とピンクな想像が膨らむ呂布と張遼を除く面々は、
白眼視で明後日の方向を見ながら深いため息をついていた。
「とーにーかーくー!!!」
どこか誤魔化し気味に大きな声で叫んだ北郷は、
「ヘ―――――――――っ!!!???」
そのまま張遼を優しく抱きしめた。
張遼の声にならない叫びが響き渡る。
「無事でよかった。それと、おかえり、霞」
「か、一刀!?おかえりって自分からこっち来といて何言って―――っちゅーか何も人前でこないなことせんでも!!」
「何言ってるんだい?むしろ見せつけてやろうじゃないか」
そう張遼の耳元で囁くと、北郷はくっと張遼の顎を持ち上げると、ゆっくりと顔を近づけていく。
「アカンアカンアカン!これはホンモノや!こんなんは普通夫婦水入らずでやな――――――ッ!!」
「それもそうか」
「へ?」
北郷はあっさりと張遼の言うことを聞き入れた。
「そうだ、虎も連れてきてるんだ!抱いてやってくれよ!霞に会いたい会いたいって愚図ってたんだ」
「あ、さ、さよか・・・」
そして、張遼は心底残念そうな顔をしたのち、北郷が馬に乗っていた赤子を抱き寄せると、そのまま張遼に渡した。
(はぁ・・・でもまぁ、城に帰るまでのお預けっちゅーことで、今は我が愛娘を可愛がることにしよ)
張遼は恨めしそうに心の中でそのように思いながら北郷から幼き我が子を受け取る。
「ほーら、ええ子や―――――――――」
しかし、
「もー起きる時間やでねーちゃん」
その幼子の口から発せられたのは可愛さのかけらもない言葉。
しかも、その顔はとても幼子といえるものではなく、というより、そもそも娘ですらなく、
張遼よりもやや濃いめの紫の髪を短く切り、緑の瞳は張遼同様自信に満ちた光を帯びた青年のもの。
つまり、張遼の義弟であるちょ
張遼「なんでアンタがウチの娘やねぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇええぇぇんッ!!!!!!!!!」
ガバッと勢いよく起き上がりながら張遼はこれでもかと言わんばかりの大声でツッコんだ。
ここは成都城内にある張遼の自室。
時刻はちょうど朝食時が過ぎた頃合いか。
張遼「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ゅ、夢かいな・・・」
ぜぇぜぇと息を整えながら辺りを見回した張遼は、そこが見慣れぬ合肥の地ではなく、見慣れた自室であることを認識した。
張遼「はぁ・・・なんっちゅーたちの悪い夢や・・・最初はなんや真面目な感じやったのに結局これや・・・自由かっちゅー話やで・・・
っちゅーかオチが最悪や・・・ウチを精神的に殺しにかかっとる・・・誰か裏の人間の意志を感じるで・・・」
そして、張遼はまるで誰かに愚痴るかのように、そして自身の娘が義弟だったというのがよほど気に入らなかったのか、
意味の分からないことを恨めしそうにブツブツつぶやいた。
張遼「けど、夢やったらせっかくやしもーちょっと一刀と・・・いや、やめとこ、夢の話や、なんや自分が悲しゅーなる・・・」
当然夢だからやりたい放題と、一瞬北郷とあんなことやこんなことをしている自身の姿を思い浮かべた張遼であったが、
途中でむなしくなり思考を無理やりほかのことに切り替えた。
張遼「・・・・・・・・・やまだってなんや・・・?」
そして行き着いたのが、夢の中で何度か叫んだ、これまた意味のない、そして聞き覚えのない、
しかしなぜかしっくりくる単語なのであった。
【第五十三回 おまけ:真・恋姫夢想劇場 ~張遼編~ 終】
あとがき
第五十三回終了しましたがいかがだったでしょうか?
さて、例によって夢オチだったわけですが、霞だとなんだろなぁと考えたらやっぱり戦闘がらみになっちゃいました。
そしてお気づきの方もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、今回かなりパロってます。
というより、元ネタを土台に恋姫風にアレンジしたと言う方が正しいかもしれません。
最近with猛将買ったのですが、それまでは4ばっかやってたんですよね。もちろんお気に入りは山田さんでした。
別に新しい話考えるのサボったわけじゃありませんよ?(けど今年は去年みたく新年新作投稿は無理っぽそう・・・汗)
ところで、この夢物語、実はけっこう霞の理想が詰まってたりするのですが、
その点もしお気づきいただけたなら、作者として嬉しいことこの上ありません!
では、次回は高順ちゃんのターンです!
それではまた次回お会いしましょう!
何気に凌統ちゃんが初の本格描写。キャラ紹介は本編で本格登場したらしまぁ~す☆
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みなさんどうもお久しぶりです!初めましてな方はどうも初めまして!
今回は霞の拠点のおまけです!そして久々の恋姫夢想劇場です!
初めてな方はタイトルからなんとなく御察しがつくかもしれませんが、
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