No.73850

機械部の憂鬱 TAKE23~24

機械部の憂鬱再開作品。
個人的にTAKE24が失敗作。

2009-05-16 00:12:58 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:583   閲覧ユーザー数:564

TAKE 23 稼動する部活

 

ウィィインとモーターの駆動音が熱せられた作業部屋に響く

「行けー魔球馬っ!!!!!」

どこかの熱血漫画みたいに奴……えびぞうが叫ぶ。

そしてその声に反応するようにロボットが動く(実際はハルが動かしてます)

そのロボットの名をハルロボットという。

 ハルロボットとはハルが作成したロボットのことで夏休み前に一度Kに破壊された経験を持つ。

 まぁ、今となっては過去のことロボットは復活したしな。

そういうわけで本日はハルロボットの実験だ。

しかし、例のごとくえびぞうは俺たちとともに実験に参加している……不幸だ。

「五月蝿いえびぞうちょっとだまってて」ととうとうしびれを切らしたハルがえびぞうを口撃する。

「ふむふむ………これが波動砲ね。」

とえびぞうはハルの口撃を無視しハルが持っている操縦桿に顔を近づけさせていた。

「邪魔、帰ってよ(部室に)」

ハルが苦々しい顔をしながら言うがえびぞうはまだ居座るつもりみたいだ。

「えーと、魔後右馬?なんじゃこりゃー!!!」

とえびぞうは操縦桿に書いてあるロボットの駆動系正式名称を読み上げた。

「練習の邪魔だから帰れよ。」

隅っこに居たウラ先輩もここぞとばかりにえびぞうを口撃する。

俺はそんないざこざを気にせずハルロボットの電池をつけ変える。

そんな日常が俺たちの間に流れる。

 

 

「伏せろ!!!」

 

 

ビシュー!!

突然、えびぞうが水だらけになる。俺は伏せたので被害は無かった。しかし、ずぶ濡れになったえびぞうは……

「ふぁ、ファルコン!!」

と言って切れた。

「ふふふ、ざまーみろ。」

ファルコンは不適に笑う。

幸いにもロボットは無事のようだ。

でも、えびぞうの近くに居たハルは濡れていた。

「これは宣戦布告と受け取ってもいいのかな?かな?」

ハルは某人気作品のキャラのようにファルコンに言った。

それに対してファルコンは「この私と勝負するのかね」とハルを挑発する。

ハルは背中から2つの武器を取り出した。

ワルサーP38(水鉄砲)2丁。

それ見たとき俺は叫んでいた。「ま、まさか二丁拳銃か!!」

ハルは2丁の拳銃の引き金に小指を当てソ○ル○ーターのキ○ドみたいなポーズとった。

ファルコンは始めに狙撃した機関銃(勿論水鉄砲)を構えなおす。

ちょっとこれはまずいんじゃないかな?

いまさら身の危険を感じた俺はいそいそと物陰に隠れる。

ウラ先輩は面白そうに100円水鉄砲を構える。

えびぞうは一人黙々と雑巾で床を拭いている。

これが現在の構図だ。

 

ビシュー。

とうとう、戦いの火蓋が切られた。

初めにハルがファルコンを撃つ。

ファルコンはそれに応戦しながら隠れる。

ウラ先輩はえびぞうに水を掛け捲っている。

ハルはキッ○みたいに二丁の拳銃をしなやかに使いファルコンを追い詰めようとする。

ファルコンは隠れながらハルを攻撃する。

「小指で引き金とは・・・・・」

俺も水鉄砲を確保しハルとファルコンに奇襲する。

「うわっ」「やったな!!」

と二人とも毒づいていたが俺はかまわず攻撃。

そう、快調だった。

しかし、ファルコンとハルが共同戦線を張り俺を総攻撃し始めると状況は変わった。

気づいたら俺とハルは水浸し。・・・・ファルコン以外水浸しだ。

 

 

結果として俺とえびぞうとハルは水浸し。

ファルコンの大勝利である。

幸いにもハルロボットは健在であり俺たちはいそいそと安全圏へ非難させた。

そう、非難させたのである。

ファルコンはそうとも知らず「いぇ~い、水浸し。」とからかう。

俺とハルは戦闘準備をしてファルコンに銃口を向ける。

「ん?」

ファルコンはわけもわからないという顔をする。

狙いをつける水鉄砲の銃口。

そして、笑う奴ら。

ファルコンはその意味を悟ったがもう遅かった。

 

「ぁ~~~~~~~」

 

その日、機械部から奇妙な悲鳴が聞こえたという。

 

 

TAKE 24  変な話

 

 

こんにちは、キョンもどきです。

こんなところで重大発表ですが3月ごろにはハルの本名が明かされます。

今までのハルの行動、言論すべてがそのフラグを立てるための物です。

皆さん、これからのハルも愛して……ぐわはっ!!

な、何!?この俺を圧倒する………だと。

キョン「な~に、あること無いこといっちゃてるのかな~♪」

キョンもどき「あなたこそいきなり登場して私を狂わせたな。」

キョン「まぁ、ということでここに居るキョンもどきさんの言うことは信じちゃダメだぞ~。」

キョンもどき「はい、意味がわかりませんな。僕が本物ですよ。」

キョン「あの……。キャラ設定、間違えちゃった?」

キョンもどき「何が言いたいんですかな?」

キョン「だから、最初とキャラが違うつってんだよっ!!」

【キョンの攻撃】

 暗転遊戯(アサルトサーカス)

キョンもどきの心に4のダメージ。

キョン「キサマ、俺を誰だと思ってる?俺は《失踪公主》(スパイラルジプシー)とも呼ばれた男だぞ。」

キョンもどき「それがどうしました?僕のターン☆ドロー。」

【キョンもどきの攻撃】

 遍在する粛正(ペネトレイトプロトコル)

キョンに5のダメージ。

キョンもどき「《暴かれた狂喜》(マイノリティフライデー)の力を見くびらないでいただきたい。」

キョン「むぅ、決着が付かないなぁ。」

ここでハルの登場。

ハル「ふ、死ね。」

【ハルの攻撃】

 錯覚思念(トリッキースフィア)

キョンとキョンもどきに10のダメージ。

ハル「俺は《錯乱拡散》(エンドレスクライシス)だ、覚悟。」

【ハルの功撃】

 火燐本能(プレジャーダンス)

キョンとキョンもどきに12のダメージ。

キョン「く、ハルめ。やっぱり名前が変わっていたのか?」

キョンもどき「仲間ごと攻撃するとはやけになったか?」

ハル「すまん、本物がどっちかわからん。」

ファルコンの登場。

ファルコン「どうやら俺の出番のようだな。」

【ファルコンの攻撃】

 冥界嗜虐(アンノウンサッドネス)

キョンとキョンもどきついでにハルに30のダメージ。

キョンもどきは力尽きた。

キョンもどきは使える歩毛門がいない。

キョンもどきは目の前が真っ暗になった。

ファルコン「ふははははは。七番目の関数(ブルージーインサイド)は最強なり。」

キョンもどき「再戦します。」

ファルコン「な………にあの攻撃を受けてまだ生きているだと。」

キョンもどき「彼に助けてもらいました。」

えびぞう参上。

えびぞう「俺、参上。」

【えびぞうの攻撃】

 破滅旋律(サマーアポカリプス)

なんかようわからんけどみんなに40のダメージ。

えびぞう「ワレは回転妄想(アンバランススフィア)………ぐ……。」

えびぞうは技の反動を受けた。

えびぞうは死にました。

世界中の○を使いますか?

無視です。

キョン「こうして、彼らはなんかようわからんけど勝ちました。」

 

 

「っと完成。」

俺は機械部で怪しげにノートパソコンを開いていた。

「おい、手伝えやっ!!」

とハルが言ってくるが今はそんなところではない。

「どうや?」

とファルコンが尋ねてきた。

「できたぜ。」

実は今俺はノベルゲームというものを作っていた。

まぁ、知ってる人も居るみたいだけど簡単に解説。

小説に音楽や絵をつけたゲーム……かな。

今、俺が使用しているツールはNスクリプターと呼ばれるツールでフリーソフトだ。

しかし、Nスクリプターはプログラムを打つことが必要だ。

簡単にやりたいって人はコミックメーカーやyuukiノベルがお勧めだ。

詳しくはネットで検索してね。

「ふふふふ、これをネットで公開だ。」

「ファルコン?ひとついいかな?」

「なんだ?」

「それ、無理。」

 

 

やっぱり失敗作


 
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