一つ約束を破った、他愛の無い物だったかもしれない。
男は思った、間違いかもしれない、しかし自分の中では正しい事をした
故に後悔はしない、してはいけない。
心残りはあった、約束だったと。守れないなんて露ほどにも思っていなかった。
彼女に謝る
物語は終端を迎えたのだと、だから帰らないといけないと
これは不器用で優しかった・・・そんな男の物語
「さよなら、誇り高き王」
「一刀・・・・・・」
「さよなら、寂しがり屋の女の子」
「一刀・・・・・・」
「さよなら・・・愛していたよ、華琳━━━」
「一刀?・・・一刀!?、どうして一緒にいてくれないの・・・ずっと一緒に居るって言ったじゃない・・・」
気配を感じない川辺、木々の音にかき消されながら嗚咽の声が響き渡る
月の綺麗な夜、彼女は泣いた・・・・曝け出す事自体が許されなかった立場、それすらも忘れる程に・・・只一人愛した男を想って。
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:(;゙゚'ω゚'):この作品は三国志自体は知らない人間が書いたものであり
歴史・史実を元に構成した物ではなく、原作をプレイした程度の知識で挑むゴミですので、生暖かい目で見守ってヽ( ゚д゚)ノクレヨ
大雑把な説明をすると、一刀が魏√終了→強くてニューゲーム的な
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