ペットの●●の数はドンドン増殖してい行くのだ。
なので、二つのビルのペットの●●の部屋を掃除するだけでそれぞれが2時間とちょっとづつで、総計4,5時間かけて掃除していたのが、そのうち、新居など部屋数が増えて行くたびドンドンと加速を増して増えて行く計算で考えると、軽く掃除時間が4,5時間を超え8~10時間は軽くかかると見て良いと思われる。
そんな生活、清く正しく美しい趣味人が耐えられる訳もないと思う。
ある人との楽しい愛の生活を選ぶなら趣味の世界は諦めないとならないし、捨てねばならないのは必至だろう。
ただ、この尊い犠牲が同じタイプの仲間の趣味仕事生活の糧になり救いとなるのは言うまでもないのだ。それと同時に少なくとも自分と似ているタイプにはまったく妬まれずに好みのタイプの傍に心行くまで寄り添っていられるという喜びだけは真実だろう。
さらに新居生活がスタートすれば銀行通帳とカードは全てもって行かれてしまうのだ。それも今から覚悟しないとならないと思う。自分の楽しみに使える小遣いも将来はまったく保証されていないというのが厳しい現実だと言わざるを得ない。したがって友達と遊びに行く金にも不自由するという未来がここで如実に想像し予想することができる。さらにそうなった際、まかり間違って逆らっても女子プロ並みの迫力の暴力には、大の男もまったく無力に違いない。
もちろん、辛くて堪らなくなったからと言ってある日突然自分の都合で別れを告げようものならその場ですぐに愛の地獄の鞭が飛び、最悪の場合その場で一瞬のうちに二度と帰らぬ人になってしまうことも大いに考えられるのだ。つまり即効で絶命の危機にさらされるのだ。
まるで太宰治の玉川上水事件や外国有名小説マノン・レスコーの最後にも似ていると思う。
それが、趣味の世界の充実や成功より毎日大変でおっくうなペット清掃生活を頑張りながら、たまに好みのタイプとセックスができる喜びのみを選んだ男性の断末魔だとも言えるだろう。
命がまだある限り同じタイプの仲間達の成功や仕事の恩恵も保証されて行くが、不幸にも頼りとしていた特攻隊が突然死してしまった場合、しばらくは多くの同じタイプの趣味仲間が仕事が激減するのを恐れてもしかしたらその事実自体を隠ぺい工作してしまうという半分偽証のような証拠隠滅事件が起きるかもしれないが、その死が名誉ある死なら死であるほど―ある意味戦死にも似ているのだから立派な名誉死だろう―その事実が立証された直後の同じタイプの趣味仲間への恩恵は大変手厚いものになるに違いない。そして、このような酷い犠牲が出ない限り同じタイプの趣味の世界での成功がなかったのは多くの有名作品を見ても現在と同様大昔から同じだったのはまず間違いないと思われる。
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つぶやき短編小説(練習)⑫ のパート2です。
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