No.735507

寂しがりやな覇王と御使いの兄 5話

あなたまさん

3日?ぶりの更新ですー
美羽様イベントが好評でよかったです!

暇つぶし感覚で読んでいただければ幸いですー
修正Ok

2014-11-06 21:30:50 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10837   閲覧ユーザー数:8221

歴史に残る党錮の禁。粛清当初こそ明日は自分に襲い掛かってくるのではないかと怯えていた者も多数居たが、時間が経つにつれ落ち着きを取り戻し、数年経った今では何事も無かったかのように平穏な日々が続いている。一刀は偽りの平和だと実感しつつも、今は沈黙を保っていた

 

春蘭「どりやぁぁぁぁぁ!

 

一刀「ひょいっと」

 

春蘭「うりやあーーーーーー!」

 

一刀「さらっと~」

 

春蘭「一刀様!なぜ私の攻撃を受けてくれないのですか!私には剣を交える価値もないということですか!」

 

一刀「いやいや春蘭周りをみてね?修練場を破壊してる春蘭の攻撃を俺が耐えれるわけないでしょ?幼い時ならまだしも、いまは春蘭のほうが武力は上なんだから」

 

 

洛陽の曹家の屋敷にある訓練場で一刀と春蘭は模擬戦を行っている。成長した春蘭の振るう剣は地面に大きな穴を作り、一刀目掛けて放った気の斬撃は周囲の壁をどんどん破壊していく。

 

春蘭は自分の攻撃を避け続ける一刀に憤慨する。俺に反撃をさせるにはまだまだ修行が必要と言われているような気がしたからだ

 

 

 

春蘭「そんなこと言って、いまだに1本取らせてくれないじゃないですか!はぁぁぁぁぁ!!」

 

一刀「うぉっとあぶね!当たって死んだらどうするんだ!」

 

春蘭「中原の麒麟児と呼ばれた一刀様がこの程度で死ぬはずありません。それに私は華琳様と一刀様を守る剣として、この3年間大岩を持ち上げ投げ飛ばす訓練を続けてきましたので、絶対一刀様に勝ってみせます!」

 

一刀「大岩ってね春蘭・・・どこで教育間違えたかな~」

 

一刀は小さい時から春蘭にありとあらゆる教育を施してきた。脳筋さえ矯正できれば一刀にとっても、華琳にとっても多いに助けになる。秋蘭までとは贅沢言わないが、冷静沈着な将に育てようと試行錯誤してきたのに気がついた時にはすでに脳筋。春蘭と脳筋は切っても切れない縁で繋がってるんだなと実感した。

 

ちなみにまだ模擬戦で戦闘中、一刀は長考に入ってしまった為に春蘭の接近に気がつかず

 

春蘭「一刀様、訓練中に考え事はいけませんよ!そこだああ!」

 

一刀「あ、」

 

気がついた時には春蘭が接近し、一刀の模擬刀を叩き落し、春蘭の念願の初勝利が決まった

 

春蘭「やったあーとうとう一刀様に勝てたぞ!しゅう~~~ら~~ん見てたよな!?私勝ったぞお!!」

 

 

秋蘭「あぁ、見ていたよ姉者。一刀様に勝つだけにこの3年間”勉強”をせずに過ごしてきただけのことはある」

 

一刀「秋蘭、遠まわしに脳筋といってないか?」

 

秋蘭「ふふふ、一刀様それはどうでしょう?それと一刀様今度は私と弓で勝負をお願いします」

 

秋蘭は肯定とも否定とも受け取れる笑みを浮かべる。その笑みは秋蘭が本音を誤魔化す時によく使う笑顔だとここに記しておく。そして春蘭との模擬戦が終った直後、今度は秋蘭が模擬戦をして欲しいと名乗りをあげた

 

 

春蘭「ふふーん、私も勝てたのだから秋蘭も勝てるぞお!」

 

春蘭は剣を握ってから初めて味わった勝利の余韻のせいか、妹の秋蘭にも勝てるぞ!とエール?を送る。

一刀は連戦であるが、訓練用の弓を取り出す

 

一刀「やれやれ、今度は秋蘭か~弓は得意じゃないんだけどなあ」

 

秋蘭「鍛錬の的当てで外したことのないお方がなにを仰っているのですか。ですが、私も姉者に応援されているので勝たせてもらいます」

 

 

目の前で姉が自分達の武の師である一刀から一本を取ったことで、普段は自分の感情を表に出すことが少ない秋蘭も初勝利を奪いという気持ちが感じられた。

 

 

一刀「集中力には自信があるからね。それじゃあやろうか秋蘭、今日も10本で中心の的に多く当てたほうの勝ちでいいかな?」

 

秋蘭「その条件でよろしいです・・・勝たせていただきます一刀様!ドス」

 

一刀「さっそく中心に1本か~まったく疲れるっな!ドス」

 

先手は秋蘭が放ち難なく的の中央に命中させる。後手の一刀もすぐさま訓練用の矢を番え、精神統一をした後に矢を放つ。もちろん結果は中央に命中

 

 

秋蘭「一刀様こそ中心ではありませんっか!ドス」

 

一刀「最初ぐらいは中心にあてないとね。ドス」

 

秋蘭「そういって中心にずっと当てるんじゃないですか?ドス」

 

一刀「ずっと中心にはさすがに無理かな~ドス」

 

秋蘭「ほんと一刀様はのらりくらりかわしますね!ドス」

 

一刀「そういわても本当のことだしだな~ドス」

 

 

それから秋蘭と一刀は軽口を叩きながらも交互に矢を放ち、的の中央に連続して当て続ける。

両者一歩も引かずに5射・6射・7射・8射が終り、秋蘭は9本目も今まで当てた場所と全く違わずに当てる

 

秋蘭「っは!」

 

 

一刀「9本目あたったか~こっちもあてないと……」

 

秋蘭「!」

 

一刀が放った9本目は今まで当てていた中央から少しずれた所に命中した。他の人からすれば充分中央に入るのだが、熟練の弓使い同士ならばこのミスは響く。しかも一刀の相手である秋蘭の腕前は天下でも五指に入ると一刀は思っている。

 

秋蘭ならば次の射ても十中八九中央に当てるだろう、この時に一刀は負けを悟った

 

 

秋蘭「一刀様外しましたな。これで終わりです!」

 

そう言い終ると今までと全く同じ構えで放ち、一刀の予想した通り10本目を中央に当てぬいた。これで秋蘭の初勝利が決定した場面だ

 

 

一刀「あら~春蘭だけじゃなく秋蘭にも負けたかあ~これは麒麟児の名返上かな~っと」

 

最後の10本目の矢を山なりで放っち、空高くアーチを描きゆっくりと中央に当たる。

負けた一刀の最後のパフォーマンスであった。そんなふざけたやり方をしたのに中央に当てる技術に思わず秋蘭はハァ……と溜息を漏らす。秋蘭は今回は勝ったけど、まだまだ実力に差がある事をこのパフォーマンスで実感する。

 

 

秋蘭「そんなふざけた打ち方で中心に当ててるお方がなにをいってるんです」

 

一刀「その俺に勝ったんだから秋蘭だって充分凄いでしょ?」

 

秋蘭「そういうことにしておきますよ」

 

春蘭「すごいじゃないか秋蘭!これで私達姉妹の武が世に伝わるな!」

 

姉妹同時に師に勝てた事で春蘭の喜びで舞い上がっていた。もちろん喜び方は剣を周囲に振り回しながら……つまり、周囲にあった壁などを手当たり次第に破壊している。もちろん破壊しているというのは無自覚である

 

 

秋蘭「あぁ~ほほを赤くして興奮しながら周りを破壊してる、子供っぽい姉者もかわいいなあ」

 

 

そんな姉を見て、妹が恍惚の表情を浮かべてるのは言うまでもなかった……

 

 

一刀「まったくどこの外史でも夏侯姉妹は変わらないなあ~」

 

 

 

 

秋蘭との模擬戦が終わったと同時に、華琳が訓練場に入ってきた。

喜ぶ夏侯姉妹を見て、模擬戦の結果を瞬時に理解した

 

 

華琳「兄さん負けちゃったの?」

 

一刀「華琳か、もう見事に負けちゃったよ。二人共強くなったよ」

 

 

華琳「そぉ、二人とも頑張ったわね!今日は私の閨にいらっしゃい、ご褒美をあげるわよ」

 

春蘭「かりんさま~嬉しいです!いますぐいきましょう!」

 

秋蘭「落ち着け姉者。では華琳様夜お伺いさせていただきます」

 

 

兄さん負けちゃったかーもちろん二人が強くなってくれるのは嬉しいのだけど兄さんが負けたというのもなんかいらつくわね。兄さんは私が唯一敵わないと思ってるぐらいだもの。今日の結果が兄さんの実力のすべてとは思えないけど・・・ってだめね今は頑張ったこの子達を楽しませてあげないとね

 

 

一刀「ほんと平常運転だな~この光景に和んでるのはもう末期かなこれは」

 

 

一刀が華琳、夏侯姉妹のなじみとなっている光景を見て落ち着いてる自分に気がつく。そんな時、華琳に続く来客が訓練場にやって来た

 

 

七乃「かずとさ~んこんにちわ~」

 

一刀「あれ、七乃じゃないか。いつ洛陽にきたんだ?」

 

七乃「ついさっきですよ~もう~美羽様の代わりに南陽にいってる間、美羽様成分なくて干からびるところでしたよ」

 

やってきたのは美羽の保護者兼太守代理の七乃だった。美羽が洛陽に滞在している間の留守をひたすら守ってたが、とうとう我慢出来ず美羽に会いに洛陽まで赴いてきたのだ

 

 

一刀「七乃もそのまんまだねえ~君、別室で勉強している美羽を呼んできれくれるか?」

 

親衛隊「かしこまりました。ただいま呼んでまいります」

 

七乃「あの~かずとさん?いま美羽様が勉強とおっしゃいましたか?」

 

 

美羽から最も程遠い単語『勉強』を聞いて七乃の目が点になる。自分が居なかった間に何があったのか……七乃の疑問は増していく

 

 

一刀「あ、そっか。3年間離れたから美羽のいまの状況知らないのか。見たらわかると思うよ」

 

親衛隊「曹仁様お待たせいたしました」

 

 

親衛隊に連れられてやってきた美羽と七乃が久々の再開を果たす。

自分の留守を任せていた七乃が急にやってきた事で、何か問題が起きたのかと美羽は危惧する

 

美羽「おぉ、七乃ではないか!南陽で何か問題あったかえ?」

 

七乃「美羽様~もう美羽様に会えなくて、寂しかったので会いにきちゃいました~」

 

美羽「妾も七乃に会えないのは寂しいが、それで南陽を出て来たのかえ?七乃なら妾がいない間南陽を守ってくれると信じて任せておったのに、それを放り出して誰が南陽を守るんじゃ?」

 

七乃「み・・みうさま?どうしたんですか?そんなに真面目になって!?」

 

何も問題が無かった事に安堵するが、自分の役目を放棄してここまで来た七乃に説教を行う。

正論を言われた七乃は言葉を失おう。本当に洛陽での生活で何があったのか凄く気になりだした

 

美羽「そういえば最後にあったときは、まだ妾もわがままじゃったのお~今思えば恥ずかしいのじゃ」

 

七乃「・・・美羽様とりあえず、お土産の蜂蜜水を持ってきましたので飲んでください~」

 

 

美羽「おぉ~久しぶりの蜂蜜水じゃ!でも……妾はいらないのじゃ。そこの親衛隊の者達、この蜂蜜水をいつもみたく子供達にあげてもらえるかのお」

 

親衛隊「いつもの通りの子供達にですね、ではこの蜂蜜水は失礼したします」

 

美羽「うむ!頼むのじゃ!みんなにもこの美味しいのを飲んでもらいたいのじゃ!」

 

一刀「えらいぞ美羽!自分が欲しいの我慢して子供達に分け与えるなんて!いい子じゃないか」

 

美羽「ぬはは!それほどでもあるのじゃ!かずにぃ様もっと頭撫でてたもう」

 

勉強、説教だけではなく、大好物の蜂蜜水すら手をつけず、子供達に分け与えている事実に驚愕する。しかも言葉の節々から結構の頻度で分け与えていると推測できる

 

 

七乃「あの~かずとさん?美羽様この3年でどうしちゃったんですか?私の知ってる美羽様じゃないですが……」

 

一刀「俺はなにもしてないよ。ちょっと美羽にきっかけを作ってあげただけさ。いまの美羽があるのは美羽が頑張ったからだよ」

 

七乃「そうですか・・・美羽様!下々のものに慈悲を与えるなんてさすがです!っよ!金持ち幼女の袁家の次期当主!」

 

美羽「ぬはは!もっとほめてたもう!・・・と前はいっておったが、いまは言わないのじゃ。妾自身が金持ちではない、袁家が金持ちなのだけなのじゃ。それに次期当主なんて興味ないのじゃ!名門袁家だからではなく、妾が民のためにしてあげたいことをするだけなのだから、袁家の当主なぞ興味ないのじゃ!そんなのは麗羽ねーさまがやりたがるのでやらせればいいのじゃ」

 

いつもの持ち上げすらサラッと避ける美羽の成長した姿を見て、母親の変わりとして傍に居続けた七乃は感慨深い気持ちにさせられてしまった。そしてこの美羽がどこまで成長するか凄く楽しみになっていた

 

七乃「・・・立派になられましたね美羽様。失礼いたしました、美羽様の元気な姿が見られましたので、もう南陽に帰りますね」

 

一刀「ん?もう帰っちゃうのか七乃」

 

七乃「いまの美羽様の邪魔はしないほうがよさそうなので。美羽様が南陽に来られる前に、袁家に纏わり着く害虫の駆除をしておきます」

 

一刀「なにかあったら俺も手伝うから、なんでもいってね七乃」

 

七乃「その時は頼みますよ~かずとさんちょっといいですか?」

 

一刀「どうしたの七乃さん」

 

七乃は誰にも聞かれない位置まで移動したうえで、周囲に誰も居ないことを確認すると重々しく口を開く

 

 

七乃「また十常侍達が動き出しそうじゃないですか、前回は曹家はお咎めなしでしたが、今回はなにがなんでも曹家・・・特に現当主の曹嵩様や麒麟児と呼ばれ、その智勇を大陸に広げているかずとさんを処分するはずです。かずとさんがなにをするかわかりませんが、美羽さまと・・・私を悲しませないでくださいね。」

 

表面上では十常侍は落ち着きを見せているが、陰では党錮の禁の時よりも活発に邪魔者の始末を行っている。それに気がついた実力者は、目を付けられないように官職を辞して故郷に帰る程である。

 

十常侍にとって洛陽に残る邪魔者は曹家に絞られているが、麗羽・美羽の両袁家との付き合いも深いために迂闊に手を出すことが出来ずにいる。もちろん奴らは何か落ち度を探して抹殺しようと虎視眈々と狙っている

 

一刀「さすが七乃と言うべきかな、そこまで気が付いていたか……こんなに簡単にばれるのは困ったな」

 

 

七乃「安心してください、気が付いているのは私だけです。ですので、私はなにも知りませんでしたで通しますので……死なないでください」

 

若干泣きそうな顔で俺にしがみついてくる七乃。ほんとにこの人は普段おちゃらけてるけど知恵は恐ろしく働くんだな~前の外史では知らなかったことを知ることが出来てよかった。俺はしがみついている七乃さんを安心させるために抱きしめながら頭を撫でて微笑む

 

 

一刀「大丈夫だよ七乃。俺はここで死ぬわけにはいかないからね。七乃さんも美羽のために袁家にしがみつく無能の掃除よろしくね」

 

 

七乃「かずとさんにそう言われたら頑張るしかないじゃないか~もぉ……」

 

 

少し沈んでいた七乃に元気が戻り、そろそろ離れようとした時に、春蘭・秋蘭を連れて部屋に戻って行った華琳が訓練場に戻ってきていた。もちろん自分に内緒で抱き合っていた事に対して嫉妬と同時に本音が出てきた

 

華琳「ちょっと兄さん!戻ってきたらなんで七乃を抱きしめてるのよ!普段私にもしてくれないくせに!私にもして下さい、いますぐに!」

 

美羽「華琳ねーさまよ、そこは終るまで見守るべきじゃろ~妾もうらやましいが我慢してたぞ?」

 

 

どうやら少し前から美羽と覗いていたみたいだが、華琳が我慢出来ずに飛び出してきたようだ、

 

 

七乃「大丈夫ですよ、華琳さんの大好きなかずとさんを取ったりしませんよ。では、一刀さん失礼しますね」

 

 

華琳「そんな兄さんのことが大好きなんて・・・そりゃ兄さんの事は好きだし、将来的には……ちょっと待ちなさい!さっき抱きついてた理由を言う前に逃げるな~~!」

 

一刀「華琳・・・あとで抱きしめてあげるから、今は絶をしまいなさい」

 

華琳「本当に!?あとでやらないなんて言ってもも絶対やらせるからね!」

 

一刀「ほんとだから・・・華琳は春蘭と秋蘭にもとにいってなさい。」

 

華琳「は~い!抱きしめてくれるの待ってますから!」

 

美羽「妾も勉強に戻るのじゃ!またあとでのーかずにぃ様」

 

 

 

 

かなりハイテンションで帰っていた華琳は自室に、美羽は勉強の続きを行う為に勉強部屋まで戻って行った。こんな日常がずっと続けばいいのにと思う一刀だが、その願いは叶う事は無かった

 

 

一刀「やれやれみんな元気なんだから」

 

親衛隊「曹仁様!宮中より隠密が急いで参られました!」

 

隠密「十常侍の張讓、趙忠が清流派と宦官の邪魔になる者たちの根絶やしを本格的に開始いたしました。我ら曹家も弾圧の対象になっております。」

 

一刀「とうとう来たか。すぐ動員できる兵数はいくつになる」

 

親衛隊「我々曹仁様直属の親衛隊を除く洛陽に散っている者たちを集合させれば1千は集まるかと」

 

 

一刀「1千の兵士を4つにわけよう。3年前同様1班は華琳達の護衛 1班は陳留にて受け入れの準備を、防備も忘れるな。1班は美羽の護衛だ、南陽の張勲の元に送り届け、張勲にこの手紙を渡した後は陳留に戻り華琳の指揮下に入れ。1班は母上の護衛についていろ、なにかあればすぐ知らせろ」

 

 

兵士・隠密((((((((御意!))))))))

 

一刀「親衛隊は俺についていろ。あと親衛隊で俺にそっくりな人を探しておいてくれ」

 

親衛隊「御意」

 

 

 

以前はなにもなかったが今回は七乃さんの言うとおり静観できる状況ではないな。

まったく、十常侍達はなんでそこまで俺を恐れているのかね~?このまま俺がいると華琳達の身が危ないな。となると……ここを乗り越えるためにはあの手しかないか。やりたくはないが、これから始まる乱世の前に三国の英雄達を死なすわけにはいかない。待っていろ十常侍のくそども!貴様らが俺を排除しようとしてもただでは死なん!覚悟していろ!

 

 

 

 

 

七乃も自分の中では好きなキャラなので少し優遇していますー

 

少しは読んでくださるみなさんの楽しみになれていたら幸いです!

 

 


 
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