No.735401

英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~

soranoさん

第345話

2014-11-06 09:11:26 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1486   閲覧ユーザー数:1363

 

~監視塔・屋上~

 

 

「俺とアリサ、ガイウス、ミルモ、リザイラはブルブランの制圧に当たる!残りはあの少女の制圧に当たってくれ!」

「わかったわ!」

「ああ!」

「「うん!」」

「「はい!」」

「いいでしょう……!」

「イエス・サー!」

「オッケー!いっくよ、ガーちゃん!」

「――――」

戦闘開始早々リィンの指示によって仲間達はそれぞれ分散してそれぞれが相手する相手と対面し、戦闘を開始した。

 

「ブリューナク、照射。」

「――――――」

アルティナの指示によってクラウ=ソラスは赤黒いレーザーをセレーネ達に解き放ったが

「ガーちゃん、バリア!!」

「――――――」

ミリアムが仲間達の前に出てアガートラムに絶対防壁を展開させて仲間達を守った。

 

「届け――――攻撃の音色!!」

「スパイラル――――ピアス!!」

その時エリオットの援護クラフトで攻撃能力が上昇したセレーネが一気にアルティナに詰め寄って強烈な突きを放ち

「ッ!?」

アルティナは間一髪攻撃を回避し

「ヤアッ!!」

「バリア、展開。」

「―――――」

「キャッ!?」

続けて放たれたセレーネの追撃をクラウ=ソラスに物理反射結界を展開するクラフト―――ノワールバリアを展開させ、セレーネの攻撃を防ぐと共にセレーネの攻撃を反射した。

 

「メーザーアーム。」

「―――――」

「!!」

そしてセレーネは赤黒いエネルギーを纏ったクラウ=ソラスの一撃を後ろに跳躍して回避し

「アークス、駆動!―――ティアラ!!」

「ありがとうございます、エリオットさん!」

エリオットはダメージを受けたセレーネをアーツで回復した。

 

「そこです!」

その時いつの間にかミサイルポッドを構えていたクレア大尉はミサイルポッドから次々とスマートミサイルを発射し

「バリア、展開。」

「―――――」

アルティナは襲い掛かってくるミサイルを見ても慌てずクラウ=ソラスにバリアを展開させて防いだ。

 

「今度はこっちのお返しだよ!吹き飛べ~!」

「――――――」

「!?」

ミサイルを防いだアルティナだったが、続けて放たれたアガートラムのライアットビームは防げずダメージを受けた。

「クラウ=ソラス、反撃を。」

「―――――」

ダメージを受けたアルティナだったが、すぐに立ち直ってクラウ=ソラスにアガートラムに向かわせ、クラウ=ソラスは腕をアガートラム向けて振るった!

「ガーちゃん!」

「―――――」

対するアガートラムも腕を振るってクラウ=ソラスの攻撃を受け止めた!

 

「隙は逃しません!目標補足!」

クラウ=ソラスがアルティナから離れた隙を逃さないクレア大尉はライフルをアルティナの頭上に構えた。するとアルティナの頭上に巨大な氷塊が発生し

「!?」

「フリジットレイン!!」

「ああっ!?」

クレア大尉がライフルで氷魂を撃ちぬくと氷の破片が雨のようにアルティナに降り注いでアルティナにダメージを与えると共に怯ませた。

 

「七色の光の矢よ!―――プリズミックミサイル!!」

「クッ……!?」

そこにセレーネの両手から放たれた七色の光の矢が次々とアルティナに命中すると共に爆発を起こし

「アークス、駆動!―――ダークマター!!」

「うあ……っ!?」

クレア大尉が攻撃を始めた瞬間オーブメントの駆動をし、駆動を終えたエリオットはアーツによって発生した重力場でアルティナの動きを封じ込めた。

 

「レディエーション・デバイス、展開!」

二人が攻撃している間にクレア大尉は所有者の指示によって銃撃を行う特殊なデバイスを4つ自分の周囲に展開し

「ターゲット、ロックオン!エイミング――――デバイス!!」

「あああああっ!?」

クラフト―――エイミングデバイスを放ち、デバイス達もクレア大尉の銃撃と同時に銃撃を放ってアルティナにダメージを与え続け、主であるアルティナが怯んだ事によってクラウ=ソラスの動きが止まった。

 

「今だよ、ガーちゃん!!」

「――――――」

それを見たミリアムはアガートラムに指示をし、指示をされたアガートラムはもう片方の腕でクラウ=ソラスを攻撃してクラウ=ソラスを吹っ飛ばした!

 

「氷結の音色よ!――――アブソリュートロンド!!」

「っ!?しまっ――――」

そしてエリオットのクラフトによって発生した凍結効果のある導力波をまともに受けてしまったアルティナとクラウ=ソラスは動きが鈍くなったその時

「今です、皆さん!一気に攻めましょう!ミラーデバイス、セットオン!!」

クレア大尉が号令――――パーフェクトオーダーで仲間達の闘志を高めた後ミラーデバイスをアルティナとクラウ=ソラスの周囲に展開し

「運命の門、 汝も見るか、高貴なる極光!!」

「僕の演奏、聞かせてあげる!!」

「行こうガーちゃん!トランスフォーム!」

クレア大尉に続くようにセレーネとエリオットも次々とSクラフトの発動準備を始めている中、ミリアムは変形したアガートラムに乗り込んで空高くへと移動した。

 

「狙いを定めて……!ギャラクシーカノン発射!!」

空高くへと移動したミリアムはアルティナとクラウ=ソラスに照準を定めてレーザーを解き放ち

「オーバルレーザー照射!!」

クレア大尉は銃口からレーザーを放ち、放たれたレーザーはミラーデバイス達によって何度も跳ね返った後魔法陣を展開し、凄まじい衝撃波を発生させ

「マジェスティ・ゲイト!!」

「セブンラプソティ!!」

セレーネは光の奔流を、エリオットはヴァイオリンに変形させて魔導杖で七色の球体を一気にアルティナ達目掛けて襲い掛からせた!

「ああああああああああっ!?ミッション失敗……理解できません…………」

4人が一斉に放ったSクラフトをまともに受けたアルティナは悲鳴を上げた後地面に膝をついた!

 

 


 
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