第二章 6話 黄巾の乱終結(二)
一刀天幕
一刀「さて、まずは自己紹介から行きますか。みんな頼む」
恋「呂家の呂・・・布、奉先・・・真名は恋・・・亞莎の姉」
星「そちら全員知っていると思うが趙歇の子孫、趙雲子龍と申す。真名は星だ」
涼「司馬欣が子孫、司馬懿仲達です。真名は涼と申します」
星「おや、涼殿。それだけですかな?」
涼「は~~もう星は・・・私の前世は虞美人です」
四人「「「「!!!!!!」」」」
冥琳「それは、ほんとですか?」
涼「ええ、ほんとの事よ。彼方たちのご先祖様には本当にお世話になったわ・・・・本当にね」
と言いながらなぜか雪蓮を見ていた
雪蓮(うちのご先祖様はいったいなにしたのよ~~~~私この後一刀様に謝らないといけないのに、謝れないじゃない!!)
風「風は程昱仲徳、真名は風と言うのですよ~」
冥琳「あら彼方、星と一緒にいた子だな・・・もう一人の子はどうした?」
秋蘭「ああ、その子は華琳、曹操の所にいるぞ」
冥琳「そうか・・・確か郭嘉と言ったか、優秀そうだったのだがな」
雪蓮「まあ~いいじゃない。で、そっちの子は?」
凪「はい!!天水で一刀様に仕えることになりました楽進文謙、真名を凪と言います」
そのあとは雪蓮たちのほうも自己紹介をし、お互いに真名を預けあった
一刀「さて、今ここにいるのは子孫たちの当主、または代表で俺が信を置く家族たちで合っているな?」
全員「コク」
一刀「ならこれからのことを話そう。このことは俺のもとにいた者たちは知っていると思うが、俺はこの乱が終わったら故郷に一度戻り次の戦のために体制を整えるつもりだ」
雪蓮「それはつまり・・・・・」
一刀「ああ、呉に帰る」
春蘭「ほんとですか!?・・・なら秋蘭」
秋蘭「そうだな姉じゃ。この後すぐにでも母様たちに連絡を取り呉に行ってもらわなければな。いいだろうか雪蓮?」
雪蓮「ええ、もちろん歓迎するわ」
春蘭「そして我々姉妹、この戦が終わるとともに一刀様の陣営に参加してもよろしいでしょうか?」
一刀「ああ、もちろんいいよ春蘭、秋蘭(ニコ)」
二人「ありがとうございます//////////////////////」
冥琳「一刀様、さっき言われた次の戦とは?」
一刀「それはな・・・諸侯が連合を組んである者を討つため洛陽に攻めるものだ」
冥琳「な!!それは真ですか?」
一刀「確実とは言えないがそうなると俺は確信している。それに標的が俺の知り合いになる可能性が高い」
星「主、それはいったい誰の事ですか?」
一刀「今は言えないな、まだ確証がない。ただ、すぐわかると思うぞ」
星「そうですか」
一刀「さて、他に何かあるやついるか?・・・・・いないな、なら今回はこれで解散にしようか」
全員「はい!」
話し合いが終わり各々自分の陣地に戻ろうとしていると
涼「ちょっといいかしら春蘭、秋蘭」
秋蘭「何でしょうか涼様?」
涼「涼でいいわよ二人とも。歳はそんなに変わらないのだから。それにしても、フフ・・・・・あなた達姉妹がどことなく冬蘭に似ているわね・・・・それに服の下の物を見るとね、確かに冬蘭の子孫ね。よく私と冬蘭二人で旦那様に縛られて楽しんでいたものよ、もしよかったら今度旦那様直伝の縛り方を教えましょうか?」
春蘭「ほんとか!!!あ、ですか??」
涼「普通に話していいわよ春蘭。それに本当よ、今度三人で楽しみましょう」
秋蘭「はい、光栄です//////////////////////」
春蘭「やった、やった、縛ってもらえる~~~」
その頃一刀は
雪蓮「もしよかったらこの後私たちの陣に来てもらえないでしょうか。・・・・・渡したいものと伝えたいことがあるのですが」
一刀「そうだな~~~~~いや、止めておこう。もうすぐ戦いも始まるし、行くなら家族全員で行く。春蘭や秋蘭は一度曹操軍に戻らないといけないしな」
雪蓮「そうですか(え~~~~できれば他の子孫の人たちの前でしたくなかったのに~~~~私大丈夫よね・・・・・・・・)なら、戦が終わった後、お待ちしています」
一刀「ああ、楽しみにしているよ」
そう言って雪蓮と冥琳は陣に帰って行った
雪蓮「冥琳~~~どうしよ~~~私死なないわよね、危なかったら冥淋助けてくれるわよね?」
冥琳「(すう)・・・・・・・・死ぬなよ雪蓮」
雪蓮「顔そらさないでよ~~~~~~しかも励ましになってないし~~~!!!」
そう話しながら天幕に戻り将を集めた
雪蓮「みんな集まったみたいね」
祭「どうしたんじゃ、策殿。もうすぐ戦が始まるというのに」
粋怜「そうですぞ、雪蓮様。今は戦前の大事な時と知っておられるはずです」
炎蓮「まあ待て、粋怜。雪蓮もしかしてあって来たのか?」
雪蓮「そうよ母様。とても素晴らしい人だったわ」
炎蓮「そうか!!やはり居られたか。ならこの戦、恥ずかしいとこは見せられぬぞ!!」
穏「あの~~雷火様、雪蓮様と炎蓮様は何を言われているんですか~?」
雷火「そうか、穏はまだ知らないのか。それは・・・・いや、言ってもわからぬだろうし、信じられぬだろうな。穏、この戦が終わればすべてわかるさ」
穏「そうですか~~なら、楽しみに待ってますね~~」
蓮華「それで、姉さま。いったい何のために私たちを集めたのですか?」
雪蓮「そうだったわね・・・・・みんなに伝えることは・・・この戦が終わった後ついにあの方が呉にお戻りになられるわ!!そして、戦が終わってすぐにこの陣に家族全員を連れて挨拶に来られるそうよ」
祭「なんと!!」
粋怜「すごいね、話の通りの人物ならしっかり挨拶をしないとね」
雷火「私もあの書簡のこといろいろ聞きたいものです」
炎蓮「こうしちゃ置けないな、戦が終わってすぐなら今の内に着替える準備しないとな。お前らもしっかり出迎える準備しておけよ!!!」
話を知っている三人「「「おう(はい)!!」」」
亞莎「ついにお会いできるのですね項羽様。恋姉さまは迷惑かけていないでしょうか・・・?」
と、恋と一刀の関係を知らない亞莎はいろいろと心配していた。・・・・恋と一刀の関係を知ったとき亞莎がちょっとした事件を起こしたのは別の話
蓮華「いったい、お母様たちはいったい何を言っているのですか!?」
雪蓮「ここに来る前に話したでしょう、あなたは話しても信じないから直接合わせると」
蓮華「たしかに、聞いた気がしますがそれが?」
雪蓮「その方がこの戦が終わった後ここに来られるのよ」
蓮華「・・・・・・そうですか。(いったいどういう事、姉さまや母様が敬ってる人物っていったい?変な人物でないといいのだけれど)」
炎蓮「蓮華、絶対に失礼が無い様にな」
蓮華「はい・・・・わかりました(母様たちはどこかおかしいわ。私がそいつを見定めてみせる)」
思春「蓮華様どうされましたか?」
蓮華「思春、もしお母様たちが言っている者が不審な者だったら・・」
思春「わかりました蓮華様」
その頃、曹操軍では
春蘭「ただいま、戻りました。曹操様」
華琳「結構時間がかかったわね」
秋蘭「申し訳ありません。・・・あと一つ私たち姉妹から伝えたき事があります」
華琳「いったい何かしら?」
春蘭「曹操様、いえここは華琳と呼びます。華琳は私たち姉妹を召し抱えた時を覚えているか?」
華琳「!!・・ええ、今でもしっかり覚えているわ」
春蘭「では、あの時に私が言ったことも覚えているな?」
華琳「もちろんよ、それがどうしたの?」
秋蘭「なら、今その答えを言おう」
華琳「!!!」
春蘭、秋蘭「「私たち姉妹はこの戦の終わりをもってこの軍から、我々夏候家生涯の絶対なる主の下の行く!!!!」」
華琳「それはいったいどういう事、二人とも!!!!」
春蘭「今言った通りです曹操様」
華琳「いったい、私のどこがダメというの?」
秋蘭「曹操様。あなたは主、王としてとても立派です」
華琳「なら、なぜ」
秋蘭「ただあの方は曹操様よりも全てを凌駕しているというだけです」
春蘭「曹操様。私たち姉妹、この戦が終わるまであなたの配下です。なので、いつも通り私たち姉妹は全力で行きます」
華琳「ええ・・・・わかったわ。最後の時までお願いね」
二人「「は!!!」」
そう言って二人は退室して天幕に戻り家族に急いで文を送った
華琳「なぜ、なぜこうなったの・・・・私を越える者とはいったい?・・・そう言えば春蘭たちは孫策と話していたと報があったわね・・・もしかして孫策?いや、孫堅なの?・・・そんなことはないはず。昔からあの二人の事は知っている・・・孫家とは繋がりは無いはず・・・ではいったい?」
桂花「華琳様よろしいでしょうか?」
華琳「・・桂花どうしたの?」
桂花「はい、張三姉妹の事ですがここは、秋蘭と華侖に突入させて捕獲、またはここの私たちだけが見つけた脱出口まで追い立ててから逃走させて捕らえるべきかと」
華琳「そうね・・・わかったわ。それで行きましょう」
桂花「わかりました」
華琳(そうよ、まだ私の覇道は始まったばっかし。こんなところで躓いてはいられないわ)
その頃、董卓軍天幕
桃香「あの~~誰かいませんか~~」
兵「何者だ貴様!!」
朱里「はわわ~義勇軍の者です。あの、張遼さんにお話が合って来たのですが」
兵「義勇軍だと、なぜ義勇軍が董卓軍にましてや張遼将軍に用がある。さっさと帰れ!!」
朱里「ですから、「なんや~騒がしいな」これは将軍。いま義勇軍の者が来てまして・・」
霞「義勇軍?何で来ないなとこに来とんねん」
朱里「実はですね・・」
桃香「朱里ちゃん私が話すよ」
朱里「桃香様・・・」
桃香「張遼さん先ほどの軍議ぶりですね、私は義勇軍の大将をしています劉備と言います」
霞「それで、その義勇軍の劉備が何しに来たん?」
桃香「それはですね!!私たちと一緒に戦ってもらえませんか?私たちは兵士の人が少なくて、なので同じ兵士の人が少ない同士で戦ったらいいと思うんです。その方が兵のみなさんが死ぬことが少なくなるから」
霞「は~~あんたら馬鹿と違うか。何でうちらがあんたらと組む意味があんねん」
桃香「ですから、さっきも言ったように「何騒いでるんだ霞?」え!?」
霞「一刀やんか、もう話は終わったん?」
一刀「ああ、まあな。それでどうしたんだ?」
霞「それが義勇軍のやつらが一緒に戦おう言い出してきてんねん」
一刀「はあ~~何考えてるんだそいつら?」
霞「一刀もそう思うやろ~」
桃香「どうしてそんなこと言うんですか!!」
一刀「ん、劉備か。なら聞くがお前らはここに何しに来たんだ?」
桃香「それはもちろん今民たちを困らせている黄巾党を討つためです」
一刀「そうか、ならなぜ一緒に戦おうなどという」
桃香「それは、私たちの所は兵が少なくて、それに錬度が低いから・・・」
一刀「はあ~やはりか。・・・俺たちはこの討伐のためにしっかりと兵とその鍛錬をやってきてここにきている。勿論ほかの諸侯たちもそのはずだ、それなのにお前たちはどういうことだ?兵が少ないからや、鍛錬不足だのならなぜここに来た!!」
桃香「もちろん黄巾党の人たちをやっつけるためです」
一刀「それは、ちゃんとした軍備を兵を連れてきたものだけが言えることだ。お前らはただ死にに来ただけだ!!」
桃香「そんなことないです!!私も、朱里ちゃんや愛紗ちゃん他のみんなもこの大陸の平和を願って立ち上がってここまで来たんです。気持ちはだれにも負けません!!」
一刀「劉備お「一刀もうええで」霞」
霞「劉備ていったか?」
桃香「はい」
霞「取りあえず、先に行っておく。うちらはお前らとは手を組まん」
朱里「何故ですか」
霞「それは、うちの部隊はほとんどが騎馬隊やからや。騎馬隊の神髄は速さや、だがそっちは歩兵を主としとる。それやったらうちらの速さが生かせん。それに、錬度が低いということは絶対うちらには付いて来れんし騎馬と一緒に戦こうとないはずや」
朱里「それは・・・・・、しかし敵は城に籠城しています。それだったら騎馬の意味はないはずです」
霞「それは問題ない。城に火を放つからな、うちが思いついたことがほかの諸侯が思いつかんことはありえへん。だから、何処かは必ず火を放つはずや。解ったか軍師はん?」
朱里「・・・・・桃香様戻って他の策を考えましょう」
桃香「朱里ちゃん・・・・わかったよ。でもその前に北郷さん、いえ項北郷さんあなたはいったい何者なんですか?それに何を企んでるんですか?」
一刀「俺か?・・そうだな、あえて言うなら過去から来た天の御使いとでも名乗っておこうか」
桃香「ふざけないでください!!・・・・・行こう朱里ちゃん」
霞「一刀なんかいろいろかんにんな」
一刀「別に霞が謝る事じゃないさ。それより霞に渡したいものがあるんだ」
霞「なんや?」
一刀「これだ・・・これは戦が終わって天水に戻ったらみんなと一緒に読んでほしい」
と一刀は手紙を渡した
霞「手紙?なにかいとるんこれ?」
一刀「大事なことさ。もしかしたらこれから月たちに起きることと今まではぐらかしてきた俺の過去の話だ。読み終わったら燃やしてくれよ」
霞「わかったで一刀。必ず渡すわ」
そう言って二人は別れた
そして、黄巾の乱最後の戦いが始まった
あとがき??
すみません。前回のあとがきでいってたこと出来ませんでした。
次回こそ書きます
あと、拠点の方誰かこの子の話が読みたいと意見があるなら教えてください。今登場したキャラなら誰でもいいです
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前回の予告の雪蓮と蓮華は次回です.
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