No.730075

真・恋姫無双~項羽伝~三国編

あかさん

月、詠、霞、華雄の拠点のつもりです

2014-10-14 20:10:12 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:7234   閲覧ユーザー数:5088

第一章 4話 天水 拠点一

 

 

 

 

 

一刀が天水に来て、涼が来る半月の間にあった話

 

 

 

 

 

 

一刀「さて、客将になったのはいいが・・・まず何をするかね」

 

そう呟きながら歩いていると月と詠が目の前から歩いてきた

 

一刀「お~い、月、詠ちょっといいか?」

 

月「何でしょう一刀さん?」

 

詠「ビクッ・・何か用・・ですか?」

 

一刀「ああ、俺はまず何の仕事をすればいいのか聞こうと思ったんだが・・・・二人が持っている書簡の量からしたらまだ大量にあるな・・・よし、手伝うぞ」

 

そう言いながら、二人が持っている大量の書簡を半分ずつ取って

 

一刀「月の執務室でするのか?」

 

月「はいそうですけど・・・」

 

詠「手伝ってくれるのは有難いんだけど・・他にする仕事は・・なかったのですか?」

 

詠がおずおずと聞いた

 

一刀「それなんだが・・・調練しようにもどこで誰がしているとかのスケジュールまあ、予定を知らないからな・・・これが終わったら教えてくれ。それにな俺は、月と詠とも仲良く成りたいからな」

 

と言いながら笑顔を月と詠にむけた

 

月「へう~~~~//////」

 

詠「ううう~~~////////」

 

 

 

 

月の執務室

 

 

一刀「なあ、詠。この書簡この書き方で合っているか?・・・俺が知っている書き方と違うかもしれないからな」

 

詠「ちょっと、見せてみて・・・・・ええ、大丈夫です。ただ、この政策は何ですか?見たことも聞いたこともないですけど・・」

 

一刀「ああ、これな。これは、治安維持の一つでな「割れ窓理論」てやつだ。内容を言うと、綺麗な場所にゴミを捨てるのはためらうけど、汚い場所ではそうでもないだろ?そういう考えを利用したものだな。あと、今俺が書いているのは街整備の物だが、これは、似たような職種の物をまとめて一つの区間に置くものだがこれも結構役に立つぞ。これが欲しいや、食べたいと思ったときにどこに行けばいいのかすぐわかるからな」

 

詠「こんな考え・・・いったいどこで・・」

 

一刀「やっぱり知らないのか・・・今の呉では知らんが昔はこの政策をしていたはずだぞ」

 

詠「え!!そんな文献見たことないわよ!!・・・です」

 

一刀「ははは、そりゃ~そうだろうな。何せ、まだ楚があった時代の事だからな。知らないのも当たり前だろ・・・・それにそれを記したものはあいつに任せたからな」

 

そう言いながら詠の頭を撫でる一刀

 

詠(う~~~れ、恋の気持ちがわかったような気がする・・・これは癖になるわね///////////それよりも、楚の文献なんてほとんど残っていないはず・・・・・やっぱり項羽・・一刀様は過去から来たの?)

 

月「(詠ちゃんなんかうれしそうな顔してる・・けど、何か悩んでる?)私にも見せてもらっていいですか?」

 

一刀は撫でている手を止めて月に書簡を渡した

 

詠「(あ~~~~~~まだしてほしかったのに~~~月ったら、もう!!!)どう、月すごいと思わない?」

 

月「はい、とてもすごいです。こんな政策見たこともないです・・ただ、しっかりと効果が出るのか不安です(あれ、詠ちゃん少し怒ってる?)」

 

一刀「ああ、それなら大丈夫だ。最初の方だけとまどいもあるだろうがすぐ慣れるし、警備隊みたいなのを組織させる

 

月「警備隊ですか?それはどういった・・・・」

 

一刀「それはだな・・・・・・・・・」

ここの説明は魏ルートの北郷隊の仕事と思ってください

 

月「へう~~~すごいですね、でもいったいなぜここまで私たちのことを助けてくれるんですか?」

 

 

一刀「二人のことが気に入ったからかな・・・・・あと、これからのこともあるしね」

 

月「///////////////////////////////////」

 

詠「これからのこと?」

 

一刀「ああ、遠くない未来にな・・・・月たちも巻き込まれる大きな戦があるからな」

 

詠「な、それはどういうことですか!?」

 

一刀「まだ不確定だから詳しくは話せん・・・ただ念のために俺がいる間に出来る事はしておこうと思ってな」

 

月「そうですか・・・・・・」

 

一刀「そう落ち込むな。誰も助けんとは言っていないだろ」

 

と月の頭に手を載せながら言った

 

月「へう~わかりました。その時までに出来る事を精一杯していきます/////////」

 

一刀「ああ、そうだな」

 

 

月たちの手伝いをした次の日

 

一刀「さてと、昨日詠からみんなの予定を聞いたしどこに行こうかな」

 

部屋で身支度を整えていると

 

霞「一刀~~居るか~~?」

 

一刀「ん?霞か。ああ、いるぞ。何か用か?」

 

霞「この前いっとった鍛錬しようや」

 

一刀「あ~あれか、わかった。今から行くのか?」

 

霞「ああ、そうや。速よー行こうや」

 

そう言われながら袖を掴まれ引っ張られて鍛錬場に行った

 

 

鍛錬場では、恋が一人で素振りをしていた

 

霞「お、恋も居るやん。お~~い恋~~~恋も一緒に鍛錬使用や~」

 

恋「??・・・・あ、御主人様と霞?・・どうしたの?」

 

霞「今から、一刀に鍛錬してもらうんやけど恋もどうや?」

 

恋「御主人様と一緒・・(パーーーーーー、すごい笑顔)・・やる」

 

霞「よっしゃ、なら恋も入れてはよう始めようや一刀!!」

 

一刀「そうだな。霞、この前の俺と恋の仕合どこまで見えた?」

 

霞「全然や・・最初から最後まで見えへんかった」

 

一刀「そうか、恋少し待っててくれるか?まず霞のことを先にする」

 

恋「コク」

 

一刀「じゃあまず霞には目と体に速さを慣らすことから始めるぞ。今から俺が攻撃するからそれをかわし続けろ、もちろん武器ではじいてもいいからな。あと徐々に攻撃の速さも上げていくから・・・・まあがんばれ。死なん程度に攻撃するから」

 

霞「へ?」

 

ブオン

 

霞の顔のギリギリ隣が一刀の混沌が通り過ぎて行った

 

一刀「ほら、鍛錬はもう始まってるぞ・・最初だから外したけど次は自分でどうにかしろよ」

 

霞「え!!」

 

ブン

 

霞「ちょっ!!」

 

ブン

 

霞「いきなっ!!」

 

カン

 

ビュン

 

ビュン

 

シュン

 

ピュン

 

霞「も、もう見えへん」

 

一刀「そこからだ!頑張れ!!お前ならできる!!!・・立つんだ立つんだ霞~~~~~」

 

霞「そんな・・・(シュン)・・笑顔で・・・(シュン)・・言われても」

 

いつの間にか離れていた恋は

 

恋「霞・・・・・骨は・・・・拾う」

 

 

 

霞「なに!!縁起でもないこといっとんねん!!!」

 

一刀「ほう、まだ余裕があるみたいだな」

 

霞「へ・・(チュン)・・・いま、髪切れたで・・・」

 

一刀「ああ、そうみたいだな。実戦みたいで楽しいだろ・・ニヤ」

 

霞「イヤイヤイヤ・・・・これ鍛錬やろ・・」

 

一刀「ああそうだが?・・・・これを後一時間は続けるからな」

 

霞「ギャーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

恋「霞、がんばれ」

 

 

 

 

 

 

一時間後

 

チーーーーーーーーン

 

霞は白くなっていた

 

一刀「どうした、霞。まだ準備運動だぞ」

 

霞「うち、今日はもうむり・・・・」パタン

 

一刀「しょうがないな、恋。霞を木陰に連れて行ったあと恋の鍛錬するからな」

 

恋「・・・・・うん・・・・頑張る・・・・・・(亞莎、恋死ぬかもしれない)」

 

と空を見上げ少し体を震わせながら答える恋だった

 

 

鍛錬が終わり一刀は霞のもとに行った・・・・・恋は無事です。ただその日は食欲がわかなっかたそうです

 

 

一刀「大丈夫か、霞?」

 

霞「うう、少し休んだから大丈夫やで」

 

一刀「それにしても悪かったな髪を切ってしまって」

 

霞「へ、そんなこと別に気にしとらんよ」

 

一刀「そうなのか?霞は女の子だから髪は大事にしてるのかと思っていたが」

 

霞「お、女の子・・・初めてうち・・そんなこと言われたわ」

 

一刀「そうか?霞はとても可愛い女の子だと俺は思っていたが」

 

霞「そ、そんな・・うち・・・こんな、がさつやし・・/////」

 

一刀「そんなの関係ないさ。霞は霞だろ」

 

霞「うう~~//////・・・うちこれから用事あったん忘れとった・・・じゃあな~」

 

 

一刀「何だ今の??」

 

 

 

 

 

それから数日がたったある日

 

 

天水の近くに賊が大多数現れたことが報告された

 

 

詠「天水から南に賊が千人現れて近くの村が襲われてるて報告があったわ」

 

華雄「なに!?それは真か?」

 

詠「ええ。ただ、今天水で出れる兵は五百しかいないの・・・他の兵は霞と恋が違う場所の賊を討伐しているから」

 

華雄「それなら、その五百を連れて私が出る」

 

詠「ちょっと待ちなさい、何も考えなく突っ込むつもり!!」

 

華雄「賊程度私の武の敵ではない!!」

 

一刀「は~・・・詠。俺が華雄と出る。ここの守りを任せていいか?」

 

詠「あ、はい・・わかりました。よろしくお願いします」

 

華雄「決まったなら速くいくぞ!!」

 

 

 

 

 

賊がいる場所に進軍してる途中

 

一刀「華雄、この討伐は俺の指揮の下で動くことが決まってる。勝手なことはするなよ」

 

華雄「わかっているそんなこと」

 

一刀「ならいいんだが・・・取りあえず、賊の動向次第だが俺と華雄二つに分かれて左右から攻撃する。これを基本に動くいいな?」

 

華雄「・・・・わかった(賊程度に策などいらぬだろうに)」

 

 

 

 

 

 

そして、賊が襲ってる村の近くに着いた時

 

一刀「よし、斥候を放ってじょう・・「みなの者私に続けーーーー突撃だ!!――――」・・クソ、猪め!!」

 

華雄は兵を連れて賊に突撃をかけて行った

 

兵「北郷様どうされますか?」

 

一刀はおもな将以外の者には北郷と自己紹介していた

 

一刀「華雄隊をおとりにして横から攻撃をかける・・・・付いて来い」

 

この時、一刀からは怒りから味方の兵すら怯えるほどの殺気が出ていた

 

 

 

 

 

 

 

華雄「ふん、北郷はこんなやつらに策を使うというのか・・・・はあーー・・何ともだらしない」

 

そう言いながら華雄は賊を殺すため賊の中腹に突撃していった・・・・自分の隊が削られていってることに気づかずに

 

 

賊1「頭、一人がどんどんここに近づいてきやすぜ」

 

頭「馬鹿だなあいつ。仲間の兵の事見えてねんじゃないか」

 

賊2「違いねえ。アハハハハハ」

 

華雄「やっと着いたか・・・お前が賊の頭か?」

 

頭「ああそうだが。お前さんは一人でここに何しに来た?」

 

華雄「一人だと?何を言っている」

 

賊2「頭、こいつほんとに何も見えてなかったみたいですぜ。とんだ猪だ」

 

頭「まあ、そう言ってやるな。そのおかげで俺たちは楽になったんだからよ。ククククク」

 

華雄「何がおかしい!!!私を侮辱する気か!!!!」

 

そう言いながら華雄は武器を振りかぶった

 

頭「お前らこいつは強いだろうから数で当たれ」

 

賊「へい」

 

賊は華雄に大人数で襲いかっかた

 

華雄「なめるなーーーー!!」

 

華雄が八十人近く斬ったとき

 

華雄「はーはー・・・まだいるのか・・・・クッ」

 

華雄は地面に流れている賊の血に足を取られてこけてしまった

 

賊「今だ、かかれ!!」

 

 

一刀「はあああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

ズゴーーーーーーーーーーーーーーン

 

一刀の一撃で華雄を襲っていた者と周りにいた百人ちょっとの賊が吹き飛んだ

 

華雄「な!!!」

 

一刀「華雄お前への話はあとだ!!今はそこで寝ていろ・・・・兵数人は華雄に着け。あとは俺が撃ち漏らしたやつをやれ」

 

兵「「「「は」」」」

 

そう言った一刀は騅に乗りながら鬼神のような動きで賊を蹂躙していった

 

頭「何だあの化け物は・・・・おい、お前ら逃げるぞ」

 

賊「へい」

 

いつの間にか賊の前にいた一刀が

 

一刀「逃がすわけがないだろう・・・・・・・死ね」

 

一撃で周りにいた賊の首を飛ばしていった

 

 

 

 

 

 

 

賊討伐が終わり一刀は華雄の前にいた

 

一刀「華雄、お前は何をしたかわかっているか?」

 

華雄「命令違反だろ」

 

一刀「それだけか?」

 

華雄「それだけ?それ以外に何グア!!!」

 

一刀は華雄の顔を殴った

 

華雄「何をする!!」

 

一刀「本当に解らんのか!!!」

 

一刀は賊討伐の時以上の殺気と覇気を出した

 

華雄「意味が解らぬぞ、お前が言ってることわ!!」

 

一刀「本当に解らんとは・・・猪ではなく馬鹿だったか・・・なら教えてやろう。お前はただ無駄に自分の兵二百五十を殺したあのだ」

 

華雄「そんなのい「戦だから兵が死ぬのは当たり前と言ってくれるなよ」・・・違うというのか!!」

 

一刀「戦で兵が死ぬのはしょうがない・・ただ戦でだ!!!華雄お前がしたのは戦ではない、ただの自殺だ・・・・・自殺がしたいなら他人を巻き込むな、反吐が出る。それに、お前がしてことは将として一番してはいけない自軍の兵の無駄殺しだ。何のために策があると思っている。兵をできる限り殺さず相手を打ち負かすためだろが!!!それが解らぬものに将を名乗る資格はない!!!!」

 

華雄「う・・・・・」

 

一刀「本当はお前を殺してやりたいが俺はお前の主ではないからな・・・後のことは月と詠に任せる」

 

 

 

華雄は悔しくてしょうがなかった。自分がこれまでしでかした事に、そして今まで自分がそれに気付けなく多くの兵たちを殺してしまったことに・・・・・

 

天水に戻った一刀と華雄は事の顛末を月と詠に報告し、華雄を残して一刀は退出していった

 

月「華雄さんこれから如何なさいますか?私としては、まだ居て欲しいのですが・・・」

 

華雄「董卓様・・・・私は・・グス」

 

詠「どうしたのよ、あんたらしくない」

 

華雄「私は悔しいのだ・・・自分の行いで何人もの兵を殺して来たのかと思うと・・・それに・・・あの方のようにすべてを飲み込むような器を持ち将、いや王の風格や力を持ちながら兵や民のことを家族というような人を私は見たことが無い・・私はその様な方の信頼をなくしてしまったことが・・・・・とても・・・・クッ」

 

月「華雄さん、ならまず謝りに行きましょう。そしてこれからどうすればいいのか聞きましょう」

 

華雄「しかし、私は・・・」

 

月「大丈夫ですよきっと。一刀さんは優しいお方ですから」

 

華雄「・・・・わかりました・・行ってまいります」

 

 

 

 

 

 

一刀は月たちの部屋を出た後、中庭で月を見ながら酒を飲んでいた

 

一刀「さて、どうしたものかね・・・・・」

 

 

華雄「項羽殿よろしいでしょうか」

 

一刀「ああ、何だ華雄?」

 

華雄「はい、項羽殿に謝りたく来ました」

 

一刀「そうか・・・」

 

華雄「すみませんでした、私が不甲斐ないばかりに・・・そしてありがとうございます」

 

一刀「いや、もう気にしていないからいいよ。それよりちゃんと理解したみたいだね・・・ならこれからは大丈夫だ。しっかりと猛将華雄として頑張れよ」

 

華雄「はい・・・・・ありがとう・・ございます・・グス」

 

一刀「おいおい、泣くことないだろ」

 

そう言った一刀は指で涙をぬぐってやり優しく腕で包み込んだ

 

華雄「あ・・・・・」

 

一刀「落ち着くだろ?」

 

華雄「はい・・・・・あの、項羽殿・・いや一刀様、私の真名を受け取って貰えませんか?」

 

一刀「真名を?・・確か華雄の真名は訳ありだったろ?」

 

華雄「はい・・・心を許したある一人(男性だとは恥ずかしくて言えぬ)の人物のみ渡すようになっています」

 

一刀「そうか、そんな大事なものを・・・・わかった。預からせてもらう」

 

華雄「ありがとうございます。・・・私の真名は『雅』です。ただ、真名を呼ぶときは二人だけの時に、大事な時だけに読んでください」

 

一刀「雅か。わかった、大切に預からせてもらう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき??

 

前回華雄の真名にいろいろな意見ありがとうございました。真名は「雅」に決定しました

 

後、拠点らしきものかけてない人が数人いるので次回も拠点を書きます

 

一応今回の拠点は月、詠、霞、雅の四人のつもりです・・・・月がなんか不足してる気が・・

 

次回は恋(できたら、ねねも含む)、涼、星、風になります

 


 
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